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Fターム[3J044CB01]の内容

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【課題】シリンダの内周面とピストンとの間のシール性を高める。
【解決手段】ピストン本体11のリング溝22に装着されるピストンリング31は、環状に連なった内周面33と外周面34と側面35,36を有する環状部材32を有している。環状部材32は、側面35,36が円錐面となるように内周面33を径方向外方に拡径する一方、外周面34を径方向内方に縮径してリング溝22に装着される。環状部材32の内周面隅部には内側シール部41が形成され、内側シール部41はリング溝22の底面に接触する。環状部材の外周面隅部には外側シール部42が形成され、外側シール部42はシリンダ15の内周面に接触する。環状部材32からなるピストンリング31は、リング溝22の底面とシリンダ15の内周面とに接触する。 (もっと読む)


【課題】ウェアリングの摩耗を抑制して耐久性の向上を図ると共に、変位体を円滑に直線変位させる。
【解決手段】ウェアリング20は、流体圧シリンダ10におけるピストン16の外周面に装着され、環状の本体部56と、該本体部56の内周面から半径内方向に突出した複数の壁部58と、前記内周面に形成され潤滑剤の充填される潤滑用溝60とを有する。そして、ウェアリング20が、ピストン16の第3環状溝46に装着された際、その本体部56が浅溝部52に挿入され壁部58が深溝部54に挿入される。この本体部56の外周面62は、ウェアリング20の軸線方向に沿って切断された断面形状が、外周側に向かって断面円弧状に膨出した円弧状に形成される。 (もっと読む)


【課題】直線作動装置において変位体がボディに対して傾斜した場合、前記変位体を円滑に直線変位させる。
【解決手段】ウェアリング20は、流体圧シリンダ10におけるピストン16の外周側に装着され、環状に形成された本体部58の内周面58bが、半径内方向に向かって断面円弧状に膨出して形成されると共に、前記外周面58aが、前記本体部58の軸線と略平行な平面状に形成されシリンダチューブ12の内壁面12aに当接する。そして、ウェアリング20は、その内周面58bによってピストン16の第3環状溝52に対して傾動自在に設けられる。 (もっと読む)


【課題】車両に搭載される油圧緩衝器にあって、シリンダ内に挿入されるピストンに形成の環状溝とこの環状溝に収容される合成樹脂材からなるピストンリングとの当接音たる打音を発生し難くする。
【解決手段】シリンダ1内に挿入のピストン3に装着される合成樹脂材からなるピストンリング10であって、シリンダ1の内周面に摺接する外周面13と、ピストン3の外周側部に形成の環状溝3bにおける一方の側壁面3cに当接可能に対向する一端面11と、環状溝3bにおける他方の側壁面3dに当接可能に対向する他端面12と、環状溝3bにおける内底面3eに対向する内周面17とを有し、一端面11の一方の側壁面3cへの接触面積および他端面12の他方の側壁面3dへの接触面積のうち一方または両方を、軸線方向から見る端面の面積たる軸線方向投影面積よりも小さくしてなる。 (もっと読む)


従来のピストンにおいては、サポートリングの摩耗が進行する場合に、摩耗により生じるピストンの横方向運動により、シリンダに沿ったピストンの走行を防ぐために、ピストンとシリンダとの間に、十分な間隙が設けられている必要がある。しかし大きな遊びは、ピストンとシリンダとの間のギャップ内へのピストンリングの不都合な押出しに繋がることがある。組み立てられたピストンにおける他の問題は、必要とされる多数の個別部材により、組み立てられたピストンの製造及び組付けが困難になるという点にある。この問題を解決するために、本発明により、サポートリング(12)及びピストンリング(11)を、ピストンボディ(15)に設けられている周方向の溝(20)内に配置するようにした。この構成において、周方向の溝(20)の軸線方向の幅は、サポートリング(12)及びピストンリング(11)の軸線方向の全長よりも大きく、サポートリング(12)は半径方向内側に、ピストンボディ(15)から半径方向に離間されて配置されていて、かつ、切断されていないリングとしてピストンボディ(15)から旋削により切り出されている。
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【課題】低回転・高負圧状態においてオイル消費を低減することができる組合せオイルリング及びその組付構造を提供する。
【解決手段】径方向外方X1に外周端6,7が突出する上下2つのレール部1,2を連結部3で連結したオイルリング本体11と、その連結部3の径方向内方中央の内周溝4に配置されてオイルリング本体11を径方向外方に押圧付勢するコイルエキスパンダ12とからなり、ピストンの外周に設けられたリング溝に装着される組合せオイルリング10において、張力比が0.05〜0.3N/mmであり、オイルリング本体11の径方向幅a1が軸方向幅h1の0.7〜0.9倍であり、レール部1,2の内周端8,9と内周溝4の径方向底部4’とで構成される内周溝4の深さd1が径方向幅a1の0.35〜0.50倍であり、コイルエキスパンダ12の直径d2が内周溝4の深さd1の2倍未満であるように構成する。 (もっと読む)


