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Fターム[3H039BB28]の内容

回転型ポンプ (12,088) | 目的 (3,071) | 効率向上 (485)

Fターム[3H039BB28]に分類される特許

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【課題】間欠連通路による起動不良改善を図りつつ、確実に背圧異常上昇回避を図ることができるスクロール圧縮機を提供すること。
【解決手段】スクロール圧縮機は、背圧室110と圧縮室100とを間欠的に連通し、この連通する圧縮室100の圧力が起動時では背圧室110の圧力である背圧より高くなり且つ定常運転時では背圧よりも低くなる当該圧縮室100につながれる間欠連通路40と、背圧室110から混合流体を背圧弁26を介して圧縮室100へ流出する背圧弁流路60と、背圧弁流路60の途中に設けられて背圧を中間圧力に制御する背圧弁26とを備える。下流側背圧弁流路60b1の下流口は、定常運転時の旋回スクロール3の旋回に伴って、圧力が不連続に急変する領域を含む領域に臨むと共に、間欠連通路40が圧縮室100に連通するよりも前か、または、連通すると同時に圧力が不連続に急変する部分の領域に臨む。 (もっと読む)


【課題】本発明に係る圧縮機は、油上がりの発生を効果的に抑えることができる。
【解決手段】スクロール圧縮機101は、ケーシング10と、圧縮機構15と、クランク軸17と、ハウジング23と、主給油路61と、エゼクタ機構91とを備える。ハウジング23は、上部軸受32を有し、第2圧縮冷媒流路48が形成されている。第2圧縮冷媒流路48は、圧縮機構15から吐出された圧縮冷媒をケーシング10の内部の高圧空間S1に導く。主給油路61は、油貯留部Pに貯留される潤滑油を上部軸受32に供給する。第2圧縮冷媒流路48は、端部に狭窄部94を有する。ハウジング23には、円周溝34と、油戻し流路35とが形成されている。円周溝34は、上部軸受32に供給された潤滑油を貯留する。油戻し流路35は、円周溝34と連通し、狭窄部94の近傍の空間に開口する。エゼクタ機構91は、冷媒加速流路95aと、油吸引流路95bとを有する。 (もっと読む)


【課題】
スクロール圧縮機において、吐出圧力よりも高圧になった圧縮室内の冷媒をリリース穴からリリース制御弁を経由して密閉容器内の吐出圧力空間へ放出させる場合に、リリース制御弁における流路抵抗と吐出圧損を低減する。
【解決手段】
スクロール圧縮機50では、固定スクロールラップ2bと旋回スクロールラップ3bとで圧縮室23が形成される。冷媒ガスが過圧縮されるのを防止するリリース弁装置30は、固定スクロールラップ間に形成されたリリース穴31と、リリース穴に接続しリリース穴より大径の弁室32と、弁室に接続するガイド部33と、ガイド部に嵌合するストッパ37と、このストッパの突起部に係合する弾性体と、弾性体とリリース穴間に配置されたバルブシート35とを有する。弁室とガイド部の境界近傍から固定スクロールの吐出穴までを連通する連通路40aを形成した。 (もっと読む)


【課題】電動機部の高効率化、体積効率の向上、および低オイル循環を実現する圧縮機を提供すること。
【解決手段】圧縮機構部10から吐出される冷媒ガスからオイルを分離するオイル分離機構部40を設け、オイル分離機構部40が、冷媒ガスを旋回させる円筒状空間41と、圧縮機構部10から吐出される冷媒ガスを円筒状空間41に流入させる流入部42と、円筒状空間41から一方の容器内空間31に、オイルを分離した冷媒ガスを送出する送出口43と、円筒状空間41から他方の容器内空間32に、分離したオイルと冷媒ガスの一部とを排出する排出口44を有し、圧縮機構部10の吐出口17と吐出口17に設けられたリード弁18を一方の容器内空間から隔離するマフラー19を配設し、流入部42によってマフラー19内と円筒状空間41を連通し、リード弁18の開口方向と反対側に流入部42を設けることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】可動スクロールのスラスト荷重(軸方向支持力)を軽減し、高効率で摩耗の少ないスクロール圧縮機を提供する。
【解決手段】固定・可動両スクロールにて圧縮した高圧の冷媒ガスを前記可動スクロール2背面の環状シール部材6で囲まれた中央部に供給する流入通路15と、環状シール部材に囲まれた中央部から環状シール部材の外周部に流出させる流出通路17とを備え、環状シール部材の中央部と外周部における冷媒ガスの合成圧力で可動スクロールを固定スクロール1に押しつける圧縮機であって、流入通路には流入側減圧部16を、流出通路には流出側減圧部18を設け、前記流入側減圧部の最小通路断面積は前記流出側通路断面積よりも2〜4倍大きくした構成としてある。これにより、可動スクロールの摺動損失が小さくなるので高エネルギ効率のスクロール圧縮機となる。 (もっと読む)


