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Fターム[2E139BD36]の内容

異常な外部の影響に耐えるための建築物 (12,908) | 制振装置の取付対象 (1,375) | 構造物内の設置位置 (345) | 断面上の配置位置 (288) | 複数層に設けるもの (51)

Fターム[2E139BD36]に分類される特許

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【課題】構造物を制振すると共に、構造物に生じる揺れを制振する部材への補強を不要とする又は少なくすることが可能な境界梁、この境界梁の設計方法、この境界梁の施工方法、及びこの境界梁を有する建築物を提供する。
【解決手段】構造物12に設けられた隣り合う耐震部材14A〜14Dに壁面を形成するように波形鋼板18を架け渡し固定することにより、地震等により構造物12が揺れときに、波形鋼板18にせん断変形を生じさせて構造物12を制振することができる。 (もっと読む)


【課題】建物の振動エネルギーをより効果的に吸収できるようにすること、一方の最外側の柱と他方の最外側の柱との間の領域を有効に利用できるようにすること及び振動エネルギー吸収装置の維持管理作業を効率的に行えるようにすること。
【解決手段】建物は、水平方向に間隔を置かれた複数の柱と、少なくとも一方の最外側の柱に上下方向に間隔を置いて設けられ、それぞれが前記最外側の柱からその外方へ前記水平方向に伸びる複数の第1部材と、互いに隣接する2つの第1部材の間に配置され、上端部が上方の第1部材に取り付けられ、下端部が下方の第1部材に取り付けられた振動エネルギー吸収装置とを含む。 (もっと読む)


【課題】柱と梁で構成される構面内に粘弾性ダンパーを設置して地震および風の両方の外力に対する応答を低減させる構造が簡素な複合制振架構を提供する。
【解決手段】建物の柱梁架構を構成する構面内に,第一と第二の粘弾性ダンパーをハの字形または逆ハの字形となるように配置した複合制振架構であって、前記第一と前記第二の粘弾性ダンパーは、それらの軸線の一端が前記構面の左右の柱梁接合部における柱と梁の軸線の交点と交差し、他端は前記柱梁接合部の上方または下方となる梁の軸線と、前記第一と前記第二の粘弾性ダンパーの軸線と前記梁の軸線との交点間に間隔を有するように交差し、前記梁で前記交点間となる区間は、前記第一と前記第二の粘弾性ダンパーの最大耐力の鉛直方向成分より小さい剪断降伏力を有する。 (もっと読む)


【課題】連棟制振を用いた制振建物において、より効率よく制振効果が得られるようにする。
【解決手段】高層建物からなる内部建物30と、内部建物30を取り囲むように構築され、内部建物30に比べて剛性の低い外部建物20と、内部建物30と外部建物20の間を結ぶように設けられた制振ダンパー40とを備えてなる制振建物10において、外部建物20の下部に免震層21を設ける。これにより、免震層21を設けていない場合に比べて、外部建物20の有効質量が増加し、周波数伝達関数のピークとなる周波数が低くなり、定点理論における定点Pにおける伝達率も低下する。このため、当該定点Pにおいてピークとなるように制振ダンパー40の減衰定数を調整することにより、外部建物20の伝達率が低下し、すなわち、より高い制振効果が得られることとなる。 (もっと読む)


【課題】簡易な構造により動特性または振動特性を調整できる粘性マスダンパーとバネ付き粘性マスダンパーを提供する。
【解決手段】直動変位の変位方向に沿ってねじ送り方向を向けた雄ねじを設けられた直動軸110と、前記雄ねじに嵌めあう雌ねじを設けられた回転体120と、前記回転体120を回転自在に支持するフレーム130と、前記フレーム130の内面と前記回転体120との隙間に封入された粘性流体140と、を備え、前記フレーム130の内面と前記回転体120との前記隙間の少なくとも一部の離間距離を変化させられる様にした。 (もっと読む)


【課題】多層建物を対象とする有効適切な制震構造を実現する。
【解決手段】多層建物に適用される制震構造であって、多層建物を構成する構造体の任意の層間に回転慣性質量ダンパー1aと付加バネ1bとを直列配置したTMD機構1を設置し、その固有振動数を構造体の1次固有振動数に同調させる。構造体の他の任意の層間に振動遮断機構2としての回転慣性質量ダンパーを設置して、その慣性質量と層剛性とにより定まる固有振動数を任意の遮断振動数に同調させる。TMD機構1および振動遮断機構2を設置した層にオイルダンパー3等の粘性ダンパーを設置する。 (もっと読む)


【課題】加速度と変位の双方を抑制し得る免震構造を提供する。
【解決手段】免震層6に設置した免震装置2により上部構造体3を免震支持する免震構造において、上部構造体3の低層部に、上部構造体3の他の層の層剛性よりも低剛性、かつ免震層6の層剛性よりも高剛性の柔層7を設置する。免震層6に免震装置2と並列に回転慣性質量ダンパー4と付加減衰5を設置し、柔層7にその層剛性と並列に回転慣性質量ダンパー8と付加減衰9を設置する。 (もっと読む)


