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Fターム[3J552VA44]の内容

Fターム[3J552VA44]に分類される特許

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【課題】トルクコンバータで発生する発熱量を抑制するためにダウンシフトを実行するに際して、そのダウンシフトによって運転者に与える違和感を抑制することができる車両用動力伝達装置の制御装置を提供する。
【解決手段】トルクコンバータ34の単位時間当たりの発熱量qが上限値qmax以上、または、トルクコンバータ34の速度比eが下限値emin以下となると、通常ダウンシフトが実施されないタイミングでダウンシフトされ、自動変速機26の変速前後に発生する駆動力段差ΔTによって運転者に違和感を与えることとなるが、ダウンシフトの際に発生する、変速前後の駆動力段差ΔTを抑制する制御が実行されるため、運転者に与える違和感を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】入力回転数が出力回転数を下回る惰性走行状態から正駆動状態に移行する際に準備圧を適正に算出することで、エンジン回転の不要な上昇を抑制すると共に、燃費性能の低下を防止するようにした自動変速機の制御装置を提供する。
【解決手段】ロックアップクラッチを有するトルクコンバータを介して車両に搭載されたエンジンの出力を入力して変速する自動変速機の制御装置において、ロックアップクラッチが解放されていると共に、トルクコンバータの出力回転数(メインMSの回転数NM)が入力回転数(エンジン回転数NE)を上回る惰性走行状態にあるとき、運転者によってアクセルペダル操作を通じてトルクが要求されたか否か判定し(S10)、トルクが要求されたと判定されるとき、要求されたトルクに基づいてロックアップクラッチに供給すべき準備圧を示す油圧制御値を算出する(S12からS16)。 (もっと読む)


【課題】車両の重量を簡易に推定できるようにした車両の重量推定装置を提供する。
【解決手段】搭載されたエンジンEの出力を摩擦係合要素(油圧クラッチ)を介して変速する自動変速機を備えた車両の重量推定装置において、自動変速機に入力される入力トルクTinを算出し(S500)、自動変速機の出力回転数の変化量ΔNC推定値を算出し(S502)、変速の前後の入力トルクと出力回転数の変化量とから車両の重量を推定する(S504からS516)。より具体的には、変速の間、車両に作用する走行抵抗が変化しないとみなして変速の前後の入力トルクTin1,2と出力回転数の変化量ΔNC推定値、より具体的にはΔNC1,2とから車両の重量を推定する(S504からS516)。 (もっと読む)


【課題】ロックアップクラッチのスリップ制御によって発生する振動・音(NV)の大きさを判定すると共に、学習を通じて振動・音の低減と燃費性能が両立する限界までスリップ制御の目標値を引き上げるようにした自動変速機の制御装置を提供する。
【解決手段】自動変速機の出力回転数の変化量DNCに基づいてロックアップクラッチのスリップ制御によって発生する振動・音(NV)を検出し、振動・音に相関する状態量から規定される領域が所定の学習領域にあるとき、振動・音の伝達特性に応じてスリップ制御の目標値の学習値を算出すると共に、算出された学習値を所定の学習領域に隣接する領域に反映させ(S312)、学習値で目標値を補正して補正目標値を算出し(S314)、検出された振動・音が許容値を超えるとき、補正目標値に従ってロックアップクラッチをスリップ制御する(S300からS310)。 (もっと読む)


【課題】車両発進時にロックアップクラッチをスリップ係合させながら係合に向けて制御する際にシャダ振動の発生を回避する。
【解決手段】車両発進に際して、発進時ロックアップクラッチ制御を実行するとき、ロックアップクラッチ26が所定の係合前状態となると、その係合への進行が抑制されるように無段変速機18が所定の第1変速比γ1からアップシフトされ、そのアップシフト後は、ロックアップクラッチ26が所定時間T’以内で係合されるように無段変速機18がダウンシフトされるので、例えばシャダ振動が懸念されるロックアップクラッチ26のスリップ量NSLPの小さな係合側近傍のシャダ振動領域に入ることが抑制されると共に、そのシャダ振動領域が速やかに通過させられる。 (もっと読む)


【課題】ベルト張力の実際の要求に対する適合化の際の最適化を図ること。
【解決手段】巻掛伝動装置の入力側に作用するトルクを表わすトルク量がコンバータロックアップクラッチが解離されている場合には第1の計算で求められたスリップ量に依存して求められ、係合されている場合には、第2の計算で求められたエンジントルク量に依存して求められ、第1の計算の際にトルクコンバータのトルク信号がコンバータロックアップクラッチの解離のもとで形成され、第2の計算の際に前記エンジントルク量を表す値が形成され、コンバータロックアップクラッチの係合中に前記トルク量の計算のために平滑的に前記第1の計算で形成されたトルク信号と第2の計算で形成された値からの最大値が用いられ、張力の設定が前記トルク量に依存して行われる。 (もっと読む)


