説明

Fターム[3J048AC06]の内容

防振装置 (35,941) | エネルギー吸収手段の採用 (2,457) | 塑性変形によるもの (309)

Fターム[3J048AC06]に分類される特許

101 - 120 / 309


【課題】履歴ダンパについてせん断と引張の耐力の差を小さくし、それぞれの変形方向に対処できるようにすること。
【解決手段】くの字状のエネルギ吸収子3をスリット4を介して複数本並列し、各エネルギ吸収子の両端部を対向する支持板2に架設する平板状の履歴ダンパ1において、エネルギ吸収子は、その板幅Wをくの字の頂部31に向かって徐々に狭くし、頂部の両側にくびれ部32を備える。エネルギ吸収子は、くの字の板幅方向における内辺33と外辺34を、くの字の内側に向かって凹む円弧状とする。エネルギ吸収子は、くの字の板幅Wの中心線Cが、くの字の内角が狭くなる方向に段階的に屈曲する複数の直線と、屈曲部分を繋ぐR曲線とから構成する。軸組み6とパネル7の間にはその全周に亘って内外方向に間隔Gを設け、履歴ダンパの一方の支持板をパネルに、他方の支持板を軸組みに留める。 (もっと読む)


【課題】履歴ダンパーへの軸力を低減し、履歴ダンパーの性能低下を防止するとともに、建て方の工程管理を容易にした構造物の制振装置を提供する。
【解決手段】上下に対向する上梁部材12aと下梁部材12bを有し、上梁部材12aから下方に上支持部材13aを突設し、下梁部材12bから上方に下支持部材13bを突設する。上支持部材13aの下端と下支持部13bの上端との間に、上梁部材12aと下梁部12bの延在方向において上梁部材12aと下梁部材12b間の相対変位で生じる剪断力で塑性変形することにより制振機能を発揮する履歴ダンパー15を配設してなる構造物の制振装置において、上支持部材13aの下端と履歴ダンパー15の下端との間に、前記剪断力を履歴ダンパー15に全て伝達し、かつ上梁部材12aと下梁部材12bの上下方向の相対変位を吸収する変位吸収機構16を設けたものである。 (もっと読む)


【課題】柱と梁で構成される構面内に粘弾性ダンパーを設置して地震および風の両方の外力に対する応答を低減させる構造が簡素な複合制振架構を提供する。
【解決手段】建物の柱梁架構を構成する構面内に,第一と第二の粘弾性ダンパーをハの字形または逆ハの字形となるように配置した複合制振架構であって、前記第一と前記第二の粘弾性ダンパーは、それらの軸線の一端が前記構面の左右の柱梁接合部における柱と梁の軸線の交点と交差し、他端は前記柱梁接合部の上方または下方となる梁の軸線と、前記第一と前記第二の粘弾性ダンパーの軸線と前記梁の軸線との交点間に間隔を有するように交差し、前記梁で前記交点間となる区間は、前記第一と前記第二の粘弾性ダンパーの最大耐力の鉛直方向成分より小さい剪断降伏力を有する。 (もっと読む)


【課題】部材の大幅な変更を伴うことなく、作用する水平方向の力に対抗して層間変形角を小さくする。
【解決手段】耐震壁は、上梁1と、下梁2と、2本の柱3からなる躯体の構面4内に、上梁1と下梁2の間に配置された2本の縦材10と該2本の縦材10の間に固定された制振材Bとを有する制振手段Aを配置し、制振手段Aを構成する2本の縦材10の上端を上梁1に接合すると共に、下端を柱脚部材12、拘束部材13、ボルト14aを利用して下梁2に対し構面4内における上下方向への移動を許容し且つ水平方向への移動を拘束し得るように接合する。制振手段Aは、鋼材ダンパー20とこの鋼材ダンパー20を挟み込んで保持する2つの枠体21を有して構成する。 (もっと読む)


