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Fターム[3J044CA06]の内容

ピストン、ピストンリング、シリンダ (7,336) | ピストンの形状、構造 (801) | ピストンリング溝部 (131)

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【課題】耐摩環と環状空間部との間の強度を高くすることのできる内燃機関用ピストンを提供する。
【解決手段】冠部2の内部に、外周にピストンリング溝が形成される耐摩環5が埋設されていると共に、アルミ合金のピストン1の軸方向で耐摩環の一部とオーバーラップし、かつ耐摩環の内周縁から径方向内側へ所定量離間して配置された冷却用オイルを循環させる環状空洞部6を有し、耐摩環の外面全体に形成されてピストン母材と融合し、該ピストン母材よりも強度が低いAC3Aのアルミナ金属被膜と、を備え、前記金属被膜は、耐摩環の内周面側の肉厚がピストン軸方向の両端面側の肉厚よりも薄く形成され、耐摩環の内周面と環状空洞部の外周側内面との間の径方向の離間距離が約3.0mmに設定されている。 (もっと読む)


【課題】オイルリングのシリンダ内壁面における余分なオイルを掻き落とす機能とシリンダ内壁面に適度な油膜を形成する機能とを十分に発揮し、当該オイルリングの薄幅化によっても製造コストを増大させず、ピストンのオイルリング溝内におけるオイルリングの周方向への回転を確実に防止可能な回転防止用2ピースオイルリング及びそれを用いた2ピースオイルリングの回転防止構造を提供する。
【解決手段】オイルリング本体における下側レールは、内周側の合口部を含むその近傍を切り欠いて形成した切り欠き領域を備え、当該コイルエキスパンダは、その一端側のみに曲げ加工を施して形成した係止部を備え、当該係止部の少なくとも一部分が、当該下側レールの切り欠き領域に配置され、且つ、その先端側をピストンに設けられるドレン孔又はスリット溝に挿入配置して当該オイルリング本体と当該ピストンとを係止する回転防止用2ピースオイルリングを採用する。 (もっと読む)


【課題】強度、耐摩耗性、高温特性を向上させると共に切削性を改善した粒子強化アルミ合金複合材料からなる耐摩環を提供する。
【解決手段】アルミ合金からなるピストンのトップリング溝を形成するための耐摩環において、スピネル(MgAl24)粒子またはアルミナ(Al23)粒子で強化したアルミ合金で耐摩環を形成するものである。 (もっと読む)


【課題】上下ストロークするピストンに対し、ピストンジェットから噴射される冷却オイルが、補強壁で遮られることなく、できるだけ長時間に亘って天井裏面に到達して、ピストンを効率的に冷却することができる内燃機関を提供する。
【解決手段】ピストン23は、天井面51から垂下する一対のスカート部52と、一対のスカート部52を連結する一対の連結壁53と、スカート部52とピストンピンボス54間において一対の連結壁53を連結する一対の補強壁56とを有する。補強壁56は、天井裏面58との間に開口部60が設けられたブリッジ状に形成される。また、複数の噴射口71、72、73から冷却オイルを異なる方向に噴射するピストンジェット28は、ピストン23の上死点位置及び下死点位置において、補強壁56の開口部60を通過させて冷却オイルを天井裏面58に到達させる。 (もっと読む)


【課題】上下ストロークするピストンに対し、ピストンジェットから噴射される冷却オイルが、補強壁で遮られることなく確実に天井裏面に到達して、ピストンを効率的に冷却することができるピストンを提供する。
【解決手段】ピストン23は、天井面51から垂下する一対のスカート部52と、一対のスカート部52を連結する一対の連結壁53と、スカート部52とピストンピンボス54間において一対の連結壁53を連結する一対の補強壁56とを有する。補強壁56の中間部は、ピストンピンボス54に接近する方向に屈曲する屈曲部56bを有し、ピストンジェット28から噴射される冷却オイルは、屈曲部56bの側方を通り、補強壁56の開口部60を通過して天井裏面58に到達してピストン23を冷却する。 (もっと読む)


