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Fターム[3J033BA12]の内容

Fターム[3J033BA12]に分類される特許

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【課題】軸受裏金上にホワイトメタル、アルミニウム合金等からなる軸受合金を積層して形成され、軸荷重を受圧するクロスヘッド軸受の油溝を、軸受の揺動方向に浅溝を形成させることで、軸受面の流体力学的な油膜形成能力を損なうことなく軸受面に広くオイルを行き渡らせることができ、且つ製造コストも増加しないクロスヘッド式ディーゼルエンジンのクロスヘッド軸受装置を提供する。
【解決手段】ピストンの往復動力を受圧するクロスヘッドピンと、軸受裏金上に軸受合金を積層して形成されクロスヘッドピンを通しての軸荷重を受圧するクロスヘッド軸受を備えたクロスヘッド軸受装置において、前記クロスヘッド軸受は、エンジンの軸方向に刻設され給油孔が開設された周方向溝と、該周方向溝に連通し該周方向溝と直角方向に複数刻設された軸方向溝と、該軸方向溝の間の前記軸受合金上に前記周方向溝と平行に一定間隔で列設され前記周方向溝及び軸方向溝よりも十分に浅い筋状の多数の浅溝を備えたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】クランクジャーナルに潤滑油供給用の孔をあけずに、クランクシャフトのクランクピンとコンロッドとの連接部に適切に潤滑油を供給する。
【解決手段】本発明のクランクシャフト10では、クランクアーム14におけるクランクピン16側の外面とクランクジャーナル12側の外面とを貫通する油路20が、クランクアーム14に形成される。より具体的には、油路20は、ジャーナル周囲領域40とピン周囲領域52とを連通するように、クランクアーム14に形成される。このようなクランクシャフト10を備えた内燃機関の潤滑装置にあっては、クランクシャフト10のクランクジャーナル12のジャーナル周囲領域40に潤滑油を供給可能にする潤滑油供給手段が設けられる。ジャーナル周囲領域40の潤滑油は油路20を介してピン周囲領域52に供給される。 (もっと読む)


【課題】油ポンプにおいて無駄な潤滑油の吸入を削減することにより、油ポンプ給油能力を向上させてポンプ損失の発生の抑制を可能とする、密閉型圧縮機を提供する。
【解決手段】給油溝14bは、上下端部において開放する連通溝ではなく、クランク軸26の下端部側において、軸受部14aの途中領域にまでしか設けられていない。その結果、下部軸受14Aに給油された潤滑油は、その一部が油溜め部に排出されることがなく、下部軸受14Aに給油された潤滑油の全量が下部軸受14Aに給油されることとなる。 (もっと読む)


【課題】回転軸のねじり振動を減衰させるとともにそのねじり振動のエネルギを有効に利用することのできるダンパ装置を提供する。
【解決手段】ダンパ装置40は、クランクシャフトに固定された仲介部材20bの外周面に外嵌されるハブ41と、弾性部材43を介してハブ41の外周に嵌着されるマス42とを備えている。マス42が弾性部材43の変形に伴ってハブ41に対してその周方向に往復回動することによりクランクシャフトのねじり振動を減衰させる。マス42がハブ41に対してその周方向の一方に回動することに伴うポンプ室50の容積の増大により潤滑油の吸入が行われる一方、マス42がハブ41に対してその周方向の他方に回動することに伴うポンプ室50の容積の減少により潤滑油の吐出が行われる。 (もっと読む)


【課題】昇降用のシリンダを荷重受けプレートの側方に配置することにより、小型化及び作業性に富んだクランクシャフトの油孔栓体圧入機を得る。
【解決手段】油孔(51)が形成されたクランクシャフト(50)を水平に支持するワーク支持ユニット(20)と、ワーク支持ユニット(20)に支持されたクランクシャフト(50)の油孔(51)端部に栓体を圧入する栓体圧入ユニット(40)とを設け、ワーク支持ユニット(20)は、クランクピン(50a)を受ける受け治具(23)に、受け治具(23)の軸方向端面とクランクアーム(50b)との間に嵌合する荷受けプレート(25)を上下動可能に設け、受け治具(23)の側方にプレート昇降装置(27)を設け、プレート昇降装置(27)によって上下動される昇降レバー(28)を荷受けプレート(25)に向けて延出させ、昇降レバー(28)の延出端部を荷受けプレート(25)の下部に係合させる。 (もっと読む)


