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Fターム[4D006MC56]の内容

半透膜を用いた分離 (123,001) | 膜の材質 (18,800) | 高分子有機材料 (15,071) | 主鎖に窒素を有するもの (2,310) | ポリアミド (1,264) | 表面重合による架橋ポリアミド (137)

Fターム[4D006MC56]に分類される特許

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【課題】本発明は、ポリアミド逆浸透複合膜及びその製造方法に関するものである。
【解決手段】本発明のポリアミド逆浸透複合膜は、多孔性ポリスルホン支持体を、2重量%のメタフェニレンジアミン(MPD)及び0.1重量%のジ(エチレングリコール)ヘキシルメチルエーテルを含有する水溶液にコーティングした後、余剰の溶液を除去し、コーティングされた支持体を8〜12個の炭素原子を有するアルカン混合物のうち0.1重量%のトリメソイルクロライド(TMC)の有機溶液に浸漬し、前記余剰の有機溶液を除去し、結果として形成された複合膜を風乾し、塩基水溶液で洗浄する界面重合を通したポリアミド逆浸透複合膜を製造する。前記方法で製造された逆浸透複合膜は、塩化ナトリウム(NaCl)2,000ppm濃度の流入水で、225psiで加圧透過した実験によって、21.3gfdの透過流量及び98.9%の塩排除率を示した。 (もっと読む)


【課題】新規のポリアミド逆浸透複合膜を提供する。
【解決手段】本発明によるポリアミド逆浸透複合膜は、(a)微細多孔性支持体と、(b)前記微細多孔性支持体上のポリアミド層と、(c)前記ポリアミド層上に施される親水性コーティングとからなり、前記親水性コーティングは前記ポリアミド層に親水性化合物が共有結合されて形成され、前記親水性化合物は(i)前記ポリアミド層に直接に共有結合される少なくとも1つの反応性基を含み、前記少なくとも1つの反応性基は少なくとも1つの1次アミンと2次アミンであり、(ii)少なくとも1つの非末端ヒドロキシ基からなり、前記親水性コーティングはX線光電子分光法(XPS)により測定された窒素に対する酸素の割合(O/N)が1.6以上であり、ゴニオメータで測定された水接触角が40°以下の膜表面を提供する。 (もっと読む)


サイズ排除によるろ過用の膜が、ポリマーマトリックス中に埋め込まれた開放末端ナノチューブから形成される。このマトリックスは、その厚さが、ナノチューブの平均長さよりも実質的に小さく、ナノチューブがマトリックスを通してランダムに配向することを可能にしており、一方で、分子種または粒子の大きさに基づく選択的な通過のための、この膜を通して伸びる経路を与える。
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【課題】本発明は、水処理プラントにおいて、高度処理に用いられる逆浸透膜表面に水中溶解有機物が吸着して膜性能を劣化させ、逆浸透膜モジュールの交換頻度が高いことが課題である。
【解決手段】前記課題は以下の手段によって達成される。すなわち、水中溶解有機物は疎水性の架橋ポリアミド表面との親和力で吸着することが原因の一つであるので、高エネルギー照射により膜表面を酸化させて表面を親水化して有機物の吸着を抑制する。このとき、膜性能劣化を生じないような処理条件を設定する。 (もっと読む)


【課題】 高い溶質除去性と高い水透過性を有する複合半透膜を製造する。同時に、高い生産性を簡便かつ安全な方法によって実現しうる複合半透膜を製造する。
【解決手段】 微多孔性支持膜上に多官能アミンと多官能酸ハロゲン化物との重縮合反応によるポリアミド分離機能層を設け、未反応物量を0.5g/m以下に低減した後、二酸化塩素と接触させて改質する。 (もっと読む)


【課題】 陰イオン界面活性剤の残留量が少なく、膜分離装置の運転初期においても、膜モジュールからの陰イオン界面活性剤の溶出量を極めて低く押さえることができ、異臭味や発泡を生じず、安全な飲用に供する水を製造することができる複合半透膜および複合半透膜モジュールの製造方法を提供する。
【解決手段】 多孔質支持体の表面をポリアミド薄膜で被覆した複合半透膜の製造方法であって、多孔質支持体の表面にin−situ界面重合法により、陰イオン界面活性剤の存在下に多官能アミンと多官能酸ハライドからなる架橋ポリアミド薄膜を形成させた後、アルコール水溶液で浸漬処理し、続いて50℃以上の熱水、又はアルカリ水溶液で処理し、これにより、複合半透膜に残留する陰イオン界面活性剤の量を複合半透膜重量1kg当たり5g以下に低下させることを特徴とする方法。 (もっと読む)


