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Fターム[4C601HH10]の内容

超音波診断装置 (54,713) | 送受信制御(ビームフォーミング) (2,657) | 送信波発生 (997) | パルス (862) | 分散圧縮方式 (100) | チャープパルス (44)

Fターム[4C601HH10]に分類される特許

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【課題】連続波を利用して目標位置からドプラ情報を抽出する技術において、必要とされるドプラ情報を適切に抽出する。
【解決手段】Bモード画像110内に破線で示すビームカーソルが表示され、ビームカーソルが所望の診断部位を通るように設定され、さらにビームカーソル上において所望の深さにドプラカーソル111が設定され、また、ドプラカーソル111の選択幅が設定される。この選択幅に応じてFMCWにおける周波数偏移Δfが決定される。そして、変調連続波の変調周波数の1周期に対応する深さが目標位置の深さdとなるように、変調周波数fmが設定される。例えば、超音波が深さdまでの距離を往復する間に、変調連続波の周波数が丁度1周期だけ変化するように変調周波数fmが設定される。これにより、ドプラ周波数が変調周波数fmを超えないように変調周波数fmをできる限り大きく設定することができる。 (もっと読む)


【課題】外部からの加圧量には依存せずに、超音波を用いて粘弾性特性を測定する。
【解決手段】組織の粘弾性特性を生体内で測定するようにプログラムされたプロセッサにより実行される命令を表すデータが記憶された非揮発性のコンピュータ可読記憶媒体であって、異なる複数の時点に1つの周波数範囲に属する異なる複数の周波数のサイクルを含む振幅位相変調された波形を患者体内の組織へ送信するための命令と、振幅位相変調された波形に応答して組織の変位を時間の関数として計算するための命令であって、変位を組織の走査から計算する命令と、経時的変位にフーリエ変換を適用するための命令と、剪断波動方程式のフーリエ変換と経時的変位のフーリエ変換とから粘弾性特性を決定するための命令とを有する、コンピュータ可読記憶媒体。 (もっと読む)


【課題】超音波伝搬媒体の非線形音響特性、さらには超音波トランスデューサの伝達特性や超音波伝搬特性をも考慮した超音波伝搬時間計測を行うことによって高精度に計測方法および装置を提供する。
【解決手段】送信部110により送信パルス信号Vtrans(t)を発生し、送信用超音波トランスデューサ130により超音波パルス信号S(t)に変換して測定対象の超音波伝搬媒体10に入力し、前記超音波伝搬媒体10を介して伝搬される前記超音波パルス信号S(t)を受信用超音波トランスデューサ140により受信し増幅して受信パルス信号Vrec(t−τ)を得て、信号処理部170において、前記超音波伝搬媒体10が有する非線形性を考慮した参照信号と被参照信号との間で相互相関処理をすることによって、前記超音波伝搬媒体10を介して伝搬される超音波パルス信号S(t)の送受信間の時間間隔を超音波伝搬時間として検出する。 (もっと読む)


【課題】受信感度の向上と符号化サイドローブの低減をバランスよく行って正確な診断に寄与することができる超音波診断装置を提供する。
【解決手段】送信部12は、駆動信号を複数のパルス数からなるパルス信号に符号化して振動子2aに供給する。そして、画像処理部14は、受信部13によって受信した受信信号に対してパルス圧縮を行って復号化する。そして、画像処理部14は、復号化された受信信号に基づいて被検体内の画像データを生成する。そして、制御部18は、フレームの異なる複数の画像データから被検体内の体動情報を測定する。そして、制御部18は、体動情報の測定結果に基づいて、送信部12による駆動信号の符号化を行うためのパルス信号のパルス数を決定する。そして、送信部12は、駆動信号を制御部18によって決定されたパルス数のパルス信号に符号化する。 (もっと読む)





【課題】超音波画像診断装置の距離分解能および方位分解能を向上する。
【解決手段】受信超音波信号を処理する回路14において、送信パルスと同じ基本周波数f1の成分をマッチトフィルタから成る相関部F1で抽出する一方、被検体の非線形歪みによって発生する高次調波f2,f3,…の成分は1または複数のBPFF2,F3,…で抽出し、係数器K1,K2,…で所定の計数k1,k2,…を乗算した後加算し、画像処理に使用する。したがって、基本周波数成分に対して相関処理を行うことでS/Nを向上でき、さらにパルス圧縮効果によって信号の検出能力を大きくでき、ペネトレーション(深さ方向の距離分解能)を向上できるとともに、ノイズとのコントラストも向上できる。また、相関処理は、送信信号自体を参照信号として使用可能な基本周波数成分のみとし、高次調波に対しては作成の容易な旧来のBPFを用い、方位分解能も向上できる。 (もっと読む)


