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Fターム[3J056CA03]の内容

機械的に作動されるクラッチ (12,772) | 係合部材の形状、構造 (1,079) | 対象 (772) | 同期摩擦リング(同期クラッチ) (128)

Fターム[3J056CA03]に分類される特許

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【課題】シンクロスリーブのスプライン歯に先行歯を設け、かつ、ブロッキングリングのドグ歯の一部を間引いた構成の同期装置において、部品の加工が簡単な構成で、軸方向へ移動するシンクロスプリングの動きを規制できるようにする。
【解決手段】ブロッキングリング30の外周には、周方向に沿って等間隔に配列された複数のドグ歯33のうちの一部が間引かれた部分である欠歯部36が設けられている。この欠歯部36に、シンクロスプリング40の内周縁40aよりも外径側に突出した突起状の座部39が形成されていることで、シンクロスリーブ10のスプライン歯11で押圧されて軸方向へ移動するシンクロスプリング40を座部39で受け止めることが可能となる。したがって、欠歯部36に対応する位置のシンクロスプリング40がドグ歯33の配列位置を乗り越えて変速ギヤ20側に飛び出すことを規制できる。 (もっと読む)


【課題】ブロッキングリングの摩擦面からの潤滑油の排出性を確保しつつ、該摩擦面への潤滑油の導入量が少ない場合でも、摩擦面を適切な潤滑状態に保つことができる同期装置の潤滑構造を提供する。
【解決手段】アウターリング21は、内径側へ延びるフランジ部21bと、シンクロコーン35に摺接するテーパ状の摩擦面23と、環状溝からなる潤滑油案内路22とを有している。また、アウターリング21の係合片21cと、インナーリング33の切欠部33cとの間には、回転軸2側を向いて開口する隙間部Sが形成されている。そして、摩擦面23には、潤滑油案内路22からの潤滑油を排出する排出溝25と、摩擦面23の潤滑を行うための潤滑溝27との2種類の溝が設けられている。潤滑溝27は、隙間部Sに対向する位置でその幅寸法の範囲内に配置されて、その容積が排出溝25の容積よりも少なく設定されている。 (もっと読む)


【課題】インボリュート歯車を使用せずに安価な変速機を提供する。
【解決手段】入力軸17、出力軸40が同軸でカウンター軸18と平行に存在するタイプであり、1〜5速、バックの変速機の一般的な機構であるが、従来のインボリュート型歯車、シンクロメッシュ機構を断面が富士山型断面のギアと、インサート機能を持つコロをシンクロスリーブの回転有効直径に嵌装し挿入式ミッションに全て変更する。出力軸40に外接した、シンクロスリーブ25に、少なくとも1個以上のコロ21を、更に後部に後ろ向きにコロ22を装備し、遊星ギアとカウンター歯車を挿入式のコロで接続する。 (もっと読む)


