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Fターム[3J058GA35]の内容

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Fターム[3J058GA35]に分類される特許

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【課題】自動車、トラック、鉄道車輌、各種産業機械等のブレーキ、クラッチに使用され、高温でのμが高く安定していて、フェード現象を抑制でき、ロータ攻撃性を低減させた摩擦材を提供する。
【解決手段】繊維基材、結合材及び摩擦調整材を含む摩擦材において、少なくともMgSi、SiO、MgOを含む複合粉末を含有し、該複合粉末中の該MgSiの含有量が20〜80体積%であり、前記複合粉末の常温でのビッカース硬度(Hv)が450〜1000であり、常温と600℃の硬度差が300以上であることを特徴とする摩擦材であり、前記MgSiを含む複合粉末の平均粒径が1〜300μmで、摩擦材全量に対する含有率が0.1〜20体積%であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】摩擦材組成物中のカシューダストの偏析に起因する成形後の接着面積低下が生じ難い摩擦材組成物及びこれを用いた摩擦材を提供する。
【解決手段】繊維基質、結合剤、無機充填材及び有機充填材を含む摩擦材組成物において、有機充填材はカシューダストを含み、該カシューダストは425μm以上の粒径が1質量%以下であり、且つ摩擦材組成物の個々の材料が粘度平均分子量40,000以下の液状イソプレンゴムで被覆され、前記液状イソプレンゴムは、前記摩擦材組成物全体に対して0.5〜20.0質量%であり、前記カシューダストは、前記摩擦材組成物全体に対して10質量%以下である摩擦材組成物とする。また、この摩擦材組成物を加熱加圧成形してなる摩擦材並びに前記摩擦材組成物を加熱加圧成形した下張り材を摩擦面と裏金との間に介在させた摩擦材とする。 (もっと読む)


【課題】ブレーキ振動の発生を抑制することが可能な摩擦部材およびブレーキパッドを提供する。
【解決手段】摩擦部材は、基材繊維と、結合材と、摩擦調整剤とを主成分とし、摩擦調整剤は、制動時の熱により分解する樹脂材料21でゴム23を覆った樹脂コーティングゴム19を含む。そして、ゴム23は、樹脂材料21より弾性係数が小さい。これにより、頻繁な制動などにより摩擦部材が高温となった際のブレーキ振動の発生を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】 高温特性に優れた摩擦材を提供する。
【解決手段】 本発明の摩擦材2は、強化繊維と、充填材と、ゴム組成物と、バインダ樹脂と、を含む摩擦材である。ゴム組成物は、マトリックスであるエチレン−プロピレンゴムに平均直径が0.5〜500nmのカーボンナノファイバーが均一に分散され、パルス法NMRを用いてハーンエコー法によって150℃で測定した、無架橋体における、第1のスピン−スピン緩和時間(T2n)は1000ないし3000μ秒であり、第2のスピン−スピン緩和時間(T2nn)を有する成分の成分分率(fnn)は0.2未満である。 (もっと読む)


【課題】同じ摩擦係数のブレーキパッドを使用しても、初期摩擦係数と相当回数使用後のそれとの差が小さく、大きなブレーキトルクを確保でき初期のパーキング効力が向上したブレーキパッドを提供することである。
【解決手段】少なくとも、基材繊維、結合材及び充填材からなる摩擦材の摩擦面にテーパ部を形成したブレーキパッドであって、該摩擦面のロータとの接触位置の内周側に前記摩擦面の面積の1/3〜1/2を占め、テーパ部の深さが0.05〜0.5mmのテーパ部を形成したことを特徴とするブレーキパッド。テーパ部の深さが0.1〜0.25mmであることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】フェノール樹脂などの熱硬化性樹脂をライニングの結合材として用いて耐熱性を確保したブレーキシューを、従来は不可欠と考えられていたライニングの予備成形工程を省いて安価に製造できるようにすることを課題としている。
【解決手段】可塑剤を含有した熱硬化性樹脂を結合材として使用した摩擦材組成物をロール成形してライニング用素材シートを造る。その素材シートを所定長さに切断してシュー本体2上に重ね、シュー本体と一体で成形接着してライニング3の両端に型抜き用のテーパ4が形成され、さらに、ライニング3の気孔率が5%以下となったブレーキシュー1を得る。 (もっと読む)


