説明

Fターム[4F205GF30]の内容

Fターム[4F205GF30]に分類される特許

1 - 20 / 46


【課題】加工適性及びリワーク性に優れたセルロースアシレートフィルムを製造する。
【解決手段】セルロースアシレート11が溶剤12に溶解したドープ13をドラム29に流延する。流延膜32をドラム29の周面29a上でゲル化して固めてから剥ぎ取る。流延膜32の温度は、剥ぎ取り時点まで、(ドープ13のゲル化点TG−3)℃よりも低くならないように保つ。流延膜32の温度はドラム29の周面29aの温度制御により調整する。流延膜32の乾燥を促進するために、給気部35により流延膜32に気体を送る。この乾燥により、冷却によるゲル化作用を補って自己支持性の発現を促す。 (もっと読む)


【課題】溶液流延法において、減圧チャンバで同伴風を吸引し排除する対策に代わる、同伴風の流延リボンへの影響を抑制する対策を提供する。
【解決手段】移動する支持体上にダイスから樹脂溶液を流延させて流延膜を形成させる工程を有する光学フィルムの製造方法において、ダイスよりも支持体の移動方向の上流側に、支持体の移動方向と反対方向に移動する移動体を備え、この移動体の表面と支持体の表面との間の最狭間隔をTとしたときに、0mm<T≦2mmであり、前記工程中は前記移動体を移動させる。 (もっと読む)


【課題】従来よりも幅が広い光学フィルムを効率よく製造する。
【解決手段】ローラ131の回転によりバンド91は長手方向へ循環移動する。測距センサ180はバンド19との浮き量Cxを検知する。制御部198は、測距センサ180から浮き量Cxを読み取る。その後、制御部198は、読み取った間隔Cxから、幅方向におけるバンド91とローラ131との浮き量CLを算出する。制御部198は、浮き量CLに基づいて、幅方向における流延エリアA1の臨界位置Prを決める。臨界位置Prに基づいて、幅方向における流出口131aの長さL0を調節する。流出口131aの長さL0が調節された流延ダイを用いて、ドープをバンド91へ流出する。 (もっと読む)


【課題】溶液製膜方法において、フィルムの厚みムラを防止する。
【解決手段】流延装置15は、ケーシング23を有する。ケーシング23内には流延バンド26が移動自在に設けられる。シール部材31〜33により、ケーシング23内は、移動方向上流側から下流側にかけて順次、流延室23a、乾燥室23b及び剥取室23cに分けられる。流延室23aには流延ダイ40が設けられる。流延ダイ40はドープを流延バンド26に向けて流出する。流出したドープは、流延ダイ40から流延バンド26にかけてビード42を形成し、流延バンド26上にて流延膜43を形成する。流延室23aにおいて、ビード42よりも下流側にサイドブランチ型消音器50が設けられる。 (もっと読む)


【課題】厚みムラを防止しつつ、現状のエンドレスバンドの幅一杯に流延膜を形成する。
【解決手段】エンドレスバンド26は、Y方向におけるローラ中央部24bcに巻きかけられ、Y方向におけるロール端部24beは露出する。減圧チャンバ47は箱状のチャンバ本体50と外シール部材とからなる。チャンバ本体50は、ビードのX方向上流側を囲い、流延面26aと近接するように設けられる。外シール部材は、チャンバ本体50内のシーリング性を高めるためのものであり、外幅シール64とからなる。外サイドシール65は、側方遮風板54のX方向全域にわたって、ロール端部24beの周面に近接するように側方遮風板54から突出する。 (もっと読む)


