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Fターム[4F205AR11]の内容

Fターム[4F205AR11]に分類される特許

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【課題】支持体表面に付着した析出物を、支持体から流延膜を剥ぎ取った直後に除去する溶液製膜方法を提供することを目的とする。
【解決手段】ドラム洗浄機65はノズル66を有する。ドラム洗浄機65を、剥取ローラ34より流延ドラム32回転方向上流側に配置する。流延ダイ30を用いて、ドープ21を流延ドラム32の表面上に流延する。流延ドラム32が回転し、流延ドラム32の表面上に流延膜33を形成する。流延膜33は、流延ドラム32上で冷却される。流延膜33から脂肪酸エステルを主成分とする析出物が流延ドラム32の表面に析出する。剥取ローラ34は、流延膜33を湿潤フイルム38として剥ぎ取る。ドラム洗浄機65は、ノズル66から空気とドライアイス粒子とからなる混合気体を流延ドラム32の表面に噴射する。 (もっと読む)


【課題】乾燥時間を短くして、プロトン伝導度が高い固体電解質フィルムを製造する。
【解決手段】カチオン種を有し固体電解質の前駆体であるポリマーと有機溶媒とを含むドープ24を走行する流延バンド86上に流延して流延膜62を形成する。純水接触装置95により流延膜62に純水を吹き付けた後、流延バンド86から剥ぎ取って前駆体フィルム66とする。純水が入っている第1浴槽67に前駆体フィルム66を搬送後、テンタ83で乾燥する。続けて、酸を含む溶液が入っている第2浴槽84に前駆体フィルム66を搬送し、上記カチオン種を水素原子に置換して固体電解質フィルム70を得る。第3浴槽85で固体電解質フィルム70の余分な酸を除去した後、乾燥室86で乾燥する。残留溶媒量が少なく、かつプロトン伝導度が高いフィルム70を短い時間で乾燥して連続的に大量生産することが可能となる。 (もっと読む)


本発明は、 合成ポリイソプレンラテックス及び合成ポリイソプレンコンドームの製造方法に関する。ラテックスフィルムを製造するのに適した配合合成ポリイソプレンラテックスの製造方法であって、(a)合成ポリイソプレンラテックスを適切な配合剤と配合すること、(b)該ラテックスを熟成させること、及び任意に(c)該ラテックスを貯蔵することを含み;もし含まれている場合には、ステップ(a)、(b)及び(c)は、該ラテックスの前加硫を最小化させるために低温で実施されることで特徴づけられる。コンドームは、本発明の方法に従って製造されるラテックスから製造できる。 (もっと読む)


【課題】位相差フィルムの膜厚ムラを小さくすることで、表示品位に優れた液晶表示装置を提供する。
【解決手段】フィルム内の任意の点を中心として、直径60mmの範囲内の膜厚の最大高低差(P−V値)が1μm以下、または膜厚のRMS値が0.15μm以下、または60mm×60mm四方における配向角度の最大値と最小値の差が0.40度以下であることを特徴とするポリマーフィルム、その製造方法、それを用いた偏光板、及びこの偏光板を用いた液晶表示装置。 (もっと読む)


【課題】光学的等方性、特に膜厚方向の光学的等方性に優れたセルロースエステルフィルム、その製造方法、表示装置用偏光板及び表示装置を提供する。
【解決手段】下記式(I)で表される面配向度Sが0.0004以下であり、且つ、膜厚方向のリタデーションRtが20nm未満であることを特徴とするセルロースエステルフィルム。
式(I)
S=(Nx+Ny)/2−Nz
Rt=((Nx+Ny)/2−Nz)×d
式中、Nxはセルロースエステルフィルム面内の遅相軸方向の屈折率、Nyは遅相軸方向に対し直角な方向のフィルム面内の屈折率、Nzはフィルムの厚み方向の屈折率、dはセルロースエステルフィルムの膜厚(nm)を表す。 (もっと読む)


