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Fターム[2E139CB20]の内容

異常な外部の影響に耐えるための建築物 (12,908) | 免震支承の特徴 (514) | 2種類以上の免震機構を用いるもの (91) | 複数種類の免震機構を複合一体化したもの (59)

Fターム[2E139CB20]に分類される特許

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【課題】大きな面圧が摺動面に作用しても、水平抵抗力を所望の値に制限し、広い面圧範囲で一定の水平抵抗力が得られ、構造物との取付け部分を小さく抑えることもでき、高層建築物の地震時の応答解析において、荷重変動を考慮せずに解析的検討を容易に行うことのできるすべり支承装置を提供する。
【解決手段】上部構造物22と下部構造物23の間に配され、上部構造物又は下部構造物の一方に装着されるすべり板2と、他方に装着され、すべり板に対し摺動自在に配される摺動部材3とを備えたすべり支承装置1において、摺動部材は、高摩擦摺動部材4と、該高摩擦摺動部材よりも低摩擦で摺動する低摩擦摺動部材5とからなり、高摩擦摺動部材が弾性部材9を介して上部構造物を支持するとともに、弾性部材が鉛直方向に所定量H変形したときに、低摩擦摺動部材の摺動面がすべり板に当接して鉛直方向荷重の支持を開始する。 (もっと読む)


【課題】わが国では昔から地震災害が多く、人々や住宅の被害が甚大であったが震動を吸収することで被害を少なくし、住宅と住人を保護する装置を提供する。
【解決手段】ベタ基礎と鉄鋼土台の間に空気の圧縮2、8とコイルばね9の供用で震動を吸収する装置である。又、免震装置を2基ひと組を相互に取り付けすることで建物の一方向だけの揺れを止めることで崩壊を防ぐ。 (もっと読む)


【課題】小型化しつつ高い使用圧力にも耐え得ると共に、シリンダ軸方向への大きな減衰力を得ることを目的とする。
【解決手段】シリンダ4と、シリンダ4に対して相対変位可能なピストン5と、ピストン5とシリンダ4との間の間隙部6を気密に閉塞する第一及び第二ダイヤフラム7、8とを備え、第一及び第二ダイヤフラム7、8は互いに重ね合わせられた可撓性を有する筒体からなり、第一及び第二ダイヤフラム7、8の一端がピストン5にそれぞれ固定されると共に他端がシリンダ4にそれぞれ固定され、第一及び第二ダイヤフラム7、8の中間部が間隙部6において互いにシリンダ軸方向にずらした位置でそれぞれ折り返され、第一及び第二ダイヤフラム7、8の折り返し部70、80の間に中間室9が形成されている空気ばね3において、中間室9に粘性流体12が充填されていると共に、中間室9の内圧Pbがシリンダ4の内圧Paよりも低く且つ外気圧Poよりも高い。 (もっと読む)


【課題】装置自体の小型化を図ることを可能にし、上下方向の振動に対して免震効果を発揮する上下動免震装置を提供する。
【解決手段】上部構造体7と下部構造体8の間に介設して、上部構造体7の上下方向T1の振動に対して免震効果を発揮する上下動免震装置Aを、弾性体4と補剛体5、6とを交互に積層してなる積層部1と、この積層部1を挟んで水平方向T2両側にそれぞれ配設され、上端2a、3a及び下端2b、3bをそれぞれ上部構造体7と下部構造体8に回動自在に接続するとともに上端2a、3aと下端2b、3bの間にヒンジ部2c、3cを備えて屈曲可能に形成された一対のパンタグラフ部2、3とを備えて構成する。また、積層部1は、積層方向T1の一枚置きに配設された補剛体5を一方のパンタグラフ部2のヒンジ部2cに繋げ、他の補剛体6を他方のパンタグラフ部3のヒンジ部3cに繋げて設ける。 (もっと読む)


