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Fターム[3G024AA23]の内容

内燃機関のシリンダブロック、ケーシング (17,598) | エンジン内の場所 (5,521) | シリンダブロック (1,858) | シリンダ摺動面 (302) | 潤滑のための凹部を持つもの (79)

Fターム[3G024AA23]に分類される特許

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【課題】ピストンリングが摺動する領域において、ピストンリングとシリンダの内壁面との往復動摩擦を低減することができるシリンダを提供すること。
【解決手段】ピストンリングを備えるピストンが内壁面を摺動するシリンダにおいて、前記シリンダの内壁面のうち、前記ピストンの上死点における最下位のピストンリングのリング溝の下面位置から、前記ピストンの下死点における最上位のピストンリングのリング溝の上面位置までの間の領域である行程中央部領域に複数の凹部をシリンダの軸方向に所定の間隔をもって形成し、前記間隔を、シリンダ内壁面を摺動するピストンリングの中で、その外周摺動面のシリンダ軸方向長さが最も小さいピストンリングの外周摺動面のシリンダ軸方向長さよりも小さくし、前記行程中央部領域の面積を100%としたときの、全凹部の面積の合計が15〜70%の範囲内とし、前記シリンダの内壁面の、前記行程中央部領域以外の領域には前記凹部を形成しない。 (もっと読む)


【課題】ピストンリングが摺動する領域において、ピストンリングとシリンダの内壁面との往復動摩擦を低減することができるシリンダを提供すること。
【解決手段】ピストンが内壁面を摺動するシリンダにおいて、前記シリンダの内壁面のうち、前記ピストンの上死点における最下位のピストンリングのリング溝の下面位置から、前記ピストンの下死点における最上位のピストンリングのリング溝の上面位置までの間の領域である行程中央部領域に複数の凹部を形成し、前記行程中央部領域の面積を100%としたときの、全凹部の面積の合計を1〜80%の範囲内とし、かつ、当該行程中央部領域における、シリンダ周方向の全ての断面には、前記複数の凹部のうち少なくとも一つの凹部を形成し、前記シリンダの内壁面の、前記行程中央部領域以外の領域には前記凹部を形成しない。 (もっと読む)


【課題】ピストンがシリンダライナー内に配置されシリンダ軸線の方向に往復作動するピストン式燃焼機関、特に緩速2ストローク式大型ディーゼル機関のシリンダライナーのシリンダ壁に滑走面を形成する機械加工方法を提供する。
【解決手段】シリンダライナー素材を設ける段階および切削工具によるシリンダ壁2の切削段階を含み、微細機械加工段階にてシリンダ壁2に円周方向毛管61のある毛管状微細構造6を形成し、前記毛管状微細構造6がシリンダライナー3のシリンダ軸線4に沿って螺旋状に伸長されるようにする機械加工方法に関するものである。本発明による機械加工方法の特徴は、毛管状微細構造6が実質的に保持されるように、交差方向機械加工方法によって毛管状微細構造6の円周方向毛管61の間に交差方向連結部を形成するものである。 (もっと読む)


【課題】耐摩耗性および耐焼き付き性に優れ、且つ、摩擦ロスの小さいシリンダブロックおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明によるシリンダブロックは、摺動面101を有するシリンダ壁103を備え、シリコンを含むアルミニウム合金から形成されたシリンダブロックである。本発明によるシリンダブロックは、摺動面101に複数のシリコン結晶粒1、2を有し、摺動面101の十点平均粗さRzJISおよび切断レベル30%における負荷長さ率Rmr(30)は、摺動面101の上側1/4の部分101aにおいて、摺動面101の下側1/4の部分101bにおいてよりも大きい。 (もっと読む)