【課題】積層ゴム支承体のゴム材料と補強板とが弾塑性金属材料と接する境界部分における応力集中を回避し、ゴム層と補強板境界部の損傷を防止する。
【解決手段】ゴム層4と補強板5とを交互に積層した積層ゴム部6の上下端面に各々フランジプレート7、8が接合されて形成され、積層ゴム部に上下方向に貫通する貫通孔9を有する積層ゴム体と、貫通孔に封入された円柱状の弾塑性金属材料プラグ10とを備える積層ゴム支承体1において、各々のフランジプレートの近傍の補強板5a、5bに穿設された弾塑性金属材料プラグ挿入用孔の径D’を、中間部の補強板に穿設された弾塑性金属材料プラグ挿入用孔の径Dよりも大きく形成した。応力が集中する各々のフランジプレートの近傍の弾塑性金属材料プラグ挿入用孔の内周面と、弾塑性金属材料プラグの外周面との間の領域にゴム層を配したため、応力集中による該領域の損傷を防止することができる。 (もっと読む)


【課題】剪断力を受ける金属板において簡便に補強することにより、高い剛性及び耐力を確保し、かつ安定した復元力特性を有する異方性補強金属平板を提供すること。
【解決手段】剪断荷重を受ける矩形の金属板と、金属板の片面又は両面に額縁状に配置される周辺枠材と、周辺枠の一方と並行して、金属板の両面又は片面に互いに離隔して配置される複数本の補強部材を備え、周辺枠材及び補強部材は金属板が剪断降伏する時点で未だ弾性とする断面積量を有るため、金属板は剪断降伏耐力を保持し、剪断降伏後も安定した復元力特性を確保する。 (もっと読む)


【課題】 剛性の転動子を使用する転がり免震装置において、簡単な構成をもって長周期化を図り、更に復帰力及び減衰力を付与すること。
【解決手段】
剛性体よりなり楕円回転体形状に表面曲率が漸次変化する転動子3が、上部構造Gと下部構造Bとの間に水平方向に移動域を存して挟着状に配され、かつ、該転動子3の中心軸に沿って棒状ダンパー5が挿通されてなること。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、既存の木造建物に対し必要最小限の手を加えることで容易にかつ精度良く付加でき耐震性を向上させることが可能な制震構造を提供することを可能にすることを目的としている。
【解決手段】 土台2及び梁3からなる上下横架材と該上下横架材に連結される一対の管柱4とからなる木造の架構体と、該一対の管柱4の内面側に沿って接合され該一対の管柱4よりも短い長さ寸法を有し厚さの調整が可能な一対の添え材Bと、該一対の添え材Bの長さ寸法に対応した高さ寸法を有し、該一対の添え材Bの内面側に取り付けられた制震部材Cとを有して構成したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 低層建造物に適して構造が簡単で施工が容易、建造物の重量を支持できる免震構造であって、地震以外の例えば台風、強風などの外力に対しては安定している免震構造を提供する。
【解決手段】 基礎(B)上面と建造物(C)下面とにそれぞれ対向してフランジ面(1a、2a)を一端に形成した円筒状の枠体(1、2)を固着し、それらの枠体(1、2)間に複数の剪断リング(3)を介装し、これらの枠体(1、2)および剪断リング(3)で形成される円筒状の枠内にゴムチップ(4)を予圧縮状態で圧入している。 (もっと読む)


【課題】 鉄骨構造物に対する大きな設計変更を伴うことなく耐震化させる鉄骨構造物の制振ダンパー機構を提供すること。
【解決手段】 ウエブ部31とフランジ部32とを有する梁3と柱とで鉄骨構造物を形成し、この梁3と柱とで形成される架構面領域50に傾斜配置のブレース40を設け、前記梁3は、前記ブレース40との連結部側に前記フランジ部32の開放部33を有し、前記ブレース40は、この開放部33で、所定の外力で変形するダンパー構造体36を介在させたガセットプレート34を介して前記梁3と連結されている。 (もっと読む)