【課題】 単位免震装置と連結部材からなる多段免震装置において、地震時の重量構造物等に影響を及ぼす揺れをより効率良く合理的に抑制し、構造物の損傷等を回避できる多段免震装置を提供する。
【解決手段】 各段複数個ずつの積層ゴム2を、連結部材3を介して多段に配置した多段免震装置において、上段の積層ゴム2と下段の積層ゴム2をずらして配置し、かつそれらの平断面が部分的に重なるようにする。上下段の積層ゴム2の平断面が部分的に重なるようにしたことによって、上段の積層ゴム2から下段の積層ゴム2へ連結部材3を介して、鉛直方向に応力が伝わる。重なっている部分によって、鉛直方向の応力がまっすぐ伝わるので安定性に優れている。また、上下段で積層ゴム2の平断面がずれていることにより、水平方向の力学特性の差を小さくできるので、方向性をなくし、効率の良い免震が可能となる。 (もっと読む)


【課題】基礎または下部建物の水平方向の揺れと垂直方向の揺れとを上部建物に伝わりにくくした免震システムを提供すること。
【解決手段】下部建物2と下部建物2の上方に構築された上部建物3との間に設置される免震システムであって、上部建物3を構成する柱31の直下に設置され、上部建物3を支持するとともに、水平方向の揺れには変形するように、ゴムシートと鋼板とを交互に貼り合わせた積層支承5と、上部建物3を構成する柱31の直下に設置され、上部建物3を支持するとともに、水平方向の揺れが予め設定された閾値に満たない場合に変形し、水平方向の揺れが予め設定された閾値を超える場合に滑動する一方、垂直方向の揺れには変形しやすいように、厚肉のゴムシートと鋼板とを交互に貼り合わせ、かつ、すべり材とすべり板とを組み合わせた弾性すべり支承6とを備えるようにした。 (もっと読む)


【課題】簡易な構成でロッキングを抑制可能な免震装置を提供する。
【解決手段】鉛直用積層ゴム体20及び取付プレート22Aの円中心部分には、鉛直用積層ゴム体20を厚み方向(矢印B方向)に貫通する貫通穴28が形成されている。貫通穴28には、挿入凸部材30が挿入されている。挿入凸部材30は、円柱状とされ、一端部30Bが取付プレート22Bの上面に固定されると共に、他端部30Aが貫通穴28から鉛直用積層ゴム体20の外側へ突出されている。挿入凸部材30の他端部30Aは、構造物50の挿入穴52に挿入される。 (もっと読む)


【課題】
平常時に、上転動板と下転動板(滑り材)間に免震球を存在さず、面摩擦させることで、平常時に風等による軽構造物等の揺動を防止し、常時に複数個の免震球を下転動板上に自在に配設することで免震球が地震動により飛散して転動免震不能となることを防止するため、地震動時のみに上下転動板間に免震球を落入させ転動させる免震支承装置を得る。
【解決手段】
下転動板2面と同高にした、免震球7と同高の円柱状の下部支持柱8複数本を、免震球7が自在に転動可能な間隔にして下支持盤5上に固着してなる、免震球無負荷水平底面9を備えた滑り支持柱機構ユニツトD上に、上滑り兼転動板4を当接させ、免震球混合体供給槽14から免震球7と過転動抑制用砂粒体16とを、免震球混合体落下筒孔15内を経由させて上滑り兼転動板4と下転動板2間に落入させる。 (もっと読む)


【課題】積層ゴムの座屈や破断を有に防止し得る免震装置を実現する。
【解決手段】上部構造2に固定されかつ下部構造1に対して滑り支承(滑り板4)を介して滑り可能に支持された積層ゴム3と、積層ゴム3との間にクリアランス6を確保した状態で積層ゴム3の外側に同軸状態で配置されて上部構造2に固定された変形拘束用鋼管5とを備える。上記のクリアランス6を積層ゴム3の水平方向のせん断変形が線形変形限界点に達した時点で変形拘束用鋼管5が積層ゴム3に当接してそれ以上のせん断変形を拘束するように設定し、その時点で積層ゴム3が下部構造1に対して滑り始めるように滑り支承の摩擦係数を設定する。積層ゴム3と変形拘束用鋼管5との間に減衰装置7を介装し、減衰装置7を介して積層ゴム3の過大変形を防止する。減衰装置7は対の取付板8,9間に粘弾性体10を介装したものとする。 (もっと読む)


