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Fターム[2K001AA10]の内容

Fターム[2K001AA10]に分類される特許

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【課題】防眩制御及び表示制御の実行を担保しつつ、車両のミラー装置としての小型化やそのコストの低減を図ることができる車両のミラー装置を提供する。
【解決手段】この車両のミラー装置は、EC素子12を通じて車両のルームミラーを防眩状態及び非防眩状態に選択的に切り替える防眩制御を実行するとともに、この防眩制御の実行を停止してミラーが非防眩状態であることを条件に液晶表示装置20を通じて車両後方の映像をミラーに表示させる表示制御を実行する。ここでは、EC素子12及び液晶表示装置20のLED22をそれぞれ駆動させる共用の駆動回路40を設けた上で、この駆動回路40を通じてEC素子12及びLED22を駆動させることで防眩制御及び表示制御を選択的に実行する。 (もっと読む)


【課題】電解液や電極の材質や各部材の各部位の寸法等に基づいた制限を受けずに充分にエレクトロクロミック膜を着色できるエレクトロクロミックミラーを得る。
【解決手段】本エレクトロクロミックミラー10では、導電性反射膜18と電解液40との間に絶縁膜22が設けられ、絶縁膜側小孔24の内側を除いては導電性反射膜18と電解液40との間が電気的に絶縁されている。このため、絶縁膜側小孔24が形成されていない部分では導電性反射膜18に電解液40が触れないのでフェロセンイオンの還元反応が生じない。これにより、フェロセンの酸化還元反応の繰り返しにより導電性膜36と導電性反射膜18との間で定常的に電流が流れることを極めて効果的に抑制でき、この電流に起因した電圧降下を極めて効果的に抑制できる。 (もっと読む)


【課題】省電力化を維持しつつ、少なくとも一対の電極への電圧印加していないとき、当該一対の電極間を短絡させ、早期放電を実現すると共に、ドライバ回路の異常発生時等において、迅速にエレクトロクロミック膜を無色状態にする。
【解決手段】制御回路60が異常を感知したときにリレーコイル62のコイル60Aを励磁し、この励磁によってオンするスイッチ部62Bを介して導電性光反射膜16と電極膜22間の短絡する構成としたので、防眩ミラー10のエレクトロクロミックミラー膜14を着色するための一対の電極(導電性光反射膜16と電極膜22)への印加によって蓄積される電荷を、迅速に放電することができる。さらに、正常時は電力を消費させる要因であった放電用抵抗等を廃止することができる。 (もっと読む)


【課題】溶融塩溶媒中の可溶性二官能性酸化還元染料の電解質溶液を使用して、紫外線照射に対して増強された安定性を有する電気工学デバイスを製造する。
【解決手段】溶媒として、リチウム陽イオンまたは四級アンモニウム陽イオン、およびトリフルオロメチルスルホネート(CF3SO3-)、ビス(トリフルオロメチルスルホニル)イミド((CF3SO22-)、ビス(パーフルオロエチルスルホニル)イミド((CF3CF2SO22-)およびトリス(トリフルオロメチルスルホニル)メチド((CF3SO23-)から選択されるパーフルオロスルホニルイミド陰イオンを含む。 (もっと読む)


【課題】ハロゲン光とHID(High Intensity Discharged lamp)光の双方に対し防眩性を有し、かつ防眩時の対象物の視認性を向上させた液体型EC(エレクトロクロミック)素子を提供する。
【解決手段】還元着色剤としてビフェニルジカルボン酸ジエチルを含み、酸化着色剤としてフェロセンまたはフェノチアジンを含むEC液でEC層を構成する。反射型素子の場合、反射率のピーク波長が510〜600nmにあり、400〜510nmの平均反射率が10%以下、510〜600nmの平均反射率が23%以上、600〜800nmの平均反射率が15%以下である。透過型素子の場合、透過率のピーク波長が510〜600nmにあり、400〜510nmの平均透過率が15%以下、510〜600nmの平均透過率が20%以上、600〜800nmの平均透過率が35%以下である。 (もっと読む)


【課題】導電性反射膜に孔をあける構成としても反射率を大きく低下させる等の不具合の発生を防止又は効果的に抑制して、鮮明な反射像を得ることができるエレクトロクロミックミラーを得る。
【解決手段】本エレクトロクロミックミラー10では、透孔70の内径寸法Dと隣り合う透孔70の中心間距離Lとの比と、散乱反射率との関係がグラフにより示されている。この図に示されるように、内径寸法Dと中心間距離Lとの比が7以上になると、透孔70の境界の光の回折現象に起因した光に散乱が極めて効果的に低減される。これにより、反射光により形成される反射像が光干渉を発生したり、白濁したりすることを防止又は効果的に抑制できる。 (もっと読む)


