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Fターム[4F071FE06]の内容

Fターム[4F071FE06]に分類される特許

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【課題】 陰イオン交換膜型燃料電池の電解質として用いても過酸化物による劣化を防止することができる、過酸化物に対する耐酸化性に優れた高耐久性陰イオン交換膜およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 硫酸で処理した後さらに塩化物イオンを含む水溶液で処理した、過酸化物を接触分解する触媒能を有する遷移金属酸化物粒子を含有することを特徴とする陰イオン交換膜、ならびに、硫酸で処理した後、さらに塩化物イオンを含む水溶液で処理して得られたものであることを特徴とする、過酸化物を接触分解する触媒能を有する遷移金属酸化物粒子、およびそれらの製造方法である。 (もっと読む)


【課題】チオール基含有化合物で変性したスルホン酸型陽イオン交換樹脂よりなるビスフェノール化合物製造用の酸性触媒の製造方法であって、変性に用いたチオール基含有化合物の保護基であるアシル基由来の不純物のビスフェノール化合物生成反応系への混入の問題を解決することができる酸性触媒を、煩雑な操作や特別な装置を要することなく工業的に有利に製造する。
【解決手段】チオール基含有化合物のチオール基をアシル基で保護した化合物を用いてスルホン酸型陽イオン交換樹脂を変性し、該変性時および/又は変性後に該チオール基含有化合物のチオール基をアシル基で保護した化合物のチオエステル部分を加水分解する。この加水分解を40℃以上100℃以下の温度で行うことにより、短時間で効率的に加水分解を行うことができ、ビスフェノール化合物生成反応系内での保護基であるアシル基部分の加水分解に起因するカルボン酸成分およびそれによる不純物成分の混入や装置腐食の問題のない酸性触媒を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】高分子電解質の耐久性評価に有用な処理方法であって、長時間の燃料電池運転試験を行う必要がなく簡易であり、かつ燃料電池の運転状態に近い状態を再現可能な高分子電解質の処理方法を提供すること。
【解決手段】本発明はイオン交換基を含む高分子電解質の処理方法であって、高分子電解質に水、鉄イオン及び過酸化水素を共存せしめた後、該高分子電解質の水分量が20重量%以下になるまで該高分子電解質を乾燥させる方法である。また、本発明は鉄イオンを含む水溶液に高分子電解質を浸漬させたのち、該高分子電解質の重量を基準とした水分量が20重量%以下になるまで該高分子電解質を乾燥させる第1処理工程と、第1処理工程における処理を経た高分子電解質を過酸化水素水に浸漬させたのち、該高分子電解質の重量を基準とした水分量が20重量%以下になるまで乾燥させる第2処理工程とを備える処理方法である。 (もっと読む)


【課題】
本発明は、かかる従来技術の背景に鑑み、低加湿条件下において優れたプロトン伝導性を有し、固体高分子型燃料電池としたときに、長期発電耐久性を達成することができる高分子電解質材料および高分子電解質膜の製造方法を提供せんとするものである。
【解決手段】 少なくとも2種類のイオン性基密度の異なるポリマーAおよびポリマーBをブレンドする高分子電解質材料の製造方法であって、少なくともポリマーAが加水分解性基を有する芳香族ポリエーテルケトンであり、ポリマーAのイオン性基密度をX、ポリマーBのイオン性基密度をY、ブレンド後のイオン性基密度をZとした時、Xは1.5mmol/g以下、YはX+0.5mmol/g以上、ZはX+0.2mmol/g以上となるようにブレンドすることを特徴とする芳香族ポリエーテルケトン高分子電解質材料の製造方法。 (もっと読む)


【課題】プロトン伝導性の高いプロトン交換膜の組成を提供する。
【解決手段】プロトン交換膜の組成は、DB(分岐度)が0.5よりも大きいハイパーブランチポリマーを含む。イオン伝導性の高いポリマーが該ハイパーブランチポリマーに均一に分布される。ハイパーブランチポリマーの重量比は、プロトン交換膜の組成の固形成分含有量の5wt%以上である。 (もっと読む)


【課題】陰イオン性不純物を除去した高純度のエスエルを、効率良く得ることができる精製方法を提案することを目的とする。
【解決手段】本発明のエステルの精製方法は、陰イオン性不純物を含むエステルを、OH形強塩基性交換基を有しない塩基性陰イオン交換樹脂を用いて陰イオン性不純物を除去することよりなる。また、不活化したOH形強塩基性交換基を有する塩基性陰イオン交換樹脂を用いることができ、前記不活化はOH形強塩基性交換基を有する塩基性陰イオン交換樹脂にエステルを接触させてOH形強塩基性交換基を不活化させることが好ましく、また、中性塩を接触させてOH形強塩基性交換基を不活化させることが好ましい (もっと読む)