【課題】冷倍吸入抵抗を低減し性能および信頼性を向上させるとともに、安価構成できる電動圧縮機の提供。
【解決手段】圧縮機構部5と圧縮機構部5を駆動する電動機4とを内蔵した機体容器3と、電動機4を駆動するインバータ7を内蔵したインバータケース6とを備え、インバータケース6と固定スクロール11とで吸入室28を形成し、その一部に固定スクロール11の吐出室30を形成するとともに、当該吐出室30は蓋体36の筒状部36aを固定スクロールにネバ込んで形成してある。これによって蓋体固定用ボルトが不要となり、吸入抵抗を低減し性能および信頼性を向上させるとともに、安価に提供できる。 (もっと読む)


【課題】中間インジェクションを行うスクロール圧縮機において、インジェクション流量を増やせるようにするとともに、圧縮機の効率低下や圧縮機構の大型化及びコスト増大を抑える。
【解決手段】インジェクションポート(55)を吸入閉じ切り直後の圧縮室(35a,35b)に連通する位置に形成する。また、可動側ラップ(42)に、巻き始め側から巻き終わり側に向かって歯厚が拡大する歯厚拡大部(45a)と、その歯厚拡大部(45a)から巻き終わり側に向かって歯厚が縮小する歯厚縮小部(45b)とを有する厚肉部(45)を形成し、インジェクションポート(55)の直径を厚肉部(45)に合わせて大きくする。 (もっと読む)


【課題】可動スクロールの軸方向支持力を軽減し、入力を下げ高エネルギ効率にする。
【解決手段】可動スクロール2背面の軸受けホルダー4に配置された環状シール部材を内側環状部10aと外側環状部10bと両環状部を繋ぐ複数の放射状仕切り部10cで構成するとともに、これらに囲まれた複数の制御背圧室11を形成し、可動スクロールの背面には前記複数の制御背圧室に高圧を導入する内側連通路12と低圧に開放する外側連通路13を設け、圧縮ガス力等による可動スクロールの転覆モーメントを打ち消す方向の前記制御背圧室に内側連通路を間欠的に連通させて高圧とし、その他の仕切り室は前記外側連通路と連通させて低圧となるようにしてあり、可動スクロールに作用する軸方向支持反力は低く均一化され、摺動損失が小さくなるので高エネルギ効率のスクロール圧縮機となる。 (もっと読む)


【課題】加工・組立において低コストかつ高効率・高信頼性の電動圧縮機を提供する。
【解決手段】アルミニウム製の固定スクロール11に対して同じくアルミニウム製の可動スクロール12が旋回運動して冷媒を圧縮する電動圧縮機(図示せず)において、固定スクロール11の可動スクロール12と当接する平面部を、主に鉄系材料のスラストプレート35で構成し、スラストプレート35を固定スクロール11の締結面と同一平面で締結するもので、軸方向摺動部の間に鉄系金属のスラストプレート35を挟んで異種金属の摺動とすることで、可動スクロール12の軸方向摺動の信頼性の向上と、圧縮空間の隙間縮小による高効率化が両立すると共に、可動スクロール12と固定スクロール11が直接嵌合するので、可動スクロール12の先端の隙間は、可動スクロール12のラップ高さと固定スクロール11のラップ高さの2部品の寸法公差の影響しか受けない。 (もっと読む)


