説明

Fターム[3J048AC06]の内容

防振装置 (35,941) | エネルギー吸収手段の採用 (2,457) | 塑性変形によるもの (309)

Fターム[3J048AC06]に分類される特許

161 - 180 / 309


【課題】小型でありながらも減衰力の大きい制振装置を提供する。
【解決手段】ベースプレート20、21の間に、ゴム層16と補強板17を交互に重ね積層ゴム本体18を形成する。積層ゴム本体18にプラグ挿入用の孔18hを設け、降伏応力が約39.2MPaの亜鉛/アルミ合金をプラグ19を圧入する。補強板17間の間隔をtをプラグ19の半径Dp/2よりも小さく設定する。補強板17の厚さtをゴム層16の厚さtの半分以上に設定する。補強板17に設けられたプラグ挿入用の孔17hの周縁部に面取り加工を施す。 (もっと読む)


【課題】風、環境振動、小地震等により建物に発生する小さな振幅の揺れの加速度や変位を低減し、建物の設計自由度を阻害しない鉄骨階段を提供する。
【解決手段】上部躯体12と下部躯体14の間に鉄骨階段16が設けられている。鉄骨階段16の段板18の両側には第1桁部材20が設けられ、この第1桁部材20の外側には第2桁部材22が設けられている。建物10に作用する外乱により上部躯体12と下部躯体14とが相対移動すると共に、第1桁部材20と第2桁部材22とが相対移動する。これによって、エネルギー吸収部材24がせん断変形して振動エネルギーを吸収するので、建物10に発生する小さな振幅の揺れの変位や加速度を低減することができる。 (もっと読む)


【課題】構造躯体に柱・梁を用いた骨組み構造の耐震性を向上するのに好適な、設置場所の自由度が大きく、構造が簡易で軽量かつ経済的なエネルギー吸収デバイスとしての制震パネルおよびそれを用いた骨組構造を提供する。
【解決手段】制震パネル10は、第1のH形断面柱部材11と第2のH形断面柱部材12を備え、第1のH形断面柱部材11は、強軸方向が面内に向けられていて、2本のブレース15、16が取りついて偏心K形ブレース構造を形成し、その2本のブレース15、16が取りつく間のウェブ11aがせん断パネルとなってエネルギーを吸収するようになっており、第2のH形断面柱部材12は、強軸方向が面外に向けられていて、面内への座屈を防止する座屈拘束材17が配されている。 (もっと読む)


【課題】地震などの水平外力に対する壁パネルの機能を的確に評価して利用できる建物を提供する。
【解決手段】複数の柱2,・・・とその上下に横架される梁31,32,・・・とを接合したラーメン構造体11と、上下の梁31,32に端部がそれぞれ連結される複数の間柱4,・・・と、間柱に取り付けるためのフレーム51と硬質木片セメント板52とを備えた外壁パネル5とによって構成される建物ユニット1である。
そして、フレーム51と間柱4は複数のリベット6によって接合されるとともに、設計値より大きな水平外力が作用した際には、フレーム51と硬質木片セメント板52との接合が破壊することなくリベット孔4aが塑性変形する。 (もっと読む)


【課題】鉄筋コンクリート構造物に対して、容易、かつ、経済的に適用できて、鉄筋コンクリート構造物に加わるエネルギーを吸収できるエネルギー吸収装置を提供する。
【解決手段】本発明のエネルギー吸収装置1は、棒の軸に沿った方向に連続する多数の凹凸を周面に備えた棒体(異形鉄筋3)と、棒体の周面を取り囲むように設けられて棒体の周面に付着されたエネルギー吸収体(鉛体4)とを備え、棒体が、鉄筋コンクリート構造物の鉄筋として鉄筋コンクリート構造物のコンクリート内に埋め込まれ、エネルギー吸収体が、鉄筋コンクリート構造物の一方の構造部材と他方の構造部材との接合部に設けられる。 (もっと読む)


【課題】積層ゴム支承に用いられるプラグのゴム層への膨出を、積層ゴム支承全体を通して効果的に抑止する。
【解決手段】下部ベースプレート14Aと上部ベースプレート14Bの間に複数のゴム層13Aと複数の補強板12とを交互に積層する。ゴム層13A、補強板12の各層を略垂直に貫く孔16を設ける。孔16に鉛プラグ17を所定の充填率で圧入する。テーパー状に形成され、織布や編物などの抗張力部材にゴム部材などからなる弾性層を貼着した長尺の積層シート18をゴム層13Aの各々において独立して鉛プラグ17の周りに巻装する。 (もっと読む)


