説明

サンコーコンサルタント株式会社により出願された特許

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【課題】小孔径のボーリング孔内で、限りなく点に近い狭い場所での時間遅れのない起振を可能とし、それによって位置及び時刻精度を向上させ、数m程度の狭い範囲での弾性波トモグラフィ調査を実施できるようにする。
【解決手段】圧縮空気によってピストンを孔軸方向に押し出す打撃エネルギー発生部10と、該ピストンの孔軸方向の突出動作を利用して孔壁に打撃力を付与する打撃ハンマー部12とを備えている。打撃ハンマー部は、ピストン22による孔軸方向の打撃力を孔軸に直交する方向に変換する回転リンク機構40と、外向きにバネで付勢された状態で保持され回転リンク機構を介して加振される加振ハンマー42とを具備し、それら回転リンク機構と加振ハンマーとの組み合わせを、複数、円周上で均等に配置し、打撃エネルギー発生部の単一のピストンにより各加振ハンマーを加振して孔軸に直交方向の孔壁面を円周方向の複数箇所で同時に直接打撃する。 (もっと読む)


【課題】ボーリング孔内で実施する水圧破砕試験について、孔内水に含まれる不純物により測定精度が低下するのを回避できるようにする。
【解決手段】ボーリングロッド5先端側に、遮水手段4Aと水圧センサ123及び流量センサ122を有した測定装置10Aとを配設し、遮水手段4Aをボーリング孔3A内の試験対象領域まで挿入してこの領域と他の領域とを区画した後、高圧水を送って圧力を加え試験対象領域における水圧の変動及び高圧水の送水量を測定装置で測定する水圧破砕試験方法において、その測定装置10Aに、試験対象領域に注入するための注入水が予め充填されピストン125でボーリングロッド5の内部空間側と区画されてなるシリンダ状の注入水室124が設けられ、ボーリングロッド5内の孔内水が加圧されることでピストン125で押し出された注入水のみが高圧水として試験対象領域側に送水され、破砕時の孔内音とともに注入水の水圧と送水量の変動を測定するものとした。 (もっと読む)


【課題】複数の加速度検出ユニットを用いて目的物の探査を行う物理探査システムにおいて、各加速度検出ユニットの設置に過度の労力を要することなく、目的物の正確な探査を行う。
【解決手段】複数の加速度検出ユニットを有する物理探査システムであって、加速度検出ユニットのそれぞれは、少なくとも一軸の加速度検出軸を有し、該加速度検出軸に沿った加速度を検出する加速度検出部と、物理探査システムによって目的物の探査が行われる場所の地磁気を検出する地磁気検出部と、地磁気検出部によって検出された地磁気の方向に基づいて所定の補正軸を設定し、該所定の補正軸に従って加速度検出部によって検出された加速度を補正する補正部と、を備える。そして、それぞれの加速度検出ユニットが備える補正部において設定された所定の補正軸に従って、該補正部によって補正された加速度のそれぞれの整合がとられる。 (もっと読む)


【課題】S波測定データを簡易な受振器を用いてしかも最大振幅方向の成分の記録の合成処理という複雑なデータ処理をしなくても確実に得られるようにする。
【解決手段】地上または地中で発生した交通振動や工事などに代表される雑振動源から生じる発生時刻が不明である地中雑音が地中の反射点で反射した反射波を、単一方向に振動特性を有する一成分の受振器である水平動型受振器にて、地層と平行方向にまたは水平方向に群列して設置することよりS波を選択的に且つ連続的に測定し、得られたS波測定データに所定の相関関数による相関処理を加えることにより、測定のための震源を必要とすることなく前記地表受振点におけるS波による地中反射波の反射記録を合成して地下構造をイメージする。 (もっと読む)


【課題】地中または地表へ向かう振動が地中の反射点で反射した地中反射波を、地表に配置した異なる二地点に配置した受振器で同時刻に測定し、それらの測定データから地下構造の可視化を可能にする。
【解決手段】地中または地表へ向かう振動が地中の反射点で反射した地中反射波を、地表に配置した異なる二地点に配置した受振器で同時刻に測定し、それらの測定データの波形について相互相関処理を行うことにより一方を震源に他方を受振点とした場合の波形を合成して作成した擬似反射波の合成ショット記録に所定の処理を加えて統合し、測定区域における地下構造の可視化データを合成する地震波干渉法において、地中へ向かう振動についての実際の伝播方向を特定するとともに、地中反射波の測定データの中から地中へ向かう振動の実際の伝播方向に進行する反射波の測定データを抽出して擬似反射波の合成ショット記録を作成する。 (もっと読む)