【課題】クランクピン側のローラ軸受に確実に給油する。
【解決手段】シリンダブロック10及び軸受キャップ11とクランクジャーナル20との間、並びにコンロッド4とクランクピン22との間にローラ軸受3,5をそれぞれ設ける。シリンダブロック10の軸受孔12内周面に第1油孔10aを開口する。ローラ軸受3のアウターレース31に貫通孔31aを形成する。アウターレース31の外周面に連絡溝31bを形成する。クランクアーム21におけるクランク軸方向のクランクジャーナル20側の端面にリング溝23を形成する。クランク軸2に、それぞれリング溝23を覆うように設けられたブレード部60,60,…を有する環状部材6を取り付ける。リング溝23の終端部23aに第2油孔24の一端を開口する。第2油孔24は、クランクアーム21及びクランクピン22の内部を通って他端が該クランクピン22の外周面に開口する。 (もっと読む)


【課題】分割ピースを相互に締結する塑性締結部を抜けに対して強くすること。
【解決手段】組立式クランクシャフト1は、複数の分割ピース2A〜2Iを塑性締結部3にて互いに組み付けて一体に組み立てられる。塑性締結部3は、隣り合う分割ピース2A〜2Iの一方に形成された組穴部8と、他方に形成された組軸部6とを含み、組軸部6の外周には組軸部6の山部と谷部からなるセレーションが設けられ、組穴部8に組軸部6を圧入して組み付けることで塑性締結される。各分割ピース2A〜2Iには、組軸部6の内部にわたって横油穴10,11が形成される。隣り合う横油穴10,11の間を連通させるために、組穴部8と組軸部6を貫通する縦油穴14,15が形成される。縦油穴10,11は、谷部のピッチより大きい。横油穴10,11と縦油穴14,15を加工した後、各分割ピース2A〜Iを組み付けるために、組穴部8に組軸部6が圧入される。 (もっと読む)


【課題】分割ピースを相互に締結する塑性締結部を抜けに対して強くすること。
【解決手段】組立式クランクシャフト1は、複数の分割ピース2A〜2Iを塑性締結部3にて互いに組み付けて一体に組み立てられる。塑性締結部3は、隣り合う分割ピース2A〜2Iの一方に形成された組穴部8と、他方に形成された組軸部6とを含み、組穴部8に組軸部6を圧入して組み付けることにより塑性締結される。各分割ピース2A〜2Iには、組軸部6の内部にわたって油穴10,11が形成される。隣り合う分割ピース2A〜2Iの油穴10,11の間を連通させるために、組穴部8と組軸部6を貫通して連通孔14,15が形成される。連通孔14,15には、中空ピン16,17が差し込まれる。隣り合う分割ピース2A〜2Iの油穴10,11の間は、中空ピン16,17の中空16a,17a及び横孔16b,17bを介して連通する。 (もっと読む)


【課題】形状を複雑化することなく強度を向上させるとともに、ピストンの冷却性能を向上させることが可能なコネクティングロッドを提供する。
【解決手段】コネクティングロッド本体34には、大端穴32bと小端穴32aが形成されるとともに、エンジンオイルを大端穴32b側から小端穴32a側に導く油穴34aがその長手方向にほぼ沿って形成されており、油穴34aには、その長手方向にほぼ沿った方向に配向した状態で、炭素繊維強化複合体(CFRM束)50が設けられている。 (もっと読む)


