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Fターム[2G002CA01]の内容

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【課題】冷却材漏えい時に、原子炉格納容器外面に上部から散水する場合に、冷却用水を外部の動力源を用いずに補給する。
【解決手段】漏えい時冷却システムは、炉心および原子炉冷却材を内包する原子炉容器2と、原子炉容器2を格納する原子炉格納容器4と、原子炉容器2からの原子炉冷却材の漏えい時に原子炉格納容器4を外部から冷却する漏えい時冷却システムとを備える原子施設において、原子炉格納容器4の外部壁面を冷却するための冷却用水を原子炉格納容器4の上方まで移送する冷却用水供給ポンプ141と、漏えいした原子炉冷却材からの熱を利用して冷却用水供給ポンプ141へ動力を供給する冷却用水ポンプ動力供給部と、を有する。 (もっと読む)


【課題】低酸素濃度環境における水素処理性能を向上できる原子力プラントの水素処理設備を提供する。
【解決手段】原子力プラントの水素処理設備は、触媒式水素処理設備であり、板状の複数の触媒カートリッジ5をケーシング内に配置している。ケーシング内には、複数の触媒カートリッジ5で仕切られた複数のガス通路9が形成される。各触媒カートリッジ5は、酸素吸蔵・放出材7で作られた担体部材6の表面に、触媒金属(白金)8を担持して構成される。水素処理設備は窒素ガスが充填された原子炉格納容器内に配置される。冷却材喪失事故時に、原子炉圧力容器に接続された配管に生じたき裂から原子炉格納器内に放出された蒸気及び水素を含む窒素ガスがガス通路9に供給される。ガス通路9に流入した窒素ガスに含まれる水素は触媒金属8の作用により酸素吸蔵・放出材7から放出された酸素と反応して水を生成する。 (もっと読む)


【課題】
原子炉格納容器における冷却性能が向上することは勿論、全電源喪失時であっても、簡単な構成で電気を使用せずに原子炉格納容器の冷却を行うこと。
【解決手段】
上記課題を解決するために、本発明の原子炉システムは、炉心を内包する原子炉圧力容器と、該原子炉圧力容器を格納する原子炉格納容器と、該原子炉格納容器内に前記原子炉圧力容器を取り囲むように設置されたドライウェルと、前記原子炉格納容器の下部に設置され、該原子炉格納容器内の圧力上昇を抑制するための圧力抑制プールを保有する圧力抑制室と、前記ドライウェルと前記圧力抑制プールを連結するベント管とを備えた原子炉システムにおいて、前記ドライウェル内に、前記原子炉格納容器外から取り入れた空気が流れて前記原子炉格納容器外に排出される空気流路が設置されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】任意の圧力レベルで、原子炉格納容器内のガスをベントすることができるとともに、放射性物質のリークが生じた場合も安全に処理することができる原子炉格納容器の減圧装置を提供すること。
【解決手段】原子炉格納容器2に第1隔離弁12を介して接続され原子炉格納容器内で発生した気体を排気塔15に移送する排気管13と、排気管13の途中に第2隔離弁14を介して接続された非常用ガス処理系11と、排気管13の第2隔離弁14の上流側から分岐する緊急排気管13cと、緊急排気管13cに直列に配置された複数の止め弁18と、緊急排気管13cの前記複数の止め弁18の下流側に配置された放射線モニター19と、放射線モニター19の出力により第2隔離弁14を開放するとともに非常用ガス処理系11を起動させる制御手段20とを備える。 (もっと読む)


【課題】格納容器内の給水管が破断した場合、この格納容器の内部における圧力及び温度の上昇を抑制する原子力プラントを提供する。
【解決手段】原子力プラント10は、核反応熱により炉水を水蒸気にする原子炉圧力容器11と、この水蒸気の熱エネルギーを運動エネルギーに変換する高圧タービン13及び低圧タービン14と、熱エネルギーを放出した水蒸気を冷却して凝縮水16にする復水器15と、この復水器15から原子炉圧力容器11に戻る凝縮水16が流動する配管30と、原子炉圧力容器11を格納する格納容器12の内部に凝縮水16が流出したことを検知する検知部42と、その検知結果に基づいて配管30に冷却水48を放出する蓄水部40と、を備えている。 (もっと読む)