【課題】エンジン運転が長期に渡り、上記ガス室に高圧燃焼ガスの導入、保持、排出が繰り返されても、ガス室にはカーボンの付着、堆積が発生しない往復動エンジンを提供すること。
【解決手段】往復動エンジン1は、ピストン2のトップリング5とセカンドリング6とセカンドランド7、及びシリンダ内面8とにより囲まれて形成されたガス室4に、膨張行程の初期においてシリンダ内面8のスラスト側10の上部位22に設けたガス通路穴23からピストン2上方の高圧燃焼ガス12を導入し、この導入高圧燃焼ガス12によってピストン2をスラスト側10から支持するようになっており、上記ガス室4内に、半割リング13がスラスト側10からセカンドランド7に被せた状態で、かつ上下方向に隙間20をもって上下動自在に挿入され、ピストン2の往復運動によって上記隙間20分上下運動しガス室4内が常に掃除されるようにした。 (もっと読む)


従来のピストンにおいては、サポートリングの摩耗が進行する場合に、摩耗により生じるピストンの横方向運動により、シリンダに沿ったピストンの走行を防ぐために、ピストンとシリンダとの間に、十分な間隙が設けられている必要がある。しかし大きな遊びは、ピストンとシリンダとの間のギャップ内へのピストンリングの不都合な押出しに繋がることがある。組み立てられたピストンにおける他の問題は、必要とされる多数の個別部材により、組み立てられたピストンの製造及び組付けが困難になるという点にある。この問題を解決するために、本発明により、サポートリング(12)及びピストンリング(11)を、ピストンボディ(15)に設けられている周方向の溝(20)内に配置するようにした。この構成において、周方向の溝(20)の軸線方向の幅は、サポートリング(12)及びピストンリング(11)の軸線方向の全長よりも大きく、サポートリング(12)は半径方向内側に、ピストンボディ(15)から半径方向に離間されて配置されていて、かつ、切断されていないリングとしてピストンボディ(15)から旋削により切り出されている。
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【課題】低回転・高負圧状態においてオイル消費を低減する内燃機関用組合せオイルリングの組付構造を提供する。
【解決手段】径方向外方X1に突出する上下2つのレール部1,2を連結部3で連結したオイルリング本体11と、その連結部3の径方向内方中央に形成された内周溝4に配置されて前記オイルリング本体11を径方向外方X1に押圧付勢するコイルエキスパンダ12とからなる組合せオイルリング10を、リング溝21に装着してシリンダ内に組み付けた組付構造50において、組合せオイルリング10の張力をシリンダ内径で除した張力比が0.05〜0.3N/mmの範囲であり、リング溝下面の径方向外周端部に設けられた面取部24又は下側レール部下面の径方向外周端部に設けられた切欠部を有し、リング溝下面22と下側レール部1との径方向の当接長さb2を、リング溝上面23と上側レール部2との径方向の当接長さb1の60〜98%とする。 (もっと読む)


【課題】ピストンとシリンダとの間を良好に潤滑するとともにオイル消費増加及び燃焼ガスの吹き抜けを防止した内燃機関用ピストンを提供する。
【解決手段】レシプロ内燃機関のシリンダC内に挿入される内燃機関用ピストン1を、外周面部の一部を内径側へ凹ませかつ周方向に延びて形成され、ピストンリングRを収容するリング溝40と、オイルジェットから噴射されるオイルを、リング溝におけるピストンリングのクランク側の面部と対向する面部42に設けられたオイル供給孔101に供給する油路100とを備える構成とする。 (もっと読む)