【課題】高い溶質除去性、高い水透過性とともに高い耐久性を有する複合半透膜の製造方法を提供する。
【解決手段】ポリアミド分離機能層を有する複合半透膜の製造方法で、微多孔性支持膜上に多官能アミンと多官能酸ハロゲン化物との界面重縮合によってポリアミド分離機能層を形成する工程Aと前記ポリアミド分離機能層を酸ハロゲン化物と反応して酸アジドを生成する試薬に接触させる工程Bを含むことを特徴とする複合半透膜の製造方法。 (もっと読む)


多孔質支持体膜上での非極性(例えば有機)相中のモノマーと極性(例えば水性)相中のモノマーとの界面重合によって製造される逆浸透膜。多孔質支持体膜上で、(a)1,3−ジアミノベンゼンを含む第1の溶液、及び(b)塩化トリメソイルを含む第2の溶液を接触させ、ここで溶液(a)及び(b)の少なくとも一方は溶液を最初に接触させる際にナノ粒子を含み、そして高透過性RO膜を回収することを含む高透過性RO膜を製造するための界面重合方法を開示する。 (もっと読む)


【課題】製膜工程における製膜原液の多孔性支持体裏面側への到達を防ぐことができ、分離機能膜と多孔性支持体との接着性が高く、さらに薄膜化が可能な分離膜を提供する。
【解決手段】裏側が粗い多孔性支持体の表側表面上に、分離機能膜が形成され、かつ、分離機能膜は多孔性支持体の内部にまで延在している分離膜であって、多孔性支持体が織布、不織布、またはネットであり、多孔性支持体の裏側の密度が表側の密度に比べて低い分離膜とする。 (もっと読む)


【課題】添加剤を使用しない場合でも、実用性のある脱塩を可能にし、高透過流束を有する複合半透膜の提供する。
【解決手段】微多孔性支持膜と架橋芳香族ポリアミドからなる複合半透膜であって、微多孔性支持膜の平均表面孔径が30nm以上40nm以下であることを特徴とする複合半透膜。 (もっと読む)


【課題】FT法において液化炭化水素の副産物として生じる副生成水を浄化して各種用途に利用可能な水とする際の設備コスト、ランニングコストの低減を図る。
【解決手段】合成ガスを用いた炭化水素の製造により得られた反応物から分離された副生成水に対して湿式酸化処理(1)を行うことにより1次処理水を得る。次いで、この1次処理水に対してクロスフロー方式で半透膜分離処理(2)を行い、浄化水を得る。この浄化水は、河川や海等に排水するものとしてもよいが、好ましくは、工業用水、灌漑用水、飲用水等として使用される。また、半透膜分離処理(2)で発生する濃縮水の一部を副生成水に返送して再び湿式酸化処理を行なう。濃縮水の残りに対して、生物処理を行うとともに固液分離を行うことにより濃縮水を浄化する。また、この生物処理された水は、例えば、半透膜分離処理(2)に返送されて、再び処理される。 (もっと読む)


【課題】 高い溶質除去性、高い水透過性とともに高い耐久性を有する複合半透膜の製造方法を提供する。
【解決手段】 微多孔性支持膜上に多官能アミンと多官能酸ハロゲン化物との界面重縮合によってポリアミド分離機能層を形成する工程Aと、前記ポリアミド分離機能層をヒドラジンと接触させてヒドラジドととする工程Bと、その後、ヒドラジドと反応して酸アジドを生成する試薬に接触させる工程Cを含む製造方法。 (もっと読む)


本発明は、以下の構造I(式I)を有する芳香族ハロスルホニルイソシアネートを含んでなるモノマー組成物を提供する。
【化1】


式中、「m」は2〜5の整数であり、「n」は1〜5の整数であり、Arは脂肪族炭素−水素結合を含まないC3〜C40芳香族基であり、Xはハロゲンである。芳香族ハロスルホニルイソシアネートIを含んでなるモノマー組成物は、やはり本発明によって提供される膜として有用なポリマー材料を製造するのに有用である。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、耐汚染特性、特に耐微生物汚染特性に優れる複合半透膜を安価かつ簡便に製造する方法、及び該方法により製造される複合半透膜を提供することを目的とする。
【解決手段】 多官能アミン成分と多官能酸ハライド成分とを反応させてなるポリアミド系樹脂及び銀塩化合物を含むスキン層を多孔性支持体の表面に形成する工程、及び前記銀塩化合物を還元して前記スキン層中及び/又は表面に金属銀を析出させる工程を含む複合半透膜の製造方法。 (もっと読む)