【課題】ピストンのリング溝の上下面とピストンリングの上下面の側面シール性及び耐スティック性に優れ、且つシリンダ壁への追従性に優れたピストンリングを提供することである。
【解決手段】樹脂からなるリング本体1の弾性と形状、及びレール部材2と張力リング3により、ピストン動作時においてピストン4のリング溝5及びシリンダ壁7との間に適切な圧力を発生させた状態で接触させることにより、ピストンのリング溝5の上下面との側面シール性、耐スティック性を確保し、更にシリンダ壁への追従性に優れたピストンリングを提供する。 (もっと読む)


【課題】リング成形時にクラックが入る原因を突き止めると共に、クラックの入らないピストンリング用ワイヤを提供する。
【解決手段】ピストン外周のリング溝に装着されるピストンリングの素材であるピストンリング用ワイヤであって、リング成形により外周となる側面、特に最外周摺動部においてリング成形前の残留応力が圧縮応力、好ましくは30〜80MPaの圧縮残留応力を有するピストンリング用ワイヤとする。中でも2ピース形のオイルリングに代表される断面形状が略I形、または略H形のワイヤに有効である。
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【課題】トルクを低減させることが可能で、かつ生産性の向上を図ったシールリングを提供する。
【解決手段】シールリング本体の軸方向の厚みが、外周側に比べて内周側の方が薄くなるように、シールリング本体の側面103には、環状溝の側壁面に摺動する面よりも凹んだ凹み部120が内周端縁に沿って設けられたシールリング100において、凹み部120をシールリング本体の中心軸方向に見た外形は円形であり、この円の中心は、シールリング本体の中心軸に対して、切断部110とは反対側にずれた位置となることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 本発明の目的は、2ピース型オイルリング用線材のオイルホールの形成に、レーザ穿孔技術を適用したときに発生するドロス等に起因した微小突起の問題を解決した、新規なオイルリング用線材を提供することである。
【解決手段】 本発明は、上下のフランジ部と該フランジ部を互いに連結するウェブ部を具備し、線材の長手方向に対する横断面が略I字形の2ピース型オイルリング用線材であって、前記ウェブ部の一方面には、横断面からみた両側にコイルエキスパンダを線接触させる曲率を持った内壁面と、横断面からみた中央部にコイルエキスパンダとウェブ部との間に空間を形成する溝部とを有し、前記溝部の底面には、ウェブ部を貫通する溶融貫通孔が形成されているオイルリング用線材である。 (もっと読む)


【課題】ピストン本体にオイルリング溝とピストン本体の内側の空間とを連通するオイル戻し孔を設けることなく、内燃機関おいてオイル消費の増大を抑制することが可能なピストンを提供する。
【解決手段】ピストン本体10の外周面には、上下のサイドレール41,42と、各サイドレール41,42を外周方向に付勢するエキスパンダ43とによって構成されるオイルリング40が装着されるオイルリング溝13が設けられている。下側のサイドレール42の下面42aがオイルリング溝13の下側の壁面13cに当接可能となっている。ピストン本体10の外周面には、オイルリング溝13に連通し且つピストン本体10のスカート側に開放するオイルスリット18が少なくとも1つ形成されている。オイルスリット18の最深部18aの壁面18bとサイドレール42の内周面42bとの間には、クリアランスC1が設けられている。 (もっと読む)


【課題】シリンダライナ内壁面との間に生じる摩擦力を低減することによる燃費の向上と共にオイル消費の低減を図ることができる内燃機関用オイルリングの提供を目的とする。
【解決手段】オイルリング本体の内周面に形成されるコイルエキスパンダ収容凹部には、その内周方向に沿って、掻き落としたオイルをピストン裏面へスムーズに戻すためのオイル戻し溝部が形成され、当該オイル戻し溝部は、オイルリング本体の径方向断面において、径方向深さをAとし、ウェブの径方向厚さをBとした場合、A/B=0.22〜0.77であり、且つ、当該オイル戻し溝部は、オイルリング本体の径方向断面において、シリンダ軸方向高さをXとし、コイルエキスパンダ収容凹部の略半円状部の円弧長さをYとした場合、X/Y=0.04〜0.5であることを特徴とする内燃機関用オイルリングを採用する。 (もっと読む)


【課題】 ピストン部におけるシリンダ体に対するシール性の保障と摺動性の保障に向く。
【解決手段】 ピストンリング3が樹脂系摺動部材からなると共に内方に屈曲された一端部3aをピストン体2の外周に形成の環状溝21における底面の端部により深く形成の係止溝22に嵌合させる一方で、ピストン体1の外周に形成の環状溝21における底面が上記の係止溝22に連続しながらシリンダ体1における軸線方向の内周面に向かって傾斜し、この環状溝21における傾斜した底面にピストンリング3における他端部3cの外周をシリンダ体1の内周に摺接させる。 (もっと読む)


