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【課題】被検体情報取得装置で超音波を用いて変位を測定するために合成開口法を用いる際の精度を向上させる。
【解決手段】被検体に弾性波を送信し、反射波を受信する装置であって、弾性波と電気信号とを変換可能な素子を少なくとも1方向に複数配列して備える送受信器と、素子に電気信号を入力して弾性波を送信させる素子制御手段と、素子が受信する反射波を検出する検出手段とを有し、素子に入力される電気信号は、複数の素子間において符号化された符号化パルス信号であり、検出手段は、反射波を復号化するとともに、2箇所を焦点とした双曲線および楕円を軸とした両軸の交点について復号化された反射波を合成する合成開口処理を異なる時点で行い、被検体の少なくとも2方向における変位を取得する被検体情報取得装置を用いる。 (もっと読む)


【課題】連続波を利用して目標位置からドプラ情報を抽出する技術において、必要とされるドプラ情報を適切に抽出する。
【解決手段】周波数帯域A〜Eの各々から周波数サンプル点が得られて、各周波数サンプル点における周波数スペクトラムSPの電力値が計測される。図に示す例では、電力値abcdeが利用される。さらに、直流成分(DC)に対する1次成分の比pと、直流成分(DC)に対する2次成分の比qが利用される。これにより得られる5つの等式を5元1次連立方程式とすることにより、xyzpqの5つの未知数の解を得ることができる。つまり、必要とされるドプラ信号として、直流成分(DC)の大きさxyzを算出することができる。 (もっと読む)


【課題】超音波伝搬媒体の非線形音響特性、さらには超音波トランスデューサの伝達特性や超音波伝搬特性をも考慮した超音波伝搬時間計測を行うことによって高精度に計測方法および装置を提供する。
【解決手段】送信部110により送信パルス信号Vtrans(t)を発生し、送信用超音波トランスデューサ130により超音波パルス信号S(t)に変換して測定対象の超音波伝搬媒体10に入力し、前記超音波伝搬媒体10を介して伝搬される前記超音波パルス信号S(t)を受信用超音波トランスデューサ140により受信し増幅して受信パルス信号Vrec(t−τ)を得て、信号処理部170において、前記超音波伝搬媒体10が有する非線形性を考慮した参照信号と被参照信号との間で相互相関処理をすることによって、前記超音波伝搬媒体10を介して伝搬される超音波パルス信号S(t)の送受信間の時間間隔を超音波伝搬時間として検出する。 (もっと読む)


【課題】パルス波に利用される新しいデジタル変調方式を提供する。
【解決手段】PSK変調処理部24は、互いに相補関係にあるコードAとコードBを利用して、搬送波に対してPSKによるデジタル変調処理を施すことにより、PSK変調処理されたパルス波の送信信号を発生する。圧縮処理部A30Aは、コードAに対応した受信RF信号に対してコードAに応じた復調処理を施し、時間軸方向に広がっているパルス波を圧縮処理する。圧縮処理部B30Bは、コードBに対応した受信RF信号に対してコードBに応じた復調処理を施し、時間軸方向に広がっているパルス波を圧縮処理する。そして、合成処理部40は、コードAに関する圧縮処理後の復調信号とコードBに関する圧縮処理後の復調信号とを合成処理する。これにより、圧縮処理後の復調信号に含まれるレンジサイドローブが低減される。 (もっと読む)


【課題】医療用超音波診断装置において、超音波トランスデューサに多層圧電体を用いて高調波を送受波するにあたって、高調波成分を増加させると同時に基本波成分を減衰させる。
【解決手段】3層圧電体を用いて3次高調波を送受波するにあたって、その3層を分極方向を揃えて積層するのではなく、一部の向きを逆方向にする。具体的には、両端の電極を端子に接続して各圧電体を直列接続する。そして、圧電体1の残留分極の向き(+P)を基準として、圧電体2および圧電体3を逆方向(−P)とすると、端子間の電場は、λ/4共振ではその感度が打ち消され、3λ/4共振においては強調される。こうして、フィルタやアンプを用いることなく、基本波を抑え、3次高調波を抽出することができる。 (もっと読む)


