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Fターム[3J047CB06]の内容

Fターム[3J047CB06]に分類される特許

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【課題】可動板が収容スペース内壁面に当接せしめられる場合における異音の発生を安定して効果的に低減乃至は回避することが出来る新規な構造の可動板を備えた流体封入式防振装置を提供すること。
【解決手段】仕切金具50によって可動板80を小変位可能に支持せしめて、可動板80の各一方の面に及ぼされる受圧室68と平衡室70との圧力差により可動板80が変位せしめられる圧力変動吸収機構を構成した流体封入式防振装置において、可動板80の変位量を制限する仕切金具50に対する可動板80の当接面に、最大外幅寸法よりも突出長さ寸法が大きくされたヒゲ状弾性突起102を複数本突出形成した。 (もっと読む)


【課題】可撓性膜が、低コストで、効率的な工程により固定されていることで、製造コストの低下と製作性の向上とが有利に実現された流体封入式防振装置を提供する。
【解決手段】筒状の第二の取付部材12の軸方向一方の開口部を覆蓋するように、第二の取付部材12と第一の取付部材10とを相互に連結する本体ゴム弾性体14と、第二の取付部材12の軸方向他方の開口部を覆蓋する可撓性膜30との間に形成された流体室32内に仕切部材34を収容配置して、仕切部材34を間に挟んだ両側に主液室36と副液室38とを設ける一方、仕切部材34の副液室38側の面に、環状乃至は筒状の挟持用突起76を形成し、更に、挟持用突起76の外周面と第二の取付部材12の内周面との間で、可撓性膜30の外周部を第二の取付部材12の縮径により挟持固定して、構成した。 (もっと読む)


【課題】弾性メンブレンと変位規制壁との当接に起因する異音を低減する。
【解決手段】主液室34Aと副液室34Bを仕切る仕切り体38に弾性メンブレン44を設けるとともに、該弾性メンブレンを収容する収容室45を一対の変位規制壁70,58と周壁76とにより形成する。弾性メンブレン44と変位規制壁70,58及び周壁76との間に隙間78,80を確保するとともに、変位規制壁70,58に開口部74,66を設けて、主液室34Aと副液室34Bをこれら開口部及び隙間を介して連通される。そして、弾性メンブレン44に、変位規制壁70,58に向かって膜面から突出し、肉厚Pよりも突出高さQが大きく形成された筒状緩衝部82を設ける。 (もっと読む)


【課題】微振幅入力時における低動ばね特性を発揮しつつ、大振幅入力時におけるオリフィス流路での液流動効果による高減衰特性を発揮しかつ異音を大幅に低減する。
【解決手段】主液室34Aと副液室34Bとの間を液体流通させることなく仕切る弾性仕切り膜44と、その周縁部を両面から挟持する一対の挟持部材46,48とを仕切り体38に設ける。一対の挟持部材には、弾性仕切り膜44の可撓部52の変位量を、当該弾性仕切り膜の両側から規制する一対の変位規制部58,62を設ける。そして、弾性仕切り膜44の可撓部52に、変位規制部58,62に向かって膜面から突出する薄肉筒状の緩衝部68を見設ける。 (もっと読む)


【課題】第1のオリフィス通路のチューニング周波数よりも高周波数の振動に対する防振効果を、優れた信頼性で安定して得ることのできる、新規な構造の流体封入式防振装置を提供すること。
【解決手段】仕切部材42の主液室58側に弾性隔壁62が配設されて、弾性隔壁62と仕切部材42の対向面間に空気室108が形成されており、仕切部材42に形成された連通路110の一方の端部が空気室108への連通口とされていると共に、連通路110の他方の端部が大気への開放口122とされて、連通路110の開放口122が可撓蓋体124によって覆蓋されている。 (もっと読む)


【課題】可動板を可動板挿入方向に変位し難くする。
【解決手段】仕切り部材15には、その外周面の一部に開口する挿入口25と、挿入口25から軸方向と交差する方向に延び可動板50を収容する収容室24と、収容室24と主液室16とを連通する第一連通孔26と、収容室24と副液室17とを連通する第二連通孔27とが形成され、収容室24に面する可動板50の少なくとも一つの面は、収容室24への可動板50の挿入方向に沿う途中位置に屈曲部60,61を有するとともに、屈曲部60,61から可動板挿入方向および引き抜き方向へ離間するにしたがって広がるまたは狭まるテーパー状に形成されており、屈曲部60,61を有しテーパー状に形成された可動板の前記面と対向する仕切り部材15の内面は、可動板50の前記面と平行となるように、屈曲部32,35を有しテーパー状に形成されている。 (もっと読む)


