説明

Fターム[3J044BB12]の内容

ピストン、ピストンリング、シリンダ (7,336) | 表面被覆・表面処理 (934) | その他 (26) | 化成処理(リン酸塩・クロム酸塩処理等) (15)

Fターム[3J044BB12]に分類される特許

1 - 15 / 15


【課題】本件発明の課題は、長期に渡ってピストンリングに対するアルミ凝着防止の効果を維持することができ、アルミ凝着防止に係るコストを低減することのできるピストンリング及びピストンリングの製造方法を提供することである。
【解決手段】上述の課題を解決するために、シリンダと摺動する外周摺動面、ピストンリング溝と接する上下面、及び内周面を備え、自己潤滑性粒子、又は、硬質の炭化物粒子から成る硬質粒子が分散粒子120として鋼中に分散する鋼材から成り、その上下面110において、当該鋼材の表面から当該分散粒子を突出させたピストンリング100を採用した。 (もっと読む)


【課題】ピストンとシリンダ内壁面との往復動摩擦を低減させるとともに、当該低減効果を維持することができるシリンダを提供すること。
【解決手段】ピストンが内壁面を摺動するシリンダであって、ピストンの上死点における最下位のピストンリングのリング溝の下面位置から、ピストンの下死点における最上位のピストンリングのリング溝の上面位置までの間の領域である行程中央部領域に複数の凹部が形成されており、凹部内周面の少なくとも一部には、銅系金属及びフッ素樹脂のいずれか一方又は双方が含有されてなるか、又はリン酸塩皮膜処理がされてなる、表面処理層が形成されている。 (もっと読む)


【課題】潤滑用皮膜について表面性状の根本的な改良を行うことで、ピストン等の摺動部材の摺動特性を向上させる。
【解決手段】アルミニウム或いはアルミニウム合金からなるピストン10のピストンスカート部13に潤滑用皮膜を形成し、70〜100℃の温度範囲のフッ素化合物とケイフッ化アンモニウムとを含む処理液に浸漬する。これにより、ピストンスカート部13に形成された潤滑用皮膜の表面性状の変化がなされ、エンジンオイルとのなじみ(濡れ性)が向上する。また、ピストンリング溝12、ピストンピンボス14、ピストンヘッド11、及びピストン内面には、Al−OH−F化合物もしくはNH−Mg−Al−F化合物、又は両方の混合物から成る化成処理皮膜が形成され、表面性状の変化がなされた潤滑用皮膜とあいまって、一層のなじみ(濡れ性)の向上が実現される。 (もっと読む)


【課題】熱伝導性と耐熱へたり性に優れ、例えば内燃機関用のオイルリングやセカンドリングとして適用可能なピストンリングと、さらに優れた耐熱へたり性を備え、トップリングとしても適用可能なピストンリングを提供すること。
【解決手段】C、Si、Mn、Crを所定範囲で含有し、これら含有量から次式(1)及び(2)により算出されるパラメータA及びBの値がそれぞれ9.0以下及び10.8以上の調質鋼から成るピストンリングとする。特に、トップリング向けのピストンリングとしては、C、Mn、Cr含有量の下限値を高め、Si含有量の上限値を減じると共に、パラメータBの値を14.0以上とする。
A=8.8Si+1.6Mn+1.7Cr ・・・ (1)
B=36C+4.2Si+3.8Mn+4.5Cr・・・ (2) (もっと読む)


【課題】 簡単かつ安価な構成でありながら、より一層燃費性能に優れ環境保護や経済性等の改善に寄与することができる鋳鉄を材料とするピストンを提供する。
【解決手段】 鋳鉄を材料とするピストンにおいて、スカート部11の摺動面11Aの表面粗さを、RzJIS=5.5μm付近の値からRzJIS=0.5μm付近の値の範囲に設定する。かかる範囲に、スカート部11の摺動面11Aの表面粗さを形成することで、スカッフや焼付き等の発生を抑制しながら、スカート部11の摺動面11Aの潤滑状態を流体潤滑状態として摩擦係数延いては摩擦力を小さくすることができ、以って燃費性能に優れ環境保護や経済性等の改善に効果的なピストンを提供することができる。なお、上記範囲となるようにスカート部11の摺動面11Aを切削加工等を施した後、所謂リン酸塩皮膜処理を施すようにしてもよい。 (もっと読む)


【課題】ピストンリングへのアルミニウム凝着現象を効果的に防止しうるピストンリングを提供すること。
【解決手段】ピストンリング本体61と、該ピストンリング本体61の上面または下面のどちらか一方、または該ピストンリング60の上面と下面の両方に形成される表面皮膜62とからなるピストンリング60であって、前記表面皮膜62は、少なくとも耐熱樹脂63と、該耐熱樹脂63中に含有された金属粉末64と、から構成され、かつ、前記ピストンリング本体61における前記表面皮膜62が形成される面には、前記表面皮膜62の下地皮膜として燐酸塩皮膜65が形成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】発泡メタル部材に別の材料を複合化させた耐摩耗性に優れる摺動部材においてその摺動面に多数の微細な油溜まりを形成する必要があり、ピストンのスカート部の外周面に周方向に延びる多数の条痕を形成する構造では潤滑油が条痕内を周方向に逃げ易い。
【解決手段】往復動式エンジンのアルミ合金を母材として構成されたピストンにおいて、ピストンのスカート部の一部の表層部分にFe又はNiを主成分とする発泡メタル部材4を鋳包んでアルミ合金と複合化し、スカート部の表面には周方向に延び且つ互いに離間した複数の条痕が形成され、複合化部4Aを含む全表面に化成処理皮膜8が形成され、発泡メタル部材4の表面の化成処理皮膜8bがアルミ合金部5の表面の化成処理皮膜8aの約3〜5倍の厚さになり、化成処理皮膜8bにより多数の微細な油溜まりが形成された。 (もっと読む)