【課題】複屈折率の低いポリビニルアルコール系フィルム、および偏光度の面内均一性に優れた偏光膜を提供する。
【解決手段】幅が3m以上であり、フィルム面内のリタデーション値が30nm以下、かつ、フィルム幅方向における、フィルム面内のリタデーション値のふれが15nm以下であるポリビニルアルコール系フィルム。 (もっと読む)


【課題】遠心成型における円筒状金型での良好な流動性を実現し、厚み精度が良く、表面平滑性が高く、効率良く製造する薄肉円筒状シートの製造方法及び該製造方法により得られた薄肉円筒状シートを提供することである。
【解決手段】円筒金型に熱硬化性樹脂の混合した原料を注入する工程と、該円筒金型を回転させて混合した原料を充填し、加熱硬化して遠心成型する工程と、を有する薄肉円筒状シートの製造方法であって、
原料の混合終了後から円筒金型内への注入されるまでの時間が10秒以内であることを特徴とする薄肉円筒状シートの製造方法及び該製造方法により得られた薄肉円筒状シート。 (もっと読む)


【課題】液晶表示装置などの画像表示装置の視野特性の均一性を改善しうる、簡単な工程により、低コストでかつ高い生産性のもとに製造できる環状オレフィン系樹脂フィルムおよびその製造方法を提供すること。
【解決手段】環状オレフィン系樹脂が溶剤に溶解された溶液を支持体上に流延してフィルムを形成する工程、前記支持体から前記フィルムを剥離する工程、および剥離した前記フィルムを延伸する工程を含む環状オレフィン系樹脂フィルムの製造方法であって、フィルム中の残留溶剤が15質量%以上60質量%以下の状態で前記フィルムの剥離と延伸を行うことを特徴とする環状オレフィン系樹脂フィルムの製造方法。 (もっと読む)


【課題】 製造後の寸法変動が少ない、VA型液晶表示装置の偏光板保護フィルムとして好適な光学フィルムを提供する。
【解決手段】 フィルムを製膜搬送方向に直交する幅手方向に延伸する延伸工程と、延伸後のフィルムを幅手方向に緩和する緩和工程とを含む製造方法である。その緩和工程の時間θ(秒)と温度T(℃)を、
3.35×10−4≦(Rth/d)×(1/θ)×(1/(273+T))≦1.47×10−3
という条件を満たすように設定する。ここで、Rthはフィルムの厚み方向リターデーション(nm)、dはフィルムの厚さ(μm)を表している。このような緩和工程を行うことにより、フィルムの残留応力を減らすことでき、その結果、製造後の寸法変動が小さくなる。
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【課題】 光学フィルムの、ヘイズ上昇および切り粉発生を抑える。
【解決手段】 熱可塑性樹脂をダイのスリットから金属支持体上に流延して光学フィルムを製膜する製造方法において、樹脂がスリットを流れるときのせん断応力を0.01〜0.4[MPa]、通過時間を0.1〜2.0[sec]の範囲に設定する。そうすると、ドープ中のポリマー分子および添加されているマット剤等の粒子がせん断応力を受ける。すなわち、スリットを通過する間にポリマー分子および粒子がせん断応力を受けることにより流動するので、均一性が上昇する。そのため、具体的には、ダイのスリット間隙を、0.2〜3.0mmに設定する。また、スリット長さは、従来より長めの40〜250mmにすることが、切り粉減少およびヘイズ低減のためには好ましい。
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【課題】吸湿性、透湿性が小さく、環境温湿度変化に対して光学特性変化が少なく、かつムラのないフィルム平面性、面状に優れた環状ポリオレフィンフィルムの溶液流延製膜方法を提供する。
【解決手段】環状ポリオレフィンポリマーと溶媒とを含むドープを流延ダイから無端で走行する支持体上に流延し、支持体上にドープから流延膜69を形成し、流延膜69をフィルムとして剥ぎ取る環状ポリオレフィンフィルムの溶液流延製膜法であって、ドープを支持体に流延後15秒以内から3m/s以上15m/s以下の乾燥風57を流延膜69に当て、かつ乾燥風57が流延膜69にあたる前に、流延膜69表面上を漂う風が風速3m/s未満である溶液流延製膜方法。 (もっと読む)