本発明は、内燃機関のピストンの製造のための方法に関する。冷却ダクト(14)およびピストンリング溝を有する完成したピストン内の区画はまず凹み、それから冷却ダクトが覆われ、最後にピストンリングに適合する材料が取り付けられる。冷却ダクトは、シングルピストンに必要な長さよりも長いワイヤー材料に覆われる。冷却ダクト(14)およびピストンリング溝を有する完成したピストン内の第1凹部区画を備える内燃機関のピストンの製造のための装置は、冷却ダクトに覆いを取り付けるための装置、およびシングルピストンに必要な長さよりも長いワイヤー材料を提供するための装置を有する。内燃機関のピストンは、冷却ダクト(14)、ピストンリングに適合するための補強材料、および冷却ダクトと補強材料との間の被覆材料を有し、被覆材料はロールから連続的に巻き戻されるワイヤー材料からなる。
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【課題】長期使用に耐えるピストン用リング・ユニットを提供すること。
【解決手段】ピストンリング・ユニットは、内部の爆発力を出力するためエンジンのシリンダに適用され、ピストンヘッドを有するピストンに使用される。ピストンヘッドは、エンジンのシリンダに取り付けられ、運動エネルギーを出力すべく駆動され、ピストンリング・ユニット台を備える。このピストンリング・ユニットは、リング・ユニット台の周囲に取り付けられ、末端ピストンリングと基端ピストンリングとを備える。ピストンリングはリング・ユニット台の周囲に取り付けられている。ピストンリング同士は相互に対応し、同心円的に相互に取り付けられている。前記末端ピストンリングの内縁部と前記基端ピストンリングとはピストンのピストンヘッドから隔てられ第1通風路と第2通風路とを形成する。エンジンが稼働するとき、高圧空気が両通風路に充満し、前記両ピストンリングをシリンダに押しつける。 (もっと読む)


【課題】往復動摩擦を低減することが可能な摺動面構造を有するシリンダまたはシリンダライナとの組合せにおいて、好適に用いられるピストンリングを提供すること
【解決手段】ピストンリングの外周摺動面に、その摺動面のリング軸方向におけるいずれかの端部外周線を切り欠く一端部から、摺動面の面内にある他端部に至る溝を、ピストンリングの外周摺動面の周方向において、相互に離間して複数設けてなるピストンリングと、シリンダまたはシリンダライナの内壁面に、多数の凹部を形成してなるシリンダまたはシリンダライナとの組合せである。 (もっと読む)


【課題】エンジンオイルの消費量低減を確保しつつ構成部品に厚肉化等の補強対策を施すこと無くピストン剛性を高く維持することができる内燃機関用ピストンを提供する。
【解決手段】オイルリング溝11を形成した略有蓋円筒形状のクラウン部12と、クラウン部12の下縁部の一部から互いに対向するように突出したスカート部13と、クラウン部12の軸線と直交する軸線上に形成されてピストンピンを支持するピストンピンボス14と、スカート部13と直交するようにスカート部13とピストンピンボス14との間に互いに対向するように形成されたスカートリブ15と、を一体に備え、オイルリング溝11にクラウン部12の内外に連通し且つその少なくとも一つの孔径を他の孔径よりも小径とした複数のオイル逃がし孔16,17が形成されている。 (もっと読む)


【課題】ピストンリングのオイルリングへの干渉をなくすことができて、所望の側圧を生じさせてピストンリング及びピストン側面とシリンダとの摺動摩擦抵抗を大幅に低減させることのできる往復動エンジンを提供する。
【解決手段】往復動エンジン1は、ピストンリング5と、ピストンリング5との間で環状ガス室6を規定していると共に環状ガス室6でのピストン3の側面8の受圧面積がピストン3の反スラスト側9よりもスラスト側10で大きくなるように、ピストンリング5に隣接しているピストンリング7と、環状ガス室6を燃焼室2に連通させるガス通路15とを具備している。 (もっと読む)