【課題】色の選択と維持ができるエレクトロクロミック媒体を提供する。
【解決手段】色が少なくとも三種の電気活性物質の濃度を個々に選択することにより予め選択できるよう、ともに加算される吸収スペクトルを有する少なくとも三種の電気活性物質を含むエレクトロクロミック媒体を有する。エレクトロクロミック媒体は、その通常の電圧範囲全体にわたって予め選択された感知される色を維持する。三種の電気活性物質は、一種の電気化学的還元性物質(カソード物質)、一種の電気化学的酸化性物質(アノード物質)およびアノードまたはカソード物質のいずれかのさらなる電気活性物質を含む。媒体中には三種の電気活性物質があり、少なくとも二種がアノード物質またはカソード物質である。予め選択される色は、例えば、赤色、オレンジ色、黄色、緑色、青色、紫色である。自動車用のエレクトロクロミックミラーについては、現在のところ灰色である。 (もっと読む)


【課題】大きな電圧を印加しなくてもエレクトロクロミック膜を充分に着色できるエレクトロクロミックミラーを得る。
【解決手段】本エレクトロクロミックミラー10では、エレクトロクロミック膜16にて還元反応が生じる際に導電性膜28を形成する銀に電解質を構成する過塩素酸リチウムの負イオンが反応し、これにより、塩化銀が生成され、塩化銀により形成された難溶性塩膜30上に析出される。これにより、上記の還元反応に応じた補償がなされる。 (もっと読む)


【課題】反射膜に銀を用いても、エレクトロクロミック膜での銀の拡散を防止又は極めて効果的に抑制できるエレクトロクロミックミラーを得る。
【解決手段】本エレクトロクロミックミラー140では、エレクトロクロミック膜16と光反射膜146との間にリチウムイオン透過膜144を設けているため、エレクトロクロミック膜16への銀の拡散が防止又は効果的に抑制される。これにより、銀又は銀を含む合金により光反射膜146を形成しても、エレクトロクロミック膜16の黄変を防止又は効果的に抑制でき、長期に亘り品質を良好に保つことができる。 (もっと読む)


【課題】大きな電圧を印加しなくてもエレクトロクロミック膜を充分に着色できるエレクトロクロミックミラーを得る。
【解決手段】本エレクトロクロミックミラー10では、カーボン膜30は活性炭を含めて構成されている。活性炭は多孔質であるが故に表面積が大きい。このため、多くの負イオン及び正電荷の蓄積能力を有しており、エレクトロクロミック膜16における還元反応を補償できる。この結果、スイッチ42をON状態として電圧を印加することでエレクトロクロミック膜16を充分に着色できる。 (もっと読む)


【課題】車両用防眩ミラー装置を安価に構成する。
【解決手段】車両の車幅灯又は前照灯がオン状態である場合、電源12が車両の周囲が暗所であると判断して各素子に電力を供給し、比較器4が後方光量検出センサ2により検出される車両後方からの光量に応じたエレクトロクロミックセル11の充放電制御を有効にする。このような構成によれば、後方光量検出センサのみでエレクトロクロミックセルの充放電制御を行うことができるので、後方光量検出センサと前方光量検出センサの2つのセンサを設ける必要が無くなり、車両用防眩ミラー装置を安価に構成することができる。 (もっと読む)


【課題】低コストで簡易な構造の青色膜構造体、青色膜の形成方法、スパッタ装置を提供する。
【解決手段】水素イオンを含んだ酸化タングステン膜の単層膜からなる青色膜と、この青色膜が形成された支持体とを備えたことを特徴とする青色膜構造体。 (もっと読む)


【課題】高速応答性と高耐久性を備えた調光素子と共に、このような調光素子を応用した調光デバイス、例えば調光窓、防眩ミラー、非発光型表示装置などを提供すること。
【解決手段】2枚の導電膜6,7の間に色変化膜と電解質膜2を備えた調光素子において、上記色変化膜を電圧印加によって還元されて色変化を生じる第1の膜3と、同方向の電圧印加によって酸化される第2の膜4により構成し、電解質膜2の一方側に1層以上の第1の膜3を、他方側に1層以上の第2の膜4を配置すると共に、これら第1及び第2の膜3及び4の少なくとも1つと電解質膜2との間に電荷バリア層5を形成する。 (もっと読む)


【課題】エレクトロクロミックデバイスを提供すること。
【解決手段】本発明のエレクトロクロミックデバイスは、少なくとも1つのポリマー表面を有する第1の基板(12);該ポリマー表面に沿ったプライマー層(32);該第1の基板のプライマーに沿った第1の導電性透明コーティング(18);該第1の基板から空間を隔てた第2の基板(14)であって、それらの間のチャンバーを規定する、第2の基板(14);該第2の基板の表面上の第2の導電性透明コーティング(20);ならびに該チャンバーに含まれるエレクトロクロミック媒体であって、該第1および第2の導電性コーティングに対して電力が適用された際に、減少した発光性透過率を有し、かつ該エレクトロクロミック媒体を介して電位を確立し、ここで、該エレクトロクロミック媒体および該プライマー層は適合性である、を備える。 (もっと読む)