【課題】摩擦材の結合材として熱硬化性樹脂を配合する際、前記樹脂に表面改質処理したフィラー(充填材)を含有させた使用することにより、高温における強度、耐摩耗性及び耐衝撃性に優れた摩擦材を提供することである。
【解決手段】少なくとも補強繊維、摩擦調整材、及び熱硬化性樹脂からなる結合材より構成してなる摩擦材において、表面改質されたフィラーを含む熱硬化性樹脂を結合材として用いたことを特徴とする摩擦材。前記表面改質されたフィラーが黒鉛、炭酸カルシウムの少なくともいずれか一種を含むことが好ましい。 (もっと読む)


【課題】機械強度が良好で、引張強度や引張剪断強度等の機械的性質の高温耐久性に優れ、且つ相手材の摩耗性も少ない摩擦材を提供する。
【解決手段】繊維状材料、無機フィラー、摩擦調整剤、結合剤樹脂を主成分として成る摩擦材において、パラ型全芳香族ポリアミドの非晶質含水フィブリッド及び高度にフィブリル化されたアラミドパルプを該繊維状材料の原料として含む摩擦材とする。 (もっと読む)


【課題】 従来の摩擦材用樹脂組成物と比較して、摩擦材の製造に際しては硬化性が良好で成形性に優れるとともに、機械的強度を低下させることなく、耐摩耗性、柔軟性に優れた摩擦材を得ることができる摩擦材用フェノール樹脂組成物を提供する。
【解決手段】 ノボラック型フェノール樹脂をカシューナッツシェル油によって変性したカシューナッツシェル油変性ノボラック型フェノール樹脂と、エポキシ樹脂とを含有することを特徴とする、摩擦材用フェノール樹脂組成物、及び、この摩擦材用フェノール樹脂組成物を用いてなることを特徴とする摩擦材。 (もっと読む)


【課題】 エボナイト化させたゴムを結合剤に有することで成形性が良く、しかも摩擦材の硬さを所望の硬さにすることでブレーキの初期当りが良い摩擦材を提供する。
【解決手段】 繊維基材と摩擦調整剤を結合剤によって固めた摩擦材であって、結合剤は、硫黄によってエボナイト化させたゴムと、硫黄によってエボナイト化されないゴムとを含んでいる。 (もっと読む)


【課題】摩擦調整材を意図的に多量に添加することで、相手材への攻撃性を抑制した焼結摩擦材を提供する。
【解決手段】焼結摩擦材は、金属材料をマトリックスとし、固体潤滑材と摩擦調整材とを含んでおり、摩擦調整材として炭酸カルシウムを1〜15vol%含んでいる。その配合材料中に炭酸カルシウムを多量に添加することにより、炭酸カルシウムが焼結(熱処理)過程中において、微粒子のカルシウム酸化物に分解され、摩擦界面に極めて穏やかな研削効果を出して、特に低温域での相手材攻撃性が大幅に改善される。相手材がアルミニウムやその合金およびアルミニウム複合材のような軽金属製ロータである場合でも、摩擦係数や耐摩耗性等の一定の摩擦性能を維持しながら相手材攻撃性を大幅に改善し、相手材と組み合わせて用いることができる。 (もっと読む)


【課題】ノンアスベスト系摩擦材において摩擦摩耗性能等の摩擦材自体の性能を損なうことなく、良好な鳴き、異音特性を持つノンアスベスト摩擦部材を提供する。
【解決手段】熱硬化性樹脂結合材、補強繊維、摩擦調整材とを含む摩擦材がプレシャプレートと一体に成形されたノンアスベスト摩擦部材において、前記摩擦材は、摩擦面側の第一層摩擦材とプレッシャプレート側の第二層摩擦材とを有し、該第二層摩擦材中に少なくともエラストマー、架橋剤を含むプレミックスが配合されていることを特徴とするノンアスベスト摩擦部材。該プレミックスが繊維を含むことが好ましく、また該プレミックスがエラストマーを10〜97vol%配合されていることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】優れた耐摩耗性を有する摩擦材を得るための充填材、及びこれを含む摩擦材用フェノール樹脂組成物とその製造方法を供するものである。
【解決手段】フェノール樹脂と粒子状基材との混練物を粉砕して得られ、摩擦材用フェノール樹脂組成物に添加される充填材であって、前記充填材の少なくとも一部が被覆用フェノール樹脂(a)によって被覆された被覆充填材(b)を含むことを特徴とする充填材であり、これを含む摩擦材用フェノール樹脂組成物であり、フェノール樹脂を調製後、溶剤に溶解して被覆用フェノール樹脂(a)を得る工程(A)、前記被覆用フェノール樹脂(a)によって少なくとも一部が被覆されている被覆充填材(b)を得る工程(B)、及び前記被覆充填材(b)を粉砕して充填材を得る工程(C)、を含むことを特徴とする摩擦材用フェノール樹脂組成物の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 特に小型ブレーキライニング(小型BL)用摩擦材において、高温熱履歴後の多湿環境下放置後におけるME現象、グー音の発生を同時に防止する摩擦材を提供することを課題とする。
【解決手段】 繊維基材、結合材、充填材を含有する摩擦材において、該充填材として少なくとも消石灰を7〜30体積%、かつアルミニウム粒子を2.0〜3.5体積%含有することを特徴とする摩擦材。 (もっと読む)