【課題】厚みムラが十分に抑制され、かつヘイズが十分に低減された光学フィルムを製造する方法を提供すること。
【解決手段】連続的に走行する表面温度20℃以上の支持体1の上に、高分子材料を含む溶液を、ダイス2から吐出して、ダイスと支持体との間に流延ビード21を形成するとともに、支持体上に流延膜22を形成するに際し、流延ビード21の支持体走行方向上流側を減圧する光学フィルムの製造方法であって、少なくとも流延ビード21の支持体走行方向上流側の雰囲気27を、20℃での粘度が0.0170mPa・s以下であり、かつ水蒸気量が12.8g/m以下である低粘性ガスの雰囲気にすることを特徴とする光学フィルムの製造方法。 (もっと読む)


【課題】熱可塑性樹脂を主成分とする、高品位なシームレスベルトを低コストで製造することのできる製造方法を提供する。
【解決手段】環状ダイ2から熔融体30を押し出す工程と、押し出された熔融体30の先端部を筒状金型4に設けられた密着手段に密着させる工程と、熔融体30の先端部を密着手段に密着させた状態で、筒状金型4と環状ダイ2とを軸方向に相対移動させて筒状金型4の内壁に熔融体30を塗布して筒状の層1を形成する工程と、筒状の層1と環状ダイ2と筒状金型4とで仕切られる内部空間50に気体を充填し、気体の圧力で筒状の層1を筒状金型4の内壁に密着させる工程と、筒状の層1を固化させる工程と、を有する。 (もっと読む)


【課題】高速で無限移行する無端支持体上にドープを流延する溶液流延製膜法で応力バラツキ、膜厚ムラ、リタデーションムラ、点状故障の発生がない光学フィルムの製造方法とその製造装置の提供。
【解決手段】樹脂を溶媒に溶解したドープを無端金属支持体の上にダイスの流出口から流出したドープ膜を流延しウェブを形成する流延工程と、前記ウェブを前記無端金属支持体より剥離した後、少なくとも延伸工程と、乾燥工程と、巻き取り工程とを有する溶液流延製造工程により光学フィルムを製造する光学フィルムの製造方法において、前記ダイスは上流側に減圧室を有し、前記減圧室に前記ドープ膜の前記流出口から前記無端金属支持体の上に着地する迄に、少なくとも前記ドープ膜の着地点付近に溶媒の蒸気を付与することを特徴とする光学フィルムの製造方法。 (もっと読む)


【課題】厚みムラを防止しつつ、製造条件の異なるフィルムを同一の製造設備で製造する。
【解決手段】流延ダイ21は、1対の側板71及び1対のリップ板72によって囲まれてなる通路29からドープを流出する。流路29には、入口流路、マニホールド29b、及びスリット流路29が、入口から出口29oに向かって順次設けられる。リップ板72は、上流側リップ板81と上流側リップ板81に着脱自在な下流側リップ板82とに分割される。スリット流路29cは、1対の上流側リップ板81及び1対の側板71に囲まれてなる上流側流路29cxと1対の下流側リップ板82及び1対の側板71に囲まれてなる下流側流路29cyとに分けられる。上流側流路29cxの下流側の開口端29xoにおけるドープ28の流れ方向DXOと下流側流路29cyのうち下流側の開口端、すなわち出口29oにおけるドープ28の流出方向Doとが角度φで交差する。 (もっと読む)


【課題】加工適正及びリワーク性に優れたポリマーフィルムを、冷却ゲル化流延方式で製造する。
【解決手段】流延膜32をドラム29で冷却して固めてから剥ぎ取る。湿潤フィルム16を剥取ローラ33の周面に巻き掛けて支持し、搬送することにより、流延膜32を剥ぎ取る。ドラム29と剥取ローラ33との間の第2空間に、湿潤フィルム16の搬送の経路を制御する経路制御部36を設ける。経路制御部36は、チャンバ55と、チャンバ55の内部の気体を吸引するポンプ56とを備え、コントローラ57によりポンプ56の吸引力を調整する。この経路制御部36は、第2空間を減圧し、剥取ローラ33に向かう湿潤フィルム16の搬送路を第2空間側に凸にする。 (もっと読む)