【課題】 鉄骨構造物に対する大きな設計変更を伴うことなく耐震化させる鉄骨構造物の制振ダンパー機構を提供すること。
【解決手段】 ウエブ部31とフランジ部32とを有する梁3と柱とで鉄骨構造物を形成し、この梁3と柱とで形成される架構面領域50に傾斜配置のブレース40を設け、前記梁3は、前記ブレース40との連結部側に前記フランジ部32の開放部33を有し、前記ブレース40は、この開放部33で、所定の外力で変形するダンパー構造体36を介在させたガセットプレート34を介して前記梁3と連結されている。 (もっと読む)


【課題】揺れが小さい時には、両構造物間に生じる相対変位を利用して効率的な減衰効果を得ることができるとともに、揺れが大きい時には、耐震性能の低い構造物に対して優先的に揺れの応答を低減することができる構造物の連結制震構造を提供する。
【解決手段】第1の構造物1および耐震性能が低い第2の構造物2を連結する可変減衰装置3と、第2の構造物2の揺れの大きさを検出する第1のセンサ5と、この第1のセンサからの検出信号に基づいて可変減衰装置3の減衰係数を制御する制御手段4とを備え、可変減衰装置3は、平常時に第1および第2の構造物1、2の双方の揺れを減衰可能な減衰係数に固定されているとともに、制御手段4は、予め設定した第2の構造物2の損傷につながるレベルを超える揺れを第1のセンサ5が検出した際に、可変減衰装置3の減衰係数を、第2の構造物2の揺れを優先的に抑えるように切換制御する。 (もっと読む)


【課題】建築構造物の最上階層を構築する前に、制震間柱に圧縮軸力を伝達可能に設置することを目的とする。
【解決手段】制震部材の部材高さPは、建築構造物12の階層14をなす上下の梁26A、26Bの内法高さLよりも短い。従って、階層14に層間変形が生じたときに、せん断変形する制震部材20のせん断変形角が階層14の層間変形角よりも大きくなり、制震部材20に引張り力(引張り軸力)が作用する。この引張り軸力により、制震部材20が負担していた初期圧縮軸力が打ち消される。即ち、制震部材20に初期圧縮軸力を負担させても、この初期圧縮軸力が制震部材のせん断変形による引張り軸力によって打ち消されるため、制震部材20の振動エネルギー吸収性能が低下しない。 (もっと読む)


【課題】地震エネルギ吸収能力を確保し、かつ柱の軸方向耐力を確保し、構面内の開口部の形成が制約されにくい制震構造を提供することにある。
【解決手段】相対的に上側の架構を相対的に下側の架構上に水平方向相対変位可能に支持する滑り支承11と、上側の架構における柱梁接合部10から延びる梁1の下面と前記下側の架構における柱2Bの頭部近傍から水平方向へ前記梁1と平行に張り出したブラケット12との間に連結されたパネルダンパ13とを備え、このパネルダンパ13は、前記梁1とブラケット12との間で水平剪断力を受けて塑性変形可能なウェブパネル13aを有するものである。 (もっと読む)


【課題】高層ビルディング等のせん断変形が主となる構造物の耐震性能を向上させること。
【解決手段】下部構造の上に上部構造を支持させると共に、同上部構造は、主に骨組み構造で主たる鉛直荷重と水平荷重に抵抗する構造物であって、上部構造は、固定端側となる最下層階を下部構造に固定させた複数の階層からなる固定端側階層部と、同固定端側階層部の上層階を形成する折曲部形成階層と、同折曲部形成階層が形成する上層階まで複数の階層からなりかつ自由端側となる最下層階を下部構造に水平移動自在に支持させた自由端側階層部とから、一体の片持ちせん断構造体となしている。そのため、下端を固定した従来のせん断構造体に比べると、本発明の折り曲がり片持ちせん断構造体の固有周期に関係する力学上の階数は高さ方向の階数の約2倍となる。そして、せん断構造体の固有周期は階数に比例して増加するので、本発明の折り曲がり片持ちせん断構造体の固有周期は、従来のせん断構造体の固有周期の約2倍になる。 (もっと読む)


【課題】 立体駐車装置を建物ボイド内壁面に支持させながら、その運転音や小振動が建物躯体へ伝播することを抑制し、地震等の大きな揺れに対しては立体駐車装置が建物躯体に追従して揺れるように作用する、建物ボイド内組込型の立体駐車装置用の水平サポート装置を提供する。
【解決手段】 建物ボイド3に設置された立体駐車装置1と前記建物ボイドの内面5aとの間に配設される、建物ボイド3の内面に立体駐車装置1を支持させるための水平サポート装置25であって、立体駐車装置1の立駐塔4および建物ボイド3の内壁面5aのいずれか一方に接続され、他方に接するように配置された、対歪剛性の異なる少なくとも二種類の緩衝ゴム31、32を備えており、この少なくとも二種類の緩衝ゴム31、32同士が横方向に直列に接続されている。 (もっと読む)