【課題】小型軽量化が可能でかつエネルギー吸収性能に優れたダンパー装置、およびダンパー装置を備えた構造物を提供すること。
【解決手段】充填コンクリート13および鋼管12によって矩形芯材14の座屈が防止され、さらに芯材突条部17と規制凹溝部13Aとの凹凸嵌合により矩形芯材14の長辺方向(Y軸方向)への変形が防止される。従って、矩形芯材14がX軸方向に軸変形して軸降伏後も座屈することなく変形性能が確保できるので、大きな履歴減衰の発揮によるエネルギー吸収性能に優れたダンパー装置10が実現できる。矩形芯材14の長辺方向における充填コンクリート13のかぶり厚さが小さくても、芯材突条部17および規制凹溝部13Aによって矩形芯材14の変形が防止できることから、充填コンクリート13および鋼管12を大きくする必要がなく、ダンパー装置10の小型化および軽量化を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】建築構造物の最上階層を構築する前に、制震間柱に圧縮軸力を伝達可能に設置することを目的とする。
【解決手段】制震部材の部材高さPは、建築構造物12の階層14をなす上下の梁26A、26Bの内法高さLよりも短い。従って、階層14に層間変形が生じたときに、せん断変形する制震部材20のせん断変形角が階層14の層間変形角よりも大きくなり、制震部材20に引張り力(引張り軸力)が作用する。この引張り軸力により、制震部材20が負担していた初期圧縮軸力が打ち消される。即ち、制震部材20に初期圧縮軸力を負担させても、この初期圧縮軸力が制震部材のせん断変形による引張り軸力によって打ち消されるため、制震部材20の振動エネルギー吸収性能が低下しない。 (もっと読む)


【課題】地震エネルギ吸収能力を確保し、かつ柱の軸方向耐力を確保し、構面内の開口部の形成が制約されにくい制震構造を提供することにある。
【解決手段】相対的に上側の架構を相対的に下側の架構上に水平方向相対変位可能に支持する滑り支承11と、上側の架構における柱梁接合部10から延びる梁1の下面と前記下側の架構における柱2Bの頭部近傍から水平方向へ前記梁1と平行に張り出したブラケット12との間に連結されたパネルダンパ13とを備え、このパネルダンパ13は、前記梁1とブラケット12との間で水平剪断力を受けて塑性変形可能なウェブパネル13aを有するものである。 (もっと読む)


【課題】土木・建築構造物におけるコンクリート系部材の変形性能の向上および履歴減衰特性の向上を低コストで実現できるコンクリート系部材の塑性ヒンジ構造およびこの塑性ヒンジ構造を用いたコンクリート系部材を提供する。
【解決手段】RC部材またはPC部材のコンクリート系部材1に設けられる塑性ヒンジ部2を、板状の剛部材3と板状の柔部材4とをコンクリート系部材1の軸方向に交互に配置した積層構造Aとし、コンクリート系部材1の内部に埋設される軸方向鋼材5を剛部材3と柔部材4の積層構造Aに挿通させることにより塑性ヒンジ部2とその近傍にアンボンド区間Bを形成し、剛部材3には軸方向鋼材5の座屈変形を拘束して座屈を防止する軸方向鋼材の挿通孔6を設け、剛部材3と柔部材4の積層構造Aのせん断変形を抑制するせん断変形防止部材7を積層構造A内に設ける。 (もっと読む)


【課題】一般の木造家屋やプレハブ住宅用に、しかも新築物件あるいは既存物件を問わず非常に簡単に設置適用することができ、メンテナンスでのダンパー交換も簡単な住宅用制振装置を提供する。
【解決手段】2本の横材11,12と、2本の縦材13,14とが互いにピン10により接合されて矩形の枠体が形作られているとともに、下部横材の両側端近傍にそれぞれ一端が固着され、他端がそれぞれ枠体の中央部方向に伸びる2本の斜材15,15’が配され、当該2本の斜材の前記他端がそれぞれ両端に固着された斜材受け材16の上面と前記上部横材11の中央部下面との間にダンパー17が取り付けられた制振装置であって、このダンパーが軽量形鋼からなり、その両フランジの中央部に長手方向にそって複数の孔20が連穿されているとともに、両フランジの先端部が上部横材のフランジ間に挿入されてドリルねじ18で上部横材のフランジに取り付けられ、ウエブ下面が斜材受け材のウエブ外面にドリルねじで取り付けられている。 (もっと読む)


