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Fターム[3J058GA33]の内容

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Fターム[3J058GA33]に分類される特許

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【課題】本発明は、従来の湿式摩擦係合装置用摺動部材と比較して、プレートが充分に大きな摩擦係数を有しながらもこのプレートの相手材の摩耗量を顕著に低減した湿式摩擦係合装置用摺動部材を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、摺動面に非晶質炭素膜を施したプレートと、前記摺動面に接するように配置される炭素系摩擦材との組み合わせからなる湿式摩擦係合装置用摺動部材であって、前記非晶質炭素膜のマルテンス硬度が5000N/mm以上であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】摩擦材組成物中のカシューダストの偏析に起因する成形後の接着面積低下が生じ難い摩擦材組成物及びこれを用いた摩擦材を提供する。
【解決手段】繊維基質、結合剤、無機充填材及び有機充填材を含む摩擦材組成物において、有機充填材はカシューダストを含み、該カシューダストは425μm以上の粒径が1質量%以下であり、且つ摩擦材組成物の個々の材料が粘度平均分子量40,000以下の液状イソプレンゴムで被覆され、前記液状イソプレンゴムは、前記摩擦材組成物全体に対して0.5〜20.0質量%であり、前記カシューダストは、前記摩擦材組成物全体に対して10質量%以下である摩擦材組成物とする。また、この摩擦材組成物を加熱加圧成形してなる摩擦材並びに前記摩擦材組成物を加熱加圧成形した下張り材を摩擦面と裏金との間に介在させた摩擦材とする。 (もっと読む)


【課題】 全気孔に占めるマクロ気孔の存在比率が高い多孔質フィラーを安定して製造する方法および該方法により得られる多孔質フィラーを提供する。
【解決手段】
層状粘土鉱物とカップリング剤との反応物を、分散液中でゲル状水溶性高分子バインダーと接触させた後、凍結乾燥処理して、マクロ気孔を有する多孔質フィラーを得ることを特徴とする多孔質フィラーの製造方法および該方法で製造された、全気孔中のマクロ気孔の存在比率が15〜40%であることを特徴とする多孔質フィラーである。 (もっと読む)


【課題】ブレーキ振動の発生を抑制することが可能な摩擦部材およびブレーキパッドを提供する。
【解決手段】摩擦部材は、基材繊維と、結合材と、摩擦調整剤とを主成分とし、摩擦調整剤は、制動時の熱により分解する樹脂材料21でゴム23を覆った樹脂コーティングゴム19を含む。そして、ゴム23は、樹脂材料21より弾性係数が小さい。これにより、頻繁な制動などにより摩擦部材が高温となった際のブレーキ振動の発生を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】 高温特性に優れた摩擦材を提供する。
【解決手段】 本発明の摩擦材2は、強化繊維と、充填材と、ゴム組成物と、バインダ樹脂と、を含む摩擦材である。ゴム組成物は、マトリックスであるエチレン−プロピレンゴムに平均直径が0.5〜500nmのカーボンナノファイバーが均一に分散され、パルス法NMRを用いてハーンエコー法によって150℃で測定した、無架橋体における、第1のスピン−スピン緩和時間(T2n)は1000ないし3000μ秒であり、第2のスピン−スピン緩和時間(T2nn)を有する成分の成分分率(fnn)は0.2未満である。 (もっと読む)


【課題】高温特性に優れた摩擦材を提供する。
【解決手段】本発明の摩擦材2は、強化繊維と、充填材と、ゴム組成物と、バインダ樹脂と、を含む摩擦材である。ゴム組成物は、マトリックスである天然ゴムに平均直径が0.5〜500nmのカーボンナノファイバーが均一に分散され、パルス法NMRを用いてハーンエコー法によって150℃で測定した、無架橋体における、第1のスピン−スピン緩和時間(T2n)は1000ないし3000μ秒であり、第2のスピン−スピン緩和時間(T2nn)を有する成分の成分分率(fnn)は0.2未満である。 (もっと読む)


【課題】高温特性に優れた摩擦材を提供する。
【解決手段】本発明の摩擦材2は、強化繊維と、充填材と、ゴム組成物と、バインダ樹脂と、を含む摩擦材である。ゴム組成物は、マトリックスであるニトリルゴムに平均直径が0.5〜500nmのカーボンナノファイバーが均一に分散され、パルス法NMRを用いてハーンエコー法によって150℃で測定した、無架橋体における、第1のスピン−スピン緩和時間(T2n)は100ないし3000μ秒であり、第2のスピン−スピン緩和時間(T2nn)を有する成分の成分分率(fnn)は0.2未満である。 (もっと読む)