【課題】コストや所望の防振特性を維持しつつキャビテーション崩壊による異音の発生を抑制することができる防振装置を提供する。
【解決手段】第1取付部材11の液室を軸方向一方側の主液室16aと軸方向他方側の副液室16bとに区画する仕切り部材15と、主液室16aと副液室16bとの圧力差に応じて変位する可動板18と、を備えた防振装置10において、仕切り部材15には、可動板18を収容する収容室29が画成されるとともに、収容室29と主液室16aとを連通する第1連通孔23、および収容室29と副液室16bとを連通する第2連通孔24が形成され、第1連通孔23の仕切り部材15における開口面積は、第2連通孔24の仕切り部材15における開口面積よりも大きくなっていることを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】大きな打音や衝撃を回避しつつ可動板の変位量が確実に制限されると共に、可動板の小変位が容易に許容され得て、オリフィス通路による低周波数域の振動に対する防振効果と、可動板の変位による高周波数域の振動に対する防振効果とが、何れも良好に発揮され得る、新規な構造の流体封入式防振装置を提供すること。
【解決手段】仕切部材32に周溝58を設け、可動板64から板厚方向両側にそれぞれ突出して可動板64の外周側に向かって延び出す一対の弾性支持片66,68により周溝58を覆蓋し、非圧縮性流体を封入した可動板支持室78を形成すると共に、可動板支持室78における可動板64の外周端面と周溝58の底面60との対向面間において可動板64の変位に伴って流体流動が生じる狭窄流路80を形成した。 (もっと読む)


【目的】アイドルオリフィスやこれを開閉するバルブ機構等を設けずに、ダンピングオリフィスと脚部付き可動膜だけで2つの共振を発生する2共振タイプの液封防振装置を実現する。
【手段】主液室12と副液室13を仕切る仕切部材11にダンピングオリフィス14と弾性仕切部30を設ける。弾性仕切部30の中央部に設けられた可動膜31下面には脚部35を一体に突出形成し、枠部材40の底部46の上面であるストッパ面48へ垂直に押し当てる。脚部35の外周部と支持壁44の間に第3液室50を形成し、脚部35の下面38をストッパ面48へ押し当てると、第3液室50を密閉して作動液を閉じこめ内圧を高める。脚部35がストッパ面48から離れると、第3液室50は副液室13へ開放され、作動液が第3液室50から流出する。この流出による作動液の流動で共振させ、ダンピングオリフィスにより第1共振に対してこれと異なる第2共振を発生させる。 (もっと読む)


【課題】多軸ダンピングが可能で、軸方向にコンパクトな構造の流体式マウントを提供する。
【解決手段】エラストマー材料からなる円錐台状の弾性体3によって重なり合って支持された受け台1および支持台2、ならびに、ダンパー流体で満たされた作用室4と調整室5とを備え、作用室4と調整室5とが隔壁7によって軸方向8で互いに空間的に分離されているとともに軸方向8に作用する振動を減衰させるための第1のダンパー手段9によって流体流通可能に接続されている。弾性体3は、中間筒部10によって接続された弾性体部3a、3bを含み、作用室4内には径方向12に作用する振動を減衰させるための第2のダンパー手段11が配置され、中間筒部10と第2のダンパー手段11とは互いにつながり形成されている。 (もっと読む)


【課題】第2のオリフィス通路の連通と遮断を切り替えて防振性能の向上を図り得ると共に、連通/遮断の切替時に発生する打音を低減できる、新規な構造の流体封入式防振装置を提供する。
【解決手段】弾性可動体86が、仕切部材38で挟まれる挟持部88と、挟持部88の外周側で第2のオリフィス通路82の通路内に位置する切替部92とを備えており、切替部92には第2のオリフィス通路82の通路長方向で両側に突出する当接部106を設けた。挟持部88と切替部92の間に設けた薄肉部108の弾性変形によって切替部92の挟持部88に対する傾動を許容して、切替部92の略非傾動時に切替部92と第2のオリフィス通路82内面との対向間を通じて第2のオリフィス通路82を連通させると共に切替部92の傾動によって当接部106の外周面を第2のオリフィス通路82の内面に当接させて第2のオリフィス通路82を遮断させる切替手段を設けた。 (もっと読む)