【課題】復調信号に含まれる不要波成分の状態を確認する技術を提供する。
【解決手段】不要波判定部44は、復調信号の周波数スペクトラム内における最大電力値を探索する。これにより、観測対象となるドプラ信号のピーク値が検出される。不要波判定部44は、検出したピーク値の周波数に基づいてドプラ周波数の極性を判断する。ドプラ周波数の極性が正の場合、不要波判定部44は、周波数スペクトラム内の変調周波数の近傍におけるスペクトラムの電力値に基づいて、不要波成分の入り込みを判定する。例えば、変調周波数の近傍において、スペクトラムの電力値が所定の閾値を超える場合に、不要波成分が入ると判定する。 (もっと読む)


複数開口の超音波撮像システム、及び使用方法は、任意の数の特徴を備えている。いくつかの実施態様では、多開口超音波撮像システムは、別々の物理的な超音波開口との間で、超音波エネルギーを送信し、且つ受信するように構成される。いくつかの実施態様では、多開口超音波撮像システムの送信開口は、ターゲット領域を通して、第1の点音源を近似する無指向性の非集束超音波波形を送信するように構成される。いくつかの実施態様では、超音波エネルギーは、単一の受信開口で受信される。他の実施態様では、超音波エネルギーは、複数の受信開口で受信される。1つ以上の受信開口により受信されたエコーを組み合わせて高分解能の超音波画像を形成することのできるアルゴリズムが述べられる。さらなるアルゴリズムは、組織の音速における変動を解決することができ、超音波システムを、実質的に、体内又は体表面の任意の場所で使用できるようにする。 (もっと読む)


【課題】連続波を利用した目標位置の選択に関する改良技術を提供する。
【解決手段】周波数変調処理部22は、変調信号を用いてRF波に対して周波数変調を施すことによりFM連続波を発生する。デジタル変調処理部20は、パターン発生部21から供給される信号列に基づいて、FM連続波に対してデジタル変調処理を施し、送信信号を出力する。送信信号は、遅延回路25において遅延処理され、参照信号として受信ミキサ30に供給される。受信ミキサ30は、生体内の目標位置との間の相関関係が調整された参照信号を用いて、受信信号に対して復調処理を施す。デジタル変調処理とそれに伴う受信系の処理により、超音波ビーム上に沿った複数の診断レンジの中から目標位置を含む関心レンジが選択され、さらに、周波数変調処理とそれに伴う受信系の処理により、その関心レンジ内から目標位置に対応した信号が抽出される。 (もっと読む)


【課題】連続波を利用して目標位置から生体内情報を抽出する技術において、不要波成分を低減する。
【解決手段】FM変調器20は、変調信号に基づいて周波数変調処理された連続波の送信信号を出力する。受信ミキサ30は、生体内の目標位置との間の相関関係が調整された参照信号を用いて、受信信号に対して復調処理を施すことにより、その目標位置に対応した復調信号を得る。この送受信処理において、位相調整部23で変調信号の位相が調整されてFM変調器20で互いに位相をずらした複数の送信信号が形成される。そして、互いに位相をずらした複数の送信信号の各々を利用して復調信号が得られる。さらに、加算部46,48の各々において複数の復調信号が加算処理され、これにより、復調信号に含まれる不要波成分が低減される。 (もっと読む)