【課題】C/Cコンポジットの欠点である低速・低温摩擦係数が低く、水分の影響を受け易い等の問題が生じずに、C/Cコンポジット、セラミック基複合材のロータの他に、一般路上走行に使用されている鋳鉄のロータとの摩擦でも安定した性能が得られ、尚且つ低価格の摩擦材を提供する。
【解決手段】有機材料を焼成炭素化して結合材とした摩擦材において、室温における圧縮変形量が荷重4MPaの時に0.3〜2.5%であり、かつ荷重10MPaの時に1.0〜4.5%であることを特徴とする。また、前記室温における圧縮変形量と300℃における圧縮変形量との圧縮変形比が荷重4〜10MPaの範囲の時に、1.0〜1.5の範囲である。更に、前記焼成炭素化は、真空、還元ガス、不活性ガスの何れかの雰囲気中で荷重をかけながら550℃〜1300℃の温度で前記有機材料を炭素化してなる。 (もっと読む)


【課題】 アルミ基金属複合材製のディスクローター、ブレーキドラムなどのアルミ基金属複合材製摺動部材への錆付きの防止を図った摩擦材及びこれを用いたドラムブレーキのシューアセンブリー及びブレーキ装置を提供する。
【解決手段】 基材繊維、結合材、無機充填剤及び有機充填剤を含有する摩擦材組成物を成形してなり、アルミ基金属複合材製摺動部材と組合わせて使用される摩擦材であって、摩擦材の水素イオン濃度がpH6〜10であり、電気抵抗値が300KΩ以上である摩擦材。 (もっと読む)


【課題】 摩擦材の品質を維持することが出来、かつ導入設備のコストを抑えつつ、予熱工程及び加熱加圧成形工程の時間短縮が実現可能な摩擦材の製造方法を提供する。
【解決手段】 繊維基材、結合材、充填材を主成分とする摩擦材の製造方法において、成形型への投入物を高周波誘電加熱により予備加熱し、その後、加熱加圧成形をおこなうことを特徴とする摩擦材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】ライニング材が接着される金属製のベースの接着面にクロム化合物を用いることなく防錆処理を施した摩擦材を提供する。
【解決手段】所定形状に形成されたライニング材14が金属製のベース12の一面側に接着されて成る摩擦材10において、該ベース12の一面側に下地層としてのジルコニア層が形成されていると共に、前記ジルコニア層が形成されたベース12の一面側とライニング材14とが、ライニング材14中を浸透してきた浸透水の水路を形成し得る連続気泡が実質的に不存在の接着層によって接着されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課 題】 本発明は、動摩擦係数、耐摩耗性、耐焼付性に優れた摩擦材を提供することを目的とする。
【解決手段】 石油コークスおよび/またはピッチコークス、熱硬化性樹脂、無機材料、および発泡剤を含有し、微細気泡構造を有する摩擦材。 (もっと読む)


【課題】 摩擦係数が高く(高μ)、それにもかかわらず、摩擦材の対面であるローターの摩耗量を抑制し、かつ錆落とし性を満足させる摩擦材を提供することを課題とする。
【解決手段】 繊維基材、結合材、充填材及び研削材を含有する摩擦材において、該研削材として少なくとも電融ケイ酸ジルコニウム、炭化ケイ素、及びアルミナを含有する摩擦材。電融ケイ酸ジルコニウムの平均粒径は10〜120μm、炭化ケイ素とアルミナの平均粒径は1〜7μmであるのが好ましい。 (もっと読む)


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