【課題】
変速機の同期噛合い機構を提供する。
【解決手段】
前記変速機の同期噛合い機構は、回転軸上にスプライン結合するクラッチハブと、前記クラッチハブの外周側にブロッキングキーを介在して軸方向に移動が可能に結合するスリーブと、コーン面を含んで、前記スリーブの両側で回転軸と回転干渉なく配置されるクラッチギヤと、前記クラッチギヤのコーン面との摩擦力によって結合するブロッカーリングとを含む。
前記ブロッカーリングは、互いに交互に配置されて、各々キー接触面を有するサーボ荷重作用部及びキー荷重作用部を含み、前記サーボ荷重作用部のキー接触面は、前記キー荷重作用部のキー接触面に対して軸方向に一定の距離で離隔していることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 簡単かつ低コストで、軽量コンパクトな構成でありながら、変速時の操作力を軽減することができる変速装置の同期装置を提供する。
【解決手段】 本発明は、一方の軸に回転連結されている複数の回転連結側変速ギヤと、他方の軸に回転自在に支持されている複数の回転自在側変速ギヤ5と、が、常時噛み合っていて、複数の回転自在側変速ギヤ5のうちの一つを選択して可動部材6を介して記他方の軸3と回転連結することで変速するようにした変速装置の同期装置であって、変速の際に、可動部材6を係合させる前に、可動部材5の移動に連動して、軸側同期要素8を移動させ、変速ギヤ側同期要素7に押し付けることで連れ廻り力を発生させて同期を図るが、その際に、他方の軸3の回転力の分力を生じさせ、当該分力が、軸側同期要素8を、変速ギヤ側同期要素7の方向へ押し出すように作用することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】同期装置におけるスリーブのシフト方向の移動位置を規定するための機構の簡素化を図ることが可能なシフトストッパ構造を提供する。
【解決手段】手動変速機のシンクロメッシュ機構を構成するクラッチハブ17の周方向の3箇所のリム部17cを切り欠き、この切り欠き部分にストッパブロック40を装着する。ストッパブロック40は、クラッチハブ17の側面に設けられた突起17e,17eに係止する係止爪42b,42bと、クラッチハブ17の外周面に当接して弾性変形することにより外周側に向かう付勢力を発生するバネ部43とを有している。スリーブ13aの内周歯の長手方向の中央部は切り欠かれており、この切り欠き部分の内側にストッパブロック40が嵌り込んでいる。スリーブ13aがシフト方向へ所定量移動すると、内周歯の端面であるストッパ面13cがストッパブロック40の側面に当接し、ストッパ機能が発揮される。 (もっと読む)


【課題】 シンクロ装置のシンクロナイザリングの偏心により発生するフリクションロスを低減する。
【解決手段】 シンクロナイザハブ12およびシンクロナイザリング17を所定角度相対回転可能に連結する凹凸係合部は複数の凸部17bおよび複数の凹部12eで構成され、凸部17bの周方向両端に形成された第1接触面aと凹部12eの周方向両端に形成された第2接触面bとは相互に面接触可能であり、第1、第2接触面a,bの方向は、それらが相互に接触したときにシンクロナイザリング17を径方向内側に付勢する荷重が発生するように径方向のラインRに対して傾斜しているので、第1、第2接触面a,bに作用する接触反力Fでシンクロナイザリング17が径方向内側に付勢されて軸線Lまわりに自動的に調芯され、シンクロナイザリングがギヤ17に対して偏心して不要な摩擦力が発生するのを防止してフリクションロスを低減することができる。 (もっと読む)


【課題】 シンクロ装置のシンクロナイザリングの摩擦面の潤滑性能を簡単な構造で高める。
【解決手段】 回転軸に固定されたシンクロナイザハブに支持されたスリーブを摺動させると、スリーブの押圧力によってシンクロナイザリング17の摩擦面19aに摩擦力が発生してシンクロナイザハブの回転にギヤの回転が同期し、スリーブによるシンクロナイザハブ、シンクロナイザリングおよびギヤの結合がスムーズに行われる。摩擦面19aに形成されてシンクロナイザハブ側から供給された潤滑油を案内すべく回転軸の軸線L方向に延びる潤滑油溝19cは、シンクロナイザハブ側からギヤ側に向かって通路断面積が減少するので、簡単な構造で潤滑油が潤滑油溝19cから排出され難くし、潤滑油が潤滑油溝19cに留まる時間を長くして潤滑性能を高め、摩擦面19aに焼きつきや偏摩耗が発生するのを防止することができる。 (もっと読む)


【課題】変速機の同期装置4において、既存の構成要素と別体の新規部品を追加することなく、シンクロナイザリング43(44)が遊転しうる状態のときに当該シンクロナイザリング43(44)の内径側コーン面431(441)と変速ギヤ21(31)の外径側コーン面211(311)との接触を抑制または防止する。
【解決手段】シフティングキー45に対するシンクロナイザリング43(44)の軸方向変位量を規制するための規制部を備えている。この規制部は、シフティングキー45にシンクロナイザリング43(44)側へ向けて延びるように設けられるアーム454(455)と、シンクロナイザリング43(44)の外周に径方向内向きに凹むように設けられてアーム454(455)の先端側が係合される凹み433(443)とで構成されている。 (もっと読む)


