説明

キャタリティック・ディスティレイション・テクノロジーズにより出願された特許

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1−ブテンおよび2−ブテンを含むC4ストリームの2−ブテンへの好ましい転化率を得るためのプロセスが開示されている。そのプロセスに含まれているのは、C4ストリームを第一の水素ストリームと混合してフィードストリームを形成させる工程、そのフィードストリームを第一の水素異性化触媒の存在下に水素異性化させて、1−ブテンの少なくとも一部を2−ブテンへと転化させ、それによって水素異性化流出物を製造する工程、上端および下端を有する分留塔の中で水素異性化流出物を分離させて、上端における1−ブテン混合物、イソブタンおよびイソブチレンを含む塔頂流出物ストリーム、ならびに2−ブテンを含む塔底ストリームを形成させる工程、ならびに第二の水素異性化触媒を使用して塔の上端で1−ブテン混合物を水素異性化させる工程である。対応する装置もまた開示されている。
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水素、メタン、C〜Cオレフィン類及びパラフィン類、C〜Cアセチレン類及びジエン類、ベンゼン、トルエン、キシレン類、及び他のC+成分を含む流れ中のアセチレン類及びジエン類を、反応の熱は反応器中で液体によって吸収されて蒸気を生じるような下降流沸点反応器中で水素化する。反応器への供給物の他に、反応器内部の触媒粒子が湿潤することを確実にするのに十分な率で供給される再循環流れが存在する。下流の蒸留塔から取り出された第3の流れを供給して、反応器中で蒸発した質量に対応する補給質量を提供する。この第3の流れの組成は、反応器を通って流れる液体の定常状態組成を制御する。
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スチーム熱分解炉から導入される混合炭化水素流中のジエンとアセチレンの選択的水素化プロセス。フロントエンド方式単一段アセチレン水素化が、(A)触媒全重量基準で1〜30重量%のニッケルのみ、またはニッケルと、銅、レニウム、パラジウム、亜鉛、金、銀、マグネシウム、モリブデン、カルシウム、およびビスマスから成る群から選択される一つまたは複数の元素との触媒成分を(B)1〜約100m/gのBET表面積と0.2〜約0.9cc/gの全窒素細孔容積と約110〜450Åの平均細孔径を有する担体に担持した触媒を使用して、アセチレンとジエンを選択的に水素化する温度と圧力下に行われる。本プロセスは、重質成分と軽質成分の双方に含まれるエチレンとプロピレンを損失せずに、アセチレンとジエンを水素化するので、重質成分流をさらに処理する必要はなくなる。さらに、反応蒸留塔の下の部分に生じる重合量も減少する。
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有機イオウ化合物、主にスルフェートおよびスルホン酸エステルなどの酸素化有機化合物を炭化水素液から除去する方法を開示するものであり、本方法は、炭化水素液を、硫酸で湿潤されたメッシュ材料を備えるコアレッサと接触させる工程を含む。炭化水素液は、硫酸接触アルキル化プロセスからの生成物であってよく、スルフェートおよびスルホン酸エステルを除去するのに十分な硫酸を含む。硫酸を、炭化水素液に対して向流方向にコアレッサ容器に加えて、接触と除去の効率を向上させることができる。 (もっと読む)


炭化水素ストリームからのアセチレン化合物の除去方法であって、最初の濃度のアセチレン化合物およびオレフィン類を含有する対象留分を有する炭化水素供給原料を、アセチレン化合物の水素化に好都合な温度、圧力および水素濃度の条件下の蒸留反応ゾーン内の水素および対象留分の沸点より高い沸点を有する溶媒の存在する中で、アセチレン化合物の水素化に対して選択的な触媒と接触させ、該対象留分を、前記最初の濃度より低いアセチレン化合物の第2の濃度を有する塔頂留出液として、溶媒を塔底液として回収する方法である。 (もっと読む)


分解ナフサ、例えば全沸点範囲分解ナフサをまず分別蒸留によって少なくとも2つの留分に分離し、一方、その中に含まれる多価不飽和化合物を同時に選択的に水素化する、低硫黄、低オレフィンガソリンの製造方法。軽質留分中のモノオレフィン類に次に、アルコールを用いてエーテル化を施してエーテル類を生成するか、または、水を用いて水和を施してアルコール類を生成する。水素化脱硫または化学吸着によって、重質留分に硫黄除去を施す。2つの留分を次に合わせて、低硫黄、低オレフィンガソリンを製造する。
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担体上に0.005〜0.2のPdを用いて促進された3〜15重量%のNiを含む、アセチレン類の選択的水素化のための担持型触媒。本触媒は、パラジウムを用いて促進されたニッケルを担体上に堆積することによって製造され、銅、銀、元素の周期表のIA族(Li、Na、K、Rb、Cs、Fr)並びにIIA族(Be、Mg、Ca、Sr、Ba、Ra)及びB(Zn、Cd)からの1つ以上の随意の元素を含み、表(I)として特徴付けられる。
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反応帯域からの反応の水の除去を向上する試剤の存在下で向流及び固体酸触媒との多段接触によって、フェノール及びアセトンからビスフェノール−A(BPA)は効果的に製造される。好ましい接触装置は、触媒が蒸留物質移動構造体内部に含まれる蒸留塔である。好ましい水除去剤は、C炭化水素、例えばn−ヘキサンである。塔は、リボイラー、還流冷却器、及び還流ドラムとしてのデカンターを用いて構成される。フェノール(反応化学量論を超える)を触媒帯域よりも上で塔に及びアセトンを触媒帯域の底部へ向かって供給する。ヘキサンをリボイラー中に直接に供給する。沸騰は主にヘキサン蒸気であり、これが上昇するにつれて塔は反応帯域から蒸気流れ中に水を除去し、一方、アセトンは、下降するフェノールに富んだ液体流れ中に溶解することによって反応帯域内部に維持される。水は系から傾瀉液体として除去され、一方、ヘキサンは塔に還流される。本発明によれば、アセトンのほぼ100%転化が実現され、フェノール/BPA/ヘキサン塔ボトムス生成物は水を含まない。 (もっと読む)


混合C流れ中のアルケン類、例えばノルマルブテン類を、好ましくはダイマー類にオリゴマー化し、これは、蒸留塔反応器中、ZSM57ゼオライト触媒上で高転化及びオクテン類に対する高い選択性で二量化される。オリゴマー化の前に混合C流れを前処理して、ジメチルエーテル、ブタジエン類及び硫黄化合物を除去する。
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トレイ表面に位置決めされ、少なくとも50体積%の開放空間、好ましくは少なくとも70体積%の開放空間を有する弾性成分と密接に関連した粒子状材料を収容した多孔質容器の充填材を有するトレイを収容した蒸留塔の稼働において、充填材の無いトレイと比較して改良されたHETPが得られる。充填材は触媒粒子状材料を含んでよく、蒸留は反応生成物の反応及び蒸留を含んでよい。粒子状材料は不活性としてよく、蒸留は、反応無しで蒸留混合物中の諸成分を分離するための従来のタイプの蒸留としてよい。
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