【課題】シリンダボアの内周面に潤滑油の保持性に優れ、容易に形成することができる潤滑油保持部を設ける。
【解決手段】先ず、シリンダライナ1の内周面1Aに、金型の円筒状の凸部を押付けて環状溝3を形成する。次に、環状溝3の中心に金型の円錐状の凸部を押付け、塑性変形によって円錐状の凹部4を形成する。このとき、環状溝3の内周縁部が径方向外側に押出され、押出し部5によって環状溝3の開口部が窄められて、溝内部に開口部よりも径方向に広がったオイル溜り7が形成される。このようにして、潤滑油保持部2を容易に成形することができる。そして、環状溝3の開口部を窄めたことにより、潤滑油を保持する溝の容積を大きくしつつ、溝から流出する潤滑油の量を抑えることができるので、潤滑油の保持性を高めることができる。 (もっと読む)


【課題】ショットブラスを要せずに、ボア面の上死点を含む上側領域と下死点を含む下側領域に、それらの間の中間領域と異なる窪みを形成するためのボア面加工方法を提供する。
【解決手段】本発明に係るシリンダボア面の加工方法は、シリンダブロックのシリンダ孔の内周面に多数の窪みが分布する表層を形成する表層形成工程と、表層が形成された内周面のうち上死点を含む上側領域と上側領域から離間しており下死点を含む下側領域に高圧の液体を噴射する粗面化工程を含んでいる。表層形成工程によって予め多数の窪みを形成しておき、その窪みに高圧の水を噴射することによって、窪みの周縁が集中的に削られて窪みが拡径される。この方法は、非機械加工による窪みの形成とウォータージェットによって、ショットブラストのように微粒子を用いることなく、ボア面の上側領域と下側領域に中間領域とは異なる窪みを形成することができる。 (もっと読む)


【課題】シリンダライナをシリンダボア位置に鋳包んでなるシリンダブロックにおいて、シリンダライナとシリンダブロック本体との接合力を高めたシリンダブロックおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】少なくとも一部が内周面4から外周面5に亘って貫通するように、シリンダライナ2に対して多数の微小孔3を設け、このシリンダライナ2の外周面5に対してプラズマを照射する。その後、シリンダライナ2をシリンダブロック1のシリンダボア位置に鋳包み、シリンダライナ2の内周面4に対して研削処理を施して閉塞された微小孔3を開口する。 (もっと読む)


【課題】工具ホルダに対するフォームローラのオフセット量や工具ホルダの回転速度が変化しても、遠心力の影響を解消することができる微細凹部の加工装置を提供する。
【解決手段】シリンダボアBの内周面Baに微細凹部を形成する装置であって、回転駆動される工具ホルダ10と、工具ホルダ10の回転軸L1と直交する方向に移動可能なローラ支持部材12と、工具ホルダ10の回転軸L1と平行なローラ軸L2回りに回転自在なフォームローラ13と、ローラ支持部材12に荷重を付与してフォームローラ13を内周面Baに圧接させる荷重発生手段14と、工具ホルダ10の回転により生じた遠心力を検出する遠心力検出手段15と、検出した遠心力に基づいて重心を調整するためのバランスウエイト16を備えた加工装置とし、工具ホルダ10を回転駆動した際の遠心力の影響を可及的に解消した。 (もっと読む)


【課題】被加工物に塑性形成した微細凹部の評価を容易に短時間で行うことができるようにする。
【解決手段】本発明は、加工具に複数形成した成形用凸部を被加工物の表面に押圧することにより、その表面に塑性加工した複数の微細凹部の品質を評価する被加工物の評価方法において、上記被加工物20に形成されている微細凹部21,22の一部のもの22の形態を測定し、測定した一部の微細凹部22の形態の変化に基づき、他の微細凹部21の品質を評価する。 (もっと読む)