【課題】チャープ波を送信し、受信信号のパルス圧縮処理を行う超音波診断装置において、生体組織の周波数依存減衰を考慮して適切なパルス圧縮処理が行われるようにする。
【解決手段】補正部18においては減衰係数決定部20から出力される減衰係数αに基づいて、受信信号に対して周波数特性を補正する処理を実行する。そのような補正後の受信信号がパルス圧縮処理される。減衰係数を試行的に変化させながら、パルス圧縮後の画像についての評価値を取得することにより、それらの評価値の中から最良の評価値が特定され、その評価値を取得した時点の減衰係数が特定される。その特定された減衰係数に基づいて実際の超音波診断で用いられる周波数特性補正関数が設定される。 (もっと読む)


画像をレンダリングするために、複数の探触子ヘッドを含み、探触子のすべての素子を使用することにより、超音波撮像探触子の有効開口を増加させることは、生成された画像の横方向解像度を大幅に改善することができる。画像をレンダリングするためには、素子のすべての相対的な位置を正確に知る必要がある。較正すべき探触子組立体が試験ブロックの上に配置され、且つ試験ブロックを介して超音波センサへと超音波パルスを送信する較正装置が述べられる。試験すべき探触子中の素子のいくつか又はすべてにより超音波パルスが送信されると、波形の到達した差分移動時間が正確に測定される。これらの測定から、探触子素子の相対的な位置が計算され、また探触子を位置合せすることができる。 (もっと読む)


【課題】超音波診断装置において、距離分解能を向上する。
【解決手段】送信部は、(a)のように同じ包絡線で360°/N(図では3)ずつ相互に位相をずらしたパルスを一定間隔で連続して被検体内へ送信し、それによる(b)のような反射波を受信部で受信し、相関部が、N個分のパルス成分をPSK符号として、(d)のように送信信号(基本波)との間で順次相関処理を行い、αのように最も相関値が高くなる期間Wを判定する。一方、高調波を抽出するために、(d)のように別の参照信号との相関値を求めており、βのような期間Wの相関値から、高調波成分を抽出する。したがって、相関処理による符号検出を用いることで、非線形歪み成分が戻ってきたタイミングを正確に検出でき、距離分解能を向上できるとともに、そのタイミングで成分抽出を行うことで、非線形歪み成分も高精度に抽出し、方位分解能も向上できる。 (もっと読む)


【課題】超音波チャープパルスの送信条件を実際の測定環境に応じて適応的に設定できる超音波診断装置を提供する。
【解決手段】テストモード制御部22は、チャープの中心周波数等の送信条件を変えながら、送信条件ごとに超音波探触子10に超音波チャープパルスを送受波させる。ΔE演算部38は、パルス圧縮フィルタ28の前後での受信信号のエネルギーの減少量ΔEを計算する。テストモード制御部22は、試した複数の送信条件の中でΔEが最少となる送信条件を診断モード制御部20に通知する。診断モード制御部20は、通知された送信条件にしたがって超音波探触子10に送受波を行わせ、パルス圧縮フィルタ28にその送信条件に応じたパルス圧縮条件で受信信号をパルス圧縮させる。 (もっと読む)


【課題】受信超音波信号を所定の参照信号との相関処理(マッチトフィルタ処理)を行うことによって、受信波のパルス圧縮を行う超音波画像診断装置において、時々刻々と変化している被検体の状態や関心領域に対応する。
【解決手段】相関部4に前記参照信号の係数列から成るテンプレートを設定するコントローラ10に、テンプレート最適化部23および更新制御部24を設け、入力操作部25からユーザが画質アップを要求している間、および出力信号(t)をモニタし、現在のS/Nから自動判定して、更新(最適化)した方が望ましい状況で、更新制御部24は前記テンプレート最適化部23に更新のトリガを与える。したがって、テンプレートを、デフォルト値から、或いは一旦変更された値からさらに、最適化アルゴリズムに従って逐次最適化させ、時々刻々と変化している被検体の状態や関心領域に対応することができる。 (もっと読む)


【課題】造影剤特異的な信号抽出と画像化を行う超音波造影撮像法において、フレームレート、空間分解能、造影剤選択性の3つの特性すべてにおいてバランスのとれた撮像を行う。
【解決手段】時間とともに周波数の上がっていく第一のチャープ信号と、これを時間軸上で反転した第二のチャープ信号を用い、それぞれで送受信を行い、チャープ信号をパルス信号と符号化列に分解したときの符号化列に対応したデコードフィルタを保持したデコード部13を備え、このデコードフィルタを二つのチャープ信号に対する受信エコーに適応し、二つのデコードフィルタ出力を減算器14に通して差分をとることにより、造影剤選択性と空間分解能を両立する。 (もっと読む)


