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Fターム[3J058BA75]の内容

ブレーキ装置 (43,364) | 目的、効果 (6,396) | 摩擦特性 (177) | 耐ジャダー (15)

Fターム[3J058BA75]に分類される特許

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【課題】取付部材に対するキャリパの摺動性を確保し得るディスクブレーキを提供する。
【解決手段】本ディスクブレーキ1の取付部材10のピン挿嵌部31は、連結部30の外周面からディスクロータ2の径方向外方に突出するように一体的に接続され、また、ピン挿嵌部31のピン挿嵌孔31aの先端がアウタ部20よりも車両内側に位置する。これにより、制動トルクの、取付部材10のピン挿嵌部31への作用を抑制することができ、その結果、スライドピン15のピン挿嵌孔31aの内壁面への干渉を抑制することができ、制動中のブレーキジャダを抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】必要十分な防錆性能が得られ、制動要素としての基本機能を充足することができるブレーキディスクロータとその防錆処理方法を提供する。
【解決手段】鋳鉄製のブレーキディスクロータ1におけるアウタ側およびインナ側の摺動板2,3の摺動面2a,3aに、厚さtが2〜8μmの防錆被覆組成物の皮膜8を生成してある。この防錆被覆組成物の皮膜8は、少なくとも亜鉛フレークを質量5〜25g/m2、アルミフレークを質量0.1〜1.5g/m2、ケイ酸系樹脂バインダーを質量1.0〜5.0g/m2含有している。防錆被覆組成物の皮膜8は、処理液を常温にて塗装した上で、150℃以上で且つ200℃以下の温度条件で10分間の焼付処理を行うことで生成される。 (もっと読む)


【課題】湿式摩擦材及びその製造方法において、摩擦面に充填材を多く分布させることによって確実に正勾配性のμ−V特性を得ることができ、ジャダー現象を低減できること。
【解決手段】桝状の容器10の底部に網11を張ったものを平板12で塞いで、この容器に大きさ5μm〜20μmの気泡3を含有させた水2を満たす。次に、気泡3を含有させた水2に繊維材料4及び充填材5を添加して、攪拌する。そして、所定時間静置することによって、繊維材料4は上方へ移動し、充填材5は下方へ移動して偏在した状態となる。そこで、平板12を外して底部から脱水することによって、底部の網11の面に充填材5が偏在し、その上に繊維材料4が堆積した基材前駆体6が得られる。この基材前駆体に熱硬化性樹脂を含浸して加熱硬化させることによって、充填材4が脱落することも目詰まりを起こすこともなく、湿式摩擦材用の摩擦材基材を製造することができる。 (もっと読む)


【課題】実質的にブレーキディスク摩擦リング(8)の遮蔽を除去すること、および、インサート(20)が、径方向に形状にぴったり合って接合された仕方で鋳込まれるブレーキディスク(1)を製造すること。
【解決手段】ブレーキディスク摩擦リング(8)と、チャンバリング(3)と該チャンバリング(3)に放射状に配置された膨張要素(6)とから構成されるブレーキディスク・チャンバ(2)と、を備えたブレーキディスク(1)であって、チャンバリング(3)から離れる方向の膨張要素(6)の端部が、形状にぴったり合った仕方でブレーキディスク摩擦リング(8)に接続されている、ブレーキディスク(1)。
チャンバリング(3)とブレーキディスク摩擦リング(8)との間に更なる接続要素が鋳込まれ、更なる処理時に膨張要素(6)を保護するブレーキディスクの製造方法。 (もっと読む)


【課題】加工コストを抑制すと共に、良好なμ−V特性が得られる湿式摩擦伝動装置及び被摩擦板成形方法を提供することにある。
【解決手段】芯材36の側面に摩擦材37が貼り付けたクラッチディスク35と鉄系金属製のクラッチディスク31とを対向して回転し、クラッチディスク31と35の間に潤滑油を介在すると共に押圧することで回転力を伝達する湿式摩擦伝動装置であって、クラッチディスク31の摺接面32に、研削または切削加工により油溝33となる溝32aを形成し、バニッシング加工により溝32a間に平坦なプラトー面32bを形成し、このプラトー面32bにショットピーニング加工により多数の油溜め34となる凹部32cを形成する。潤滑油が多数の油溜まり34に保持されて摺接面32の全面に油膜が形成される一方、油溝33に保持された潤滑油が各油溜まり34に補給されて良好なμ−V特性が得られる。 (もっと読む)