【課題】溶射中に開口部内面に堆積する溶射粒子や溶射皮膜の一部が脱落することを効果的に防止でき、かつ溶射後に開口部内面に堆積した溶射皮膜を容易に剥離することのできる溶射用マスキング治具を提供する。
【解決手段】溶射用マスキング治具10は、シリンダブロック(被溶射部材)20のシリンダボア(孔部)21の内壁面21aに金属溶射する際に、端面20aを覆うように配設され、シリンダボア21に対応する開口部11を有する。開口部11の内面11aが、鋼材よりも金属溶射の溶射材料が付着し難い難付着材料よりなり、かつ、凹凸形状とされている。溶射用マスキング治具10自体の材質を難付着材料(カーボン、真鍮、PTFE等)としたり、あるいは難付着材料(DLC等)よりなる処理膜を開口部11の内面11aに形成したりすることができる。 (もっと読む)


【課題】溶射前の下地粗面化加工として行うねじ切加工後の切粉を除去し、その後の溶射皮膜の性状悪化を防止する。
【解決手段】シリンダボア内面3aに対し溶射皮膜を形成する前の下地処理として、ねじ切り加工を行い、螺旋状の溝15を形成する。下地処理加工後に、溶射ガン7の溶射ノズル部9における気体噴出機構を利用して空気を噴出させてエアブロー55を実施し、ねじ溝15に残留する切粉などの異物を除去する。 (もっと読む)


【課題】鉄系多孔質焼結体をAl合金中に鋳込んだシリンダライナのホーニング方法を提供する。
【解決手段】本発明に関するホーニング方法は、鉄系多孔質焼結体の外周側から含浸させたAl合金とにより形成されたシリンダライナのホーニング方法であって、第1粗さのダイヤモンド砥粒を固化させた第1砥石を回転させつつシリンダライナの軸方向へ上下動させる第1研削工程と、この第1粗さよりも細かい立方晶窒化ホウ素(CBN)砥粒を固化させた第2砥石を回転させつつシリンダライナの軸方向へ上下動させる第2研削工程とからなることを特徴とする。これにより、鉄系多孔質焼結体がAl合金中に鋳込まれてなるシリンダの場合でも、面性状の良好なクロスハッチ条痕を有するシリンダライナが得られる。 (もっと読む)


【課題】開口内壁に潤滑油が留まり易くなるように開口内壁を焼き入れしたシリンダブロックを提供することである。
【解決手段】シリンダブロック20の開口内壁71を、螺旋状に焼き入れする。開口内壁21が、複数の傾斜した線に沿って焼き入れされる。開口内壁71が複数の傾斜した線を単位として加熱され、加熱箇所を前記単位毎に移動させて、開口内壁71が焼き入れる。直前の加熱箇所を冷却する。誘導加熱コイル10をシリンダブロック20の開口70内に挿入し、開口70内において誘導加熱コイル10の一部がシリンダブロック20の開口内壁71に近接しており、誘導加熱コイル10に高周波電流を通電しつつ回転させ、同時に誘導加熱コイル10を軸方向に移動させて開口内壁71を加熱し、開口内壁71が螺旋状に焼き入れされる。 (もっと読む)


【課題】被加工物における円形孔の内周面に微細凹部を形成するに際し、被加工物が高硬度材であっても微細凹部を良好に形成することができ、従来では適用困難であった直径の小さい円形孔にも適用可能である微細凹部の加工方法を提供する。
【解決手段】シリンダブロックCBにおけるシリンダボアBの内周面に微細凹部Pを形成するに際し、外周部に少なくとも1個の凸状電極3を設けた電極ヘッド2を用い、シリンダボアB内に電極ヘッド2を配置して内周面と凸状電極3の間に電圧を印加することで、放電加工によりシリンダボアBの内周面に微細凹部Pを形成するようにし、高硬度材のシリンダブロックCBでも微細凹部Pを良好に形成することができると共に、電極ヘッド2の構造を簡単で小型なものにして直径の小さいシリンダボアBにも適用可能にした。 (もっと読む)