【課題】渡り部において、できるだけ小さな張力で、湿潤フィルムの搬送の安定化を図る。
【解決手段】渡り部50には支持ローラ52が設けられる。支持ローラ52により搬送路100が形成される。搬送路100の下側には、湿潤フィルム44へ気体を供給する気流調節部101が設けられる。気流調節部101は、搬送路100に向かう気体を搬送方向上流側から搬送方向下流側へ流す。気流調節部101は、搬送路100に向けて気体を送り出す気体供給機102と、気体を吸引する気体吸引機103とを有する。気体供給機102及び気体吸引機103は、搬送方向において支持ローラ52の間に設けられる。気体吸引機103は、気体供給機102よりも搬送方向下流側に設けられる。気体供給機102は、気体を送り出す開口部102xを有する。気体吸引機103は、気体を吸引する開口部103xを有する。 (もっと読む)


【課題】固化防止液をドープ流出口の両端部に流下する際、減圧室への固化防止液の飛散を抑制し、流延膜への付着が無く、また、ドープ流出口両端部への皮張りを抑制した、平面性の良い表面を有する光学フィルムの製造方法及び該製造方法を用いて製造した光学フィルム、該光学フィルムを用いた偏光板、表示装置を提供することを目的としている。
【解決手段】ドープ流出口の長手方向両端部に、樹脂を溶解する液体を供給する供給工程を有し、供給工程は、複数の開口部を有する供給部材の該複数の開口部から前記液体を流下して供給することを特徴とする光学フィルムの製造方法。 (もっと読む)


【課題】医療用装置のシェル、または、他の成形物品を成形するためのシステム及び方法の提供。
【解決手段】本システムは、成形型100が内部に取付けられる多軸回転成形機械50を備える。成形型100は、成形されるべき物品の形状のキャビティ60を有している。成形型100は、シールされて真空が保持される。操作において、シリコーンまたは他の成形材料が成形型100に挿入され、成形型100が真空引きされ、成形型100は少なくとも2本の軸A、B回りに回転されて、成形材料が成形型100の内壁を被覆して、シェルまたは医療用物品を形成する、回転成形システム。 (もっと読む)


【課題】異なる幅のフィルムを効率よく製造する。
【解決手段】流延ドラムは軸を中心に回転する。流延ドラムの周面はX方向へ走行する。流延ダイ30はドープを周面に吐出する。流延ダイ30の流出口から周面にかけて流延ビード40が形成される。減圧チャンバ36は、流延ビード40の背面側を減圧する。減圧チャンバ36には、流延ビード40のY方向の幅を幅データとして検出するセンサユニットが設けられる。制御部は、センサユニットが検出した幅データに基づき、流延ビード40の両端部40aのX方向の上流側に位置するように、耳サイドシール板71をY方向へ移動する。幅が異なる流延ビード40が形成されると、制御部は、新たな幅の幅データに基づき、新たな両端部40aのX方向の上流側に位置するように、耳サイドシール板71をY方向へ移動する。 (もっと読む)


【課題】減圧チャンバの内部の圧力変動を抑える。
【解決手段】流延ドラム32は軸を中心に回転する。周面32aはX方向へ走行する。流延ダイはドープを周面32aに吐出する。流延ダイの流出口から周面32aにかけて流延ビードが形成される。減圧チャンバは、流延ビードの背面側を減圧する。周面32aの近傍には、流延ビードに向かって流れる流入風400が発生する。減圧チャンバと周面32aとの隙間に幅ラビリンス板77を設ける。幅ラビリンス板77には、流延ビードの幅方向に長く伸びるラビリンス溝87が設けられる。ラビリンス溝87を構成する先端86cは、ラビリンス溝87の長手方向に直交する断面が鋭角になるように形成される。 (もっと読む)