【課題】製造に手間やコストがかからない簡単な構成でありながら、ブロッキングリングの摩擦面の引き摺りによるフリクションを効果的に低減できる変速機の同期結合機構を提供する。
【解決手段】同期結合機構10のブロッキングリング20は、アウターリング21とインナーリング23との間に配置されたシンクロコーン25を備えている。シンクロコーン25は、軸方向に対して傾斜するテーパ状の摩擦面25a,25bがアウターリング21とインナーリング23とに当接可能である共に、変速ギヤ3に対して相対回転不能に係合する係合部30を有している。係合部30における係合穴28と係合突起29との間には、コイルばね(弾性部材)32が介在しており、このコイルばね32でシンクロコーン25がシンクロハブ6側へ押圧されることで、摩擦面25bがインナーリング23から離間する方向へ付勢される。 (もっと読む)


【課題】 シンクロナイザリングの遊転時において、シンクロナイザリングの内周コーン面とギヤ(ギヤピース)の外周コーン面との接触を適正化する。
【解決手段】 本発明の動力伝達装置は、回転軸2とクラッチハブ3と変速ギヤ5とギヤピース6とシンクロナイザリング71〜73とスリーブ4とを有し、スリーブ内周歯41がクラッチハブ外周歯31とのみスプライン嵌合しているスリーブ4の中立位置において、シンクロナイザリング(アウタリング71)の軸方向の移動を規制して、内周コーン面712及びミドル外周コーン面722の間の密着を防止する移動規制部を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 ブロッカーリング自体にブロッキングキー安着部を形成することによって、部品点数を減少させ、全長を減少させることができるようにした変速機の同期噛合機構を提供する。
【解決手段】 本発明による変速機の同期噛合機構は、回転軸上にスプールライン結合され、クラッチハブ溝が形成されたクラッチハブと、前記クラッチハブの外周側に前記回転軸の軸方向に移動可能に結合されるスリーブと、前記クラッチハブ溝に備えられるブロッキングキーと、前記回転軸と同心をなして配置されるクラッチギヤとを含んでなる変速機の同期噛合機構において、前記クラッチギヤのコーン部と摩擦作用がなされるように備えられるブロッカーリングを含み、前記ブロッカーリングには、前記ブロッキングキーを支持するブロッキングキー安着部が形成されることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】アイドルギヤを軸線方向に移動させる方式の後進ギヤにおいて、リバースシフトの際にギヤ鳴りが生じるのを防止する。
【解決手段】リバーシフトと連動する切換クラッチ機構のスリーブ27bの環状溝27b1の一側に形成したフランジ部27b2に、クラッチハブ27aの外歯スプライン27a1と係合可能な内歯スプライン51cが内周に形成された円板状のストッパプレート51を、その外周部にコ字状に折り曲げて形成した引掛け部51b1を引っ掛けて組み付けてスプリング54により所定角度位置に付勢する。スリーブをシフトするシフトフォーク42の突起42aは、引掛け部の外面とこれと対向する環状溝の内側面の間に係合させ、クラッチハブの外歯スプラインには、中立位置においてストッパプレートと対応する位置にストッパプレートの板厚よりも広い切欠き溝55を形成する。 (もっと読む)


【課題】シンクロナイザーリングの内周面における螺旋溝、縦溝の占める面積を低減しながら、シンクロナイザーリングの内周面とコーン面との間の排油性を維持する。
【解決手段】コーン面と摩擦係合する内周面51に、螺旋溝531と、この螺旋溝531に交差する複数の縦溝532とが形成されたシンクロナイザーリング50を備え、シンクロナイザーリング50のクラッチギヤ側の側面には、縦溝532から連続して、回転中心側から遠心側に向かって、溝幅を拡大しつつ溝深さを縮小した油排出促進溝541が形成された手動変速機の同期装置100。 (もっと読む)