【課題】簡単な方法で微細な凹部を形成することができ、生産効率を低下させることなく凹部の形状を任意に変えることのできる摺動面への微細凹部形成方法を提供する。
【解決手段】相互に摺動する2つのピストンとシリンダボアのうち、シリンダボアのボア内壁に微細な凹部11を複数形成する摺動面への微細凹部形成方法において、ボア内壁1aにレーザhvを照射して断面形状を略U字状とした微細な第1凹み11Aを形成した後、そのレーザhvの照射センター位置C2を摺動方向にオフセットして前記第1凹み11Aの脇にさらにレーザhvを照射して第1凹み11Aと連接する第2凹み11Bを形成し、さらに照射センター位置C3をオフセットして第2凹み11Bとは反対側であって第1凹み11Aの脇にレーザhvを照射して第1凹み11Aと連接する第3凹み11Cを形成することで微細な凹部11を断面略W形状とする。 (もっと読む)


【課題】加工工数を増やすことなく生産性の向上を図ることができ、且つ断面略W形状の凹部と同様、摩擦抵抗の少ない摺動部材及び摺動面への微細凹部形成方法を提供する。
【解決手段】相互に摺動するピストンとシリンダボア1のうちシリンダボア1のボア内壁1aに微細な凹部11を複数形成するに際して、前記ボア内壁1aにレーザhvを断続的に照射して断面形状を略U字状とした微細な第1凹み11Aを同一列上に複数形成した後、同一列上に形成された前記第1凹み11Aに対して、その配列方向において一つずつレーザhvの照射位置を互い違いの位置にずらしてレーザhvを照射して前記第1凹み11Aと連接する第2凹み11Bを形成する。 (もっと読む)


【課題】摺動部材1の内周面のCrめっき皮膜15にクラックを形成することなく、所望の摺動特性が得られるようにする。
【解決手段】プラトー部及び凹部が形成された摺動部材1の内周面の上にCrめっき皮膜15が形成され、このCrめっき皮膜15表面におけるプラトー部12の面積率が60%以上85%以下となるようにする。 (もっと読む)


【課題】被加工物の被加工面に多数の微細凹部を形成した後、微細凹部の周囲に生じた盛上り部分を研削加工により除去するに際し、最終的に得られる微細凹部の深さのばらつきを極力小さくし、加工効率の向上を実現する仕上げ加工方法を提供する。
【解決手段】被加工物W1における円周面である被加工面S1に多数の微細凹部Aを形成した後、微細凹部Aの周囲に生じた盛上り部分Bを研削加工により除去するに際し、被加工面S1に研削工具であるホーニング砥石1を押付けた状態にし、ホーニングツールを回転させて盛上り部分Bを除去しながら、研削抵抗及び押付け圧力の少なくとも一方を検出し、その検出値に基いて加工完了を判断することにより、微細凹部の深さのばらつきを極力小さくして加工効率の向上を実現した。 (もっと読む)


【課題】摩擦係数の低減効果の高い摺動方法を提供する。
【解決手段】第1部材11と第2部材12とを粘性流体を介して摺動させる摺動方法であり、第2部材との摺動面に微細な凹部13を形成した第1部材を、第1部材と第2部材との接触部を固定した座標系から見た場合に、第1部材の移動速度の絶対値が第2部材の移動速度の絶対値よりも大きくなるように摺動させる。 (もっと読む)


【課題】円柱状のワークの外周面又はワークが有する円形孔の内周面に対して精度良好に微細凹部を形成することができ、加工時間の大幅な短縮を実現することが可能である微細凹部加工装置及び微細凹部加工方法を提供する。
【解決手段】表面に複数の高硬度の微細凸部を具備した加工帯10と、加工帯10をワークWの外周面Woに押し付け可能とした押付けローラ5を備え、加工帯10はワークWの外周面Woの被加工部分の軸心方向長さと同等の帯幅寸法wを有し且つ被加工部分の円周方向長さと同等の帯長寸法lを有し、被加工部分の軸心方向に帯幅方向を合致させた加工帯10の微細凸部を押付けローラ5でワークWの外周面Woに一定の荷重又は変位で押し付けた状態で、ワークWの外周面Woと加工帯10の微細凸部との接触位置を円周方向に相対的に移動させる主軸3及び加工帯駆動部6を設けた。 (もっと読む)


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