【課題】摩擦材において、フェード性能等の耐熱性と、鳴き性能との両立を図る。
【解決手段】この摩擦材10は、樹脂結合材1と、樹脂結合材1中に分散、保持された炭化造粒物2とを備えている。炭化造粒物2は、繊維基材と、樹脂結合材と、少なくとも一種のフィラーとを含む造粒物を炭化処理して得られた炭化処理生成物である。炭化造粒物2中には、樹脂結合材等の有機物が含有されていないので、樹脂結合材を含む造粒物が分散、保持された従来の摩擦材と比べて、摩擦材中における樹脂結合材等の有機物の含有量が大幅に減少し、フェード性能等の耐熱性が大幅に向上する。炭化造粒物2間に樹脂結合材1が充填されているため、有機材料を炭素化して結合材とした従来の摩擦材と比べて、摩擦材におけるばね定数が小さくなり、鳴き性能が向上する。 (もっと読む)


【課題】制動時のピストン突出量を均一にしてディスクロータ空転時の引き摺りの発生を防止することのできるディスクブレーキを提供する。
【解決手段】ディスクロータの両面に配置される一対のパッドを保持するキャリア5と、パッドを押圧するピストンを備えたキャリパ7を別体ブロックとして形成する。キャリパ7は支持ピン21を介してキャリア5に軸方向に摺動可能に支持させる。キャリア5とキャリパ7の間に、キャリパ7をセンタリングするコイルスプリング24を介装する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、基材との密着性に優れ、かつ耐摩耗性を有し、相手攻撃性が低い、湿式条件下で高摩擦特性と良好なμ−v特性とを有する高摩擦摺動部材を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、油を用いた湿式摺動条件において、摩擦によってトルクを伝達する高摩擦摺動部材であって、基材と、該基材表面に一体的に形成され、少なくとも一部表面が湿式条件において摺動する摺動面となる非晶質硬質炭素膜と、を有し、該非晶質硬質炭素膜は、3〜20at%のSiと20〜40at%のHとを含有し、かつ、前記摺動面の表面粗さが0.3〜10μmRzであることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】熱倒れひいてはジャダーの発生を良好に抑制できるディスクブレーキ装置を提供する。
【解決手段】ディスクロータ1の放熱による変形の経時変化に応じてセンタリング動作の要否判定及びセンタリング動作時の動作条件(インターバル・回数)の設定を行い、センタリング動作を行う場合には、設定された動作条件(ディスクロータ1の放熱による変形の経時変化に応じて設定される)に沿って、ソレノイド9を駆動してセンタリング動作〔走行中における冷却過程で、一対のブレーキパッド2,3をディスクロータ1に接触させた後に当該接触状態を解除する〕を行う。このため、ディスクロータ1の放熱による変形の経時変化に応じたクリアランス調整を行なえ、かつブレーキパッド2,3のディスクロータ1との接触時間が少なくなりディスクロータ1の肉厚変動(DTV)が抑止され、ひいてはジャダーの発生を抑制できる。 (もっと読む)


【課題】湿式摩擦板の初期ジャダーの抑制を、低コストにより実現すること。
【解決手段】ペーパー摩擦材10をコアプレート14に接着してなる湿式摩擦板16において、ペーパー摩擦材10の摩擦摺動面の負荷曲線において、測定長8mmのうねり成分を含む断面曲線の頂点から切断レベル10μmにおける負荷長さ率tpが70〜85%になるようにするが、この負荷長さ率tpを70〜85%にするには、ペーパー摩擦材10の摩擦摺動面を相手プレートと慣らし運転処理すること、或いは、ペーパー摩擦材10がコアプレート14に接着される前に、ペーパー摩擦材10の摩擦摺動面が研磨されることと、次いで、ペーパー摩擦材10がコアプレート14に接着された後に、ペーパー摩擦材10の摩擦摺動面が、相手プレートと慣らし運転処理されることによる。 (もっと読む)


