説明

公益財団法人かがわ産業支援財団により出願された特許

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【課題】
藍葉中にはマラセチア属の真菌に対する抗菌作用が認められているトリプタントリン 等の有用成分を含んでいる。これらの成分はジクロロメタンなどの有機溶媒で抽出されているが、室温で24時間以上の長時間を要している。抽出時間の短縮が大きな課題である。
【解決手段】
藍葉からの有用成分の有機溶媒抽出過程にマイクロ波を照射すると抽出速度が著しく大きくなり、抽出時間が30分以内、生葉では5分以内にトリプタントリンなどの有用成分が抽出できることを見出した。 (もっと読む)


【課題】電子写真等の印刷方法としての乾式現像方式に用いられているカラートナーとしての二成分系現像剤の構成素材であるキャリアと、その製造方法に関し、有機溶剤を不要とし、高いエネルギーを必要とせず、膜厚を自在に制御でき、かつ厚い被膜を形成することができ、粒子間の凝集がなく、さらに均一な膜組成を持つ二成分系現像剤の構成素材としてのキャリアとその製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】キャリア芯材を被覆する被覆剤を溶解状態で超臨界流体に混合し、混合された被覆剤と超臨界流体との混合流体を、キャリア芯材に接触させ、次に、前記混合流体及び該混合流体と接触したキャリア芯材を含む系の圧力を、前記混合流体形成のための圧力よりも低い圧力で且つ大気圧を超える圧力まで減圧し、該減圧した後の流体を、キャリア芯材を被覆する被覆剤と混合するための超臨界流体として循環して再利用することによって、キャリア芯材の表面に被覆剤をコーティングすることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】低溶解度の高分子材料も利用でき、膜厚の厚い被膜を容易に形成でき、粒子凝集がなく、高いエネルギーを必要とすることがなく、流体が循環再利用可能な、均一な膜組成を持つ被膜複合化材を製造する方法を提供する。
【解決手段】被膜形成用材料を溶解槽内に収容し、母材を被膜形成槽内に収容し、溶解槽よりも被膜形成槽の圧力が低くなるように設定した状態で、溶解槽に超臨界流体を供給して被膜形成用材料を溶解させ、被膜形成用材料を溶解させた超臨界流体を、溶解槽と被膜形成槽との圧力差により溶解槽側から被膜形成槽側へ供給し、その圧力差を調整して超臨界流体に対する被膜形成用材料の溶解度を制御することにより、被膜形成用材料を母材の表面に析出させ、被膜形成槽から溶解槽へ流体を返送し、少なくとも溶解槽と被膜形成槽間の流路においては流体を超臨界状態に維持しつつ、溶解槽と被膜形成槽とを含む循環流路内で流体を連続的に循環させる。 (もっと読む)


【課題】 原料化合物としていずれも公知のものを使用したイオン伝導性に優れた、ボロン‐高分子複合電解質膜およびそれを使用したリチウムイオンポリマー電池を提供すること。
【解決手段】 有機ホウ素化合物、ポリエチレンオキシド系の酸素原子含有有機高分子化合物、アルカリ金属電解質塩、およびポリウレタンから成るイオン伝導性ボロン‐高分子複合電解質膜。複合反応生成物の組成が、有機ホウ素化合物とポリエチレンオキシド系の酸素原子含有有機高分子化合物をモル比で0.5〜3:3、アルカリ金属電解質塩を前記酸素原子含有有機高分子化合物が含有する酸素原子とアルカリ金属原子のモル比で5〜20:1になるように含む。電解質に対してポリウレタン5〜40wt%を添加する。前記酸素原子含有有機高分子化合物が、ポリアルキレンオキシドに、ポリアルキレンオキシドの両末端をメトキシドで置換したポリアルキレンオキシドジメチルエーテルを添加したものである。常温におけるイオン伝導度が10−3S/cm以上である。上記イオン伝導性ボロン‐高分子複合電解質膜を用いたリチウムイオンポリマー電池。 (もっと読む)