【課題】 環境への負荷が懸念されている繊維形状物質を使用しなくても十分な強度を保持することができる上、成形体において、原材料の偏析や分離がなく、品質の優れる摩擦材を提供する。
【解決手段】 複数のセルを有するハニカムコアのセル内に、摩擦調整用粒状材料と樹脂結合材とを含む混合物を造粒してなる、粒径100〜2000μm、安息角40°以下の摩擦材用造粒物を充填し、熱成形する摩擦材の製造方法、この方法で得られた摩擦材、および複数のセルを有するハニカムコアのセル内に、摩擦調整用粒状材料と樹脂結合材とを含む混合物を造粒してなる摩擦材用造粒物が充填され、熱成形されてなる摩擦材である。 (もっと読む)


【課題】同じ摩擦係数のブレーキパッドを使用しても、初期摩擦係数と相当回数使用後のそれとの差が小さく、大きなブレーキトルクを確保でき初期のパーキング効力が向上したブレーキパッドを提供することである。
【解決手段】少なくとも、基材繊維、結合材及び充填材からなる摩擦材の摩擦面にテーパ部を形成したブレーキパッドであって、該摩擦面のロータとの接触位置の内周側に前記摩擦面の面積の1/3〜1/2を占め、テーパ部の深さが0.05〜0.5mmのテーパ部を形成したことを特徴とするブレーキパッド。テーパ部の深さが0.1〜0.25mmであることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】制動により発生する摩耗粉がディスクホイールの特に外側の意匠面に付着することを抑制する。
【解決手段】ディスクホイール12は、タイヤが取り付けられるリム18と、リム18の一端側に設けられ、車両に取り付けるための取付部を有するディスク部20とを備える。リムの内周面18aおよびスポーク16の裏面16bは、マイナスに帯電しやすく、かつ、ディスク部20の意匠面20eに対して帯電列でマイナス側の材質で覆われている。これにより、意匠面より非意匠面に摩耗粉を付着させやすくし、意匠面に摩耗粉が付着することを抑制することができる。 (もっと読む)


複合材料、それからなる複合部材及び金属−セラミック複合材料又は複合部材の製造方法が提案される。複合材料もしくは複合部材は、以下に記載の方法により生じる。第一工程において、セラミック出発物質からの多孔質のセラミックプリフォームの製造及び第二工程において、金属溶融物への多孔質のセラミックプリフォームの溶浸が行われ、その際にセラミック出発物質が、セラミック主成分及びこの主成分と反応性のセラミック副成分を含み、かつその際に第一工程及び/又は第二工程の間に副成分は少なくとも部分的に主成分と反応される。 (もっと読む)


【課題】スコーチ処理を施すことなく、初期の耐フェード性と制動力の向上を図り得る表面層を備える摩擦材を提供する。
【解決手段】繊維基材と摩擦調整材と樹脂結合剤とを有する原料混合物を加熱加圧成形することで得る摩擦材1であって、基層Aと表面層Bとを有し、表面層Bを構成する原料混合物に発泡剤を含有させる。そしてその発泡剤を加熱加圧成形によって発泡させることで表面層Bの気孔率を基層Aの気孔率よりも高くした。 (もっと読む)


【課題】CNSLの硬化反応において、酸触媒を使用しないで有機系摩擦調整材を調製し、酸成分を含まない前記調整材を配合した摩擦材を提供することである。
【解決手段】カシューナッツシェルリキッド(CNSL)を硬化して得られる有機系摩擦調整材であって、CNSLと一級アミン及び/又は二級アミンとアルデヒド類を反応させて得た初期重合物を更に加熱硬化したことを特徴とする有機系摩擦調整材。補強繊維、摩擦調整材及び結合材を主成分とする摩擦材において、該摩擦調整材がCNSLと一級アミン及び/又は二級アミンとアルデヒド類を反応させ、初期重合物を更に加熱硬化して得られた有機系摩擦調整材を配合したことを特徴とする摩擦材。有機系摩擦調整材を摩擦材全体に対し2〜15質量%配合することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】湿度依存性の低い特性を有するシランカップリング剤を挿入した有機化層状粘土鉱物を検討し、それを摩擦材に配合して、湿度により摩擦係数が変動しにくいブレーキフィーリングに優れた特性を有する摩擦材を提供することである。
【解決手段】粘土鉱物にシランカップリング剤を用いる化学的処理を施して、粘土鉱物層間にシランカップリング剤を挿入した有機化層状粘土鉱物。繊維基材、摩擦調整材及び結合材を用いてなる摩擦材において、摩擦調整材として粘土鉱物層間にシランカップリング剤を挿入した有機化層状粘土鉱物を含有する摩擦材。 (もっと読む)