【課題】軸受から騒音が発生するのを防止しつつ、フレッティング磨耗を抑制できる軸受装置及び該軸受装置を備えたエンジンを提供する。
【解決手段】内輪46aと外輪46bとの間に多数の転動体46cを介在させた軸受46と、該軸受46の内輪46aに嵌合する回転軸(クランク軸)23と、上記軸受46の外輪46bに嵌合するケース部材(ユニットケース)43,44とを備えた軸受装置であって、上記クランク軸23の内輪嵌合部Aに潤滑油を供給する給油機構(潤滑油供給装置)60を備える。 (もっと読む)


【課題】クランク軸のジャーナル部のうちで、軸内油路が設けられないジャーナル部への給油量を減少させることにより、該ジャーナル部からのオイルの漏れ量を減少させて、オイルポンプの小型化が可能なクランク軸の給油構造を提供する。
【解決手段】クランク軸の給油構造において、クランク軸30の複数のジャーナル部21〜25は、クランクピン27に給油する軸内油路40が設けられる第1ジャーナル部22,24と、軸内油路40が設けられない第2ジャーナル部21,23,25とに分けられ、給油路71〜75は、第1ジャーナル部22,24に給油する第1給油路72,74と第2ジャーナル部21,23,25に給油する第2給油路71,73,75とに分けられる。給油路71,73,75でのオイルの給油量は給油路72,74よりも少なくなるように、給油路71,73,75には給油量を制限するオリフィス81,83,85が設けられる。 (もっと読む)


【課題】軸とすべり軸受との間に混入した異物が軸の外周面やすべり軸受の内周面と接触することに起因する異常摩耗や回転抵抗の増大を抑制することのできる軸受装置を提供する。
【解決手段】上部メタル32a及び下部メタル32bによりすべり軸受32が構成されている。このすべり軸受32によりクランクピン31が回転可能に支持されている。クランクピン31にはその外周面に開口してクランクピン31とすべり軸受32との間に潤滑油を供給する潤滑油通路33が形成されるとともに、該潤滑油通路33の開口33a周囲には軟質層60が形成される。 (もっと読む)


【課題】ピストン又はクロスヘッドがシリンダに与えるスラスト力を小さくし、回転力取出機構をオイルフリー化するとともに、コンパクトなスターリングエンジン発電機を実現する。
【解決手段】ピストンの往復運動を回転に変換する回転力取出機構4と、圧縮シリンダ2が配設されているクランクケース5と、クランクケース5上に気密的に結合され、クランクケース5とともに膨張シリンダ3を形成する膨張シリンダブロック10とを有し、回転力取出機構4は、⊥形ヨーク21とロッカーアーム22を備えており、⊥形ヨーク21は、その上部23がクランク軸24に偏心して回転可能に枢着されており、下部前後端28、29はそれぞれ圧縮シリンダ2及び膨張シリンダ3のピストン8、12に、コンロッド9、13を介して連結されており、ロッカーアーム22は、一端25がクランクケースに枢着されており、他端26が⊥形ヨーク21の下部中央27に枢着されている。 (もっと読む)


【課題】クランクシャフトの回転位置によって潤滑油の油量にバラツキを生じさせることなく、ジャーナル軸受部からコネクティングロッド軸受部に潤滑油を安定して供給することができるクランクシャフトの潤滑構造を提供する。
【解決手段】ジャーナル軸受部4に供給された潤滑油をコネクティングロッド軸受部5に供給するクランクシャフト3内の油路6を、ジャーナル軸受部4側に開口する第1油路61の吸込口61aが両半割り軸受41,42の接合部41b,42b側の部分に位置しているとき、コネクティングロッド軸受部5側に開口する第2油路62の供給口62bが両半割り軸受51,52の接合部51b,52b側の部分に位置し、第1油路61の吸込口61aが油溝41dのアッパ側半割り軸受41の中央側の部分に位置しているとき、第2油路62の供給口62bが両半割り軸受51,52の中央側の部分に位置するように形成している。 (もっと読む)