【課題】超音波画像診断装置の距離分解能および方位分解能を向上する。
【解決手段】受信超音波信号を処理する回路14において、送信パルスと同じ基本周波数f1の成分をマッチトフィルタから成る相関部F1で抽出する一方、被検体の非線形歪みによって発生する高次調波f2,f3,…の成分は1または複数のBPFF2,F3,…で抽出し、係数器K1,K2,…で所定の計数k1,k2,…を乗算した後加算し、画像処理に使用する。したがって、基本周波数成分に対して相関処理を行うことでS/Nを向上でき、さらにパルス圧縮効果によって信号の検出能力を大きくでき、ペネトレーション(深さ方向の距離分解能)を向上できるとともに、ノイズとのコントラストも向上できる。また、相関処理は、送信信号自体を参照信号として使用可能な基本周波数成分のみとし、高次調波に対しては作成の容易な旧来のBPFを用い、方位分解能も向上できる。 (もっと読む)


超音波モータにより繰り返し運動で移動する変換器を備え、隣接する変換器の間の距離が、所望の解像度の超音波画像を作成するのに必要とされる隣接する走査線の最小間隔よりも大きい、変換器アレイを含む超音波造影装置。そのアレイが移動することにより、前記装置は、少なくとも所望の解像度の超音波画像を作成することができる。
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【課題】連続波を利用して目標位置からの生体内情報を抽出する超音波診断装置において改良された装置構成を提供する。
【解決手段】変調処理部20は、周期的な信号列に基づいてRF波に対して変調処理を施して連続波を発生する。変調処理部20から出力される連続波は、遅延回路26I,26Qにおいて遅延処理され、参照信号として受信ミキサ30の各ミキサに供給される。遅延回路26I,26Qは、連続波に対して、生体内の目標位置の深さに応じた遅延処理を施す。受信ミキサ30は、メモリA(17A)に記憶された対象受信信号に後続する受信信号がメモリB(17B)に記憶される処理と並行して、複数の目標位置の各々に対応した参照信号を順に用いて、対象受信信号に対して各目標位置ごとに復調処理を施すことにより、対象受信信号から複数の目標位置の各々に対応した復調信号を得る。 (もっと読む)


【課題】本発明は、より適切な参照信号を生成し得る超音波診断装置を提供する。
【解決手段】本発明では、被検体内へ第1超音波信号を送信するための送信部12と、超音波を受信するための受信部13と、受信部13で受信された、第1超音波信号に基づく被検体内から来た第2超音波信号に基づいて被検体内の画像を形成する画像処理部14とを備える超音波診断装置Sにおいて、第1超音波信号に基づく超音波を受信することによって得られた生成用受信信号に基づいて、相関処理に用いる基準参照信号を生成し、この基準参照信号との周波数偏差がこの基準参照信号から±5%以内の範囲にある信号を参照信号として生成する参照信号生成部30と、受信部13の出力と参照信号生成部30で予め生成された参照信号との相関処理を行うことによって受信部13の出力から第2超音波信号における所定の周波数成分を検出する相関部40とを備える。 (もっと読む)


【課題】造影剤特異的な信号抽出と画像化を行う超音波造影撮像法において、フレームレート、空間分解能、造影剤選択性の3つの特性すべてにおいてバランスのとれた撮像を行う。
【解決手段】時間とともに周波数の上がっていく第一のチャープ信号と、これを時間軸上で反転した第二のチャープ信号を用い、それぞれで送受信を行い、チャープ信号をパルス信号と符号化列に分解したときの符号化列に対応したデコードフィルタを保持したデコード部13を備え、このデコードフィルタを二つのチャープ信号に対する受信エコーに適応し、二つのデコードフィルタ出力を減算器14に通して差分をとることにより、造影剤選択性と空間分解能を両立する。 (もっと読む)


【課題】周波数差信号の周波数スペクトラムから目標組織の情報を抽出する。
【解決手段】対称三角波によるFM変調処理が施されたFM連続波に対応する超音波が送受波され、受信ミキサ30は、受信RF信号に対して直交検波を施して複素信号を生成し、LPF36,38によって、送受信信号間における周波数差信号が抽出される。FFT回路40,42において周波数差信号が周波数スペクトラムに変換され、移動目標抽出部44は、周波数スペクトラムから移動目標に対応した複数のスペクトラム成分を抽出する。さらに、移動目標抽出部44は、FM連続波の周波数を全体的に増加または減少させることに伴う各スペクトラム成分の周波数軸上における挙動に基づいて、同一の移動目標から得られる両側帯波に対応したスペクトラム成分のペアを抽出する。 (もっと読む)