【課題】伝達可能な駆動トルクの減少や、耐久性の低下を伴うことなく、シフト操作中に生じるシフトブロックを抑制できる車両用変速機のシンクロ機構を提供する。
【解決手段】シンクロスリーブの第2係合歯は、回転方向の両側部に、第1係合部と第4係合部とに係合する第1係合面が形成され、クラッチギヤ側の端部が、駆動力伝達歯の前記クラッチギヤ側の端部よりもシンクロハブ側に配置されている。シンクロリングの同期歯は、クラッチギヤ側の端部に、軸方向へスライド移動する駆動力伝達歯と係合する第2係合面が形成されている。シンクロリングの第2リング規制歯は、回転方向の両側部の少なくとも一方に、シンクロハブ側の端部が、第2係合面のシンクロハブ側の端部よりもシンクロハブ側に配置され、第1係合面に当接してシンクロリングの回転方向の位置を規制する第3係合面が形成されている。 (もっと読む)


【課題】レバー部材を備え後進段ギヤ鳴り防止機能を有する同期装置において、高速走行における5速等への変速操作感を向上する。
【解決手段】ハブ12とスリーブ20および同期リング22との間にレバー部材24を設け、スリーブ20が変速ギヤ18へ向かって移動する際には同期リング22のスプライン22cを介して同期リング22を変速ギヤ18に押しつけて同期させ、スリーブ20が変速ギヤ18と逆の方向へ向かう場合はレバー部材24の反転作用で同期リング20を変速ギヤ18に押しつけて同期させる構成であって、スリーブの高速段斜面20gとレバー部材24の頂部24aとの当接をスリーブ20が同期リング22のスプライン22cを直接押圧するまでとした。 (もっと読む)


本発明は、連結歯(2)の環(1)を持つ焼結された連結環であって、連結歯(2)が楔状端面(3)から始まる引込んだ側面(4)と、楔状端面(3)とは反対の側にあって歯先(6)から半径方向に突出するストッパ(5)とを持っているものに関する。
有利な構造条件を与えるため、ストッパ(5)が歯先(6)より大きい密度を持っていることが提案される。 (もっと読む)


【課題】 シンクロスリーブと変速ギヤとが噛合する際に衝突で発生する異音を防止することができるトランスミッションの同期結合装置を提供する。
【解決手段】 トランスミッションの同期結合装置10は、シンクロスリーブ18のスプライン歯20に第1凹部28を有する。シンクロスリーブ18が軸方向に移動するとき、シンクロスリーブ18によるブロッキングリング24の掻き分けの開始と同時にシンクロスプリング26が第1凹部28に進入し、シンクロスリーブ18が変速ギヤ14のドグ歯12に接触する前に、第1凹部28からシンクロスプリング26が脱出する。 (もっと読む)


同期リング組立品(1)は、少なくとも2つの同期リング(2、3、4)を含む。少なくとも2つの同期リングの各々は、互いに対して動作するように接続されて摩擦対を形成することができる摩擦表面(7、8;15、16)を有する。2つの同期リングのうちの少なくとも一方は鋼鉄材料から、他方は真鍮材料から製造されている。真鍮材料の同期リングは、より硬い粒子Pがより軟らかい結晶基材に組み込まれた構造を有する。他方の摩擦表面に対して相補的な鋼鉄材料の同期リング(3)の摩擦対の摩擦表面(8、15)は、内部に充填剤粒子が組み込まれた有機結合剤からなる摩擦ライニング(13、14)により形成され、充填剤粒子は結合剤より硬い。互いに同心円状に配置されている2つの摩擦ライニング(13、14)を有する同期リング(3)の摩擦ライニングを形成するための方法は、射出成形可能かつ/または移送成形可能なプラスチック化合物が利用されており、この化合物を、被覆すべきリング部分(9)の一方の側からプラスチック射出成形または移送成形法により付与し、鋳造側から摩擦表面(13、14)を形成するために設けられたリング部分表面上へとリング部分(9)の開口(11、12)を通じて摩擦ライニング化合物を誘導するという点で定義される。
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本発明は、トランスミッションのシンクロナイザ装置におけるアセンブリユニットに関し、このアセンブリユニットは、相互に結合されている第1および第2のシンクロナイザリング(30)を備えている。本発明は、両方のシンクロナイザリングが嵌合結合(40,42)によって互いに結合されていることを特徴とする。
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