【課題】イオン伝導膜の選択された領域をイオン非伝導性となるように不活性化させた膜を含む燃料電池を提供する。
【解決手段】膜30は、膜30の活性領域30aを通じてプロトンを伝導することができる中央の活性領域30a(イオン伝導性)と、活性領域30aの周りを囲み膜30の不活性化領域30bを通じてのプロトンの伝導を妨害する不活性化端領域30b(イオン非伝導性)とからなる。さらに、膜30の一表面に隣接する端領域を有するカソード触媒層、及び膜30の別の表面に隣接する端領域を有するアノード触媒層を含み、カソード層及びアノード層の端領域が膜30の不活性化領域30bに隣接して配置される。 (もっと読む)


【課題】高プロトン伝導性、耐膨潤性、かつ加工性にも優れた高分子電解質膜の製造に好適な新規構造のポリマー及びその用途の提供。
【解決手段】ポリマー分子中に、(A)下記化学式1で表される構造と、(B)下記化学式2で表される構造と、(C)光架橋性基とを有し、かつ(D)YがHの場合において軟化温度が250℃以下であるスルホン酸基含有光架橋性ポリマーとそれより得られる高分子電解質膜。


[化学式1において、Xは−S(=O)−基、YはH又は1価の陽イオン、Z及びZはそれぞれO又はS原子、s1は1以上の整数。化学式2において、Arは二価の芳香族基、Z及びZはそれぞれO又はS原子、s2は1以上の整数。] (もっと読む)


【課題】非凝集性混床イオン交換体を提供する。
【解決手段】陽イオン交換成分との混合前または混合後に、陰イオン交換成分を10mg/リットル(樹脂)〜100g/リットル(樹脂)の適用濃度の1種以上の芳香族スルホン酸の縮合物で処理する。芳香族スルホン酸としては、フェノールスルホン酸、スルホン化ジトリルエーテル、4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホン、スルホン化ジフェニルメタン、スルホン化ビフェニル、スルホン化テルフェニル、ナフタレンスルホン酸、またはベンゼンスルホン酸が好ましい。 (もっと読む)


【解決手段】放射線を照射した樹脂膜に、アルコキシシリル基を有するラジカル重合性モノマーを含むラジカル重合性モノマーをグラフト重合することにより得られる固体高分子電解質膜であって、膜中のSi量が0.1質量%以上であることを特徴とする固体高分子電解質膜。
【効果】本発明の固体高分子電解質膜は、溶液のゲル化を起こすことなく、化学的安定性及び寸法安定性に優れ、特にメタノール透過度が低減されて、ダイレクトメタノール型燃料電池用として好適である。 (もっと読む)


【課題】イオン交換膜等のイオン交換部材の耐酸化性を高めるのに有利なイオン交換部材の処理方法、燃料電池用の膜電極接合体の製造方法を提供する。
【解決手段】イオン交換部材の処理方法は、塩化ニトロシル(NOCl)および塩素を含む処理液、または、塩酸および硝酸の混合液で形成した処理液と、イオン交換膜等のイオン交換部材とを用意する。イオン交換部材と処理液とを接触させる。処理液から離脱させたイオン交換部材を洗浄水等の洗浄媒体で洗浄する。洗浄したイオン交換部材を燃料極および酸化剤極で挟持して膜電極接合体を形成する。 (もっと読む)


【課題】スルホン酸由来基含有フルオロポリマーを充分に安定化する方法、該方法から得られた安定化フルオロポリマー、及び、該安定化フルオロポリマーの加水分解体を含む高耐久性の燃料電池膜を提供する。
【解決手段】下記一般式(II)
CF=CF−O−(CFY−A (II)で表される酸由来基含有パーハロビニルエーテルと、テトラフルオロエチレンとの重合を経て得られる安定化フルオロポリマーであって、前記安定化フルオロポリマーは、IR測定において、カルボキシル基に由来するピーク〔x〕と、−CF−に由来するピーク〔y〕との強度比〔x/y〕が0.05以下であることを特徴とする安定化フルオロポリマー。 (もっと読む)


【課題】
発電特性に優れた新規な電極−膜接合体を提供する。
【解決手段】
触媒担持カーボンとイオン交換樹脂とを含む電極触媒層を、イオン交換樹脂膜の両面に備えた電極−膜接合体であって、少なくとも一方の電極触媒層において、
イオン交換樹脂膜の面と平行な面内方向、および/または、イオン交換樹脂膜の面と垂直な膜厚方向に、含水率の異なる少なくとも2種類以上のイオン交換樹脂が分布していることを特徴とする電極−膜接合体。前記電極触媒層は、燃料電池のガス入口部に隣接する領域の電極触媒層に含有されるイオン交換樹脂がガス出口部に隣接する領域の電極触媒層に含有されるイオン交換樹脂の含水率よりも5〜100重量%大きい。 (もっと読む)