【課題】本発明は、抗菌性分離膜と、その製造方法、および抗菌性分離膜の製造装置を目的とする。さらに、高い抗菌作用が持続される抗菌性分離膜、および抗菌性分離膜の製造方法を目的とする。
【解決手段】本発明の抗菌性分離膜は、抗菌性化合物が分離膜に固定されていることよりなり、前記抗菌性シラン化合物は、ポリフェノールをバインダーとして固定されていることが好ましい。本発明の抗菌性分離膜の製造方法は、抗菌性シラン化合物を含む水を分離膜に接触させることで、分離膜に抗菌性シラン化合物を固定することよりなる。本発明の抗菌性分離膜の製造装置は、抗菌性シラン化合物を含む水を分離膜に接触させる手段を有することよりなる。 (もっと読む)


【課題】使用中および保管中に膜エレメント温度や膜モジュール内部温度が使用可能温度範囲の上限および/または下限を逸脱しなかったかを事後的にかつ簡便に判別可能な膜エレメントおよび膜モジュールを提供することを目的とする。また、単に使用可能温度範囲の上限および/または下限を逸脱しなかったかだけでなく、逸脱した場合にはどの程度の逸脱であったかを知ることができる膜エレメントおよび膜モジュールを提供することを目的とする。
【解決手段】 不可逆性感熱性示温部材が設置されていることを特徴とする流体分離膜エレメント。不可逆性感熱性示温部材は、色の変化により示温すること、複数段階に示温することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】使用中および保管中に膜モジュール内部温度が使用可能温度範囲の上限および/または下限を逸脱しなかったかを事後的にかつ簡便に判別可能な膜モジュールを提供することを目的とする。また、単に使用可能温度範囲の上限および/または下限を逸脱しなかったかだけでなく、逸脱した場合にはどの程度の逸脱であったかを知ることができる膜モジュールを提供することを目的とする。
【解決手段】 容器の流体が接触する側に不可逆性感熱性示温部材が設置されていることを特徴とする流体分離膜モジュール。不可逆性感熱性示温部材は、色の変化により示温すること、複数段階に示温することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 透過膜の透過流束を高くした状態で無機物、有機物等に対する阻止率を向上させ、これらの向上効果を高い状態で維持することができ、これにより塩類、有機物、シリカ等の除去効果が高く、長期間にわたって安定処理を可能にする。
【解決手段】 ポリアミド系透過膜2を有する透過膜モジュール1の1次側3へ、硝酸または硝酸塩をNOとして1重量%以上、硫酸または硫酸塩をSOとして0.01重量%以上、および水素イオン濃度0.0001重量%以上含む酸処理液14を供給して、透過膜2を酸処理した後、分子量1000以上の荷電性または極性を有する有機化合物からなる修飾剤15、16を供給して透過膜に付着させ、阻止率向上処理を行う。 (もっと読む)


【課題】高い逆浸透圧が掛かる場合に分離膜が供給水流路材窪みへ落ち込むことによる通水阻害に起因した造水量低下を抑制する高耐久性を持つ分離膜支持体を提供する。
【解決手段】熱可塑性連続フィラメントより構成される長繊維不織布からなり、横方向の引張強度が50〜900N/5cmであり、且つ引張強度縦横比を1.0〜2.7とすることによって高い逆浸透圧が掛かる場合に分離膜が供給水流路材窪みへ湾曲することによって発生する造水量低下、または膜の破壊を抑制する高強度を有する高耐久性の分離膜支持体が得られる。 (もっと読む)


【課題】分離膜に抗菌性能を付与し、かつ抗菌作用が持続できる分離膜の改質方法、その方法により改質された分離膜、前記改質方法に使用する改質薬品、ならびに分離膜の改質を行う装置を目的とする。
【解決手段】分離膜に、重金属または重金属イオンと、シランカップリング剤とを接触させることからなり、前記重金属または前記重金属イオンは、銀または銀イオンであることが好ましく、前記シランカップリング剤は、分子構造中に窒素原子を有することが好ましい。また、前記分離膜は、逆浸透膜またはナノろ過膜であることが好ましく、スパイラル型膜エレメントであることが好ましく、芳香族ポリアミド系素材を含むことが好ましい。 (もっと読む)


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