【課題】ピストン頂面温度の上昇を抑制するとともにピストンスカート部での摩擦損失を低減する。
【解決手段】ピストン外周部におけるピストンヘッド部14とピストンスカート部16との間にオイルリング溝23が形成されており、ピストンヘッド部14とピストンスカート部16との間にオイルリング溝23に開口するスリット孔24がピストン周方向に沿って形成されている。オイルリング溝23内には、ピストンリングと別部品であり、オイルリング溝23のピストンヘッド部14側の側面23b及びピストンスカート部16側の側面23cの両方を面で押圧することで、ピストンヘッド部14から伝わる熱をピストンスカート部16へ伝える伝熱リング36が装着されている。 (もっと読む)


【課題】シリンダ内の負圧によるオイルの吸引をより効果的に抑制することのできる内燃機関のピストンを提供する。
【解決手段】側周にオイルリング18の装着される内燃機関のピストン10において、オイルリング18の燃焼室側におけるピストン10の側周に装着された樹脂製のオイルシールリング19と、ピストン10の側周を周回するように形成されてオイルシールリング19の燃焼室側の面が密接されるシール面20と、を設けるようにした。そしてこれにより、シリンダ内が負圧となるピストン10の下降時に、オイルシールリング19がピストン10の燃焼室側に移動してシール面20に密着されることで、シリンダ内の負圧により吸引されるオイルの流れを阻止するようにした。 (もっと読む)


【課題】本発明は、上下レール方向に方向性のある2ピースオイルリングの上下方向判別が容易な2ピースオイルリング用線材を提供することを目的とする。
【解決手段】2ピースオイルリング用線材本体のウェブに設けられる通油孔を、レール外周側から見て、上下レール方向で一方向に揃えられた非対称形状の通油孔を含むものとすることで、2ピースオイルリングの上下方向判別を容易にする。具体的な通油孔形状は略台形、略三角形等である。 (もっと読む)


【課題】ピストンへの組付け性が良く、かつ、リング溝の上下面のシール性の良い組合せオイルリングを提供する。
【解決手段】シリンダ7の内周面と摺動する上下一対のリング2,3と、これらのリングを押圧するコイルエキスパンダ4とからなる組合せオイルリング1において、前記一対のリング2,3は対向する面に突出しているウェブ9,12を有し、前記一方のリング2のウェブ9部分におけるリング軸方向幅がピストン5のリング溝6の軸方向幅の1/2を越える幅寸法を有する。また、ウェブはその高さが円周方向において一様でなく凹凸をなし、一対のリングのウェブが互いに噛み合うように配置し、前記少なくとも一方のリングのウェブの凸部分におけるリング軸方向幅がピストンのリング溝の軸方向幅の1/2を越える幅寸法を有するように構成してもよい。 (もっと読む)


【課題】ピストンの往復運動時に、より安定した姿勢を保つことのできる2ピース型のピストンリングを提供する。
【解決手段】内燃機関において、シリンダ50内を往復運動するピストン10には、その外周面に上から順に第1〜第3のリング溝が形成されている。第1及び第2のリング溝には、コンプレッションリングが配置され、第3のリング溝13には、オイルリング16が配置されている。オイルリング16は、リング本体17とリング本体17の内周側に配置されてリング本体17を外周方向に付勢するコイルエキスパンダ21とを備え、ピストン10の中心軸を含む縦断面において、ピストン10の径方向の位置に関してリング本体17の重心Bとコイルエキスパンダ21の重心Aとが一致している。 (もっと読む)


【課題】 ボアへの追従性を高めるとともにトップランド部の変形を抑制することが可能な、さらにはピストンからボアへの放熱を促進することが可能な断面コの字状の内燃機関のピストンリングを提供する。
【解決手段】 ピストン4のトップランド部Tに嵌め込まれるコの字状リング1Cであって内部に中空部S2を有する。中空部S2はピストン4に嵌め込まれた状態で燃焼室側のほうが大きくなるように形成されている。これにより、重量の低減に加えて下面を介してピストン4の熱をボアへ伝えるようにすることができる。このためコの字状リング1Cでは、中空部S2が断熱層として機能してもピストン4からボアへの放熱を促進することができる。またコの字状リング1Cでは、放熱を促進するための物質を中空部S2に封入する必要がない分、新たな重量やコストの増大も抑制できる。 (もっと読む)


【課題】 断面コの字状のピストンリングが嵌め込まれるトップランド部の機械的強度が熱によって低下することを抑制し、これによりトップランド部、さらにはピストン全体の機械的強度の向上を図ることが可能な内燃機関のピストンを提供する。
【解決手段】 断面コの字状のピストンリングであるコの字状リング2が嵌め込まれるトップランド部Tが形成された内燃機関のピストン1Aであって、トップランド部TにクーリングチャンネルC1が形成されている。クーリングチャンネルC1は具体的にはトップランド部Tの対向面S1、S2間に形成されている。またクーリングチャンネルC1は具体的にはさらにトップランド部Tからトップランド部Tの付け根N1、N2よりもピストン中心側の部分に亘って形成されている。さらにクーリングチャンネルC1は具体的にはトップランド部Tに沿って環状に形成されている。 (もっと読む)


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