【課題】パルス圧縮されたエコー信号のレンジサイドローブの振幅を小さくすることのできる、パルス信号の送受信装置および送受信方法を提供する。
【解決手段】信号生成部11は、ガウス関数で振幅制御されたダイナミックレンジ30dB、40dBのチャープ信号からなる送信信号および参照信号を生成する。参照信号は、フィルタ係数としてマッチドフィルタ7の係数メモリに設定される。また、送信信号と略同じ波形の送信パルスが振動子1から送信され、エコー信号が振動子1で受信される。補正フィルタ6は、A/D変換器5でデジタル化されたエコー信号に対して、ダイナミックレンジを拡大する補正および波形歪みを除去する補正を施す。マッチドフィルタ8は、補正フィルタ6で補正されたエコー信号と係数メモリに設定された参照信号との相関演算を行うことにより、パルス圧縮されたエコー信号を出力する。 (もっと読む)


空間を表わす情報を生成するため、同一アレイまたは合成送波開口処理(72)が1つの次元で実施され、ビーム化(68)がもう1つの次元で実施される。例えば、送波開口は、方位角において集束するが、仰角においては集束しないかまたは発散する。多次元アレイ(12)は反射エコーを受波する。エコーは、サブアレイによって方位角において集束するようにビーム化される。結果として生じる、部分的にビーム化された情報は、少なくとも仰角におけるビーム化(72)を仕上げるため、プローブハウジング(10)から映像システムに供給される。 (もっと読む)


【課題】超音波診断において、カラードプラのフレームレートの向上を図る新たな技術を確立する。
【解決手段】TxDBF(送信ビームフォーマ)12,14は、互いに異なる方向に対し同時に送信するパルス型超音波を生成する。そして、圧電素子アレイ22は、対応する超音波送信を行うとともに、その反射波を受信する。この一連の処理を方向を固定して複数回繰り返すことで、各方向について複数回分の受信信号が取得され、その位相関係の解析に基づいて空間速度分布が得られる。同時に異なる方向に送信するパルス型超音波の波形は、少なくとも中心周波数が互いに等しくなるように設定されている。これにより、中心周波数に応じて変化するドプラシフト周波数の特性が共通化されるため、エリアジング処理等の受信処理が簡略化される。 (もっと読む)


本発明は、患者の毛細血管内の造影剤のほぼ全てのマイクロバブルが排除され、且つ超音波撮影に応答する組織信号が抑圧される、細動脈内の造影剤のマイクロバブルを超音波撮影する方法及び装置を提供する。この方法及び装置は、ストレス試験を必要とせずに冠動脈疾患を検出する超音波撮影を可能にする。
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本発明は、対象に超音波ビームを送信し対象から反射されたエコーを検知する超音波トランスデューサアレイを用いて対象を画像化する方法および装置である。前記ビームの各々は、それに隣接するビームと第1の所定距離はなれている。前記対象からの複数のエコー群を受信する。前記エコー群の各々は、前記送信された複数の超音波ビームの1つに対応する。前記エコーの各々は、対応する超音波ビームから前記第1の所定距離より小さい第2の所定距離だけ離れている。超音波ビームに対応する前記受信したエコーは、隣接する超音波ビームに対応する前記受信したエコーと大きく重なり合うように、前記送信された複数の超音波ビームが構成される。エコーからBモードデータを取得するために前記受信したエコーの少なくとも一部を処理する。また、エコーからBフローデータを取得するために、前記重なり合った受信エコー間の差を決定することにより、前記受信したエコーの重なり合ったペアを処理する。
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