【課題】減圧チャンバを有するダイスを用いた溶液流延装置で溶液流延法により光学用フィルムを製造する時、流延時にダイスから吐出したリボンの揺れを抑制し、膜厚のムラを防止した光学用フィルムの製造方法、光学用フィルム、偏光板及び液晶表示装置の提供。
【解決手段】原料の樹脂を溶媒に溶解させたドープを吐出するダイスと、前記ダイスから吐出した前記ドープのリボンを流延する無端支持体と、前記ダイスの上流側に配設された減圧チャンバとを有する溶液流延装置を使用し光学用フィルムを製造する光学用フィルムの製造方法において、前記減圧チャンバの内部に、前記減圧チャンバの内部を幅方向に分割するジャマ板を有し、前記ジャマ板は前記ドープのリボンと平行に配設されており、前記ジャマ板は中央部に、前記ジャマ板の全幅の5%〜50%の幅を持つ凸部を有することを特徴とする光学用フィルムの製造方法。 (もっと読む)


【課題】生産性を落とすことなく、流延ドラムの周面を確実に洗浄する。
【解決手段】ドラム洗浄装置38を、流延ドラムの周面32aの上方であって、剥取ローラと減圧チャンバとの間に設ける。洗浄ガス76を流延ドラムの周面32aに吹き付ける。洗浄ガス76にはドライアイス粒子73が含まれる。周面32aに付着した異物は、ドライアイス粒子73との衝突により、周面32aから除去される。除去された異物は、洗浄ガス76とともにX方向またはY方向に流れる。チャンバ63により、洗浄ガスとともにX方向またはY方向に流れる異物を吸引する。 (もっと読む)


【課題】支持体とラビリンスシールとの隙間を一定にする。
【解決手段】減圧チャンバ36は、流延ビード21aの背面側を減圧する。取付ボルト56により、後面ラビリンス板51、シール板取付ブラケット53を、後面板36aに仮固定する。後面板36aに、ボルト取付ブラケット61を取り付ける。調整ボルト62の雄ネジ部62bを、挿通孔61aに挿通させて雌ネジ部53bに螺合させる。調整ボルト62をC方向に回転させて、後面ラビリンス板51を、垂れ下がりが矯正される方向であるD方向に引き上げ、シール隙間Gを微調整する。後面ラビリンス板51を引き上げて、ライナ58を取り除いた後、取付ボルト56により、後面ラビリンス板51を後面板36aに本固定する。自重により後面ラビリンス板51が垂れ下がることがなく、流延ドラム32の走行方向Aにおけるシール隙間Gは一定に保たれる。 (もっと読む)


【課題】流延ビードの振動を抑え、厚みムラ故障を防ぐ。
【解決手段】ケーシング24は、第1〜第3仕切り板61〜63により、流延ダイ25が配される流延室66と、流延膜14に自己支持性を発現させる自己支持性発現室67と、剥離ローラ29を含む剥離室68とに分けられる。流延室66は、各仕切り板61、62と、ケーシング24を構成する各面71〜73、76により、流延ダイ25を囲むように形成される。各面71〜73、76及び底面77の内壁面には、無数の吸音部材90が設けられる。吸音部材90は、略楔形に形成され、その先端は、ケーシング24の内部に向かうように伸びている。温調器92は、吸音部材90を、ケーシング24内における溶媒の凝縮点TR以上に保持する。 (もっと読む)


【課題】生産性を落とすことなく、流延ドラムの周面を確実に洗浄する。
【解決手段】ドラム洗浄装置38を、流延ドラムの周面32aの上方であって、剥取ローラと減圧チャンバとの間に設ける。洗浄ガス76を流延ドラムの周面32aに吹き付ける。洗浄ガス76にはドライアイス粒子73が含まれる。周面32aに付着した異物は、ドライアイス粒子73との衝突により、周面32aから除去される。除去された異物は、洗浄ガス76とともにX方向またはY方向に流れる。対向風90により、X方向に流れる洗浄ガス76がチャンバ63外に漏れることを防止する。対向風91により、Y方向に流れる洗浄ガス76がチャンバ63外に漏れることを防止する。 (もっと読む)


1 - 20 / 46