座屈拘束ブレースは、外側のケース内に収容された変形可能コアを備える。コアの各端部は、フレーム又は他の構造体に連結するためにケースから突き出している。各端部間の変形可能コアの所定部分は、ゲージ又は降伏部と称され、地震又は爆風の負荷の間、変形可能となっている。ゲージ部は、ゲージ部が端部よりも降伏強度が低下するように両端部から温度偏差熱処理が施されている。ケースは、コアを座屈から防止するためのコア収容部を規定する。金属箔中間層又は非接着層が、変形可能なコアがケースに接着しないように、変形可能コアとケースとの間に設けられている。座屈拘束ブレースは、簡易な構成で、従来のBRBを凌ぐ際立った性能の向上をもたらす。 (もっと読む)


【課題】構造が簡易で製造が容易、強度設計が容易でコンパクトな履歴型ダンパを得る。
【解決手段】履歴型ダンパ1は、1対の平板部3a、3bと、直方体の連結部5とから構成される。連結部5は、平板部3a、3bの端部で挟まれ、平板部3a、3bと連結部5はコの字状に連結される。平板部3a、3bと連結部5は、貫通するボルト9、ナット11にて固定される。平板部3a、3bの連結部5との接合部とは反対側の端部は、図示しない構造部材との接合部6a、6bであり、前記構造部材との接合の為のボルト穴7が設けられている。履歴型ダンパ1の接合部6a、6bを構造部材へ接合し、前記構造部材から力を受けると、平板部3a、3bが弾塑性変形し、エネルギーを吸収する。 (もっと読む)


【課題】装置の大型化を招くことなく制震性能の向上を図ることのできる制震装置を提供する。
【解決手段】建築構造物の下側梁部16上に設置された粘性体貯溜槽14と、建築構造物の上側梁部20から垂下されて粘性体貯溜槽14に貯えられた粘性体12中に浸漬された面内振動抑制板18とを備えた制震装置において、上側梁部16と面内振動抑制板18との間に履歴型振動減衰器26を設け、この履歴型振動減衰器26を介して面内振動抑制板18を上側梁部20に固定したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】簡易な構造でありながら、十分な機能を発揮できる履歴形ダンパーを含み、かつ簡易に取り付けることができる制震間柱を提供する。
【解決手段】上下一対のベースプレートと、各ベースプレートから互いに向き合う方向へ突出する一対の柱頭部及び柱脚部と、これら柱頭部及び柱脚部の先端部に、各対向端部を連結した震動吸収ダンパーとからなる制震間柱において、
上記両柱頭部6及び柱脚部8を、少なくとも、互いに平行な鋼製の垂直平板10で、
また、上記ダンパー14を、少なくとも、各波の稜線を垂直平板10と平行な水平方向に配向した鋼製の波形板16でそれぞれ形成した。 (もっと読む)


【課題】木造住宅や鉄骨住宅等の柱・梁フレームの面内に組み込まれた複数の筋交いの如き応力伝達部材の相互間に超塑性合金による制震ダンパーを取付けて、地震時における住宅の揺れを効果的に低減する制震補強構造を提供する。
【解決手段】建物の柱・梁フレーム1の面内に、連結部2aが上下方向又は左右方向に隔離して互いに対峙する配置となるように組み込まれた複数の応力伝達部材2…の連結部2aの相互間に、超塑性合金による制震ダンパーが取付けられている。超塑性合金による制震ダンパー3は、柱・梁フレーム1の面内方向に円弧形状に湾曲された可撓変形部31と、その両端に設けられた非変形端部30とで構成され、非変形端部30が応力伝達部材2の連結部2a、2aへピン状態に連結されている。 (もっと読む)


【課題】地震時に建物に作用する水平力や架構の変形に合わせて履歴特性を自在に調整可能に構成した制震部材、および該制震部材を、柱と柱又は耐震壁と柱等の耐震要素を結合する鉄筋コンクリート造もしくは鉄骨鉄筋コンクリート造境界梁の中間部に設置して制震性能を確保・向上させた制震建物を提供する。
【解決手段】一対の鋼製端板3a、3aの間に、上下の鋼製フランジ3b、3bと、上下の鋼製フランジ3b、3bの間に間隔をあけて垂直に配置された複数の鋼製ウェブ3c…とが組み込まれ、鋼製端板3aと鋼製フランジ3b及び鋼製ウェブ3cが一体的に接合されて成る制震部材3が、柱1と柱1又は耐震壁8と柱1等の耐震要素を結合する鉄筋コンクリートもしくは鉄骨鉄筋コンクリート造境界梁2の中間部2aに設置されている。 (もっと読む)


【課題】構造が簡単で施工コストが安い制振用ダンパーを得ることを課題とする。
【解決手段】柱14Aに固定された固定片18Aと、柱14Bに固定された固定片18Bが、固定片18A、18Bよりも小さい剛性の変形部20によって連結され、また、固定片18A、18B及び変形部20は一体成形されている。これにより、架構12が振動エネルギーを受けると、柱14A、14Bが相対変位し、固定片18A、18Bを介して変形部20が変形して、架構12の振動を減衰する。また、固定片18A、18Bと変形部20を一体成形することで、制振用ダンパー10を架構12に取り付ける工程が簡単になり、施工コストを低く抑えることができる。 (もっと読む)


