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Fターム[4E004NB02]の内容

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Fターム[4E004NB02]に分類される特許

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【課題】種々の鋼種について、安定的かつ確実に、鋳片中心部でのセンターポロシティの発生を低減し、鋳片の内質改善効果を発揮できる小断面鋳片の連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】単孔を備えた筒状の浸漬ノズルを用いて溶鋼を鋳型内に注入し、横断面積が500cm2以下のビレットを鋳造する連続鋳造方法であって、渦流式鋳型内湯面レベルセンサを用いて鋳型内における溶鋼の湯面レベルを計測し、その計測値に基づいて湯面レベルを制御するとともに、電磁攪拌を付与して鋳型内における溶鋼の流動を調整し、メニスカスから所定の長さの範囲内に凝固末期冷却帯を設けて、鋳片の中心部固相率が0.3〜0.99までの領域が凝固末期冷却帯内に入るように鋳造速度を調整し、二次冷却帯での比水量、凝固末期冷却帯の入口における鋳片表面温度、凝固末期冷却帯での冷却水の水流密度を適正化した小断面ビレットの連続鋳造方法である。 (もっと読む)


ブルーム、スラブ、又はビレットの連続鋳造用のモールドが、モールド管(2)及び該モールド管を取り囲む支持シェル(4)を備える。モールド管(2)は、その縦方向に延びて周囲全体に分布する支持シェル(4)上に支持プロファイル(15)により支持されるとともに、縦方向に延びる接続プロファイル(20)を介して支持シェル(4)に確実に接続される。接続プロファイル(20)は、モールド管(2)の外周から外向きに、及び支持シェル(4)の内周から内向きに突出するプロファイルストリップ(21、22)としてそれぞれ構成され、これらは互いにモールドの周囲方向に空隙が存在するように係合する。この結果、熱膨張により生まれるモールド管内の圧迫、永続変形及び疲労亀裂が実質的に回避される。
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【課題】 SUJ2鋼など高炭素鋼の連続鋳造は、凝固過程で収縮量が小さく、溶鋼温度が低く、鋳片シェルとモールドの銅板間での潤滑性が低下し、連続鋳片の引抜き中にブレークアウトなどが起こり易い問題を解消するモールドパウダーを提供する。
【解決手段】 連続鋳造用のモールドパウダーの化学組成の総CaO質量%/SiO2質量%の塩基度の値を0.25〜1.0、上記化学組成のフッ素含有量が2〜5質量%、かつ、上記のパウダーの溶融スラグの1300℃の粘度が1〜3Pa・sであり、そのガラス性指標のNWi={(アルカリ金属酸化物の含有mol数)+(アルカリ土類金属酸化物の含有mol数)−Al23の含有mol数}×2/(SiO2の含有mol数+Al23の含有mol数×2)を1.3以下とするSUJ2鋼など高炭素鋼用のモールドパウダー。 (もっと読む)


【課題】具体的操業条件に基づいて、中心偏析を少なくできる高炭素鋼クロム軸受鋼の連続鋳造方法を提供することにある。
【解決手段】鋳型の上端における鋳型厚D[mm]を270〜310とし、鋳造速度Vc[m/min]を0.60〜0.80とし、比水量Wt[L/kgSteel]を0.20〜0.60とし、溶鋼過熱度ΔT[℃]を15〜45とする。メニスカス距離M[m]が24.2〜25.9の区間のロール勾配GRD[mm/m]を1.6〜3.1とし、同じく25.9〜27.5の区間は0.9〜2.8とし、27.5〜29.1の区間は0.2〜2.2とし、29.1〜30.7の区間は0.0〜1.3とする。 (もっと読む)