【課題】簡易な構成によって軽量化と潤滑性能を確保しつつ、ベンチレーションを改善すること。
【解決手段】クランクシャフト10は、コンロッドに接続されるピンジャーナル部12と、シリンダブロックに軸受15を介して回転自在に支持されるメインジャーナル部11と、平衡錘としてのカウンターウェイト部13と、をそれぞれ複数備え一体的に構成され、一部のメインジャーナル部11(#2、#4)には呼吸穴20を備え、他のメインジャーナル部11(#1、#3、#5)およびすべてのピンジャーナル部12には、油路16,18を備えた。 (もっと読む)


【課題】メインギャラリの内部油圧の大きな変動を効率よく抑制することができるクランクシャフトの油通路構造を提供する。
【解決手段】第1ないし第5クランクジャーナル部31a〜31eをそれぞれ軸受けするジャーナル軸受部4を、2つの半割り軸受41,42により構成し、そのうちのアッパ側半割り軸受41の摺動面41aに円周方向に沿って潤滑油を流通させる偏心油溝41dを形成する。そして、各クランクジャーナル部31a〜31eを直径方向に貫通する第1油通路61を、それぞれ両端の吸込口61aが各ジャーナル軸受部4側に対し互いに周方向に異なる位置で開口するようにエンジンのフロント側から順にそれぞれ周方向へ略36°ずつ均等に位相を異ならせて設けている。 (もっと読む)


【課題】アクチュエータ31を圧縮比に応じた潤滑油の制御に利用する。
【解決手段】アッパリンクとロアリンクとコントロールリンク11と該コントロールリンク11の揺動支持位置を変化させる制御軸12とを含む複リンク式ピストン−クランク機構からなる可変圧縮比機構を備える。制御軸12の偏心カム部13の位置をアクチュエータ31が変えることで、圧縮比が変化する。アクチュエータ31はスリーブ34の回転によりロッド33が軸方向に進退するネジ式の構成であり、ロッド33のプランジャ部33bとケーシング35のバルブスリーブ52との間で、一種のスプール弁となるバルブ部51が構成される。高負荷時に相当する低圧縮比位置では、バルブ部51の油路切換により、アクチュエータ31のネジ螺合部に潤滑油が積極的に供給され、摩耗が防止される。 (もっと読む)


【課題】複リンク式ピストンストローク機構における軸受構造のコンパクト化を図る。
【解決手段】本発明は、二股状に対向して配置された二股軸受部101を有する第1リンク12と、二股軸受部101の間に配置される軸受部102を有する第2リンク11と、第1リンク12と第2リンク11の二股軸受部101と軸受部102を連結ピン25で連結し、連結ピン25の外径と一致した内径を有する円環状であって、第2リンク11の両側面と第1リンク12の側面との間に存在するそれぞれのクリアランス113に相当する肉厚を有するスペーサー100を、第2リンク11の両側に位置してそれぞれ連結ピン25に嵌合させ、第1リンク12と第2リンク11の側面間のそれぞれのクリアランスを無くす。 (もっと読む)


【課題】半密閉空間51内の針状ころ48に潤滑剤を簡単な構造で容易に供給する。
【解決手段】クランク軸35内に、一端が半密閉空間51に連通し、針状ころ48と半径方向に重なり合う位置で開口する潤滑通路53を形成したので、潤滑通路53の一端開口近傍に位置する潤滑剤に、クランク軸35の回転に基づく大きな遠心力が作用する。この結果、歯車装置内に貯留されている潤滑剤は潤滑通路53内を流れて一端開口から振り出され、半密閉空間51内の針状ころ48に供給される。 (もっと読む)


【課題】 気筒間の圧縮比のばらつきを解消するための圧縮比調整作業の簡素化・能率向上を図る。
【解決手段】 補助シャフト50はクランクシャフトのクランクピンと各気筒のピストンとを連係するリンクの一つと補助リンクにより連係されている。この補助シャフト50を、補助リンクの一端を揺動可能に支持する補助ジャーナル部53を含む複数のシャフト分割部材51に分割して構成する。仮組立状態で各気筒のピストン上死点位置を測定し、この測定結果に基づいて、補助ジャーナル部53の位置関係が異なる数種類のシャフト分割部材51の中から適切なものを選択して、これに組み替える。
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