説明

Fターム[3J033EA10]の内容

Fターム[3J033EA10]に分類される特許

1 - 20 / 44


【課題】動力伝達損失を低減して効率向上する往復動内燃機関のクランク構造を提供する。
【解決手段】クランクシャフト12に固着され、一双の第1クランクアーム14の先端部を連結するクランクピン中心材21と、回転軸中心に対して仮想中心点が偏心するように固定部材に固定された一双の偏心円形カム18に係合して先端部が第1クランクアームに沿って伸縮滑動をもたらすように配置された第2クランクアーム20の先端付近に固着されクランクピン中心材を貫通させる長穴が形成された滑動クランクピン部材23とを備え、回転軸を中心とする第1クランクアームの回転運動に伴う真円状軌跡と前記仮想中心点を中心として回転する第2クランクアームにより形成される偏心した円状軌跡とによって合成される合成偏心軌跡に従ってクランクシャフトの周囲を偏心回転運動する滑動クランクピン部材の周縁部をコンロッド24の大端部が滑動可能に包囲連接されている。 (もっと読む)


【課題】コンロッドの強度を確保でき、かつコストを抑えることができるアルミニウム合金製コンロッドを提供する。
【解決手段】アルミニウム合金製コンロッド20は、コンロッド本体21の大端部22にキャップ25が組み付けられることで、大端部22およびキャップ25でクランクピン16aに回転自在に連結されている。コンロッド本体21およびキャップ25は、ダイカストにより成形されている。さらに、キャップ25の強度をコンロッド本体21より低く抑えるために、ダイカストにより成形された後工程において、コンロッド本体21のみに溶体化処理が施され、キャップ25に溶体化処理が施されないようにした。 (もっと読む)


【課題】 ころ径が大きい場合でも保持器におけるポケットの抜き加工が容易なM型保持器付きころを提供する。
【解決手段】 このM型保持器付きころは、円周方向の複数箇所にポケット3を有する環状の保持器1と、内径側に脱落可能に前記各ポケット3内に保持される複数のころ4からなる。保持器1は、両端に内径側に延びるフランジ部2が形成され、各ポケット3間の柱部5は、両端の外径側部5aとこれらの外径側部5aから内径側へ斜めに続く傾斜部5cと、中央の内径側部5bとでなり、保持器全体の断面形状がM字状とされたM型保持器である。保持器1の柱部5における内径側部5bの内径をころ4のピッチ円中心径(PCD)よりも小さくし、かつ内径側部5bの外径をころのピッチ円中心径(PCD)よりも大きくする。 (もっと読む)


【課題】コリニアーシリンダを許し、より短い長さのクランクピンを使用可能でありながら、2本のシリンダーに共通部品が使用できる、クランクシャフトにロッドを連結するシステム
【解決手段】円筒形ジャーナル70、ジャーナル70上に配置された第1ベアリングセグメント32a、ジャーナル70上に配置され第1ベアリングシェルセグメント32aに固定された第2ベアリングシェルセグメント32b、第1ベアリングシェルセグメント32aの凸面と対をなす凹面を持つ第1プッシュロッド34a、第ベアリングシェルセグメント32bの凸面と対をなす凹面を持つ第2プッシュロッド34bを含むジャーナル70と連結ロッドのアッセンブリー。 (もっと読む)


【課題】コネクティングロッドのフレッチング摩耗を抑え、コネクティングロッドの破損を防止すること。
【解決手段】ピストンピン5を介してピストンに回転可能に結合する小端部2と、クランクシャフトのクランクピンに回転可能に結合する大端部3と、小端部2及び大端部3を結ぶ棹部4とを備える内燃機関用コネクティングロッド1において、コネクティングロッド1の中心線L1の小端中心とクランクシャフト中心とを結ぶ中心線を基準線として設定し、コネクティングロッドが組み付けられている気筒の燃焼行程時、棹部4は基準線に近い側に位置する第1リブ部15と基準線に対して第1リブ部よりも遠い側に位置する第2リブ部16とを備え、第1リブ部の一部の断面積は第2リブ部の断面積よりも大きいことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】コンロッド貫通部の真円度を確保しつつ、より効率の高い加工が行える技術を提供する。
【解決手段】コンロッド貫通部の特定部分の内径と当該貫通部の真円度を確保するのに適切な加工装置の制御パラメータとの関係を予め調べておき、そのデータテーブルをデータベース201に記憶しておく。コンロッドの加工時に測定した上記特定部分の内径の測定値を上記のデータベース201内のデータテーブルと照合し、上記制御パラメータを取得する。これにより、複数個所の内径を計測することなしに、真円度を確保したコンロッド貫通部の加工が可能となる。 (もっと読む)