【課題】任意の圧力レベルで、原子炉格納容器内の気体をベントすることができるとともに、全交流電源喪失、空気作動弁の駆動源である空気圧の喪失が発生した際にも、原子炉格納容器内の気体をベントすることのできる原子炉格納容器の減圧装置等を提供する。
【解決手段】原子炉格納容器内の気体を排気塔に移送して放出する排気管と、排気管内の気体圧力を駆動源として開動作し排気管を介した気体の移送を許容する自力開閉式第1隔離弁と、排気管の気体を自力開閉式第1隔離弁の駆動部に導入するための導圧配管と直流電源駆動弁とを有する自力開閉式第1隔離弁駆動用ラインと、排気管の自力開閉式第1隔離弁より下流側に配設され、排気管内の気体圧力を駆動源として開動作する自力開閉式第2隔離弁と、排気管の気体を自力開閉式第2隔離弁の駆動部に導入するための導圧配管と直流電源駆動弁とを有する自力開閉式第2隔離弁駆動用ラインとを有する。 (もっと読む)


【課題】 長期的に原子炉格納容器内部の発生熱を原子炉格納容器外部へ輸送をすることができ、かつ原子炉建屋の耐震性能への影響が少ない原子炉格納容器の熱輸送装置を提供する。
【解決手段】 原子炉格納容器の熱輸送装置1は、原子炉格納容器22の内側において設けられ、この原子炉格納容器22内の発生熱31を受熱し、内部を流れる冷媒32に受熱した発生熱31を与える受熱部2と、前記原子炉格納容器の外側であって、タンク上面が原子炉圧力容器23の上頂よりも下方に位置するように設けられ、内部において冷却材33を収容し、冷却材33を所定温度以下に保つ冷却手段を有する冷却タンク3と、内部を流れる冷媒32の熱を冷却材33へ放熱する放熱部4と、受熱部2と放熱部4を連結して冷却ループ51を形成し、この冷却ループ51内において冷媒32を循環させるヒートパイプ5とを備える。 (もっと読む)


【課題】原子炉圧力容器を格納する格納容器の冷却構造に関し、冷却水を格納容器の外表面上に均一に分散させて、格納容器の冷却効率を向上する。
【解決手段】原子炉圧力容器51を格納する格納容器10と、格納容器10を取り囲むように格納容器10から空間を隔てて立設される原子炉建屋11,12と、格納容器10の外表面に冷却水を供給する冷却水供給手段13,14とを備え、格納容器10の外表面に、冷却水供給手段13,14から供給される冷却水を格納容器10の外面上に均一分散させる無数の微小突起16を設けた。 (もっと読む)


【課題】原子炉圧力容器を格納する格納容器の冷却構造に関し、空気流路内の自然対流の流れ低下を効果的に抑制する。
【解決手段】原子炉圧力容器52を格納する格納容器10と、格納容器10の外側面から空間を隔てて設けられ取入口20を有する壁部11と、壁部11の上部に設けられ排気口26を有する屋根部12と、屋根部12の下面から格納容器10の外側面と壁部11の内側面との間を下方に向かって延設され取入口20から壁部11の内側面に沿って下方に向かうとともに格納容器10の外側面に沿って上方に折り返される空気流路22,23を区画形成する隔壁板13とを備え、格納容器10の外側面と対向する隔壁板13の表面には無数の凹凸部αを設けた。 (もっと読む)


【課題】原子炉格納容器の表面の製作精度に左右されることなく、原子炉格納容器の表面を均一に冷却することが可能となる原子炉格納容器の冷却設備を提供する。
【解決手段】原子炉格納容器2の上方に設けた散水ノズル12により冷却水を散水して冷却する原子炉格納容器の冷却設備であって、前記散水ノズル12は、前記原子炉格納容器2の中心軸に平行に回転可能な回転軸13と、該回転軸13から径方向外方に延出されると共に所定の方向に屈曲された複数のノズル部14とを備え、前記ノズル部14には冷却水の噴射力で前記回転軸13を回転させると共に冷却水を前記原子炉格納容器2の上面全体に噴射するための噴射方向を設定した複数の噴射孔15〜18が設けられている。 (もっと読む)