【課題】溶鋼のレードルにおける脱酸・脱硫精錬において、大量の塩基性スラグの廃棄、廃棄に際してスラグ中のフッ素Fの地中への溶出問題および塩基性スラグの風解現象による煤塵問題等を解決し、廃棄スラグの転用やスラグ量自体の大幅削減を図るレードル精錬方法を提供する。
【解決手段】レードル4には予め塩基度が1.5以下となる造滓材を装入しておき、溶解炉1において塩基性スラグ下で酸化精錬された溶鋼のみをレードルに出鋼し、同時に脱酸剤を投入し、減圧下でガスバブリングして溶鋼とスラグを反応させ、脱酸・脱非金属介在物を進めるが脱硫はなされなかった精錬終了後の溶鋼を特定の連続鋳造方法による鋳造機11に供し、無偏析且つ主として柱状晶から成る鋼片を製造し、S%の過剰を許容する。該連続鋳造方法は湾曲式の連続鋳造において芯部が凝固するまでに1/4円を超え3/4周まで引き上げて引く抜き、中空鋳片を形成し、圧下して中実とする。 (もっと読む)


【課題】単動形空気圧シリンダ式調節弁の制御において、弁の開閉時の動作特性が異なるために、応答遅れやハンチングが生じるのを防止し、この制御方法を連続鋳造機二次冷却水の流量制御に利用する方法を提供する。
【解決手段】単動形空気圧シリンダ式調節弁の制御に際し、動作方向の違いに応じて、違うゲインを用いる。すなわち、PID演算回路1Kにおいて流量目標値SVから流量実績値PVを差し引いた偏差をとり、偏差がゼロより大きい場合にはゲイン1を選択し、偏差がゼロないしゼロより小さければゲイン2を選択するようにして応答遅れやハンチングが生じるのを防止する。 (もっと読む)


【課題】分塊圧延時に発生するブルーム鋳片表層割れを効果的に防止する。
【解決手段】連続鋳造されたブルーム鋳片1を所定の長さに切断した後に、連続鋳造機外で冷却する方法である。ブルーム鋳片1の表面温度が1000Kの場合の熱伝達率(W/m2・K)をHw、冷却帯(熱伝達率Hw)をブルーム鋳片1が通過する時間(min)をTとした場合に、前記ブルーム鋳片1の表面温度がAr3変態点を超える温度から、Cs=Hw×Tで定義される冷却強度Csが500〜2500(W・min/m2・K)の範囲となる条件で冷却する。
【効果】高温延性が増し、加熱膨張過程の割れを防止でき、分塊圧延時に発生する鋳片表層割れを防止できる。 (もっと読む)


【課題】 複数のストランドを有する1台の連続鋳造装置を用い、高S鋼や固液共存相の広い高炭素鋼などにおいてバルジングを無くし、凝固末期の軽圧下で内部割れの防止し偏析改善を図って健全な内部組織を有する鋳片を製造しかつ鋳込速度の高速度化を図る。
【解決手段】 複数のストランドを有する1台の連続鋳造装置による鋼の連続鋳造における2次冷却帯の冷却水の比水量を、ストランド毎のバルジング量に応じて変化させ、例えば、ストランド数が3つ以上である1台の連続鋳造装置では、両端以外に位置するストランドの鋳片が相対的に温度が高く、鋳片のバルジング量が大きいことから、両端以外のストランドの比水量を、両端の2つのストランドと比較して、15〜30%増加させることで、両端以外に位置するストランドの鋳片のバルジングを抑制する。 (もっと読む)


【課題】連続鋳造設備の複数のストランドにおいて同一位置に配置されストランド毎に鋳片の搬送速度を調整しながら圧下することが可能な鋳片圧下装置を提供する。
【解決手段】鋳片14〜16を圧下する上下一対の圧延ロール17、18と、上下一対の圧延ロール17、18にその出力軸40、47が連接される減速機22、24とを有する圧下圧延手段19〜21を各ストランド11〜13に備えた連続鋳造設備の鋳片圧下装置10において、複数のストランド11〜13に配置される減速機22、23は、駆動モータ35に連結される主駆動軸23を回転入力源とし、複数の減速機22、23のうち一つを除く減速機は速度調整入力軸49を備えた差動遊星減速機とし、複数の圧下圧延手段19、21の上下一対の圧延ロール17、18を個別に速度調整可能とした。 (もっと読む)