【課題】クーリングチャンネルと耐摩環との良好な溶接が得られ、優れた耐摩耗性を有するピストン耐摩環、そのピストン耐摩環を備えたピストンおよびその製造方法を提供すること。
【解決手段】エンジンのピストン15を鋳造する際にピストン15に鋳込まれるピストン耐摩環32であって、円環状の耐摩環41と、耐摩環41の放射内方側で耐摩環41に当接して収容され、この当接部分が全周囲に亘り溶接されるクーリングチャンネル42とを有し、クーリングチャンネル42が、内方側壁面部と、上側壁面部と、下側壁面部とを有するとともに、内部にディーゼルエンジン10のオイルを流通させる環状オイル通路42mを有し、環状オイル通路42mと外部空間とを連通する連通孔43が、内方側壁面部、上側壁面部および前記下側壁面部のうち少なくともいずれかの壁面部に形成されたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ピストンに設けられるシールのための2つのパッキンおよびピストンとシリンダチューブとの間の摺動のための潤滑油を、簡単な構造によって供給できること。
【解決手段】ピストン12には、シリンダチューブ11との間をシールするための、2つのパッキン31,32が互いに距離をあけて設けられ、かつ、パッキン31,32の中間にOリング33が設けられており、シリンダチューブ11には、その少なくとも一方のストローク端において、内径が拡張されかつパッキン31,32が滑らかに移動可能な径大部が設けられ、ピストン12がストローク端に移動したときに、パッキン31,32のいずれかとシリンダチューブ11との間におけるシール性が径大部41,42によってなくなるように、かつ、Oリング33とシリンダチューブ11との間におけるシール性がなくならないように、径大部41,42の位置および寸法が選定されている。 (もっと読む)


【課題】冷却媒体流通路を形成するための部材が一体化されて成る耐摩環が鋳込まれたピストンに対し、冷却性能の悪化を回避できる耐摩環付きピストンおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】耐摩環本体6の内周面62に流通路形成体7を溶接するに際し、ピストンスラスト方向側またはピストン反スラスト方向側を溶接開始点Aおよび溶接終了点Bとして周方向の全体に亘って溶接する。これにより、溶接時に発生するブローホールの影響によって冷却性能が十分に得られない部分が存在する場合であっても、この部分を、シリンダブロックのウォータジャケットに対向する位置、つまり、本来的に十分な冷却性能が得られている領域に配置することができる。このため、上記冷却性能の低下による悪影響は殆ど生じないことになる。 (もっと読む)


【課題】 ピストン部におけるシリンダ体に対するシール性の保障と摺動性の保障に向く。
【解決手段】 ピストンリング3が樹脂系摺動部材からなると共に内方に屈曲された一端部3aをピストン体2の外周に形成の環状溝21における底面の端部により深く形成の係止溝22に嵌合させる一方で、ピストン体1の外周に形成の環状溝21における底面が上記の係止溝22に連続しながらシリンダ体1における軸線方向の内周面に向かって傾斜し、この環状溝21における傾斜した底面にピストンリング3における他端部3cの外周をシリンダ体1の内周に摺接させる。 (もっと読む)


【課題】ピストンのシリンダへの挿入時にピストンリングを縮径させた状態で保持することができ、ピストンの挿入後、ピストンリングを簡単に拡径させることが可能なピストンリング、ピストン、エンジン、およびピストンの組付け方法を提供する。
【解決手段】リング溝2に形成した凹部3によってピストンリング4の第1被係止部5および第2被係止部6を係止することにより、ピストンリング4を縮径させる。これにより、ピストンリング4を縮径させたままの状態で、ピストン1をシリンダ7内部に挿入することができる。また、シリンダ7に挿入されたピストン1を、挿入時とは反対の方向へ僅かに移動させるだけで、凹部3による各被係止部5、6の係止が解除され、ピストンリング4を拡径させることができる。 (もっと読む)


【課題】ピストン頂面温度の上昇を抑制するとともにピストンスカート部での摩擦損失を低減する。
【解決手段】ピストン外周部におけるピストンヘッド部14とピストンスカート部16との間にオイルリング溝23が形成されており、ピストンヘッド部14とピストンスカート部16との間にオイルリング溝23に開口するスリット孔24がピストン周方向に沿って形成されている。オイルリング溝23内には、ピストンリングと別部品であり、オイルリング溝23のピストンヘッド部14側の側面23b及びピストンスカート部16側の側面23cの両方を面で押圧することで、ピストンヘッド部14から伝わる熱をピストンスカート部16へ伝える伝熱リング36が装着されている。 (もっと読む)


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