説明

シグマ光機株式会社により出願された特許

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【課題】種々の厚さを有するカバーガラスを用いた場合であっても、カバーガラスの存在によって生ずる収差を十分に補正することができると共に、波長を異ならしめて観察するような場合であっても、波長の相違によって生ずる収差を容易にかつ十分に補正することができる対物レンズ光学系を提供する。
【解決手段】対象物光透過体の厚さと調整用光透過体の厚さとの和が、一定の範囲に含まれるようにする。また、レンズ系に入射する光束の波長に基づいて、可動レンズの位置を固定レンズに対して光軸に沿って調整する。 (もっと読む)


【課題】各光成分の偏向調整作業が簡単で、出力されるレーザ光の各光成分の平行度を向上させることができ、ロール方向の位置偏差の測定精度を向上させる。
【解決手段】2枚の平面鏡4,5を有する反射鏡2と、互いに直交する2つの直線偏光を入力して分光する偏光ビームスプリッタ8及び分光した各光成分を平面鏡4,5に対して垂直に入反射するように屈折させるバイプリズム6を有し、各光成分をバイプリズム6と反射鏡2との間で2往復させてから出力するレーザ干渉部3とを備えたレーザ干渉計1において、レーザ干渉部3は、各光成分が最初に往復する際に一方の光成分が通過し、各光成分が次に往復する際に他方の光成分が通過するよう、偏光ビームスプリッタ8とバイプリズム6との間に配置され、通過する光成分の偏向方向を調整自在とする一対のウェッジプリズム15a,15bを有する偏向部15を備えた。 (もっと読む)


【課題】光学素子の表面粗さを更に低減可能となり、光学素子の表面形状に依存することなくその表面を平坦化させるのに好適な表面平坦化方法を提供する。
【解決手段】光学素子構造体3表面に形成された凸部51を平坦化する表面平坦化方法において、塩素系ガスが導入されてなるチャンバ11内に上記光学素子構造体3を配置し、上記塩素系ガスのガス分子の吸収端波長よりも長波長からなる光を上記光学素子構造体3に照射することによって、当該光学素子構造体3表面の凸部51の局所領域に近接場光を発生させ、上記凸部51の局所領域に発生した近接場光に基づき、上記塩素系ガスを解離させて活性種を生成させ、当該生成された活性種と上記凸部とを化学反応させて反応生成物を生成させることによって、上記凸部51をエッチングすること。 (もっと読む)


【課題】 精密かつ迅速にコリメーションを行うことを可能にするコリメーション検査装置を提供する。
【解決手段】 シェアプレートによって、被検査ビーム光の波面を、光路差を有する二つの波面に分割するとともに、その2つの波面を重ね合わせて投射することにより、干渉パターン観察部において両波面の干渉パターン像を映出させるコリメーション検査装置であって、シェアプレートへのビーム入射角度を検出するためのビーム入射角度検出部が、上記コリメーション検査装置と一体に設けられる。 (もっと読む)


【課題】 光量の損失や波面の劣化を抑え、単純な構造で光軸の自動調節を行う。
【解決手段】 XYZ三次元座標系に入射した光ビームL1の光軸を調節するために、反射面M1を有する鏡10と、反射面M2を有する鏡20と、を本体部100に取り付け、鏡20を反射した光ビームL3を、出力部200内の鏡30の反射面M3および鏡40の反射面M4で反射して光ビームL5として射出する。鏡30の透過光L30をモニタした結果に基づき、鏡10の角度αおよび鏡20の角度βを調節する角度制御を行う。鏡40の透過光L40をモニタした結果に基づき、本体部100全体をXY平面に沿って平行移動させる位置制御を行う。各制御手段310,330によって、各記憶手段320,340に記憶された位置および角度の設定値に向けてのフィードバック制御が行われ、射出光L5の光軸は設定した位置・角度に維持される。 (もっと読む)


