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Fターム[4C601JB08]の内容

超音波診断装置 (54,713) | 信号処理回路 (4,121) | 遅延回路(送受信含む) (300) | 多段階に分けて遅延するもの (33)

Fターム[4C601JB08]に分類される特許

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【課題】 超音波診断装置のプローブに含まれる複数の振動子間の位置関係が固定されていなくても、簡単な構成で適切なビームフォーミングができるようにする。
【解決手段】 受信BF部は、相対位置が固定されていない複数の振動子のうち、送信対象の振動子から送信された超音波の複数の振動子における反射波の信号の各位相差と、複数の振動子の配列が基準配列であると仮定した場合の複数の振動子における反射波の信号の既知の各位相差との差分に基づいて、複数の振動子間の相対的な位置ずれを示す位相差を算出する。遅延計算部は、位相差算出部により算出された位相差に基づいて、ビームフォーミングで用いる、複数の振動子の各々の遅延量を計算する。本技術は、超音波診断装置に適用することができる。 (もっと読む)


【課題】配線を複雑化せずに、グループの送信遅延時間を振動子に適切に割り当てることが可能な超音波診断装置を提供する。
【解決手段】実施形態の超音波診断装置は、複数の振動子、タイミングパルス発生手段、スイッチ手段、及びスイッチ制御手段を有する。振動子は超音波が送信される。タイミングパルス発生手段は、各振動子に対応するチャネルに遅延時間に基づくタイミングパルスを出力する出力端子を有し、複数の出力端子が二以上の所定数ずつの出力端子のグループに分割され、前記グループ毎に所定の時間範囲内の前記送信遅延時間を生成する。スイッチ手段は、チャネルと出力端子とを選択的に接続させる。スイッチ制御手段は、複数のチャネルを所定数と同数ずつのチャネルの領域に分割し、チャネルと出力端子とを接続させることにより、グループと領域とを対応させるようにスイッチ手段を制御する。 (もっと読む)


【課題】各振動子間の遅延量の差が小さい場合であっても、タップ集中に伴う受信信号の飽和やアーチファクトの発生を防止する。
【解決手段】複数の超音波振動子と、複数のタップと、遅延量算出部と、チャンネル分配部と、遅延処理部と、を備えた超音波診断装置である。遅延量算出部は、第1の遅延量を算出する。チャンネル分配部は、第1の遅延量の中から最小遅延量及び最大遅延量を特定する。またチャンネル分配部は、最小遅延量から最大遅延量までの範囲をタップの数で分割しそれぞれをタップと対応付ける。またチャンネル分配部は、超音波振動子から出力される信号を、対応する第1の遅延量を含む分割された範囲が対応付けられたタップに入力する。遅延処理部は、タップとあらかじめ設定された第2の遅延量とを対応付け、タップそれぞれに入力された信号に対し、対応付けられた第2の遅延量に基づき遅延処理を施す。 (もっと読む)


【課題】超音波検査のワークフローの改善。
【解決手段】2次元振動子アレイ41は、被検体に向けて超音波パルスを送信するための複数の送信素子と、前記被検体からの超音波エコーを受信して前記受信された超音波エコーを前記第1の個数のチャンネル信号に変換するための第1の個数の受信素子とを有する。前処理部421,422は、第1の個数のチャンネル信号を前処理し、第1の個数の前処理されたチャンネル信号を発生する。接続切替え部423は、第1の個数の前処理されたチャンネル信号を、第1の個数よりも少ない第2の個数の出力チャンネル信号に統合する。 (もっと読む)


【課題】光音響画像と超音波画像とを生成する生体情報画像化装置において、双方の画像を高い分解能で生成可能とする。
【解決手段】超音波探触子103は、複数のプローブ素子を含む。第1の位相整合加算部108は、光音響素子データメモリ107から光音響信号を読み出し、第1の位相整合範囲で位相整合加算する。画像処理部109は、位相整合加算されたデータに基づいて光音響画像を生成する。第2の位相整合加算部111は、信号取込み部106でサンプリングされた反射音響信号を第2の位相整合範囲で位相整合加算する。画像処理部112は、位相整合加算されたデータに基づいて超音波画像を生成する。第1の位相整合範囲は、第2の位相整合範囲よりも広い。 (もっと読む)


【課題】超音波の送受信を行うための回路を備えた超音波プローブと、超音波の送受信を行うための設定データを超音波プローブに送る超音波診断装置本体部との間において、超音波プローブと超音波診断装置本体部とを接続するためのケーブルの本数がより少なくて済む超音波診断装置を提供する。
【解決手段】超音波プローブ4は、送信遅延回路42及びパルサ43を含む送信系回路と、LNA46及びサブアレイビームフォーマ47を含む受信系回路とを備えている。超音波診断装置本体部1は、パワーライントランシーバI/F15を介して設定データをDC電源に重畳させて、電源ラインLを通して設定データを超音波プローブ4に送る。超音波プローブ4は、電源ラインLを通ってきた設定データを、パワーライントランシーバI/F48を介して受信する。設定データは、送信系回路及び受信系回路に設定される。 (もっと読む)