【課題】本発明は、静的格納容器冷却設備の蒸気冷却熱交換器を格納容器外部に設置するシステムにおいて、窒素や水素などの非凝縮性ガスが存在した場合でも静的格納容器冷却設備の除熱性能の低下を抑制可能な手段を提供することである。
【解決手段】本発明は、少なくとも2つ以上の蒸気冷却熱交換器と、前記ドライウェル内の蒸気または蒸気と非凝縮性ガスの混合気体を引き込む気体引込手段と、該気体引込手段から前記蒸気冷却熱交換器の間に設けられた非凝縮性ガス分離装置とを有し、該非凝縮性ガス分離装置内で分離された蒸気または蒸気と非凝縮性ガスの混合気体をそれぞれ別の前記蒸気冷却熱交換器に導くことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】原子炉格納容器の内側に配置される主蒸気管が破断して、原子炉格納容器の内部温度が上昇したりベント管蒸気流束が増加したりしても、これらの設計上の上限値に対する余裕が充分に確保される原子力プラント及び主蒸気の流動制御方法を提供する。
【解決手段】原子力プラントPにおいて、炉水を加熱して蒸気を発生させる原子炉圧力容器1を格納する原子炉格納容器9と、前記原子炉格納容器9を貫通して前記原子炉圧力容器1からタービン11に前記蒸気を導く複数の主蒸気管3と、前記原子炉格納容器9の隔壁を挟んで前記主蒸気管3に設けられる一対の主蒸気隔離弁4と、前記主蒸気隔離弁4よりも下流側で複数の前記主蒸気管4を相互に連絡させる主蒸気ヘッダ8と、前記主蒸気隔離弁4よりも下流側でかつ前記主蒸気ヘッダ8よりも上流側の前記主蒸気管4又は前記主蒸気ヘッダ8に設けられる流量制限手段と、を備える。 (もっと読む)


【課題】本発明は、原子炉格納容器冷却設備の信頼性を向上することを目的とする。
【解決手段】本発明は、原子炉格納容器冷却設備を備えた原子力プラントに関し、隔壁に前記ドライウェルと連通する連通部を設けると共に、隔壁内の空間に面した開口部とダイヤフラムフロアより下側の圧力抑制プールの水面下に設けられた開口部とを備えた第1の配管を設けることを特徴とする。
【効果】本発明によれば、原子炉格納容器冷却設備の信頼性を向上できる。 (もっと読む)


【課題】非常用電源としてガスタービン発電機を使用し、隔離弁を迅速に閉弁することにより、原子炉格納容器の内外を好適に隔離することができる非常用システムを提供する。
【解決手段】原子力施設に電力を供給可能な外部電源の電力が喪失した場合に、原子力施設に電力を供給可能な非常用システムにおいて、原子力施設に電力を供給可能な非常用電源となるガスタービン発電機35と、原子力施設の事故時に、原子炉格納容器10の内外を隔離可能な隔離弁38と、外部電源の電力喪失時に、隔離弁38に電力を供給可能なバッテリ39と、ガスタービン発電機35、隔離弁38およびバッテリ39を制御可能な制御装置32と、を備え、制御装置32は、外部電源の電力喪失と原子力施設の事故とが発生した場合、ガスタービン発電機35を駆動させると共に、バッテリ39から電力が供給される隔離弁38を閉弁させる。 (もっと読む)


