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Fターム[2H048GA54]の内容

光学フィルタ (54,542) | 干渉フィルタ (5,046) | フィルタ特性の向上、補償、制御 (217) | 通過損失の減少 (43)

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【課題】膜われ,膜剥がれが無く、波面収差が小さく、しかも環境による特性変化や光損失の小さい多層膜を有する光学素子とその製造方法を提供する。
【解決手段】多層膜MCは、屈折率が1.6以上の材料から成る第1高屈折率層H1と、成膜方法が真空蒸着(イオンアシストなし)であり、酸化チタンと酸化ランタンとの混合物、酸化チタンと酸化ジルコニウムとの混合物、酸化チタンと酸化ディスプロシウムとの混合物、又は酸化アルミニウムと酸化ランタンとの混合物から成る第2高屈折率層H2と、成膜方法が真空蒸着(イオンアシストあり)であり、SiO2から成る第1低屈折率層L1と、成膜方法が真空蒸着(イオンアシストなし)であり、MgF2から成る第2低屈折率層L2と、をL1とH1の積層構造、L2とH2の積層構造としてそれぞれ複数有し、
L1,L2の合計膜厚についての特定の条件を満足する。 (もっと読む)


【課題】物理蒸着プロセスによって得られる領域、及び化学蒸着プロセスによって得られる領域を有する、光学干渉多層被膜を開示する。また、こうした被膜を作製する方法、並びに光透過性エンベロープを有するランプも開示する。
【解決手段】光透過性エンベロープの表面の少なくとも一部に、上記の光学干渉多層被膜を設ける。このような被膜をランプに使用すると、ランプのエネルギー効率が有利に改善される。
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【課題】従来とは異なる方法により耐紫外線性が高くかつ高反射率の可視光ミラーを実現する。
【解決手段】可視光ミラー10を基板11とミラースタック層部12と紫外線吸収層部13とから構成する。ミラースタック層部12は、上記基板11上に形成され、紫外線の照射により可視光吸収の増大が誘起される誘電体材料の層を含んだ多層膜ミラーである。紫外線吸収層部13は、上記ミラースタック層部12上に被覆形成され、紫外線を吸収する誘電体材料の層を少なくとも1層含み、紫外線領域の所定の波長帯域における透過率が50%以下である。 (もっと読む)


【課題】積層する膜の総数を少なく、各膜の厚みを薄くし、傾斜した波長分離膜に光の入射で生じるP、S偏光成分の光学特性の分離幅を小さく、かつ光入射角のずれによる透過帯域及び阻止帯域のシフト幅を小さく、阻止帯域を従来よりも広くし、Siのトータル膜厚を薄くし、Siによる急峻な透過損失を低減させることができる波長分離膜及びそれを用いた光通信用フィルタを得る。
【解決手段】高屈折率材料の第1の薄膜と、低屈折率材料の第2の薄膜と、中間の屈折率材料の第3の薄膜とを複数層積層した構造を有する波長分離膜で、高屈折率材料がシリコンで、低屈折率材料が、酸化珪素、フッ化マグネシウム、及び酸化アルミニウムから選ばれる少なくとも1種で、中間の屈折率材料が、酸化チタン、酸化タンタル、酸化ニオブ、酸化ジルコニウム、酸化ハフニウム、及び酸化アルミニウムから選ばれる少なくとも1種である。 (もっと読む)


【課題】光信号の損失を抑えつつ、帯域および分散補償特性の向上を図ること。
【解決手段】分散補償装置100は、反射型のエタロン121〜123を用いて光信号の分散補償を行う。エタロン121〜123はそれぞれ光信号を反射させる。エタロン123は、エタロン121,122よりも群遅延特性の波長周期およびフィネスが大きい。電源131〜133および温度制御部141〜143は、エタロン121〜123の群遅延特性を波長シフトさせる。 (もっと読む)


【課題】 不要な波長の光のみをカットし、必要な波長の光を効率よく得られるような構成を容易に実現することを目的とする。

【解決手段】 特定波長の光を選択的に反射するフィルター層と、特定波長の光で励起して発光する蛍光体を含んだ蛍光体層を備える光学フィルムを用いることとした。これにより、フィルター層で反射された光が蛍光体層で異なる波長の光に変換され、フィルター層を透過することになる。この光学フィルムを表示素子と照明装置の間に配置することにより、表示素子で吸収される光成分を蛍光体層で変換して表示素子を透過させることができる。したがって、輝度効率と色再現性の非常に高い照明装置が実現できる。 (もっと読む)


【課題】 自立薄膜フィルタと接着剤の界面において発生する光のロスの少ない光フィルタユニットを提供する。
【解決手段】 光フィルタユニット1には、ダイシングソー等により溝8が形成され、その中に自立薄膜フィルタ4が嵌め込まれて、接着剤7で固定されるようになっている。溝8の幅は約50μm、自立薄膜フィルタ4の幅は約30μmである。自立薄膜フィルタ4は、高屈折物質であるNbの薄膜と、低屈折率物質であるSiOの薄膜を交互に多層重ねて形成されているが、その両最外層は、SiOとされている。SiOの屈折率は、1.46であるので、接着剤7の屈折率もそれとほぼ同じ1.46±0.01となるようなものが使用されている。このような光フィルタユニット1においては、自立薄膜フィルタ4と接着剤7との屈折率の差が0.01以下であるので、それらの界面での反射がほとんど発生しない。 (もっと読む)