【課題】 高温度下や高湿度下においても剥離することが無く、安定した位相差値を確保できる優れた品質を有する光学フィルムと、その製造方法を提供する。特に、上記光学フィルムを用いた広範囲にわたり高コントラスト比を有する見やすい表示を実現可能な画像表示装置、特にIPSモードで動作する液晶表示装置(LCD)を提供する。
【解決手段】 溶液流延製膜法による光学フィルムの製造方法で、搬送速度25〜120m/分における後乾燥時のフィルムへ当たる乾燥風の風速を0.3〜5m/秒とする。光学フィルムは、厚み方向リタデーション(Rt)を低減する添加剤を含有し、最終的に、面内方向リタデーション(Ro)=0〜5nm、かつ厚み方向リタデーション(Rt)=−10〜10nmを有している。 (もっと読む)


【課題】 偏光板用の保護フィルムとして使用する場合の、高温高湿における耐久性が向上したセルロースアシレートフィルムの提供。高温高湿における耐久性に優れる偏光板や光学補償機能の付いた偏光板、前記偏光板を用いた液晶表示装置の提供。
【解決手段】 添加剤を含有するセルロースアシレートフィルムであって、所定の方法で測定されたときの偏光子中への添加剤泳動量が0mg/m2以上100mg/m2以下であるセルロースアシレートフィルム、及び、溶媒を除いた全成分中に1質量%以上含まれる添加剤が、全て分子量とlogP値の積が1500以上であり、該添加剤の1種類以上を該固形分の総質量に対して1〜30質量%の範囲で含むセルロースアシレート溶液を流延製膜し作製するセルロースアシレートフィルムの製造方法、並びにこれらのセルロースアシレートフィルムを用いた偏光板及び液晶表示装置。 (もっと読む)


【課題】 OCB方式の液晶表示装置に対して優れた光学補償機能を有し、さらに光学ムラの小さな光学補償フィルムを、安定的にかつ連続的に製造可能な方法を提供すること。該方法により得られた光学補償フィルム、これを用いた偏光板、液晶表示装置を提供すること。
【解決手段】 支持体上に重合性液晶化合物を含む塗布液を塗布し、液晶化合物層を形成する工程;前記液晶化合物層を乾燥した後に、前記液晶化合物を配向させ、その配向を固定して光学異方性層を形成する工程;および前記液晶化合物の配向を固定した後、さらに前記光学異方性層を加熱温度40℃〜150℃、かつ加熱時間5秒〜3000秒で加熱する工程を有する光学補償フィルムの製造方法と、該方法により得られた光学補償フィルム、これを用いた偏光板、液晶表示装置。 (もっと読む)


【課題】フマル酸ジエステル重合体からなる透明性、表面平滑性、厚み精度、機械強度に優れるフィルムの製造方法を提供する。
【解決手段】フマル酸ジエステル重合体と有機溶剤からなるポリマー溶液を支持基板上に流延し、溶剤を含む流延フィルムから溶剤を蒸発させる溶液流延法によりフィルムを製造する際に、該有機溶剤が芳香族系溶剤95重量%〜5重量%および非芳香族系溶剤5〜95重量%からなる混合溶剤であり、該ポリマー溶液がポリマー濃度15重量%以上50重量%以下のフマル酸ジエステル重合体溶液であり、かつ30℃で測定した際の溶液粘度が1000cP以上50000cP以下である透明性フィルムの製造方法。 (もっと読む)