【課題】光超音波断層画像化装置において、装置を低コスト化する。
【解決手段】測定光Lを射出する光発生手段121と、測定光Lを被検部150に照射する光照射手段122と、測定光Lの照射によって被検部150内に生じる超音波Uを検出する超音波検出手段132と、超音波検出手段132により検出された超音波Uの受信信号に基づいて、被検部150の断層画像を取得する断層画像取得手段130とを備える光超音波断層画像化装置において、
光発生手段121を、測定光Lとして、1〜100nsecのパルス幅を有するパルス光が複数並んだパルス列を射出するよう構成し、断層画像取得手段130を、パルス列Lの送信信号と受信信号との相関処理によって、処理された受信信号を生成し、この処理された受信信号に基づいて被検部の断層画像を取得するものとする。 (もっと読む)


【課題】連続波を利用して目標位置からの生体内情報を抽出する技術において抽出の精度を高める。
【解決手段】FMCWクラッタ72には、体表付近からの大きな反射電力の影響を受けたクラッタ電力極大領域が存在し、また、深さ依存減衰の影響で減少した微小クラッタ領域が存在する。送信信号の周期性と位置選択の周期性のために、クラッタ電力極大領域と微小クラッタ領域が、深さ方向に沿って周期Tで繰り返し出現する。本発明においては、目標位置にクラッタ電力極大領域が重ならないように、変調波の周期Tを調整して目標位置からクラッタ電力極大領域をずらすことにより、目標位置において不要信号を低減させて目標位置からドプラ信号を抽出する。 (もっと読む)


【課題】連続波を利用して目標位置からの生体内情報を抽出する技術において抽出の精度を高める。
【解決手段】FM変調器20は、変調波生成部24から供給される変調信号を用いて、RF波発振器22から供給されるRF波に対して周波数変調を施すことにより、FM連続波を発生する。送信ビームフォーマ14および受信ビームフォーマ16は、ドプラ信号が選択的に抽出される目標位置を焦点とするように超音波ビームを形成する。FM変調器20から出力されるFM連続波は、遅延回路25において遅延処理され、一方の信号がミキサ32へ直接的に供給され、他方の信号がπ/2シフト回路26を経由してミキサ34へ供給される。遅延回路25は、FM連続波に対して、生体内の目標位置の深さに応じた遅延処理を施す。これにより、ドプラ情報解析部44において、目標位置からのドプラ情報が選択的に抽出される。 (もっと読む)


【課題】3次以上の高調波成分をより高いS/N比で取得し、高分解能の画像を得る。
【解決手段】本発明の超音波診断装置Sは、超音波探触子2と、被検体内に超音波探触子2から第1超音波信号を送信するための送信部12と、超音波探触子2で超音波を受信するための受信部13と、受信部13で受信された第2超音波信号に基づいて被検体内の画像を形成する画像処理部15とを備える超音波診断装置において、受信部13の出力と予め設定された参照信号との相関処理を行うことによって3次以上の高調波成分を抽出する相関部14をさらに備え、前記超音波探触子2における受信素子を、容量性微細加工超音波トランスデューサー(cMUT)から構成し、前記相関部14を、CCD原理に基づくアナログ積和演算デバイスから構成する。したがって、微弱な3次以上の高調波成分をより高いS/N比で取得でき、高い鮮鋭性(分解能)を有する画像を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】3次以上の高調波成分をより高いS/N比で取得し、高分解能の画像を得る。
【解決手段】本発明の超音波診断装置Sは、超音波探触子2と、被検体内に超音波探触子2から第1超音波信号を送信するための送信部12と、超音波探触子2で超音波を受信するための受信部13と、受信部13で受信された第2超音波信号に基づいて被検体内の画像を形成する画像処理部15とを備える超音波診断装置において、受信部13の出力と予め設定された参照信号との相関処理を行うことによって3次以上の高調波成分を抽出する相関部14をさらに備え、前記超音波探触子2における受信素子を、圧電セラミックスと高分子とを有してなるコンポジット圧電体から構成し、相関部14をCCD原理に基づくアナログ積和演算デバイスから構成する。したがって、微弱な3次以上の高調波成分をより高いS/N比で取得でき、高い鮮鋭性(分解能)を有する画像を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、第1超音波信号を基本波とした場合に第2超音波信号の基本波成分および高調波成分に基づいて被検体内の画像を形成し得る超音波診断装置を提供する。
【解決手段】本発明の超音波診断装置Sは、被検体内に第1超音波信号を送信するための送信部12と、超音波を受信するための受信部13と、第1超音波信号を基本波とした場合に該基本波を参照信号として、受信部13の出力と参照信号との相関処理を行うことによって、第1超音波信号に基づく前記被検体内から来た第2超音波信号の基本波成分を、受信部13の出力から検出する相関部14と、相関部14の出力から第2超音波信号の高調波成分を検出する高調波検出部15と、第2超音波信号の基本波成分および高調波成分に基づいて被検体内の画像を形成する画像処理部16とを備える。 (もっと読む)


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