【課題】 光量の損失を必要最小限に抑えつつ、単純な構造で、効率的に光軸調節を行う。
【解決手段】 ビーム状入射光L1を、可動鏡10,ジンバル機構を用いた可動鏡20,固定鏡30の順に導き、射出光L4を得る。可動鏡20の反射面M2上の基準点Pは、ジンバル機構の固定点である。検出器22により、反射光L2の実際の入射位置が検出され、制御手段24により、当該入射位置が基準点Pに一致するように、可動鏡10の調節機構11に対する制御が行われる。検出器32により、反射光L3の実際の入射位置が検出され、制御手段34により、当該入射位置が基準点Qに一致するように、可動鏡20の調節機構21に対する制御が行われる。入射した光ビームL1は、必ず2つの固定点P,Qを通るように制御され、固定鏡30から射出される射出光L4は、予め設定された基準光路LLを通る。 (もっと読む)


【課題】高精度化とコストダウンを図ることのできる円弧スライド装置を提供する。
【解決手段】下板と上板20を円弧軌道を介してスライド自在に組み合わせると共に、下板と上板のガイドレール部25の互いに対向する対向平面25aに、円弧軌道を構成する円弧断面状のガイド溝31をそれぞれ形成して、両ガイド溝の間に複数のボールを転動自在に嵌め込んだスライド装置の前記ガイド溝の加工方法において、前記対向平面25aに垂直な軸Tに対して工具回転軸110Jを斜めに保持した状態で、エンドミル110を回転させながらガイド溝31の延在方向に相対的に送り移動することにより、当該エンドミルの先端半球状刃部の切削有効外周部でガイド溝を加工する。 (もっと読む)


【課題】加工形状を高精度に制御した加工が可能となる極めて実用性に秀れた有機デバイス加工装置の提供。
【解決手段】基板上に第一電極膜層、有機膜層、第二電極膜層及び保護層のうち少なくとも有機膜層を含む2層以上を積層して成る有機デバイスに対してレーザを照射して配線パターン加工若しくは開口加工を行う有機デバイス加工装置において、前記有機デバイスに照射される加工用レーザを出力する加工用レーザ発振機構と、前記有機デバイスの被加工部位へ照射した測定用レーザの反射光を検出し、前記有機デバイスの被加工部位の反射率を測定する反射率測定機構と、前記有機デバイスの被加工部位の反射率に基づき、前記加工用レーザの出力を調整する出力調整機構とを備える。 (もっと読む)


【課題】ガイド溝の曲率によらず、汎用的に使用することができて、部品管理の面倒を軽減することのできるスライド装置用の転動体ユニットを提供する。
【解決手段】直線運動または曲線運動を案内するためのスライド装置のガイド溝に転動体として嵌め込まれる複数のボール35と、これら複数のボールを保持する樹脂製のリテーナ40と、からなるスライド装置用の転動体ユニット40Mであって、リテーナが、縦長の略長方形断面の帯板41と、該帯板の長さ方向に間隔的に設けられた複数のボール収納部44と、隣接するボール収納部の中間に位置して帯板の縦方向の両辺縁部に形成されることで帯板の縦方向の屈曲性を増加させる凹部45と、を有し、ボール収納部に、ボール収納部の両側面に開口した窓部から一部表面を露出させた状態でボール35が収納されている。 (もっと読む)


【課題】高精度化とコストダウンを図ることのできる円弧スライド装置を提供する。
【解決手段】下板10と、上板20と、下板と上板の間に設けられた円弧軌道30とを有する。下板の上面と上板の下面にガイドレール部が設けられ、ガイドレール部の対向平面に円弧軌道を構成する円弧曲線状のガイド溝31が設けられている。ガイド溝の断面は円弧形状をなし、対向するガイド溝の間に複数のボールが予圧を与えられた状態で転動自在に嵌め込まれている。下板および上板は、板状素材からガイドレール部およびガイド溝を有する形状に一体に加工され、各ガイド溝の内面が、エンドミルによる加工面で構成されている。ガイド溝の深さは、回転軸を斜めに設定したエンドミルの先端半球状刃部による加工が可能な、ボールの直径の0.146倍以下の寸法に設定されている。 (もっと読む)


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