【課題】液体(溶液)中に溶解しているガスの濃度を短時間に正確に測定することができる溶存ガス濃度測定方法および装置を実現する。
【解決手段】予め、ガスが溶解している液体10の液流を溶存ガスセンサー1の気体透過膜7に作用させて気化分離してガス検出器3によってガス濃度を検出する測定をガス分圧が平衡状態になるまで行って測定経過時間と対にして保持する基準データ取得を行い、ガス濃度の実測では、被測定液体10を通水ポンプによって基準データ取得時の液流と等しい流速に速めて溶存ガスセンサーの気体透過膜に作用させてガス検出器にガス濃度を検出する実測の途中において、実測データと基準データから比濃度を求めて比較し、両比濃度が整合したときには実測データに基づいて平衡状態における溶存ガス濃度を推定する。 (もっと読む)


【課題】上側せん断箱と下側せん断箱との相対的な位置のズレを防止すると共に、せん断供試体への偏重荷重及び応力集中を防止することができる岩盤不連続面のせん断試験装置を提供する。
【解決手段】せん断供試体10に対して垂直方向に下向きの荷重を付加するように上側せん断箱120aに接続されたプレスフレーム155と、プレスフレームを挟んで相対向するように設けられ、上側せん断箱が垂直方向の軸回りに回転することを規制しつつ、垂直方向へ移動することを許容するように垂直な壁面を構成する1対の板状部材157と、下側せん断箱120bを所定の水平方向に案内する水平案内手段(水平リニアガイド167)と、を具備する。 (もっと読む)


【課題】地中に打設されたロックボルトによる障害を避けて、最も調べたいロックボルト先端付近の状況について調べることを可能にする。
【解決手段】地表GSに配置した送信アンテナSAから所定の周波数を有する電磁波Ewを地中Gへ放射し、地中Gに放射された電磁波Ewが地中Gの反射点で反射した地中反射波Grwを地表GSに配置した受信アンテナCAにより受信し、受信した反射時間と反射波の強弱を示す波形とから地下構造の可視化データを合成して画像化する地中レーダ探査方法において、送信アンテナSAまたは受信アンテナCAの少なくとも一方を地中Gに植設したロックボルトRBの基端に当接させ、電磁波Ewの地中への放射または地中反射波Grwの受信の少なくとも一方をロックボルトRBを介して行うようにした。 (もっと読む)


【課題】地表に配置した震源のみで坑井間トモグラフィ測定データを作成できるようにして、坑井内震源を不要とする。
【解決手段】一つの坑井内の起震点から地中を伝播する弾性波を、他の坑井内の多数の受振点で受振し、起震点を変えて受振波形を記録することにより、坑井間トモグラフィ測定データを得る弾性波トモグラフィ法である。複数の震源10を、坑井14内ではなく地表12に配置すると共に、複数の坑井内に多数の受振器16を設置し、地表の異なる起震点で実際に震源により起震して地中を伝播する弾性波を各坑井内の多数の受振器で受振して受振波形を記録し、各受振器での受振記録の相互相関をとることにより、一つの坑井内の受振器位置が仮想震源となり、他の坑井内で前記仮想震源による弾性波の受振記録が合成されるようにし、それによって擬似的に坑井間トモグラフィ測定データを作成する。 (もっと読む)


【課題】 分解能に優れており全地層にわたって構成元素の種類や含有量を確実に且つ微量の元素や多数の元素が混在していても測定することを可能とし、安全で操作性に優れたな検層方法及び装置を提供する。
【解決手段】 地中1に穿孔したボーリング孔2内においてパルス状中性子を中性子発生器9により発生させてボーリング孔2から地層に中性子を照射し、地層において核反応により発生した各元素から放射されるガンマ線のエネルギースペクトルにおけるエネルギー分布と強度をゲルマニウム検出器11により測定することによりボーリング孔2周壁地層に含まれる元素の種類と含有量とを測定する。 (もっと読む)


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