【課題】軽量超音波撮像システムを提供する。
【解決手段】携帯式超音波撮像システム(10)は、携帯式の電池電源のデータプロセッサー(14)にケーブル(16)で組み合わせられたスキャンヘッド(12)及び表示ユニットを備える。スキャンヘッドの外枠(12)は超音波変換器のアレイ及びこれと組み合わせられた回路を収容し、この回路には超音波パルスを送信する送信モードにおいて使用されるパルス同期回路、及び撮像されている対象領域から戻ってくる反射超音波信号を動的に収束させるために受信モードにおいて使用されるビーム形成回路が備えられる。 (もっと読む)


【課題】2Dアレイ振動子を備えた三次元超音波診断装置において、サイドローブを低減すると共に、構成及び制御を簡易化する。
【解決手段】2Dアレイ振動子16上に設定されるサブアレイパターンは、中央サブアレイAと、それを取り囲み、複数の互いに密集した複数のサブアレイにより構成されるサブアレイ集団B〜Eと、からなる。各サブアレイ集団B〜Eは、内接サブアレイSAb1,SAc1,SAd1,SAe1と、中央サブアレイAに対してギャップ領域100b〜100eを介して隣接するサブアレイSAb2,SAc2,SAd2,SAe2と、を有する。これにより、それらのサブアレイ集団B〜E内に集団内不揃いが生じている。4つのサブアレイ集団B〜Eにおける隣接相互間の境界線x1,y1,x2,y2に着目すると、各境界線上に不揃い(集団間不揃い)が生じている。4つの集団内不揃いと4つの集団間不揃いとによりサイドローブを低減できる。 (もっと読む)


【課題】複数の振動素子の遅延処理に関する改良技術を提供する。
【解決手段】サブアレイ処理部20は、多段に縦続された複数の選択遅延回路SD1〜SD7で構成されている。各選択遅延回路SDは、遅延素子を通る遅延経路と、遅延素子を通らないバイパス経路と、これらの経路を選択するスイッチを備えている。受信時においては、振動素子12a〜12hの各々から得られる受信信号が、各段において選択的に遅延経路またはバイパス経路を通り、多段に亘って選択的な動作が進められ、最終的に選択遅延回路SD7の出力として、1つのチャンネルに纏められる。送信時においては、1つのチャンネルに対応した送信信号が選択遅延回路SD7に供給され、受信時とは逆の経路を辿り、多段に亘って選択的な動作が進められ、最終的に複数の振動素子12a〜12hの各々に対して遅延処理後の送信信号が供給される。 (もっと読む)


【課題】アレイ振動子のグルーピング処理に関する改良技術を提供する。
【解決手段】2Dアレイ振動子10は、複数の振動素子12で構成されて複数のサブアレイ1〜Nに区分けされる。複数のサブアレイ1〜Nの各々に対して、複数の遅延素子22を介して、スイッチング回路30が設けられる。各スイッチング回路30は、対応するサブアレイに含まれる複数の振動素子12を複数の素子グループに纏めるグルーピング処理を行う。各スイッチング回路30は、超音波ビームを形成する際の遅延量が互いに近接する複数の振動素子を同一の素子グループとするようにグルーピング処理を行う。複数の遅延素子22は、同一の素子グループに纏められる複数の振動素子12に関する遅延量のばらつきを補償する。 (もっと読む)


【課題】超音波プローブに対して供給された離散的な遅延時間を有する駆動信号に基づいて正確な遅延時間を有する合成駆動信号を生成する。
【解決手段】超音波プローブ3において2次元配列されたMx個の振動素子を駆動して被検体の体内へ超音波パルスを送信する際、超音波プローブ3の信号選択部32は、その遅延時間がΔτで量子化された状態で装置本体1の送受信部2から供給されるMo(Mo≪Mx)チャンネルの駆動信号の中から、前記振動素子の駆動に要求される正確な遅延時間(理想遅延時間)に最も近い遅延時間を有する2つの隣接駆動信号を各々の振動素子に対して選択する。次いで、重荷付け部33は、選択された隣接駆動信号の各々に対し可変容量デバイスを用いた重み付け処理を行ない、合成・分配部34は、重み付け処理された隣接駆動信号を加算合成して前記理想遅延時間を有する合成駆動信号を生成する。 (もっと読む)


【課題】チャンネルリダクションを実現する改良された構成を提供する。
【解決手段】第1クロスポイントスイッチ20内において、複数の振動素子12に対応した複数の素子信号線と、複数の素子グループに対応した複数のグループ信号線22が、互いに交差するように配置され、1つの素子グループに纏められる複数の振動素子12が同一のグループ信号線22に電気的に接続される。第2クロスポイントスイッチ30内において、複数の第1クロスポイントスイッチ20から得られる複数のグループ信号線22と、複数のチャンネル1,2,3,・・・,Mに対応した複数のチャンネル信号線32が、互いに交差するように配置され、1つのチャンネルに対応付けられる複数のグループ信号線22が同一のチャンネル信号線32に電気的に接続される。 (もっと読む)