【課題】可変容量式スクロール型圧縮機において、可変容量動作時の圧縮効率低下を抑制する。
【解決手段】固定基板部22aには、第1圧縮室Vaと吸入室22eとを連通するサブバイパスポート22g、および第2圧縮室Vbと吸入室22eとを連通するメインバイパスポート22hが設けられ、旋回スクロール21の旋回中心Oとサブバイパスポート22gとを結んだ線を第1の仮想線L1とし、旋回中心Oを通ると共に第1の仮想線L1に直交する線を第2の仮想線L2としたとき、メインバイパスポート22hは、第1圧縮室Vaおよび吸入室22eが連通するタイミングと第2圧縮室Vbおよび吸入室22eが連通するタイミングとがずれるように、第2の仮想線L2よりもサブバイパスポート22g側に開口している。 (もっと読む)


【課題】可動スクロールのボス部において偏心軸部の片当たりを防止すること。
【解決手段】軸受(17,51)によって支持された主軸部(61)と、主軸部(61)の端部に形成され且つ可動スクロール(36)のボス部(39)に挿通された偏心軸部(65)とを有する駆動軸(60)を備えている。駆動軸(60)では、回転停止時において、主軸部(61)の軸心方向は可動スクロール(36)のボス部(39)の軸心方向と平行であり、偏心軸部(65)の軸心方向は主軸部(61)の軸心方向に対して傾いている。 (もっと読む)


【課題】信頼性を向上させることが可能なスクロール圧縮機を得る。
【解決手段】圧縮機構14と、フレーム4と、吐出管12と、吐出逆止弁20と、バネとを備え、フレーム4には、吐出逆止弁20を擦動自在に収納する弁通路4fと、密閉容器10の内部と吐出管12とを連通させる吐出連通路と、バネを保持し、かつ、圧縮機構14で圧縮された冷媒ガスが密閉容器10の外部に吐出する際の吐出圧力によりバネの付勢力に打ち勝って押し付けられる吐出逆止弁20を止める弁止まり面4gと、弁止まり面4gに吐出逆止弁20が擦動している状態のときに密閉容器10の外部から吐出連通路へ逆流した冷媒ガスを導入する冷媒導入路4eとが設けられている。 (もっと読む)


【課題】背圧弁によって制御された背圧室の背圧によって旋回スクロールを固定スクロールへ付勢するスクロール圧縮機において、起動直後や通常運転途中での運転条件の切り替え時に、背圧の昇圧不足による離脱状態(旋回スクロールが固定スクロールへ付勢できずに両者が離れた状態)が生じる場合があった。このため、このような離脱状態の時に、吐出圧を背圧室へ導入する背圧弁があるが、背圧弁周りに吐出圧領域を形成する必要が生じ、その吐出圧領域と背圧領域等の圧力が異なる領域間のシール性の確保が困難であるという問題があった。
【解決手段】離脱状態の時に、背圧弁によって圧縮室と背圧室を繋ぐ流路を設ける。これにより、離脱状態時に圧縮室の圧力が吐出圧に近づくというスクロール圧縮機の特性から、圧縮室の吐出圧に近い高圧が背圧室へ流入し、背圧が急上昇して離脱状態から速やかに正常な運転へ復帰できる。 (もっと読む)


【課題】外側圧縮部と内側圧縮部が配置されている2段スクロール圧縮機において圧力損出を低減する。
【解決手段】一平面上に固定スクロール(52)と旋回スクロール(54)を有するスクロール型圧縮機であって、前記固定スクロール(52)に、前記固定スクロール(52)のラップ部を連結するランド部(53)を設けることにより、外周側圧縮部(55A)と内周側圧縮部(55B)が形成された2段スクロール型圧縮機において、外周側固定ラップ部(52A、56)と前記外周側旋回ラップ部(54A)を、第1圧縮室(21A−1)と第2圧縮室(21A−2)の2室が形成された後、前記旋回スクロール(54)の旋回運動につれて前記2室は合流するように構成し、さらに、前記2室の合流時の圧力が等しくなるように構成したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ラップの巻終り部分の強度を向上することができ、しかも圧縮機構の小型化を達成できるスクロール圧縮機を提供する。
【解決手段】可動スクロール26のラップ26bは、巻始めから中間部にかけての区間のみ巻角が大きくなるに従いインボリュートの基礎円半径が小さくなり、しかも、その中間部から巻終りにかけての区間は巻角が大きくなるに従いインボリュートの基礎円半径が大きくなるか、またはインボリュートの基礎円半径が一定になる渦巻き形状である。 (もっと読む)