【課題】コア部を有する構造物の曲げ戻し壁として、又はトップビームに波形鋼板をその折り筋が鉛直方向となる配置として、構造物の曲げ剛性を高め、変形を低減して転倒モーメントの発生を著しく低下させた耐震構造物を提供する。
【解決手段】構面を形成する上下のフレーム材6、6間に、当該構造物1の曲げ戻し壁としての波形鋼板5がその折り筋が垂直方向となる配置で組み入れられ、上下のフレーム材6、6と転倒モーメントの伝達が可能に接合されており、構造物1の転倒モーメントの一部を外周柱2c等に分散させて当該構造物1の曲げ剛性を高め変形を低減する構成とした。 (もっと読む)


【課題】空間の有効利用を図り、特に、高層建物が高層マンションである場合において、居室として使用勝手の向上を図りながらも、建物を偏心させることなく、高層建物の水平剛性を確保することができる高層建物を提供する。
【解決手段】建物A内部のコア部1に設けた連層耐震壁Bと、平面視で建物Aの外周部2における連層耐震壁Bの延長線上に配置された柱3bとを設け、コア部1の中心に建物Aの剛心が位置またはほぼ位置するように、連層耐震壁Bと一部の延長線上の柱3bとを連結して連層耐震壁Bの曲げ変形を抑制する曲げ戻し壁4を配置してある。 (もっと読む)


【課題】様々な規模や周期の地震に広く対応できる制振装置を提供する。
【解決手段】対向する略平行な面の面方向の相対変位が許容された状態で間隔を置いて配置される一対のフランジ2A,2Bと、フランジのそれぞれに対して、前記面方向の相対変位が拘束される保持リング31,31を介して両側の端部が取り付けられる円筒制振材3と、一方の端部が一方のフランジ2Aに固定されるとともに、他方の端部が他方のフランジ2Bとは離隔された状態で取り付けられる柱状制振材4とを備えている。
そして、柱状制振材4の変形開始時点のフランジ間の相対変位が、円筒制振材3の変形開始時点の相対変位より大きくなるように設定されている。 (もっと読む)


【課題】地震時に建物が全ての梁と柱との接合部分に損傷を受けることがないようにすること。
【解決手段】建物の構造は、間隔を置いて配置された複数の柱と、互いに隣接する2つの柱間に配置され、第1張力が導入されたPC鋼材により前記柱と接合された第1梁と、該第1梁の上方及び下方のそれぞれに配置され、前記第1張力より大きい第2張力が導入されたPC鋼材により前記柱と接合された少なくとも1つの第2梁とを含み、前記第1梁とその下方の第2梁との間に、一端部が該第2梁に取り付けられ、他端部が前記第1梁に取り付けられたダンパーが配置されている。 (もっと読む)


【課題】中空部に機械式立体駐車場設備を備える建物を高層化した場合であっても、建物本体における居住空間を狭めることなく、機械式立体駐車場設備において所定の駐車スペースを確保することができる建物を提供すること。
【解決手段】多層階を有する建物本体2の内部に、その多層階を貫通して上下方向に伸びる中空部5を設けており、中空部5に機械式立体駐車場設備3を備える建物1であって、
機械式立体駐車場設備3が、建物本体2とは別の躯体構造を有し、その駐車場躯体4の外周部4aに建物本体2への複数の係止部6が上下に間隔を隔てて設けられており、中空部5に面する建物本体内周部2aに、係止部6にそれぞれ対応する複数の被係止部7が設けられており、各被係止部6に対して、防振ゴム10を介して係止部6をそれぞれ係止することにより機械式立体駐車場設備3の荷重が支持されている建物1。 (もっと読む)


【課題】簡易な構造により所望の免震性能または制振性能を発揮できる装置とその装置を構成する要素の諸元を容易に設定できる免震装置と制振装置とを提供する。
【解決手段】特定方向の相対変位を回転体の回転量に変換する慣性接続要素30と、特定方向の相対変位に対応して特定方向にそって作用する弾性反力を発生するバネ要素40と、特定方向の相対速度に対応して特定方向にそって作用する減衰抵抗力を発生するダンパー要素50と、を備え、前記慣性接続要素30と前記ダンパー要素50とを並列接続した系と前記バネ要素40とを直列接続した系であるバネ付き粘性マスダンパーが対象構造物10に連結された、ものとした。 (もっと読む)


【課題】上記の問題に鑑みなされたものであり、ラーメン架構を有する外部建物と内部建物との間を制振部材で連結してなる制振建物において、外部建物の柱や梁の数を減らすことなく固有周期を長周期化する。
【解決手段】制振建物10は、ラーメン架構からなる外部建物20及び内部建物30と、これら建物20、30の間を接続するように設けられた制振ダンパー41と、を備え、ラーメン構造からなる外部建物20における梁部材23と柱部材21との接合において、少なくとも一つは、当該梁部材23の材端部又はその近傍における曲げ剛性が、当該梁部材23の本体部分の曲げ剛性よりも小さくなるように構成されている。 (もっと読む)


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