説明

社団法人 雪センターにより出願された特許

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【課題】車種による違いに関わらずに路面状態を正確に判別する。
【解決手段】 音センサで道路を走行する車両の音を検出し、この音の強度をフーリエ変換し、予め設定した時間内に通過した各車両の音の各周波数成分の強度を全体合計した強度に変換して全帯域周波数強度を算出し、車両抽出用しきい値をもとにして各車両部分を抽出する。この抽出された各車両走行音の周波数特性に対してハイパスフィルタ周波数で規格化処理して全車両の規格化周波数強度を算出し、この規格化処理による全車両の規格化周波数強度に基づいて路面状態が湿潤と乾燥との間に第1しきい値を設定し、路面状態が乾燥と圧雪との間に第2しきい値を設定し、前記規格化周波数強度が第1しきい値以上のときは路面状態を湿潤と判断し、第1しきい値と第2しきい値との間にあるときは路面状態を乾燥と判断し、第2しきい値より小さいときは路面状態を圧雪と判断する。 (もっと読む)


【課題】高い精度で路面状態を判別できるようにするとともに、システムを安価に構成できかつ経済的に運用できるようにすることにある。
【解決手段】テレビカメラ2で撮影した画像中の所定範囲の路面画像の微小範囲毎の濃度値と範囲数の分布を解析して濃度平均値を求める工程と、その濃度平均値が、予め路面状態毎に定めた濃度規定値範囲の何れに属するか判断することにより路面状態を判別する工程と、を含み、前記各工程をコンピュータ1が行うことを特徴とする、冬期の路面状態の判別方法である。 (もっと読む)


【課題】移動車両によって路面の塩分濃度を測定する場合、測定結果が不安定であった。
【解決手段】図1のように、塩水に直接触れる電極30を路面Aに対して接触させるのではなく、回転するタイヤ40の表面に略接触するように支持した。そのため、路面Aにおける塩水の溜まり具合の影響を受けることなく、電極30間に保持される塩水量が一定となった。その結果、電極30間の抵抗R2は、塩水量の変化による影響が排除され塩水の濃度の違いだけによって変動するようになり、同抵抗R2によって変動する電圧値を計測することにより、路面A上の塩水の濃度を正確に判定することが可能となった。 (もっと読む)


【課題】冬期道路の道路管理に必要な線としての路面情報をリアルタイムで、効率よく測定・収集して道路上の温度を管理する。
【解決手段】道路上の予め定められた定点の観測位置A,B,C,・・・に第1温度計5を備えた支柱3を立設せしめ、第2温度計7を備えた移動車15を定点の観測位置から道路上を走行させる。予め定められた間隔毎の移動位置において、日時を変えて予め定められたn回数毎に第1温度計5による道路上の定点温度(x,x,・・・x)と移動温度(y,y,・・・y)をそれぞれ測定し、これらの測定した温度データから相関係数rと各定点温度(x,x,・・・x)の分散Sと各移動温度(y,y,・・・y)の分散Sと共分散Sxyとの相関関係式(r=Sxy/S)により各地点における相関係数rのr値並びに相関式y=a・x+bの傾きa,切片bを連続して求める。 (もっと読む)


【課題】既存の路面状況センサにより得られる路面状態の判定よりも精度を向上させる。
【解決手段】道路Rの近傍におけるある一定の高さに設置した音センサー7、路面温度センサー13で道路Rを走行する車両Cのタイヤと路面の接触音、路面温度を検出し、この検出された接触音をデジタル信号に変換して分析部15に入力し、この分析部15においてデジタルデータより実際の周波数値、音圧値、音の継続時間をスペクトル解析により求め、あらかじめ分析部に登録されている周波数値、音圧値、音の継続時間と検出された路面温度の設定路面状況値を実際の周波数値、音圧値、音の継続時間、路面温度と比較判定し、この比較判定結果を、出力部21を介して出力して路面状況を判定することを特徴とする。 (もっと読む)


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