【課題】2つの摩擦要素に供給される油圧を1つの電磁弁を用いて調整する場合に、急係合によるショックを発生させることなく油圧制御を切り換える。
【解決手段】ECUは、ニュートラル制御から復帰が完了した場合に(S100にてYES)、SLUに待機圧を指示するステップ(S102)と、第1バルブをオフするステップ(S104)と、第1バルブをオフしてから切換時間が経過した場合に(S106にてYES)、第2バルブをオンし、ロックアップクラッチに対する油圧制御を実行するステップ(S108)とを含む、プログラムを実行する。 (もっと読む)


【課題】無段変速機を備え、車両発進時にロックアップクラッチをスリップ係合制御する変速制御装置において、スリップによる発熱の増大を抑制する。
【解決手段】車両発進時にロックアップクラッチのスリップ係合制御が開始される(S10)と、制御部は、無段変速機の変速比を最大値に固定する(S12)。そして、エンジン回転数とトルクコンバータのタービン回転数とをモニタし、両者が実質的に等しいと見なせるようになるまで、その変速比固定状態を維持する(S14)。それら両者が実質的に等しいと見なせるようになると、変速比固定を解除し、変速線等に基づく通常の変速制御を行う(S16)。 (もっと読む)


【課題】トルクコンバータを有する自動変速機のロックアップ域を拡げる。
【解決手段】(a)で示す動作状態で変化するとき、ドライブシャフトには、ギア切換えが終了すると(t3)、トルコンによって、(c)で示すように、シリンダー発生レベルT0を超える所定レベルT1のトルクが伝達される。これのトルクが、時刻t4のロックアップ完了タイミングで放出され、駆動系に加振トルクが与えられるところ、(e)で示すような逆相トルクを発生することで、変速ショックを低減する。さらに、その逆相トルクは、駆動系の固有振動数によって、その発生タイミングを変化する。たとえば、4速の場合は振動周期がW4で時刻t5、3速の場合は長い振動周期W3の時刻t5’とする。これによって、振動のピークに逆相トルクを合わせることができ、前記ロックアップによる変速ショックを適切に低減することができる。 (もっと読む)


【課題】ロックアップ係合制御中に搭乗者に違和感を与えることを防止する無段変速機の制御装置を提供する。
【解決手段】所定速度に達した際に、エンジン回転速度NEとタービン回転速度NTとの回転速度差ΔNENTに基づき補正値R1の算出を開始し、目標タービン回転速度TGNTを補正値R1により小さくなるように補正し、タービン回転速度NTが低下するように変速比Gearがアップシフトされる。ロックアップ係合が開始されると、回転速度差ΔNENTが小さくなり、補正値R1が小さくなって、目標タービン回転速度TGNTを大きくなるように補正し、タービン回転速度NTが上昇するようにダウンシフトされる。ロックアップ係合制御中に、エンジン回転速度が低下するのではなく、タービン回転速度が上昇しつつ同回転にロックアップされるので、駆動力が低下したかのような違和感が生じることが防止される。 (もっと読む)


【課題】自動変速機の係合要素の係合油圧の学習がダウンシフト時に良好に行なわれる車両の制御装置を提供する。
【解決手段】車両の制御装置は、複数の変速段を減速側にシフトさせるダウンシフト指示を入力するための入力部であるシフトレバー8004と、入力部からのダウンシフト指示に応じて自動変速機の変速を制御するECU8000とを備える。ECU8000は、ダウンシフト指示に応じて原動機の出力を増大させ、複数の係合要素のうちの第1の係合要素の係合油圧を制御パラメータに基づいて変速を進行させ、原動機の出力を減少させ、変速の進行度合いに基づいて制御パラメータを学習する。 (もっと読む)


【課題】ロックアップクラッチを備える自動変速機を搭載した車両の燃費性能を向上させる。
【解決手段】シフトパターンには、ロックアップ状態で使用されるダウンシフト線Da1〜Da3が設定され、コンバータ状態で使用されるダウンシフト線Db1〜Db3が設定される。また、ダウンシフト線Db1〜Db3は、ダウンシフト線Da1〜Da3よりも低アクセル開度かつ高車速側に設定される。これにより、ロックアップクラッチが解放されるコンバータ状態では、早めのタイミングでダウンシフトが実行される。したがって、トルクコンバータ効率の低いコンバータ状態であっても、早めのダウンシフトによってトルクコンバータ効率を改善することができるため、車両の燃費性能を向上させることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】変速機構の寸法を変更することなく、燃費性能及び加速性能を高くすることができるようにする。
【解決手段】固定シーブ123、可動シーブ125及びシーブ駆動部を備えた第1のプーリと、固定シーブ129、可動シーブ130及びシーブ駆動部を備えた第2のプーリと、ベルト132と、変速条件に対応させて変速比を設定する変速比設定処理手段と、変速比変更条件が成立したかどうかを判定する変速比変更条件成立判定処理手段と、変速比変更条件が成立した場合に、第1、第2のプーリのうちの一方のプーリにおいて、可動シーブを通常変速状態における前進限位置より前進させて挟持力を大きくする変速比変更処理手段とを有する。第1、第2のプーリのうちの一方のプーリにおいて、挟持力でベルト132を挟持することによって、変速比幅を大きくすることができる。 (もっと読む)