【課題】環境保護を考慮して、鉄又は鉄合金を主成分とし、PRTR法指定化学物質を一切使用していない鉄系焼結摩擦部材、及びそれを使用した鉄道用制輪子、並びにそれらの製造方法を提供する。
【解決手段】鉄又は鉄合金を主成分とした焼結摩擦部材10,10は、摩擦特性に優れた材料粉末が焼結されてなる第1層11と、接着特性に優れた材料粉末が焼結されてなる第2層12と、補強特性に優れた材料粉末が焼結されてなる第3層13とを含む。焼結摩擦部材10の各層は、鉄又は鉄合金を主成分としており、PRTR法指定化学物質を一切使用していないので、環境保護の点で優れている。また、摩擦材が鉄系材料であり、且つ補強板となる第3層13が鉄系材料であるので、銅と鉄のような異種の金属を接合する際に必要とされるメッキ処理を省略することができる。 (もっと読む)


【課題】機械強度が良好で、引張強度や引張剪断強度等の機械的性質の高温耐久性に優れ、且つ相手材の摩耗性も少ない摩擦材を提供する。
【解決手段】繊維状材料、無機フィラー、摩擦調整剤、結合剤樹脂を主成分として成る摩擦材において、パラ型全芳香族ポリアミドの非晶質含水フィブリッド及び高度にフィブリル化されたアラミドパルプを該繊維状材料の原料として含む摩擦材とする。 (もっと読む)


【課題】 エボナイト化させたゴムを結合剤に有することで成形性が良く、しかも摩擦材の硬さを所望の硬さにすることでブレーキの初期当りが良い摩擦材を提供する。
【解決手段】 繊維基材と摩擦調整剤を結合剤によって固めた摩擦材であって、結合剤は、硫黄によってエボナイト化させたゴムと、硫黄によってエボナイト化されないゴムとを含んでいる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、アラミドパルプの添加量を少なくしても高いフィラー保持性や成型性、摩擦材強度を達成できる摩擦材を提供するものである。
【解決手段】所定の範囲に高度にフィブリル化されたパラ型アラミドパルプを摩擦材に特定量含有させることにより、アラミドパルプの添加量を少なくしても高いフィラー保持性や摩擦材成型性、摩擦材強度を有する摩擦材とする。 (もっと読む)


【課題】 PRTR法指定化学物質の使用量を極力減らし、環境保護の面での改善を図るとともに、高温制動時の摩擦特性が向上した鉄系焼結摩擦材を提供する。
【解決手段】 本焼結摩擦材は、金属材料をマトリックスとし、研削材と潤滑材とを含む焼結摩擦材であり、マトリックスの金属材料として、主成分が鉄系材料としての鋳鉄25〜50vol%と、銅1〜7vol%と、その他、研削材等のセラミックス、潤滑材の黒鉛を含んでいる。銅は、PRTR法指定化学物質であるが、アルミニウムより融点が高く高温摩擦特性に優れており、その含有量を従来材と比較して約1/5(7vol%)以下と大幅に低減させることで環境保護にも配慮している。銅の添加により、摩擦材中の鉄と鉄系材料の相手材中の鉄同士の同種摩擦を防止することができ、摩擦材と相手材の摩耗量が少なく、高温摩擦係数も確保できる。 (もっと読む)


【課題】 PRTR法の指定化学物質をまったく含まないことで環境保護の面で好ましいとともに、高温制動時の摩擦特性や相手材への低攻撃性を維持し、低い焼結温度で焼結可能な焼結摩擦材を提供する。
【解決手段】 金属材料をマトリックスとし潤滑材と研削材とを含む焼結摩擦材において、マトリックスの金属材料として鋳鉄粉と還元鉄粉とを使用した。鋳鉄粉は基材として用い、鋳鉄粉より融点が約300℃高く且つ低炭素であり軟らかい還元鉄粉とを併用する。全体として焼結温度を低下させることができ、焼結摩擦材の製造が容易になるとともに、高温に耐えられる還元鉄粉の作用によって、高温制動下での摩擦特性や相手材への低攻撃性に優れた焼結摩擦材を得ることができる。 (もっと読む)


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