【課題】 高度な築炉技術を必要とせず、高環境対応性かつ高生産弾力性を有し、かつ優れた経済性を有す高炉用コークス製造装置を提供する。
【解決手段】 石炭を装入して乾留するための炭化室が実質的に断熱材料で形成されており、一方石炭を乾留するための加熱源が波長1mm以上の電磁波であることを特徴とする高炉用コークス製造装置。石炭を乾留するための炭化室を従来の珪石煉瓦に替えて断熱材料で形成することにより、高度な築炉技術が不要になりまた炭化室外表面温度が低下するので経済性、作業性あるいは環境対応力が改善する。これらの効果は、炭化室を移動式とすることで更に顕著になる。 (もっと読む)


【課題】 可視光応答型二酸化チタン光触媒粉体を簡便かつ低コストに製造すること。
【解決手段】加熱手段としてマイクロ波加熱を利用する製造方法であって、反応炉中において無水雰囲気中で主原料であるチタニウム化合物と吸着性還元補材である活性炭の所定量を均一に混合する混合工程、空気中で水を加えて加水分解する工程、混合物を撹拌しながら所定温度まで昇温させ、有酸素雰囲気下で加熱分解して二酸化チタンを生成させる分解工程、および炭素燃焼工程、を順次に経て残存炭素含量が0.5%以下である粉末状二酸化チタンを生成させることを特徴とする可視光応答型二酸化チタン光触媒粉体の製造方法。撹拌機とマイクロ波導波管を備えた反応炉、導波管を通して炉の内部に導入するマイクロ波を発生する装置、反応炉を外部から加熱する装置、炉内雰囲気を置換できる装置、および生成物を炉内から自動的に排出できる装置、を具備する可視光応答型二酸化チタン光触媒粉体の製造装置。 (もっと読む)


【課題】粒径がサブミクロンオーダー以下の微粒の8−オキシキノリン銅を得ることができる8−オキシキノリン銅の製造方法を提供する。
【解決手段】極性溶媒(ただし、水を除く。)中、水酸化ナトリウム非存在下で、8−ヒドロキシキノリンおよび銅化合物を混合後、マイクロ波を照射して8−オキシキノリン銅を得る。好ましくは、極性溶媒が非プロトン溶媒または脂肪族アルコールであり、銅化合物が無水硫酸銅である。反応により生成した8−オキシキノリン銅の結晶を、ロ別し、ロ液が中性となるまで洗浄を行った後、乾燥する。 (もっと読む)


【課題】粒子形状および粒子サイズがよく揃い、磁気特性が優れた酸化鉄粒子を得ることのできる簡便な製造方法を提供すること。
【解決手段】マグネタイトを含んで成る酸化鉄粒子の製造方法であって、(i)鉄イオンとしては3価の鉄イオンのみを含んで成る水溶液と還元性の水溶性有機液体と塩基とを混合して混合液を得る工程、および(ii)混合液を加圧下で加熱し、混合液中で酸化鉄粒子を形成する工程を含んで成る製造方法。 (もっと読む)


【課題】 マイクロ波を吸収しない液状原料に対してもマイクロ波加熱の効果が十分発揮される簡便な方法を提供する。
【解決手段】 マイクロ波を吸収しない液体もしくは多少の固体等を含有する液状の原料に対し、マイクロ波の良吸収固体を添加することを特徴とする液相マイクロ波反応方法。マイクロ波照射によって添加したマイクロ波吸収固体の温度が急上昇すると、固体近傍の液状原料もほとんど同時に急速昇温、局所的な過加熱状態となり、反応速度の大幅増大や製品品質の向上等、いわゆるマイクロ波加熱効果を現出することが可能となる。また、本法をナノ粒子のアニーリング手段として用いれば、粒径の増大を引き起こすことなく粒子性状の向上を図ることも可能となる。 (もっと読む)


【課題】生分解性を有しつつ、優れた徐放能を有する徐放剤を提供する。
【解決手段】L−ラクチドが所定の割合で重合されたポリ乳酸共重合体からなる基材に、徐放対象成分を含浸させた。 (もっと読む)


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