【課題】燃料噴射弁5を有するエンジン1と、ロックアップクラッチ26付のトルクコンバータ20を有する自動変速機2とを搭載する車両の制御装置(3,4)において、燃費性能を可及的に向上させるようにしながらも、適度な減速を可能として良好なドライバビリティを確保する。
【解決手段】車両減速時に伴いフューエルカットを実行したときに、ロックアップクラッチ26をスリップ制御してエンジン回転速度の低下を緩やかにする第1フューエルカット長期化手段と、スリップ制御の実行中にエンジン回転速度がフューエルカット解除用の閾値よりも所定量だけ高く設定されたコーストダウン用の閾値にまで低下したときに、車両走行路が所定以上の降り勾配の場合のみ、ダウンシフトを許可する第2フューエルカット長期化手段(ステップS1,S5〜S8)とを含む。 (もっと読む)


【課題】無段変速機に対して直列に連結したクラッチによる無段変速機のトルク容量の制約を可及的に低減する。
【解決手段】駆動輪から入力されるトルクによって無段変速機で滑りが発生したことを判断する無段変速機滑り判断手段(ステップS18,S35)と、前記駆動輪から入力されるトルクによる前記無段変速機の滑りが判断された場合に、前記クラッチのトルク容量を再調整するクラッチトルク調整手段(ステップS38)と、その再調整されたクラッチのトルク容量に応じて無段変速機のトルク容量を設定する無段変速機トルク調整手段とを備えている。 (もっと読む)


【課題】車両の走行安全性を向上させた車両の駆動トルク推定装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る駆動トルク推定装置である推定駆動トルク算出部120は、変速機構がインギヤ状態であると走行状態判定部155が判定し、かつ回転数検出センサにより検出されたトルクコンバータの出力軸の回転数が所定回転数以下であり、かつ車輪速センサにより検出された車輪の回転速度が所定回転速度以上である場合には、トルクコンバータのスリップ率が所定値以下であり、かつ第1駆動トルク算出部121により算出された第1の推定駆動トルクが第2駆動トルク算出部122により算出された第2の推定駆動トルクよりも大きい場合であっても、トルク合成部154が第1の推定駆動トルクをエンジンの推定駆動トルクとして算出するように構成されている。 (もっと読む)


【課題】 変速クラッチを有する自動変速機の制御装置において、スリップ制御によりトルク変動を吸収させつつ、フェーシングの昇温を抑制する。
【解決手段】 非変速時に変速クラッチを所定の目標スリップ量に制御するスリップ制御手段を有する自動変速機の制御装置であって、前記変速クラッチのフェーシング近傍を流れた潤滑油の温度を検出する潤滑油温度検出センサが備えられ、前記スリップ制御手段は、該潤滑油温度検出センサにより検出された潤滑油温度が第1設定温度T以上であるときに、前記目標スリップ量に回転補正係数cfcを乗算して該目標スリップ量を低減させる。また、変速クラッチの目標スリップ量の低減量に応じて、ロックアップクラッチのスリップ量を増大させる。 (もっと読む)


【課題】トルク相におけるクラッチ伝達トルクの変動を押さえて、変速性能を向上させることが可能な自動変速機の制御装置,制御方法及び自動変速装置を提供することにある。
【解決手段】変速機制御装置100は、複数のクラッチ3a,3bの内、解放側クラッチに作用する係合力を曲線的に変化させるとともに、締結側クラッチに作用する係合力を曲線的に変化させる。具体的一例としては、目標出力軸トルク設定手段110は、変速動作のトルク相における前記変速機の出力軸に伝達されるトルクの目標値を曲線的に設定する。係合側クラッチトルク演算手段140は、設定した目標出力軸トルクに基づいて、係合側クラッチに作用する係合力を演算する。解放側クラッチトルク演算手段150は、設定した目標出力軸トルクに基づいて、解放側クラッチに作用する係合力を演算する。 (もっと読む)


【課題】 自動変速機の故障検出装置において、制御マップの故障判定に使用できる領域が狭い場合であっても、誤判定を生じることなく、精度良く故障判定を行うことを課題とする。
【解決手段】 制御マップに基いて運転状態に応じた変速制御を行う自動変速機に備えられ、制御マップの所定の判定領域において所定の故障判定条件により故障判定を行う故障判定手段を有する自動変速機の故障検出装置であって、故障判定手段により故障発生の非判定状態で、故障判定条件に対して故障発生の判定をし易くなるように設定された予備的故障判定条件により故障判定を行う予備的故障判定手段と、予備的故障判定手段による故障発生判定時に制御マップの判定領域を拡大する判定領域変更手段とが備えられ、故障判定手段は、前記予備的故障判定手段により故障発生の判定がなされたときに、判定領域変更手段により拡大された判定領域において故障判定を行うことを特徴とする。 (もっと読む)


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