【課題】コンパクトで安価な装置構成で、鋳片の搬送機能を有するプレス式鋳片圧下装置を提供する。
【解決手段】回転可能に保持された下ロール20と、下ロール20の直上に配置され、圧下シリンダー27によって下ロール20上に配置された鋳片18を圧下する上ロール21とを有する鋳片圧下装置10において、上ロール21の回転を、上ロール21の軸29にアーム30を介して連結され、圧下シリンダー27の圧下に合わせて駆動する液圧シリンダー32によって行ない、下ロール20は回転駆動源42によって回転駆動され、ブルーム18に送りを与えている。 (もっと読む)


【課題】分塊加熱炉装入前の鋳片表面温度を調整することにより、結晶粒の粗大化を解消し、表面割れの少ない鋼片を製造することのできる連続鋳造鋳片の製造方法を提供する。
【解決手段】(1)連続鋳造における二次冷却の比水量を0.15〜0.30L/kg−鋼の範囲として鋳造した横断面積が1200〜1800cm2のブルーム鋳片を、取鍋内の溶鋼を全てタンディッシュ内に注入完了した後、当該1チャージ分の全ブルーム鋳片を分塊加熱炉に装入完了するまでの時間であるトラックタイムを、150〜280分の範囲内として分塊加熱炉に装入することを特徴とする連続鋳造鋳片の製造方法である。
(2)前記分塊加熱炉において前記1チャージ分のブルーム鋳片の加熱のための平均重油使用量が、ブルーム鋳片1t当たり30L未満であることを特徴とする前記(1)に記載の連続鋳造鋳片の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】炭素含有量C[wt%]が0.30〜0.60であり、りん含有量P[wt%]が0.035〜0.100である鋼の連続鋳造における内部割れの発生を十分に低減できる方法を提供する。
【解決手段】鋳造速度Vc[m/min]を0.45〜0.75とし、鋳型内電磁攪拌強度M-EMS[Gauss]を140〜300とし、二次冷却帯比水量Wt[L/kgSteel]を0.24〜0.54とし、広面側の内壁面又は狭面側の内壁面1a・1aのうち少なくとも何れか一方に対して適用する鋳型内テーパTp[%/m]を0.47〜1.20とする。 (もっと読む)


【課題】 鋳型内の溶鋼流動を電磁力によって制御するために連続鋳造用鋳型の背面に設置される電磁コイルにおいて、従来に比べて鋳型鋳造方向の磁束密度分布が均一化している磁場を形成することのできる電磁コイルを提供する。
【解決手段】 本発明に係る連続鋳造鋳型用電磁コイル3は、鉄心4とこの鉄心を周回する巻線5とを備え、鋳型内の溶鋼流動を電磁力によって制御するために連続鋳造用鋳型1の背面に設置される電磁コイルであって、前記鉄心の鉛直方向の断面形状は、鉄心の鋳型と向き合う側の表面4aから鋳型の溶鋼に接触する側の表面1aまでの間隔が鉄心の鋳造方向中央部で最も大きくなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 未だ実施例の無い中空鋳片を圧接して中実鋳片を造る連続鋳造方法において、実生産規模の操業技術開発のリスクを解消する。
【解決手段】 湾曲式連続鋳造で3/4円周と直進から成る引抜軌跡において中空鋳片圧接方式が可能な設備設計を行う。該設備において鋳型寸法・形状、引抜速度を適切に設定して鋳片中心部まで完全に凝固させる。鋳造能率確保のため鋳片断面アスペクト比等を最適化する。過小円弧半径に対して曲げ歪みを解消するため圧延伸直を作用させる。
以上により従来の通常生産と、新規方法の生産を適宜切り替える。
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【課題】内部割れを防止できる、高炭素鋼の連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】2次冷却帯のロール勾配は0[mm/m]以上とする。復熱帯のロール勾配は、ロールギャップが最大となるロール対を境に前半を-0.8〜-0.4[mm/m]とし、後半を0〜0.8とする。2次冷却帯の終点のメニスカス距離を8~20[m]とし、復熱帯におけるロールギャップの最大値を2次冷却帯の終点のロールギャップよりも0.5〜5.0[mm]広くとる。鋳造速度Vc[m/min]を0.50〜0.65とし、比水量Wt[L/kgSteel]を0.25〜1.0とする。(ただし、ロール勾配は狭くなる勾配を正とした。) (もっと読む)