【課題】原子炉格納容器上部に設置する上部冷却水貯蔵タンクの容積を低減するか又は省略することによって、原子力プラントの小型化及び低コスト化を図ることができるとともに、受動的な駆動力を利用した高信頼性の原子炉格納容器の冷却構造を提供する。
【解決手段】本発明の原子炉格納容器の冷却構造は、原子炉格納容器2の外周面を取り囲む環状の空気流路4と、前記空気流路4の外周に配置した側面冷却水貯蔵タンク8と、前記格納容器3の外周面に設けられた環状の樋10と、前記樋10の底部に設けられた流下孔12と、前記側面冷却水貯蔵タンク8の冷却水を前記樋10に配水する複数の配水ダクト9と、を有する。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、信頼性を向上させ、しかもより小型で低コストな非常用復水システムを提供することである。
【解決手段】本発明は、凝縮水戻し管上に設置されている復水弁において、蒸気凝縮伝熱管に近い側から直列に破裂弁と逆止弁を配置する。逆止弁は、蒸気凝縮伝熱管に近い側を上流側として設置する。破裂弁と逆止弁および前記凝縮水戻し管の管壁によって密閉された低圧室を低圧状態とし、破裂弁が開放する弁両側の差圧は、開放すべき原子炉圧力容器内の圧力と、密閉された低圧室内の圧力の差に設定する。また、密閉された低圧室と、該低圧室よりも低圧に保持された低圧室とを圧力逃がし弁で接続し圧力逃がし弁により、密閉された低圧室の圧力を一定の低圧状態に保つ。原子炉圧力容器内の圧力が設定値まで上昇すると、破裂弁が外部からの動力及び作動信号無しに機械的に開放し、非常用復水システムが作動する。 (もっと読む)


【課題】原子炉格納容器で、原子炉一次格納容器から大量水素を含む高圧ガスをベントした場合の水素の爆轟および爆燃を抑制し、高圧ガスに含まれる放射性物質の漏洩を抑制でき、かつ、通常運転時は運転床を含む空間に運転員が立ち入って作業できるようにする。
【解決手段】原子炉格納容器8は、原子炉圧力容器2を格納する原子炉一次格納容器3と、原子炉一次格納容器3の外部に設置されて、原子炉一次格納容器3と同等の耐圧性と気密性とを有する原子炉二次格納容器4と、原子炉二次格納容器4内に設置されて、原子炉一次格納容器3内の事故時に原子炉一次格納容器3内から放出される高圧気体を受容して閉じ込めながら膨張するエアバッグ5と、原子炉一次格納容器3とエアバッグ5とを連結する気相ベント管6と、を有する。 (もっと読む)


【課題】可燃性ガスの濃度を短時間に低減できる原子炉格納設備を提供する。
【解決手段】2次PCV15で覆われた1次PCV3は、内部にドライウエル6、及び内側圧力抑制プール8及び内側ウエットウエル9を有する第1圧力抑制室7を形成する。1次PCV3と2次PCV15の間には、仕切り床17の下方及び上方に第2圧力抑制室16及び機器設置エリア20が形成される。第2圧力抑制室16が内側圧力抑制プール8に連通する外側圧力抑制プール25及びウエットウエル9に連通する外側ウエットウエル26を有する。破裂板19で封鎖された、外側ウエットウエル26と機器設置エリア20を連絡する複数の開口部18が、仕切り床17に形成される。機器設置エリア20の容積は各ウエットウエルの容積の合計の75%以上120%以下である。複数の触媒式可燃性ガス処理装置27が機器設置エリア20内に設置される。 (もっと読む)


【課題】製作、設置が容易であって、内圧が所定圧に達したときに開放する以外は開放状態とならないようにして、誤作動の発生を防いだ信頼性の高いブローアウトパネルを提供する。
【解決手段】内圧が所定圧に達したときに内圧を外部に逃す原子力発電プラントのブローアウトパネルにおいて、ブローアウトパネル1は弾性体からなる。弾性体は、ゴム又は粘着フィルムで両面を被覆したゴムである。 (もっと読む)


【課題】デブリ濾過体にデブリが付着することを抑止すると共に、開口部が簡素な構成となる原子炉格納構造を提供する。
【解決手段】原子炉が格納された室内下部において下階に連通する開口部を有する原子炉格納室と前記下階に設けられ、非常用冷却液が貯留されたサンププールと前記サンププールの下部に設けられたサンプとを備える原子炉格納容器と、前記サンプに設けられたデブリ濾過体と、前記サンプから前記非常用冷却液を吸い込んで前記原子炉格納室の上部から吐出するポンプ体とを備え、前記原子炉格納室の上部から吐出された前記非常用冷却液Wが、前記原子炉格納室の開口部からサンププール12に再流入するようにされ、非常用冷却液Wが循環するように構成された原子炉格納構造であって、サンププール12における非常用冷却液Wの流路Rに交差するようにデブリ捕捉部を備えることを特徴とする。 (もっと読む)


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