【課題】簡素な構成で、ピストン移動方向に対して横方向の振動を低減できる複リンク式エンジンの振動低減構造を提供する。
【解決手段】一端がピストンピン16を介してピストン11に連結されるアッパリンク13と、アッパリンク13の他端にアッパピン17を介して連結されるとともに、クランクシャフト12のクランクピン12Aに回転可能に連結されるロアリンク14と、一端がコントロールピン18を介してロアリンク14に連結されるとともに、他端が揺動軸21に揺動可能に連結されるコントロールリンク15とを備える複リンク式エンジン100の振動低減構造であって、コントロールリンク15の揺動軸側端部にバランスウェイト15Bを設けることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】この発明は、破断分割工法で製造される内燃機関用コネクティングロッドの組み付け精度向上を目的とする。
【解決手段】この発明は、大端部と小端部を備えたコネクティングロッドを一体成形し、次に、大端部の結合孔部分を破断分割工法でキャップ部とロッド部に二分し、大端部を破断分割する前に大端部の結合孔が真円加工された内燃機関用コネクティングロッドにおいて、真円加工前の大端部の結合孔部分内周の形状を楕円形状とし、楕円形状は、大端部の結合孔部分のキャップ部とロッド部の分割線上と楕円の長軸が同軸であり、大端部の中心と小端部の中心を結ぶロッド中心線上と楕円の短軸が同軸であることを特徴とする。 (もっと読む)



【課題】クランクピン孔の高い真円度を確保し、エンジンの円滑作動等を保証する。
【解決手段】コンロッドのクランクピン孔に破断分割治具を嵌入し、この破断分割治具を介してコンロッド長手方向に破断荷重を付与して、コンロッドの大端部を破断する。破断分割治具であるマンドレル10は、コンロッド長手方向とその直交方向にそれぞれ離反可能となるように4分割構成され(10A,10B,10C,10D),大端部の破断時にその破断部が、破断分割治具の所定部位に接触し得るようにする。 (もっと読む)


【課題】エンジンの潤滑装置において、ニードル軸受を使用することによって潤滑油量を低減する一方、ピストン摺動部において給油不足を来すことがないようにすることである。
【解決手段】上流側に配置されたジャーナル軸3と、下流側に配置されたコンロッド大端部軸受6に給油する軸受給油経路21とは別にコンロッド小端部軸受8とピストン摺動部14に給油する摺動部給油経路33を設け、前記ジャーナル軸受3及びコンロッド大端部軸受6をそれぞれニードル軸受40、41により構成し、上流側のニードル軸受40の油穴48を縮径することによってこれらのニードル軸受40、41に対する給油量を制限するようにした。 (もっと読む)


【課題】疲労強度が低下することを防止することが可能な焼結鍛造体を提供する。
【解決手段】混合粉40を圧縮することで粉末成形体90を成形し、粉末成形体90を焼結した後で鍛造することにより成形されるコンロッド1(焼結鍛造体)であって、粉末成形体90は、粉末成形体90は、ウェブ部91(基部)と上下方向(混合粉40が圧縮される方向)に沿ってウェブ部91から突出するリブ部92L・92L・92R・92R(凸部)と、を具備し、粉末成形体90におけるリブ部の密度D2を7.2g/cm以上に設定した。 (もっと読む)


【課題】連接棒及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】連接棒の製造方法は、ほぼ円筒形の粗穴を連接棒の一端に設け、圧縮荷重及び引張荷重の1つを連接棒に加えて、粗穴を非円筒形状に少なくとも部分的に変形させ、圧縮荷重及び引張荷重の1つを連接棒に加えながら、変形した粗穴をほぼ円筒形状に機械加工することを含む。 (もっと読む)