【課題】具体的操業条件に基づいて、中心偏析を少なくできる機械構造用鋼の連続鋳造方法を提供することにある。
【解決手段】C[wt%]を0.47〜0.60と、Si[wt%]を0.10〜0.30と、Mn[wt%]を0.50〜1.00と、Cr[wt%]を0.10〜0.30とする機械構造用鋼の中心偏析の改善は、以下のような方法で行う。鋳型厚D[mm]を350〜410とする。鋳造速度Vc[m/min]を0.50〜0.65とする。比水量Wt[L/kgSteel]を0.25〜1.00とする。過熱度ΔT[℃]を10〜45とする。メニスカス距離M[m]が10.0〜22.3におけるロール勾配GRD[mm/m]を0.0〜5.0とする。同22.3〜25.9では0.0〜0.5とする。同25.9〜27.5では1.0〜2.0とする。同27.5〜32.3では0.5〜2.0とする。 (もっと読む)


【課題】具体的操業条件に基づいて、中心偏析を少なくできるバネ用鋼の連続鋳造方法を提供することにある。
【解決手段】C[wt%]を0.55〜0.65と、Si[wt%]を1.30〜2.10と、Mn[wt%]を0.40〜1.10と、Cr[wt%]を0.10〜0.70とするバネ用鋼の中心偏析の改善は、以下のような方法で行う。鋳型厚D[mm]を350〜410とする。鋳造速度Vc[m/min]を0.50〜0.65とする。比水量Wt[L/kgSteel]を0.25〜1.00とする。過熱度ΔT[℃]を10〜45とする。メニスカス距離M[m]が10.0〜22.3におけるロール勾配GRD[mm/m]を0.0〜5.0とする。同22.3〜25.9では0.5〜3.0とする。同25.9〜27.5では1.0〜2.0とする。同27.5〜32.3では0.5〜1.5とする。 (もっと読む)


【課題】 連続鋳造において、モールドパウダーに起因する非金属介在物の欠陥が少なく、凝固シェルの再溶解による表面微小割れの少ない鋳片を安定して鋳造可能とする形状の浸漬ノズルおよびその鋳造方法を提供する。
【解決手段】 水平から上向きに5〜15°の4孔の吐出口2を持ち、モールド3内の溶鋼に浸漬したときの溶鋼表面のメニスカス4におけるノズル断面径をDmとし、吐出口でのノズル断面径をDtとするとき、Dm>Dtを満足し、連続鋳造機の長方形モールドの縦をH、横をWとするとき、吐出口2でのノズル断面径のDtは、Dt≦0.4×(H・W)1/2を満足する溶鋼の連続鋳造用の浸漬ノズル1。 (もっと読む)


【課題】Al−Si系アルミニウム合金の表面欠陥が少なく、内部組織の均一性に優れた連続鋳造方法の提供を目的とする。
【解決手段】連続鋳造方法は、鋳型内径が50〜150mmの断熱鋳型の上部にAl−Si系アルミニウム合金の溶湯を供給し、鋳型の下端部に冷却水を噴射して鋳型の下端部を局部的に冷却し、且つ鋳型の下端部から流下する水で鋳型下部から出る鋳塊を冷却することを特徴とする。また、鋳型の下部から出てくる鋳塊表面にも冷却水を噴射することで流水膜を破るように鋳塊表面を冷却し、二次冷却効果が高まり界面近傍の温度勾配を大きくすることができる。 (もっと読む)


【課題】ビレット鋳片の曲がりを生じることなく、かつA3変態温度以下の脆化温度域において発生しやすい鋳片表層部のγ粒界割れを防止できる連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】矯正部を有する連続鋳造機を用いるビレット鋳片の連続鋳造方法であって、ビレット鋳片の表面から深さ5mmの部位における温度が、A3変態温度から800℃以下まで低下する間の冷却速度が5℃/s以上、10℃/s未満となるビレット鋳片の二次冷却を、鋳型出口直下から行い、その後、鋳片を矯正するまでに、ビレット鋳片の表面から深さ5mmの部位の温度を一旦950℃以上に復熱させ、その後にビレット鋳片を矯正するビレット鋳片の連続鋳造方法である。 (もっと読む)


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