【課題】小規模な遅延調整回路と少量の遅延調整メモリ容量でビーム成形可能な超音波受信ビーム成形装置を提供する。
【解決手段】複数チャンネルの超音波受信素子によって受信される超音波信号の位相ずれを調整して加算する超音波受信ビーム成形装置であって、前記複数チャンネルを所定数(3以上の整数)のチャンネルを1グループとする複数のグループに分けて、各グループ内の信号を整相加算する複数の第1整相加算手段と、前記第1整相加算手段の出力信号を整相加算する後段整相加算手段と、を備える。後段整相加算手段は、1段又は複数段の整相加算手段のいずれにより構成してもよい。 (もっと読む)


【課題】超音波ビーム成形装置にて用いられる遅延量調整メモリの容量を低減させる。
【解決手段】遅延調整メモリを2つの信号処理経路間で共有し、遅延時間の早い信号処理経路の信号を遅延調整メモリにて遅延調整し、遅延時間の遅い方の信号処理経路の信号を遅延調整メモリを介さず、後段の演算部に直接入力し、超音波受信ビーム成形処理を行う。 (もっと読む)


本発明は、走査ヘッドが、遠方場のサブアレイビーム形成を行うビーム形成器回路か、又は選択された素子を駆動する回路を選択するスパースアレイか、何れかを有する超音波画像形成システムに関する。第2段階ビーム形成システムと共に使われる時、3次元超音波画像が発生される。
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【課題】様々なトランスデューサアレイタイプ及び処理技術が容易に機器構成可能で、プロセッサ及びソフトウェアの拡張を容易に収容可能な携帯用の画像形成システムを提供する。
【解決手段】携帯用、機器構成可能な超音波システム100は超音波プロセッサ102に接続され、超音波画像を展開するフェーズド超音波トランスデューサアレイ200を使用する。セクタフェーズドアレイと共に使用される時、本超音波システム100は、トランスデューサアレイ200におけるそれぞれの要素に関連付けられた処理チャネルを使用し、リニア又はカーブドリニアトランスデューサアレイと使用する時は、トランスデューサアレイよりも少ない処理チャネルを使用して、超音波画像を形成する。超音波プロセッサ102は、スケーラブルであり、プロセッサ、ソフトウェア及びトランスデューサアレイのバラエティを使用して、多数の異なる超音波画像を形成することができる。 (もっと読む)


【課題】超音波プローブの温度上昇を小さく抑える。
【解決手段】超音波プローブ3は、超音波を電気的な受信信号に変換する振動子を複数含んだ振動子群27と、受信信号に対して受信処理を施す複数のLNA29およびサブアレービームフォーマ30などの受信回路と、シーケンス制御部31およびバイアス制御部32とを備える。シーケンス制御部31およびバイアス制御部32は、所定期間において動作を停止するようにLNA29およびサブアレービームフォーマ30を制御する。 (もっと読む)


【課題】チャネルとスキャンラインデータ形成部との間のデータライン数を減少させてチップ構造を単純化させることができる超音波診断装置及びそれを用いたスキャンラインデータ形成方法を提供する。
【解決手段】スキャンラインデータ形成部に含まれる多数のサブスキャンラインデータ形成部のうちの一部のみチャネルから受信データを直接受信し、隣接するサブスキャンラインデータ形成部間に別途のデータラインを備えて全てのサブスキャンラインデータ形成部に受信データが転送されるようにする。 (もっと読む)


【課題】 受信信号に遅延を与える処理を効率的に行うことにより、消費電力の減少、サイズの縮小またはコストの低下を図る。
【解決手段】 選択加算回路7aは、複数の受信信号のそれぞれをグループに振り分け、グループ毎に受信信号を加算してグループ毎のグループ加算信号を得る。デジタル遅延加算器7pは、グループ加算信号を各グループに応じたそれぞれ異なる遅延量で遅延させた上で加算して1本の遅延加算信号を得る。 (もっと読む)


【課題】スペックルノイズを低減すると共に超音波画像の画質を向上させることを可能とする超音波診断装置を提供する。
【解決手段】整相周波数設定部11は、複数の整相周波数を選択して決定し、受信信号を複数の整相周波数の帯域信号に分割する。遅延量補正部8は、フォーカス点と振動子2の各チャンネルとの間の距離差に応じて遅延処理を行う。整相処理部14は、整相周波数毎に振幅重み付け処理及び開口幅決定処理を行う。チャンネル加算部15は、チャンネル毎及び整相周波数毎に整相された整相データを加算処理して整相データを出力する。帯域信号取得部16は、整相データを複数の中心周波数の帯域信号に分割する。帯域信号加算部17は、中心周波数毎に振幅重み付けあるいはフィルタ処理を行って加算処理を行い、超音波ビーム信号を出力する。 (もっと読む)


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