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Fターム[3J044BC09]の内容

Fターム[3J044BC09]に分類される特許

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【課題】自身の受ける負荷を低減させて、自身の摩耗を低減させることができるピストンリングを提供すること。
【解決手段】一端部に凸部23を備え、他端部に凹部24を備えるとともに、これら凸部23と凹部24とにより段付き合口22が形成されるピストンリング21であって、前記凸部23と前記凹部24との間に、一側面41cに作用するガスを他側面41dに導くガス通路が設けられている。 (もっと読む)


【課題】ブローバイ対策に有効な特殊合口の形成を工業的に可能とする樹脂材を使用するという、特にガスシール性に優れた組合せピストンリングにおいて、燃焼室側からの燃焼ガスを受けても燃焼室側側面に局部的な変形や溶融が生じないピストンリングを提供することを課題とする。
【解決手段】高強度耐熱樹脂からなり上下側面及び外周面からみてステップ形状となる合口部を有するピストンリング本体と、前記ピストンリング本体の内周部に装着されて前記ピストンリング本体を半径方向外方に押圧するバネとからなる組合せピストンリングとし、少なくとも前記ピストンリング本体の燃焼室側側面に耐熱性皮膜を被覆する。 (もっと読む)


【課題】合口端部の摩耗の増大やスカッフィングを防止するピストンリングを提供する。
【解決手段】合口隙間2を有する円環形状をなすピストンリング1において、オーバリティが130℃〜200℃で−0.2〜0である。オーバリティは、フレキシブルテープ(例えば厚さ0.08〜0.10mmの金属製テープ)の中へピストンリングを入れ、所定の合口隙間になるまでピストンリングを閉じたときの、合口方向の直径D1と、その90度方向の直径D2との差(D1−D2)をいう。ピストンリング1は形状記憶合金からなる。 (もっと読む)


【課題】オイル消費量を低減でき、かつ、ピストンへの組み付け性にも優れる組合せピストンリングを提供する。
【解決手段】合口を有する樹脂製リング7と金属製リング6とを備える組合せピストンリング5において、樹脂製リング7の上の燃焼室側に金属製リング6が配置され、前記樹脂製リング7は合口端部の上面に突出部10を有し、金属製リング6の合口隙間に前記突出部10が配置され、前記樹脂製リング7はシリンダ1装着時に合口が閉じられる。 (もっと読む)


【課題】2ピース形の組合せオイルリングに回り止め機能を付与し、かつ、組付性を良好にする。
【解決手段】上下2本のレール13,14を柱部15で連結した断面略I字形のオイルリング11と、このオイルリング11を半径方向外方に押圧付勢するコイルエキスパンダ12とからなり、前記オイルリング11の上面11b及び下面11aの少なくとも一方に回り止め部材21が固定され、この回り止め部材21が、ピストン1のリング溝4面に形成されてピストン1の外周面3に開口している凹部22に挿入可能である組合せオイルリング10において、前記回り止め部材21がオイルリング11の内周端から半径方向内方に突出している。 (もっと読む)


【課題】トルクを低減させることが可能で、かつ生産性の向上を図ったシールリングを提供する。
【解決手段】シールリング本体の軸方向の厚みが、外周側に比べて内周側の方が薄くなるように、シールリング本体の側面103には、環状溝の側壁面に摺動する面よりも凹んだ凹み部120が内周端縁に沿って設けられたシールリング100において、凹み部120をシールリング本体の中心軸方向に見た外形は円形であり、この円の中心は、シールリング本体の中心軸に対して、切断部110とは反対側にずれた位置となることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】耐荷重性に優れ、かつアンダーカットを可及的に小さくすることのできるウエアリング及びウエアリングの製造方法を提供する。
【解決手段】射出成形により成形されるウエアリング100であって、周方向の1箇所にカット部110を有し、このカット部110は射出成形によって形成されるウエアリング100において、このカット部110は、外周面側及び内周面側から見て、ウエアリング100の中心軸の軸方向Cに対して傾斜する中央の第1カット部110aと、第1カット部110aの両側にそれぞれ設けられ、ウエアリング100の側面まで延びる第2カット部110b及び第3カット部110cとから構成されており、第2カット部110b及び第3カット部110cは、軸方向Cに対して傾いていないように構成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】製造を容易にすると共に、仕様の異なるピストンリングに対してピストンの共用を可能にして、製造コストを削減することができるようにする。
【解決手段】ピストン3のリング溝22内に嵌挿されてこのリング溝とピストンリング15と間に介在する内側リング21を有し、この内側リングが、ピストンよりも耐摩耗性が高い材料にて、内径がリング溝の底面の外径より小さくなるように円弧状に湾曲した形状に形成され、組み付け状態でC字形状に拡径変形することによる弾性力によってリング溝の底面に圧接するように設けられたものとする。 (もっと読む)


【課題】温度上昇に伴う熱膨張によって摺動抵抗が大きく変化することを避けることができるようにする。
【解決手段】ピストン3のリング溝23内に嵌挿されてシリンダボア2aに摺接するアウタリング21と、このアウタリングとリング溝の底面との間に介装されてアウタリングを径方向外向きに付勢するエキスパンダ22とから構成されるピストンリングにおいて、エキスパンダが、内周側部材25と外周側部材26とを貼り合わせてなり、内周側部材が熱膨張率が大きい材料で、外周側部材が熱膨張率が小さい材料でそれぞれ形成されたものとする。 (もっと読む)