【課題】 低コストで廃却等できると共に、大きな減衰力を発揮できる積層支持体を得る。
【解決手段】 積層弾性体16の弾性体中空部28には、弾塑性体で構成された塑性流動材30が注入され、さらに、塑性流動材30内には、塑性流動材30に対して剛体とみなせる硬質の材料で構成された粒状の硬質充填材が、所定の体積充填率となるように複数充填されている。硬質充填材の代表長さの分布における頻度の上位2つの極大値のうち、代表長さの大きいほうの極大値をとるときの代表長さをDl、代表長さの小さいほうの極大値をとるときの代表長さをDsとしたとき、0.001≦Ds/Dl≦1/3を満たしている。 (もっと読む)


【課題】 芯材の拘束材による拘束必要箇所が特定できて、経済的・合理的な座屈拘束が可能となる座屈拘束ブレースを提供する。また、補剛調整が容易で、座屈モードを適正化でき、さらに粘弾性体の接着性能に依存しない優れた制振機能が得られるものとする。
【解決手段】 芯材2と、この芯材2の両面に沿って配置した一対の拘束材3とを有する座屈拘束ブレース1である。芯材2を、ブレース長さ方向に沿って波山2aが並ぶ波形鋼板とする。芯材2と拘束材3との間に粘弾性材4を充填する。 (もっと読む)


【課題】住宅等の建築物、特に木造建築物の耐震性を向上させる等の目的で用いられる耐力壁用ダンパおよびそれを備えた耐力壁に係り、耐力壁用に適するダンパを得ると共に、地震等の振動を良好に吸収することのできる優れた振動吸収性能と充分な耐力とを併せ持った耐力壁を提供する。
【解決手段】本発明による耐力壁用ダンパ1は、木造建築物の耐力壁に用いるダンパであって、加力速度0.1mm/secにおいて4kN以上の降伏荷重を有するようにしたことを特徴とする。また本発明による耐力壁は、隣接する柱や横材間に傾斜してブレースBを配置した住宅用耐力壁において、上記ブレースBの少なくとも一部に、加力速度0.1mm/secにおいて4kN以上、より好ましくは8kN以上の降伏荷重を有するダンパ1を備えたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】住宅等の建築物、特に木造建築物の耐震性等を向上させる等の目的で用いる制振ブレースに係り、地震等の振動を良好に吸収することのできる優れた振動吸収性能と充分な耐力とを併せ持った性能のよい制振ブレースを容易・安価に提供する。
【解決手段】木造建築物に用いる制振ブレースであって、加力速度0.1mm/sec以上において8kN以上の降伏荷重を有するダンパを備えたことを特徴とする。なお、上記ダンパには、加力速度0.1mm/secにおける降伏荷重と同等もしくはそれよりも僅かに小さい張力を付与するのが望ましい。 (もっと読む)


【課題】構造が簡単で取り付けを容易にする。
【解決手段】制振ダンパー10では、変形部材12がねじれて塑性変形し、この塑性変形に伴う履歴減衰により制振して、安定した制振性能を発揮する。ねじり応力が集中する溝部18を形成することにより、変形部材12を単一の材料で形成しても、安定的に制振性能を発揮することが可能となる。変形部材12を単一の材料で形成できるので、構造が簡単となり、また、その取り付けが容易となる。 (もっと読む)


【課題】所望とする耐震強度を確保しつつ、しかも座屈防止部材を不要として構成の簡素化を図る。
【解決手段】上大梁11と下大梁12との間には左右一対の縦材13,14が連結されている。縦材13,14間には、同縦材13,14に対して斜め方向に延びるようにして耐震要素としての複数の斜め材17が設けられている。斜め材17は全体として直線状をなす形状をしており、その両端の接合端部17aが溶接等により縦材13,14に固定されている。斜め材17において、接合端部17aよりも内側が塑性ヒンジ部17bとなっている。各斜め材17は、1本当たり2カ所ずつの塑性ヒンジ部17bを有している。X字状に交差する2本の斜め材17の交差部分は溶接により連結固定されている。 (もっと読む)


【課題】 隅柱にもH型鋼のような加工度が低く従ってコストの比較的安い型鋼を用いることができる架構を提案する。
【解決方法】 略矩形平面を有する軸組み構造建築物において、当該建築物のX方向およびY方向の外側部を構成するX構面及びY構面は、それぞれX方向およびY方向に高い曲げ剛性を有する柱と、当該柱に剛接合されたそれぞれX方向およびY方向の梁を含み、X構面の端部柱はY構面外に、Y構面の端部柱はX構面外にそれぞれ位置し、X、Y構面の互いに隣接する端部柱はXY連結梁によって、平面視斜め方向に連結され、該XY連結梁は地震時にX、Y構面を構成する柱梁の降伏以前に降伏する架構を有する建築物。 (もっと読む)


161 - 180 / 309