【課題】大端部を所定の分割面で確実に破断分割可能であり、破断分割後の仕上げ加工における工具寿命およびコネクティングロッドの機械的強度を低下させることのないコネクティングロッドの製造方法を提案する。
【解決手段】コネクティングロッドの製造方法は、第一貫通孔を有する大端部と、前記第一貫通孔に比べて小径な第二貫通孔を有する小端部と、前記大端部と前記小端部とを互いに連結する軸部と、を一体に備えた予備成形体を成形する工程S1と、前記大端部の分割予定部位にレーザ加工で切り欠きを形成する工程S3と、前記分割予定部位に破断荷重を加え前記大端部を分割する工程S4と、分割された前記大端部を締結部材で連結する工程S5と、前記第一貫通孔を真円に粗仕上げ加工し前記レーザ加工時の熱影響硬化部を除去する工程S6と、前記第一貫通孔を真円に最終仕上げ加工する工程S7と、を有する。 (もっと読む)


【課題】破断後に安定した破断面を得ることのできる金属製部品の破断開始部を低コストで形成する方法を提供する。
【解決手段】金属製部品1の破断開始部に対応する部分に溝部11を機械加工によって形成する第1のステップと、溝部11の底の部分に複数の凹み部12を互いに所定間隔隔てて形成する第2のステップと、を有する金属製部品の破断開始部形成方法により、破断後に安定した破断面を得ることのできる金属製部品の破断開始部を低コストで形成する。 (もっと読む)


自動車のフレームに対してパワートレインの位置を固定するトルクアーム(10)は、第1のマウント(14)と第2のマウント(12)とを含む。第1のマウント(14)及び第2のマウント(12)は、胴部(16)によって離隔されている。第1のマウント(14)は、第1の中心開口部を画成する連続的なリング体によって形成され胴部(16)と一体である。第2のマウント(12)は、第2の中心開口部を画成するループ体(30)によって形成されており、ループ体(30)は、連続的なリング体とは反対側の胴部(16)の端部にて胴部(16)から延びている。 (もっと読む)


【課題】潤滑油中に含まれた異物を確実に排出できる簡易な構造の内燃機関の軸受構造を提供する。
【解決手段】軸部材1と軸受部材2との間に、分割されたリング状の軸受メタル3を挟持してなる内燃機関の軸受構造において、前記軸受メタル3には、前記軸部材1と軸受部材2に連通されたオイル通孔33が開設されると共に、前記オイル通孔33に連続して、当該軸受メタル3の側面方向に開放された排出穴4を開設してなり、潤滑油中に含まれた異物が、前記オイル通孔33から前記排出穴4に誘導されて、前記軸受メタル3の側面方向へ排出されるようにする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、大端孔の内周面の剛性や耐摩耗性を容易に向上させうるコンロッドの表面改質方法を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明のコンロッドの表面改質方法は、大端部の大端孔と小端部の小端孔とを有するコンロッドにおいて、前記大端孔の内周面に前記コンロッドの基材とは異なる材料からなり該内周面を改質する表面改質要素粉末を介在させながら、該大端孔に挿入された回転体を回転させることにより、該表面改質要素粉末を含む表面改質層を該内周表面に形成することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】転動体の半割り部通過に伴う騒音や振動の発生を大幅に抑制することができる二つ割り転がり軸受を提供する。
【解決手段】円周方向に二つ割りになっている二つ一組の二つ割り外輪2a、2bと、両二つ割り外輪2a、2bの各内側面を転動し得るように配設される複数個の転動体3と、各転動体3を円周方向略等間隔に配置するように保持する保持器4とを備え、シャフト5が内嵌される二つ割り転がり軸受1。前記二つ割り外輪2a、2bの円周方向端面同士が当接する半割り部に、当該半割り部を通過する転動体3に潤滑油を供給し得る給油路6が形成されている。
(もっと読む)


【課題】破断部の曲げ剛性を高め、分離荷重を高めることのできるコンロッドと、その製造方法を提供する。
【解決手段】コンロッド部材の貫通孔の両側部位を破断してロッド部とキャップ部とに分割され、分割部後にそれらが締結部材により締結されるコンロッドにおいて、 1対の破断部の各々の断面形状における貫通孔の軸心と直交する径方向長さH1,H2が貫通孔の軸心方向幅B1,B2よりも長く設定され、ロッド部とキャップ部を締結する締結部材を挿通させる為の挿入孔8が形成され、挿入孔8の近傍の内径側部分には、この内径側部分よりも大径の大径側部分よりも貫通孔の軸心方向幅B1,B2が大きく設定された幅拡張部E1,E2が形成されている。 (もっと読む)


1 - 20 / 44