【課題】合口隙間を通じたブローバイガスの漏出量を長期に亘って低減することのできるピストンリングを提供する。
【解決手段】内燃機関のシリンダ内を往復動するピストンの外周溝に装着されるピストンリング21であって、合口40を形成するピストンリング本体の対向端面21a、21bのそれぞれに、該ピストンリング本体21の径方向に延在する陥凹部30a、30bが形成されると共に、陥凹部30a、30bのそれぞれの底部に、常温において対向端面21a、21bを越えない厚みを有する弾性樹脂35a、35bが一体に接合されている。 (もっと読む)


【課題】ピストンリングの相対する合口端面の突き当たり後も、焼付や折損の発生を防止でき、かつ、ガス漏れも低減できるピストンリングを提供する。
【解決手段】シリンダ2内に挿入された半径方向斜め合口のピストンリング4が、運転時の温度上昇で、相対する合口端面5,6が突き当たるように設定されているピストンリング4において、合口隙間9を外周側より内周側を大きく形成する。前記合口端面5,6に低摩擦係数表面処理を施すことが好ましい。 (もっと読む)


【課題】エンジンの相対動作する部品間のシーリングのために用いられるシーリングリングに関する。
【解決手段】リングを完成するように嵌合可能な構造を有し、対向した各端部20を備えた、開かれたC形状の本体からなるシーリングリング10であり、その構造は、動作温度の範囲を越えてシーリング係合するように、相対的にスライド可能に係合する形状とされる。また、一方の構造が舌部19の形状を有し、他方の構造が溝部21の形状を有し、両方の構造は、略円周方向に延ばされる場合もある。 (もっと読む)


本発明は、内燃機関のピストンに用いられるピストンリング(1)であって、半径方向内側に位置する環状の面取り部(2)が設けられていて、該面取り部(2)の寸法が、リング合口(3)の両側で、ピストンリング(1)の、リング合口(3)とは反対の側に位置する側(4,4’)にまで、リング合口(3)を通って延びる半径方向に位置する軸線(8)に対して対称的に減少していて、該面取り部(2)が、ピストンリング(1)の、ピストン頂部とは反対の下面に配置されている。これによって、シリンダ内壁の全周にわたってピストンリング(1)の良好なオイル掻き機能が得られる。
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ピストンリングは、実質的に環状の摺動面と、上部側面および下部側面と、内周面と、画定された合い口隙間を備えた合い口開口部とを有する本体を備え、各合い口面における摺動面側合い口端部の移行部が、鋭い端部として構成され、摺動面が、少なくとも前記各摺動面側合い口端部まで、10μm以下の少なくとも1つのPVD被覆層を備えている。
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【課題】カットタイプとエンドレスタイプの長所を併せ持つピストンリング及びウェアリング並びにこれらリングを用いたピストンの軸受構造及び流体圧シリンダを提供する。
【解決手段】周上の任意箇所に合口部2aを有し、かつ、合口部2aに面する一端部2の形状を、合口部2aに連なるネック部2bと、ネック部2bに連なるヘッド部2cとからなる雄形形状4aに形成する。又、他端部3の形状を、雄形形状4aに嵌合される雌形形状4bに形成し、一端部2の雄形形状4aと、他端部3の雌形形状4bとが互いに嵌り込むことにより、周方向の力が作用しても互いに分離しない形状のピストンリング1である。
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【課題】ピストンリングの合い口隙間を通じたブローバイガスを長期にわたって低減する。
【解決手段】ピストン2のリング溝3に樹脂製の耐熱弾性部材9を固定し、樹脂製の耐熱弾性部材9はリング溝3に装着されたピストンリング6の一対の合い口端面6a,6b間に配置される。樹脂製の耐熱弾性部材9は、ピストン2のリング溝3面に形成された固定溝に挿入固定するのが好ましい。また、樹脂製の耐熱弾性部材9は、少なくともエンジン作動時に、ピストンリング6の一対の合い口端面6a,6bに当接することが好ましい。また、樹脂製の耐熱弾性部材9は、少なくともエンジン作動時に、シリンダ1の内周面1aに当接することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】いかなるエンジンの運転状況においても、ピストンリングの合口部を通じて漏れるブローバイガスを、最小とするピストンリングを提供すること。
【解決手段】ピストンリングの合口部において、相互に対向する端面を隙間が上方に向けて広がるように対称に傾斜させ、この合口部の端面の傾斜に略一致して対向する斜面を持つ合口ピースを配した。また、上記合口ピースを、ピストンリングの内周面に沿い、半径方向外側に向けた付勢手段を持つガイドに固定した。 (もっと読む)


【課題】クロスヘッド型2−ストローク内燃機関におけるピストンリングの回転位置の強制的な変化を生じさせる方法。
【解決手段】クロスヘッド型の2−ストローク内燃機関におけるピストンリングの当該ピストンリングに関連するピストンに対する回転位置の強制的な変化を生じさせる方法であって、エンジンが所望の一定負荷又は所望の一定スピードで連続的に作動するように設定されている間に、シリンダ内でのピストンリングの回転位置の強制的な変化によって、前記シリンダ内の平均有効圧力が少なくとも0.5バールだけ変化するように少なくとも前記シリンダにかかる負荷を変化させ且つ前記変化せしめられた負荷を一定期間に亘って前記シリンダ内に維持することによってなされることを特徴とする方法。 (もっと読む)


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