【課題】 加熱操作を要せず、製造上及びコスト上の負担が小さく、かつ硬化性状に優れた積層成形体が得られるようにした繊維強化プラスチックの積層成形方法及び積層成形装置を提供する。
【解決手段】 繊維強化プラスチックテープのマトリックス樹脂をエネルギー線硬化樹脂とし、上記可動積層ヘッドと連動するエネルギー線照射装置によりエネルギー線を照射し、エネルギー線を照射される部位の任意の照度への可変に要する時間が1秒以内であり、上記エネルギー線硬化樹脂を硬化させながら上記テープを積層成形するようにした。 (もっと読む)


【課題】機械特性、CTE特性に優れた厚手のベンゾオキサゾール構造を有するポリイミドフィルムを提供することを課題とする。
【解決手段】フィルムの長手方向および幅方向の引張弾性率がいずれも6000MPa以上、フィルムの長手方向および幅方向の引張破断伸度がいずれも20%以上、かつフィルムの長手方向および幅方向の線膨張係数がいずれも10ppm/℃以下である厚さ26μm以上のベンゾオキサゾール構造を有するポリイミドフィルム。ポリアミド酸溶液を乾燥したゲルフィルムに見られる吸熱ピークの前後30℃の温度で2〜5分間処理して、その後ただちに150〜250℃にて2〜5分間処理し、その後ただちに300〜500℃にて2〜10分間処理、150℃以上にて処理する時間が合計で20分以下で製造する。 (もっと読む)


【課題】 セルロース混合エステルフィルム及びその製造方法の提供。
【解決手段】 セルロース混合エステルをジクロロメタンを主溶媒とする有機溶媒混合物に溶解して得られたセルロース混合エステル溶液を、支持体上に流延した後に、剥離してセルロース混合エステルフィルムを作製するセルロース混合エステルフィルムの製造方法であって、 前記セルロース混合エステルがリンターを原料とし、下記式(S−1)〜(S−3)で規定されたアシル置換度を有するセルロース混合エステルであり、かつ前記有機溶媒混混合物が炭素数3以下である脂肪族アルコールを全有機溶媒混合物中の16〜30質量%含有することを特徴とするセルロース混合エステルフィルムの製造方法。式(S−1) 2.50≦A+B≦3.00式(S−2) 0≦A≦2.2式(S−3) 0.8≦B≦3.00[ここで、Aはアセチル基の置換度を、Bは炭素数3〜22のアシル基の置換度を表す。] (もっと読む)


【課題】 表面が平滑なフィルムを得る。
【解決手段】TACと混合溶媒と添加剤とからドープを調製する。ドープを流延ダイ31から流延バンド34上に流延する。流延バンド34上に流延膜69が形成される。流延バンド34の移動に伴い流延膜69が搬送される。ラビリンスシール50から下流側に1000mmの位置に急速乾燥送風口73を配置する。送風口73のノズル73aから乾燥風57を流延膜に当てる。乾燥風57の風速を12m/sに調整する。流延膜69の表面に薄膜69aが形成される。薄膜69aが形成された後に流延膜69全体が乾燥される。流延膜69が自己支持性を有するものとなった後に流延バンド34から剥ぎ取る。テンタ式乾燥機で加熱延伸した後に乾燥室で乾燥してフィルムを得る。 (もっと読む)


【課題】剥ぎ取りが安定する流延膜を形成し、光学特性に優れるフィルムを得る。
【解決手段】TACを、酢酸メチルを主溶媒とする混合溶媒に溶解して原料ドープ22を得る。回転ドラム111を支持体として用いる。回転ドラム111は耐低温性に優れる素材から形成する。回転ドラム111の表面温度が−20℃となるように温度調整する。原料ドープ22に所望の添加剤を添加して流延用ドープとする。流延ダイ101から回転ドラム111上に流延ドープを流延して流延膜117を形成する。流延膜は−10℃となるため剥取ローラ116で湿潤フィルム118として剥ぎ取る際に、剥取安定性に優れる。回転ドラム111表面には剥ぎ残りが生じない。湿潤フィルム118を乾燥して得られるフィルム143は光学特性に優れる。 (もっと読む)


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