【課題】免震支持された構造物をこの構造物の重量や規模に関係なく移動させることが可能な構造物の移動方法、及びこの構造物の移動方法によって移動させる構造物を有する建築物を提供する。
【解決手段】ゴム体22に固定されるゴム体側すべり部材28に、加力手段により横方向の力を加えることによって、力を加えられたゴム体22から発生する復元力の大きさや向きが変化する。これにより、復元反力の釣り合い状態が変化し、新たな釣り合い状態になるまで上部構造物12は下部構造物16に対して横方向に移動する。 (もっと読む)


【課題】大きさの異なる2つの構造体の間に配置される免震装置に対して、簡易な構成で、かつ、優れた耐火性能を有する耐火被覆構造を提供する。
【解決手段】第1の構造体SLを囲む水平耐火パネル2と免震装置10を囲む垂直耐火パネル3とを備え、垂直耐火パネル3は第2の構造体SUに取り付けられる第1の耐火パネル30と第1の耐火パネル30と対向するよう水平耐火パネル2に取り付けられる第2の耐火パネル31とを含む。水平耐火パネル2は第1の構造体SLに固定された固定部材40,41に固定される。第1の耐火パネル30は第2の構造体SUに固定された上部固定部材32に、第2の耐火パネル31は水平耐火パネル2に固定された下部固定部材33に、それぞれ固定され、各耐火パネル30,31の間にスリットPが形成される。固定部材40,41と下部固定部材33とは接触しないよう水平耐火パネル2に配備される。 (もっと読む)


【課題】安価な構造で被支持構造物の大きな荷重を支持しながら、滑り部の離間を防止。
【解決手段】支持構造物1と、この支持構造物1の上方に所定間隔を設けて構築される被支持構造物2との間に、滑り支承体3を配設し、滑り支承体3と支持構造物1との間に、支持構造物1に対して滑り支承体3の水平方向への移動を許容する滑り部4を形成して、被支持構造物2の下端部に設けた第1接当部5を、滑り支承体3の上端部に設けた第2接当部6に面接当させて被支持構造物2の荷重を受けさせると共に、第1接当部5と第2接当部6とを互いに上下に離間自在に形成し、夫々に互いに上下に嵌合する嵌合部7を設けて被支持構造物2と滑り支承体3との横方向への相対移動を阻止する横ずれ防止部を構成し、上端部と下端部とが離間する方向に付勢する付勢手段8を設けてある。 (もっと読む)


【課題】液状化現象を利用した免震を、地盤の質にかかわらず確実に行うことができ、なおかつより簡単な構造で行うことができる免震構造物を提供する。
【解決手段】免震構造物1は、地表面が掘削された掘込みAに形成され、水を貯留可能な土槽10と、土槽10の底面10a上に設けられ、構築物Bの水平移動を許容し且つ構築物Bの鉛直荷重を支える水平移動装置11と、土槽10内に充填され、土槽10内の液状化を誘発して構築物Bの水平振動を減衰させる液状化誘発土12と、土槽10内の液状化誘発土に水を供給する水供給装置13とを有している。水平移動装置11は、構築物Bの鉛直荷重を支え転動可能な複数の球体20と、複数の球体20を収容し囲む枠体21を有している。 (もっと読む)