【課題】燃料透過抑止性に優れる炭化水素系イオン交換膜を提供する。
【解決手段】イオン性基を含有するポリマーよりなる芳香族炭化水素系イオン交換膜であって、膜の断面積当たりの空孔数が0〜5000個/cm2の範囲にあることを特徴とする芳香族炭化水素系イオン交換膜でイオン性基を有するポリマーの重合工程において副生した水溶性無機塩を、ポリマー重合後に水洗することでポリマー重量に対して0〜0.1%になるまで抽出、除去競れている交換膜。 (もっと読む)


【課題】固体電解質層と触媒層とを有する固体電解質複層フィルムを連続的に製造して、一定品質かつイオン伝導性に優れたものを得る。
【解決手段】固体電解質を含む第1〜第3ドープ114〜116を、フィードブロック119が備えられた流延ダイ81から走行する流延バンド82に流延する。第1,第3ドープ114,116には燃料電池の電極における酸化還元反応を促すような触媒が加えられている。3層構造の流延膜112を流延バンド82から3層フィルムとして剥がす。これをテンタに送り、両側端部をクリップで把持し、所定の幅となるように延伸しながら乾燥する。次に、フィルムを乾燥室に送り、複数のローラで支持しながら乾燥を進める。この方法によると、連続的に安定して固体電解質フィルムを製造することができ、かつその品質は均一であり不純物を含まず、燃料電池に用いると優れたイオン伝導性を発現する。 (もっと読む)


【課題】不純物陽イオンのリークの全く起こらない新規な水素イオン形強酸性陽イオン交換樹脂の提供。
【解決手段】水素イオン以外の不純物陽イオンが、イオン交換樹脂の全交換当量の0.1当量%以下である水素イオン形強酸性陽イオン交換樹脂、および1)架橋重合体を製造する工程、2)スルホン化試薬の存在下に前記架橋重合体をスルホン化する工程、および3)25℃の電気比抵抗で5MΩcm以上を示す水で、または希釈硫酸に引き続いて25℃の電気比抵抗で5MΩcm以上を示す水で水和する工程を含む上記の強酸性陽イオン交換樹脂の製造方法。 (もっと読む)


本発明の課題は、安定で信頼性の高い燃料電池用プロトン伝導性膜を提供することである。また本発明は、機械的強度が高く、長期にわたって安定に作動する高効率の燃料電池を提供することである。本発明のプロトン伝導性膜(イオン伝導膜)は、少なくとも一部に酸基の結合された金属−酸素骨格を持つ架橋構造体を主成分とし、空孔(3)が周期的に配列されたメゾポーラス薄膜で構成される。
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【課題】 本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、シワ等の発生が抑制されたイオン交換膜の製造方法を提供することを主目的とするものである。
【解決手段】 上記目的を達成するために、本発明は、イオン交換膜を荷重をかけて延伸させる延伸工程と、上記延伸工程で延伸させたイオン交換膜を延伸させた状態のまま、水蒸気中かつ飽和水蒸気圧以上の圧力下で加熱する加熱工程と、上記加熱工程で加熱されたイオン交換膜を、荷重を除いた後、熱水中に浸漬させる熱水処理工程とを含むことを特徴とするイオン交換膜の製造方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成で、小型な高分子リニアアクチュエータを提供すること。
【解決手段】含水状態または含イオン流体状態のイオン交換樹脂に対向電極を形成し、対向電極に電圧を印加することで、イオン交換樹脂120の形状を変形させる高分子リニアアクチュエータ100であって、イオン交換樹脂120の断面形状は、高分子リニアアクチュエータ100が変形する方向に沿う駆動軸A−A’に関して線対称な中空円筒形状であり、イオン交換樹脂120の内壁部及び外壁部にそれぞれ形成された電極を有し、内壁部に形成された内壁電極140と外壁部に形成された外壁電極130、131、132、133との少なくともいずれか一方の電極は、駆動軸A−A’に関して線対称な位置において分割され、内壁部と外壁部の少なくともいずれか一方において、中空円筒形状の周方向に沿った方向に電位の分布を持たせたことを特徴とする。 (もっと読む)


PEM(高分子電解質膜)燃料電池のための押出し膜フィルムを、水またはイオノマーの溶液に浸したときに膜フィルムが平面内のx方向とy方向の両方で実質的に均一に膨張するようなやり方で変更させる新規な方法が開示される。本発明は、膜シートの膜の加工方向に対して斜めの配向で押出し膜シートから膜フィルムを切り離すことを含む。この膜フィルムは通常のやり方で調製された膜フィルムと比較して低い内部応力を示し、燃料電池積層体において圧力をより均一に分布させ、それにより燃料電池積層体において膨張した膜が誘発する故障のメカニズムの発生率が減少する。 (もっと読む)


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