本発明はエレクトロクロミック電解質ポリマーブレンドに関する。このブレンドは、非晶質ポリマーと電子発色団成分とを含む。電子発色団成分は、エレクトロクロミック部分と共重合させたポリアルキレンポリマーを含む。こうしたブレンドは、建築グレージングおよび自動車グレージング、アイウェア、ディスプレイおよび看板などの製造物品を形成させるために用いることが可能である積層物中で用いることが可能であるエラストマーフィルムおよび塗料を製造するために用いることが可能である。 (もっと読む)


【課題】自動車のためのバックミラーアセンブリ内、並びに窓アセンブリ内で利用するエレクトロクロミック要素を提供する。
【解決手段】エレクトロクロミック要素は、第1の表面及び第1の表面の反対側にある第2の表面を有する第1の基体と、第1の基体と離間した関係であり、かつ第2の表面に対向する第3の表面及び第3の表面の反対側にある第4の表面を有する第2の基体と、第1及び第2の基体の間に位置し、電界の印加時に可変である光透過率を有するエレクトロクロミック媒体とを含む。要素は、第1の表面、第2の表面、第3の表面、及び第4の表面の少なくとも選択された1つの少なくとも一部分を覆う透明電極層を更に含み、透明電極層は、絶縁体/金属/絶縁体スタックを含む。絶縁体/金属/絶縁体スタックを構成するのに利用する材料は、反射率、色、電気的切り換え安定性、及び環境耐久性のような要素の光学的及び物理的特性を最適化するように選択される。 (もっと読む)


【課題】自動車のためのバックミラーアセンブリ内、並びに窓アセンブリ内で利用する時のエレクトロクロミック要素、特に、関連のバルク導電率値を損なうことなく大気圧で堆積させた導電層を含むエレクトロクロミック要素を提供する。
【解決手段】エレクトロクロミック要素を製造する方法は、第1及び第2の表面と第1のエッジ面とを有する第1の基板を準備する段階と、第2の表面に対向する第3の表面と第4の表面と第2のエッジ面とを有する第2の基板を準備する段階と、第1及び第2の基板の間に位置し、電界の印加時に可変である光透過率を有するエレクトロクロミック媒体を準備する段階と、実質的に大気圧で達成される、表面の少なくとも1つの一部分上に導電層を付加する段階と、金属粒子、有機金属、金属有機化合物、及びその組合せのうちの少なくとも1つを付加する段階とを含み、導電層は、150マイクロオーム・cmに等しいか又はそれよりも大きいバルク抵抗率を有する。導電層は、インクジェット、超音波スプレー、オーガー又はジェットポンピングを通じて付加することができる。 (もっと読む)


【課題】従来より単純な構成で製造コスト低減を実現しつつ迅速な発色/消色応答性を有するエレクトロクロミックミラーの提供。
【解決手段】本発明により提供される好適なエレクトロクロミックミラー10は、透明基板12と、その基板12の内側表面に配置されるエレクトロクロミック層14と、そのエレクトロクロミック層14に接して配置される少なくとも1種のカチオンを透過可能な導電性光反射層16と、エレクトロクロミック層14にカチオンを供給可能な電解質層18と、少なくとも電解質層18を挟んで導電性光反射層16と対向する電極層20とを備え、エレクトロクロミック層14はゾルゲル法により多孔質構造に形成されている。 (もっと読む)


本発明は、電子伝導層と基板との間に配列された少なくとも1つの有機層、ワニス層と電気伝導層との間に配列された、窒化ケイ素、酸化ケイ素もしくはオキシ窒化ケイ素、または窒化アルミニウム、酸化アルミニウム、もしくはオキシ窒化アルミニウム、または上記化合物の少なくとも2つの混合物(混合Al/Si窒化物またはオキシ窒化物)から製造されたバリア層を含むことを特徴とする、少なくとも1つの有機基板、少なくとも1つの電気伝導層および少なくとも1種の活性種を含む、電子化学システムに関する。
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【課題】全固体型エレクトロクロミック素子が太陽光照射を受けたときに、フォトクロミック現象によって着色するのを防止する。
【解決手段】エレクトロクロミック素子40は、透明ガラス基板42の上に、ITO膜44、多孔質状で電子リーク性のTaOx(xは2.10〜2.45、好ましくは2.30〜2.45)膜46、電子リーク性のWO膜48、ITO膜50が順次積層成膜され、さらにITO膜50の上に吸湿性の透明封止材52を介して透明封止基板54が貼り合わされて、全体として透過型のエレクトロクロミック素子を構成している。太陽光の紫外線によりWO膜48の内部に自然電位が発生しても、電子リーク性のTaOx膜46と電子リーク性のWO膜48との間ですぐに放電されるので、フォトクロミック現象による着色が防止される。 (もっと読む)


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