【課題】部品点数の少ない簡単な構造によって、高周波小振幅振動に対する有効な防振効果が得られると共に、受圧室への過大な負圧の作用によるキャビテーション異音も低減される、新規な構造の流体封入式防振装置を提供すること。
【解決手段】仕切部材44の収容空所62に環状の可動部材66が配設されており、可動部材66が挟持部68において仕切部材44によって軸方向に挟まれて保持されている。また、挟持部68の外周側には可動部72が設けられて、弾性変形により受圧室90の液圧を平衡室92に伝達する液圧吸収機構が構成されている。更に、挟持部68の内周側には弁部78が設けられて、弾性変形により受圧室90の負圧を低減するリリーフ機構が構成されている。また、弁部78の収容空所62内周面への当接によって可動部材66が仕切部材44に対して径方向で位置決めされて、可動部72と収容空所62との径方向間に隙間89が形成されている。 (もっと読む)


【課題】減衰性能が発揮される周波数領域や振幅の範囲を拡げ、低振幅振動時に低動バネ化させることを目的とする。
【解決手段】第一取付部材2及び第二取付部材3と、第一、第二取付部材を弾性的に連結する弾性体4と、第一取付部材の内側に形成された液室10を主液室11と副液室12とに区画する仕切り部材5と、を備えた防振装置1において、仕切り部材に、主液室と副液室との間に位置すると共に主液室に連通する中間室13が形成されていると共に副液室を第一副液室14と第二副液室15に区画する弾性変形可能な弾性隔壁7が取り付けられ、中間室の内側に可動板8が収容され、弾性体に複数の側液室42、43が形成され、主液室と第二副液室を連通させて液室内の封入液が流通することで液柱共振を生じさせる主副間制限通路16と側液室と第二副液室とを連通させて封入液が流通することで液柱共振を生じさせる側副間制限通路17、18とが設けられている。 (もっと読む)


【課題】通常使用領域での減衰性能を確保しつつ、大振幅入力時の急激な圧力変動に起因するキャビテーションを緩和する。
【解決手段】液体封入室36を仕切り体40により主液室42と第1副液室44に仕切り、両液室を連結する第1オリフィス流路50を設けた液封入式防振装置10において、仕切り体40に、第2ダイヤフラム60を設けるとともに、第2ダイヤフラムを介して主液室42から区画された第2副液室53と、第1副液室44と第2副液室53を連結する第2オリフィス流路54を設ける。第2ダイヤフラム60の可撓性膜部60Bに第2オリフィス流路54の開口54A周りに当接して取り囲む弁部72を可撓性膜部の膜面から立ち上がる周壁状に設ける。また、弁部72の外側に貫通穴76を設けるとともに、可撓性壁部60Bの主液室側の膜面に対向壁78に対して圧接される突起84を設ける。 (もっと読む)


【課題】ベース金具と筒状嵌着金具の嵌着固定部においてシール性能を確保しながら、それらベース金具と筒状嵌着金具の同軸度や平行度の精度を向上させることができる、新規な構造の流体封入式防振装置とその製造方法を提供する。
【解決手段】嵌着固定部128におけるシールゴム148によるシール部分144よりも筒状嵌着金具36が軸方向外方に延び出されてかしめ筒部146が形成されている一方、ベース金具102におけるかしめ筒部146の外挿部分に位置決め突部130,132が形成されており、シール部分144における筒状嵌着金具36の縮径量が位置決め突部130,132の外周面に対するかしめ筒部146の当接によって規定されて径方向位置決め部とされていると共に、かしめ筒部146が縮径されて位置決め突部130,132の軸方向エッジ部134,136に係止されて軸方向位置決め部とされている。 (もっと読む)


【課題】軸方向の一端側で軸直角方向内向きに突出したストッパ受部が設けられた筒状部に対して、インシュレータ本体を軸方向に圧入して組み付ける構造の防振装置において、ストッパゴム部を本体ゴム部に一体に加硫成形することを可能として、防振装置の所要コストを安価とすることのできる防振装置の製造方法を提供する。
【解決手段】軸方向に離隔した取付金具36及び72と、それらを弾性連結する本体ゴム部34とを有するインシュレータ本体12を、ブラケット14の筒状部22に圧入して組み付ける防振装置の製造方法であって、本体ゴム部34にストッパゴム部82を一体に加硫成形するとともに、組付工程では、ストッパゴム部82を弾性曲げ変形させて位置決め治具86の溝106に保持させた状態で取付金具72を筒状部22に圧入し、組み付けを行うようにする。 (もっと読む)


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