【課題】両回転型のスクロール式流体機械において、螺旋状ラップ及び端板で形成される密閉空間で発生した液状物を、低コストな手段で効率良くハウジング外に排出する。
【解決手段】油冷式スクロール式圧縮機10Aのハウジング36の外側壁内面に排出管54を設けている。排出管54の流路を形成する内側面57は、ハウジング36の内面36aに段差なく連設され、かつ内面36aの接線tの方向に向けられている。排出管54の開口56には、ハウジング36の内面36aから内側に突出した突出壁60が形成されている。ハウジング36内に滞留し、内面36aに沿って旋回する潤滑油を含む液状物rは、開口56から排出管54に捕集される。 (もっと読む)


【課題】スクロール圧縮要素の潤滑不足に伴うスクロール部分での摩擦の発生を抑制することができ、超低温冷凍に用いるのに好適なスクロール圧縮機を備えた超低温冷凍装置を提供する。
【解決手段】電動要素とスクロール圧縮要素が密閉容器に収容され、冷媒ガスをスクロール圧縮要素にて圧縮後、密閉容器外に吐出する超低温圧縮機100を備え、圧縮された冷媒ガスが、オイルセパレータ5、凝縮器6、レシーバタンク7を経て膨張弁13にて減圧膨張された液冷媒を蒸発器14で蒸発した後、再びスクロール圧縮要素へ帰還する冷媒回路1を形成した超低温冷凍装置おいて、レシーバタンク7を出た冷媒を過冷却器8で過冷却した液冷媒の一部をスクロール圧縮要素の圧縮室へ供給するリキッドインジェクション回路21と、オイルセパレータ5で冷媒から分離されたオイルをスクロール圧縮要素の圧縮室へ供給するオイルインジェクション回路22と、を設けた。 (もっと読む)


【課題】スクロール圧縮要素の潤滑不足に伴うスクロール部分での摩擦の発生を抑制することができ、超低温冷凍に用いるのに好適なスクロール圧縮機を備えた超低温冷凍装置を提供する。
【解決手段】オイルセパレータ5に貯油したオイルを密閉容器内に返油するオイルリターン回路23と、レシーバタンク7に溜まった液冷媒の一部またはレシーバタンク7を出た冷媒を過冷却器で過冷却した液冷媒の一部を、スクロール圧縮要素102の低圧部または中間圧部の圧縮室へ供給するリキッドインジェクション回路21と、蒸発器14の冷媒蒸発温度が所定の冷凍温度以下においてオイルセパレータ5で冷媒から分離されたオイルをスクロール圧縮要素102の低圧部または中間圧部の圧縮室へ供給するオイルインジェクション回路22とを備えた。 (もっと読む)


【課題】従来技術では、固定スクロールに軸受部を設けているので、吐出ポートの大きさが制約され、吐出通路面積を広く確保できないといった課題がある。また、不足圧縮時に吐出ポートから高圧ガスが圧縮室内に逆流する可能性もある。本発明は、軸貫通スクロール圧縮機の吐出圧損を低減するとともに不足圧縮時であっても高圧ガスの圧縮室への逆流を防止することを目的とする。
【解決手段】本発明の目的は、固定スクロールに圧縮したガスを吐出する複数の吐出口を設けることによって達成される。特に、固定スクロールが、旋回スクロールと固定スクロールとで形成される圧縮室のうち旋回スクロールの渦巻の外側に形成される旋回外線室に開口する第1の吐出口と、旋回スクロールと固定スクロールとで形成される圧縮室のうち旋回スクロールの渦巻の内側に形成される旋回内線室に開口する第2の吐出口と、を有することによって達成される。 (もっと読む)


【課題】背圧室と圧縮室を間欠的に連通させることで背圧を制御しているスクロール圧縮機において、高圧領域から背圧室へ過剰なオイルが供給されると、旋回スクロールに過剰な背圧が印加されるためスラスト荷重が増大し、性能悪化や信頼性悪化を引き起こすことになる。
【解決手段】高圧領域30から背圧室29へオイル6を供給することで背圧室29内の圧力を調整し、高圧領域30から背圧室へ開口端54bが開口したあとに容積比の高い側の圧縮室のバイパス穴18aを開口させることにより平均背圧力を抑えることが可能となり、その結果、スクロール圧縮機の高効率化を実現する。 (もっと読む)


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