【課題】引き摺り現象の発生を防止することで、ブレーキパッドおよびディスクの寿命を延ばすことができ、走行駆動源の無駄なエネルギ消費を抑制できるとともに、ジャダーの発生を抑制できる電動ディスクブレーキ装置の提供。
【解決手段】ディスク11にブレーキパッド14,15を押圧する推力機構13,21,22とこれを駆動する電動モータ20とを内包する電動キャリパ10と、電動モータを制御する制御手段29と、ディスクの回転位置を検出する回転位置検出手段32と、ディスクの肉厚を検出するディスク肉厚検出手段25,26とを備え、制御手段が、回転位置検出手段およびディスク肉厚検出手段の検出結果に基づいてディスクの各回転位置毎の肉厚を算出し、非制動時に、各回転位置毎の肉厚に基づいて電動モータによるパッドクリアランス制御を行う。 (もっと読む)


【課題】錆を早期に除去することで、ディスクに生じる肉厚変動を抑制でき、ジャダーの発生を抑制できる電動ディスクブレーキ装置の提供。
【解決手段】車輪とともに回転するディスク11にブレーキパッド14,15を押圧する推力機構13,40と推力機構13,40を駆動する電動モータ19とを内包する電動キャリパ10と、電動モータ19をブレーキペダルの操作に基づいて制御する制御手段とを有し、制御手段は、車輪の回転中にブレーキペダルの操作に関係なく電動モータ19により推力機構13,40を介してディスク11にブレーキパッド14,15を接触させて錆を落とす錆落とし制御を行う。 (もっと読む)


【課題】配合ゴムを構成材料とするクラッチフェーシングの配合ゴム中に無機フィラーとして所定体積範囲内の珪藻土を混入することにより、配合ゴムの高温強度を大幅に向上させ、クラッチフェーシングの耐摩耗性・回転破壊強度・耐ジャダー性を向上させること。
【解決手段】3vol%〜18vol%の範囲内の珪藻土を配合した配合ゴムは200℃における引張強度が飛躍的に向上して、珪藻土による補強効果が顕著に現れる。これらの配合ゴムを用いて、ガラス繊維にフェノール樹脂を含浸して配合ゴムを付着させてクラッチフェーシングを作製し、摩擦摩耗試験、回転破壊試験、耐ジャダー性試験を実施したところ、珪藻土を配合していない配合ゴムを用いたクラッチフェーシングと比較して、耐摩耗性・回転破壊強度・耐ジャダー性がいずれも向上することが明らかになった。 (もっと読む)


【課題】 潤滑油が低油温域に属するときでも、相手方部材と係合する過程で生じる振動の発生を、すべり速度の低速域よりも高速側において防止できる湿式摩擦部材を提供する。
【解決手段】 相手方部材2に対して摺接する摺接面部5に、エラストマ12が部分的に露出するようにして含有されて、弾性に関して、そのエラストマ12が存在する部分が該エラストマが存在しない部分に比して高められており、そのエラストマ12の弾性に基づき、相手方部材2と当該摩擦部材3との間に分散剤13の凝集物等を、跳ね返されることなく、入り込み易くする。 (もっと読む)


【課題】 クラッチを係合する過程で生じる振動の発生を防止しつつ、トルクの伝達能力が低下することを防止する湿式摩擦部材を提供する。
【解決手段】 第1摩擦部材2として、C−H基を含有させたものを用意する一方、第2摩擦部材3に酸化物と共に炭素Cを含有させたものを用意し、これらを、摩擦調整剤FMが含有された潤滑油中で摺接させて用いる。この場合、多めの摩擦調整剤FMを潤滑油中に添加して、μ−V特性を常にdμ/dV>0とする一方、第2摩擦部材3における炭素Cの存在比率を適正に調整して、第2摩擦部材3に適正量の積層膜FMFを形成するようにする。 (もっと読む)


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