【課題】構造が簡単で部品点数も少なく設置が容易でエネルギー吸収性能が高く低コストのエネルギー吸収用ダンパーを提供することを目的とする。
【解決手段】エネルギー吸収用ダンパーにおいて、負荷される応力に応じて変位する第1の部材と、前記第1の部材の変位に応じて前記第1の部材の変位方向とは異なる方向に変位する円周方向に分割された複数の第2の部材と、前記複数の第2の部材の変位をガイドする第3の部材を備え、前記複数の第2の部材の外側にリング状のゴム系弾性部材を配することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】水平力が作用した際に滑らかに挙動しつつ、しかも上部構造体が軽量で、断面積が小さな柱の下端部にすべり材が設置されても、上部構造体と下部構造体の支承部分が鉛直荷重に充分に耐え得る免震建物を提供する。
【解決手段】上部構造体2にすべり材12を設け下部構造体3にすべり板23を設けたすべり支承型の免震装置4を備えた免震建物1において、下部構造体3は、剛体からなる耐圧盤5と、耐圧盤5の上面に設けられた弾性体からなる変形層21と、変形層21の上面に設けられた剛体からなる台座部22と、を有する。すべり材12は、上部構造体2の柱10の下端部に設置され、すべり板23は、台座部22上に設置されている。 (もっと読む)


【課題】上部構造体と下部構造体との相対移動を抑制できる免震構造を提供することを目的とする。
【解決手段】滑り面24の周縁には、滑り板34よりも摩擦係数が大きい摩擦材26が設けられている。従って、支承部22が上勾配部24Bを乗り越えたとしても、摩擦材26よって下部構造体14と上部構造体16との相対移動が抑制される。従って、上部構造体16とその周囲に設けられた部材との衝突を防止することができる。 (もっと読む)


【課題】上部構造体の転倒を防止することを目的とする。
【解決手段】基礎部18には、相対移動した上部構造体16を支持可能な予備支承部24が設けられている。即ち、常時、上部構造体16は支承部22の上に載置されており、予備支承部24には上部構造体が載置されていない。ここで、予備支承部24で上部構造体16を支持可能としたことにより、上部構造体16と下部構造体14とが相対移動したときに、上部構造体16を支持する支持点数の不足を防止することができる。従って、上部構造体16の転倒が防止され、上部構造体16の破損、損傷を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】積層ゴムの性能低下又は損傷を防ぐと共に、積層ゴムの性能を最大限に利用することができる免震装置、及びこの免震装置を有する建築物を提供する。
【解決手段】相対移動する下部構造物12と上部構造物14との間に、積層ゴム20と滑り装置22を有する免震装置16が設けられている。そして、滑り装置22の滑り変形が開始される滑り出し荷重を、積層ゴム20に所定のせん断歪を生じさせるせん断力と等しくしている。よって、積層ゴム20に所定のせん断歪を生じさせるせん断力よりも大きな水平力が積層ゴム20に作用するのを防ぐことができる。 (もっと読む)


【課題】単純な構成で、上部構造体と滑り板との間に発生する摩擦力を調整できる免震構造を提供することを目的とする。
【解決手段】滑り板26には、第1領域26Aと、当該第1領域26Aと摩擦係数が異なる第2領域26Bと、が設けられている。第1領域26Aには全ての支承部22が載置され、第2領域26Bには、相対移動された支承部22の何れかが載置可能とされている。 (もっと読む)


【課題】風圧などによって上部構造が揺れ動くことと、地震エネルギーが直に上部構造に作用することである。
【解決手段】基礎1から起立した突出部3と、土台2から下降した垂下部4との、いずれか一方に、他方に向って突出する弾性緩衝部材7を突設する。基礎1側と上部構造2側との間に、引き寄せ部材5を介在させる。引き寄せ部材5の弾性によって互いを引き寄せ、風圧によって上部構造が動くのを妨げる。地震時には、そのエネルギーが引き寄せ部材5の弾性を上回り、弾性緩衝部材7が対向する他方に当接してエネルギーを吸収する。 (もっと読む)


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