【課題】 光学フィルタを構成する各屈折率層の膜厚を変化させずに、各層の膜厚の制御性を良好に保ちながらリップルの少ない光学フィルタ及びこれを備える光学機器を提供すること。
【解決手段】 吸収フィルタ8の薄膜15は、屈折率が相対的に低い低屈折率層12と屈折率が相対的に高い高屈折率層13とが交互に基板11上に積層され、高屈折率層13の屈折率が漸次高く変化し低屈折率層12の屈折率が漸次低く変化する第1の積層部18と、高屈折率層13の屈折率が第1の積層部18の最も高い屈折率と、及び低屈折率層12の屈折率が最も低い屈折率と略同一である第2の積層部20と、高屈折率層13の屈折率が、基板11側へ向かって漸次低く変化し低屈折率層12の屈折率が漸次高く変化する第3の積層部21とを備えている。入射媒質17と第1の積層部18との間には、薄膜15に入射する光の透過帯域での反射を防止する反射防止膜22が配されている。 (もっと読む)


【課題】簡易な方法で、容易にソリッドエタロンフィルタの基板の平行度の精度を向上させてMD特性を改善することと共に、基板の厚みを調整するとにより、ソリッドエタロンフィルタのFSR特性の微調整を図ることを目的とする。
【解決手段】本発明に係るソリッドエタロンフィルタ4は、石英、或いは水晶等を所定の板厚に加工した基板2に、スピンコータを用いてコーティング材からなる薄膜5を基板の平行度が改善されるよう形成し、更に、基板2の両面に反射膜3を成膜したものである。ソリッドエタロンフィルタの基板を研磨により加工する際に発生する不具合は、基板の中央部が窪んだ凹型の形状となることが多い。そこで、本発明は、ソリッドエタロンフィルタの基板の表面に、スピンコータを使用して凹部を埋めるようにコーティングし、ソリッドエタロンフィルタのMD特性を向上させたことが特徴である。 (もっと読む)


【課題】従来の光学多層膜フィルタよりもさらに薄い光学多層膜フィルタとしての基板レスフィルタに関して、特殊な基板を用いる、基板を溶解する、などという複雑な製造方法がとられており、簡便な製造方法が得られていない。
【解決手段】基板上に樹脂層を形成する工程と、前記樹脂層上に多層膜を形成する工程と、前記多層膜を樹脂層との界面から剥離する剥離工程とを有する光学多層膜フィルタの製造方法。多層膜を形成する工程と剥離工程との間に、多層膜及び樹脂層を所望の大きさに切断する工程を含むことも出来る。 (もっと読む)


本発明の薄膜形成装置(1)は、内部を真空に維持する真空容器(11)と、真空容器(11)内に反応性ガスを導入するガス導入手段(76)と、真空容器(11)内に反応性ガスのプラズマを発生させるプラズマ発生手段(61)と、を備える。そして、真空容器(11)内の壁面には、熱分解窒化硼素(P)が被覆されている。
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【課題】 少ない部品点数で作製でき、光機能素子への入射角度の調整が可能な誘電体多層膜フィルタ型光部品の提供。
【解決手段】 複数のコリメータの間に光機能素子を挟んだ構造の誘電体多層膜フィルタ型光部品であって、管状をなし中央部に光機能素子固定用の穴3が設けられた部品本体2と、前記穴を塞いで融着された低融点ガラス4によって前記部品本体内に固定された光機能素子5と、部品本体のそれぞれの開口から先端が前記光機能素子に近接する位置まで挿入され、かつ部品本体のそれぞれの開口端部で半田8により固定された複数のコリメータ6,7とからなることを特徴とする誘電体多層膜フィルタ型光部品1。 (もっと読む)


【課題】 成膜中に材料の屈折率及びレートが変化しても、高精度な光学薄膜を製造すること。
【解決手段】 光学薄膜の設計時に時間のパラメータを導入し、成膜時における材料の屈折率及び分散の時間変化、及び材料のレート変化を考慮し、所望の光学特性を得ること。 (もっと読む)


実数の屈折率および/または虚数の屈折率をそれぞれ有する複数の層を有する光学干渉フィルターが提供される。前記実数の屈折率および前記虚数の屈折率の値は、外部電界の強度に依存する。各層の材料の屈折率および厚みならびにそれらの組み合わせは、入射光の少なくとも一つの偏光状態に対するスペクトルの少なくとも一領域において干渉の極値がもたらされるよう、選ばれている。少なくとも一つの層は、電気光学材料からなり、それは、異方性でありかつ少なくとも一つの芳香族有機材料から作られている。前記芳香族有機材料の分子または前記分子のフラグメントは、平板状構造を有する。前記電気光学材料の層の少なくとも一部は、光軸に沿った分子間間隔が3.4±0.3Åである結晶構造を有する。 (もっと読む)


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