【課題】アルミニウム合金製ピストンのリング溝に装着され、長期に亘りアルミニウム凝着を防止することができるピストンリングを提供する。
【解決手段】ピストンリングの上下側面の少なくとも一方に、複層の樹脂系皮膜を施し、その樹脂系皮膜の最表面層は層全体の体積に対して、0.5〜20%のカーボンブラック粒子を含有する樹脂層とし、最表面層の下層は層全体の体積に対して、3〜30%の固体潤滑材粒子を含有する樹脂層とする。カーボンブラック粒子としては、黒鉛化ブラック粒子又は複合グラファイトブラックの少なくとも一方を含むのが好ましい。 (もっと読む)


【課題】乾式のシリンダライナにおいて研磨逃げ溝部に疲労破壊を発生させないことである。また、乾式シリンダライナの組み付けを容易にし、及び組み付け時のライナ変形を防止することである。
【解決手段】乾式シリンダライナ1は、上部に大径部2、下部に小径部3、小径部3の上部外周に研磨逃げ溝4を有する。大径部2の軸方向長さAは、シリンダブロック5に挿入されるピストン8のコンプハイトBより大きく、シリンダライナ1の全長の1/2より小さい長さで、かつ、ライナ装着時にシリンダブロック5のボア孔6の内周面との径方向クリアランスが大径部2及び小径部3でそれぞれ0〜20μmである。 (もっと読む)


【課題】 シリンダの温度が過度に低くなることを抑制することのできるシリンダライナ及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 鋳ぐるみ用のシリンダライナ2において、ライナ外周面22に括れた形状の突起3を複数形成するとともに、セラミックセラミック溶射層からなる皮膜5をライナ中間部25からライナ下端24までのライナ外周面22に形成した。 (もっと読む)


【課題】 シリンダの軸方向における温度差を小さくすることのできるシリンダライナ及びエンジンを提供する。
【解決手段】 このシリンダライナ2では、高熱伝導皮膜4を軸方向の上部のライナ外周面22に形成するとともに低熱伝導皮膜5を軸方向の下部のライナ外周面22に形成した。 (もっと読む)


【課題】 密着性に優れ、かつ膜厚が均一であり、優れたスラッジ付着/堆積防止機能を有する薄膜が形成された組合せオイルコントロールリングを提供する。
【解決手段】 軸方向上下に形成された一対のレール部11及びレール部11を連結するウェブ部12から構成されるオイルリング本体1と、オイルリング本体1の内周溝部14に装着されてオイルリング本体1を半径方向外方に押圧するコイルエキスパンダ2とからなり、少なくともコイルエキスパンダ2及び/又はオイルリング本体1のコイルエキスパンダ2と対向する部分の最表面に、気相法によりフッ素系有機薄膜3が形成された組合せオイルコントロールリング。
(もっと読む)


【課題】 内燃機関用ピストンにおいて、従来のピストンの表面に燐酸マンガン被膜などの燐酸塩化成処理被膜を形成したダクタイル製ピストンと比較し、同等以上の優れた耐焼付き性を有した高Cr鋼製ピストンを提供することにある。
【解決手段】 高Cr鋼製ピストンの金属表面に蓚酸塩化成処理被膜層からなる被膜層、あるいは二硫化モリブデン、二硫化タングステン、グラファイトの内少なくともひとつを主成分とした固体潤滑材を含有する被膜層を形成することにより、優れた耐焼付き性を有した高Cr鋼製ピストンを得ることができる。 (もっと読む)


本発明は、まずベース材料としての長方形の横断面を有する鋼帯材から、内側の周面および外側の周面ならびに上側の側面および下側の側面を有する長方形リングを成形する、内燃機関用のキーストンリングのための耐磨耗性のリング側面を製作する方法に関する。エンジン運転中のリング側面損傷の発生は大幅に、リング側面を平行研削し、外側の周面をその所定の輪郭に研削し、内側の周面をブラッシングし;上下のリング側面(3a,4a)をキーストンリングの成形のために、ピストンリングがその外側の周面の領域になお平行な側面(3b,4b)を積重面として有しているように研削し;ピストンリング表面をガス窒化プロセス(GNS)により窒化物層の形成のために完全に窒化し;窒化されたピストンリングに研削およびラッピングにより、ピストンリングの窒化された側面の加工なしに輪郭付与し;複数のピストンリングをその平行な側面を介して軸方向の予圧下で1つのセットに積重し、ピストンリングの外側の周面に磨耗層をPVD法によりコーティングし;側面の窒化層を、積重をばらした状態で、窒化層の全層厚さの最大で4分の1が除去されるように研削するという製作ステップにより特徴付けられている方法により阻止されるはずである。
(もっと読む)


本発明は、ピストン/コネクティングロッド旋回点の摩耗を改良しかつピンボアの変形を減じるために内燃機関のためのコネクティングロッド及びピストンピンアセンブリに関する。これに関して、アセンブリは、ピンボアを有するピストンと、ピストンピンボアと整合されるように適合されたボアを有するコネクティングロッドと、個々のボアに係合することによってピンとコネクティングロッドとを結合するピストンピンとを有している。コネクティングロッドは、ボアと末端部との間の内部ギャラリを有している。ピストンピンは、中央部分よりも遠位端部においてより大きな直径を有する実質的に円形の横断面を有するプロファイルされた外周面を有している。コネクティングロッドボアとプロファイルされたピストンピンとの間の運動を容易にするために、ピン又は、コネクティングロッドの一方の端部が、2〜8μmの厚さを有するリン酸塩処理されたコーティングを有している。
(もっと読む)


1 - 15 / 15