【課題】振動エネルギー吸収装置を有する建物において、前記振動エネルギー吸収装置の周囲の空間が該振動エネルギー吸収装置の上端部及び下端部により狭められることがないようにし、前記空間を有効に利用できるようにすること。
【解決手段】建物は、上下方向に間隔を置いて配置された一対の梁と、該梁の間に配置された振動エネルギー吸収装置とを含み、各梁は、水平方向に間隔を置かれた、互いに平行な2つの梁部材からなり、前記振動エネルギー吸収装置は、上端部が上方の梁の前記梁部材の間にあって前記上方の梁に固定され、下端部が下方の梁の前記梁部材の間にあって前記下方の梁に固定されている。 (もっと読む)


【課題】鋼材系履歴型ダンパの座屈耐力を向上させる、制振架構を提供すること。
【解決手段】建造物の架構1の面内に略V字状に配置される一対の鋼材系履歴型ダンパ10と、一対の鋼材系履歴型ダンパ10の相互の交点に設けられた継手材20と接続された粘弾性体ダンパ30と、継手材20が架構1の面外方向へ変形することを抑制するための当て板40と、を備える。例えば、当て板40を、鋼材系履歴型ダンパ10の外部、又は粘弾性体ダンパ30の外部に設ける。また、当て板40を、架構1の面外方向から継手材20を挟むように配置し、継手材20と直接的又は間接的に当接するように設ける。 (もっと読む)


【課題】付着の切れた復元部材にフレームの復元機能を持たせた架構において、鋼材に効率的にエネルギ吸収の機能を付与する。
【解決手段】水平力の作用時に相対変位を生じ得る、並列するフレーム部材2、2の間に耐力部材3を配置し、引張力を負担したときに復元力を発揮する復元部材4を耐力部材3との付着が切れた状態で、その耐力部材3を貫通して配置し、その両端部をフレーム部材2、2に定着させた架構において、
対向するフレーム部材2、2と耐力部材3との間に、この両者間の相対変位時に引張力を負担して降伏し得る引張部材5をフレーム部材2と耐力部材3から分離した状態で介在させる。 (もっと読む)


【課題】 柱や間柱等の縦軸材と梁や土台等の横軸材からなる構造軸材に面材を張設してなる耐力壁において、地震や風圧に対して優れた制震作用を奏することできる制震構造を提供する。
【解決手段】 構造軸材1に張設した面材2の両側部に面材2の上下端部間に亘って棒状の受材6、6を固着し、これらの受材6の上下端部と構造軸材1の上下端部の内面間を、制震作用に方向性を有しない粘弾性ダンパー3Aや摩擦系ダンパー3Cからなる制震装置によって連結して上下左右方向の揺動に対する制震作用を発揮させ、受材6の長さ方向の中央部と構造軸材1の対向内面間を、オイルダンパー3Bや鋼材系ダンパー3Dからなる方向性を有する制震装置によって連結して上下方向の震動エネルギーを吸収させるように構成している。 (もっと読む)


【課題】耐震性、制震性及び家屋復元機能を有した金物及び工法の提供。
【解決手段】筋交い端部に筋交いと一体化して金物と、構造体側にも金物をネジ釘等で設置固定し、筋交い側金物と構造側金物の間に揺れエネルギー減衰用弾性体及び耐震機構を設け、耐震機能から制震機能へと自動的に変わる耐制震金物と工法及び、復元接合金物との組み合わせにより、地震後の家屋変形を復元する。 (もっと読む)


101 - 120 / 309