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Fターム[4F205GN24]の内容

Fターム[4F205GN24]に分類される特許

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【課題】回転成形時に気泡の発生が極めて少なく、表面平滑性や厚肉の均一性、機械物性に優れた成形体を得ることが可能な回転成形方法、およびその回転成形体を提供する。
【解決手段】特定構造を有する環状ポリフェニレンスルフィド化合物を金型内で、回転しながら加熱重合することを特徴とする回転成形方法であり、加熱温度は環状ポリフェニレンスルフィド化合物の融点以上400℃以下が好ましく、加熱時間は5分以上120分以下が好ましい。 (もっと読む)


【課題】支持体に無端ベルト支持体を使用した溶液流延法により広幅、薄膜の光学用フィルムを製造する際、特定の添加剤を使用することなく、特定の原料に限定することなく、弾性率が向上し強度を保持し取り扱いが容易な広幅、薄膜の光学用フィルムの製造方法、この方法により製造した光学用フィルム、偏光板及び液晶表示装置の提供。
【解決手段】原料の樹脂を溶媒に溶解したドープをダイスより無端ベルト支持体の上に流延しウェブを形成する流延工程と、前記ウェブを前記無端ベルト支持体より剥離した後、少なくとも延伸工程と、乾燥工程と、巻き取り工程とを有する溶液流延製造装置により薄膜の光学用フィルムを製造する光学用フィルムの製造方法において、前記無端ベルト支持体より剥離する時から延伸工程での延伸開始時までの前記ウェブの幅手方向の残留溶媒量を、端部よりも中央部が高くすることを特徴とする光学用フィルムの製造方法。 (もっと読む)


【課題】製膜中に支持体の表面に不溶解物が析出して汚れが発生するのを抑制する。
【解決手段】ドープ流路51に2枚の電極フィルタ52、53を取り付けた金属イオン捕捉装置24にセルロースアシレート、添加剤、及び溶剤を含むドープ20を送る。電極フィルタ52、53は、それぞれ同形であり、金属製のメッシュフィルタであるフィルタ本体55と、絶縁性物質からなる保持枠56とからなる。電極フィルタ52、53に高電圧印加部59から高電圧を印加して、各電極フィルタ52、53をプラス極、マイナス極に作用させることでドープ20に電界強度をかける。ドープ20がフィルタ本体55を通過することで、Ca2+、Mg2+等のアルカリ土類金属イオンが捕捉される。不溶解物を十分に除去したドープ20を流延することで、支持体の表面における汚れの発生が抑制される。 (もっと読む)


【課題】波長が長い程位相差も大きくなる特性を持ち、良好な高温高湿耐性を兼ね備えた光学フィルムロールの製造方法を提供する。
【解決手段】炭素数2〜4のアシル基を置換基として有し、アセチル基の置換度をA、プロピオニル基またはブチリル基の置換度をBとした時、下記(I)及び(II)式を同時に満たすセルロースエステルを有機溶媒に溶解させた溶液を支持体上に流延し、剥離してフィルム中の残留溶媒量が120質量%未満の時に1.2〜4.0倍延伸する延伸処理を行い、該延伸処理後、延伸時の温度よりも10℃以上低くする冷却処理を行い、ロール状に巻き取られたフィルムは、面内の遅相軸方向の屈折率Nx及び進相軸方向の屈折率Nyが下記(III)式を満たすことを特徴とする位相差機能を備えた光学フィルムロールの製造方法。(I)2.0≦A+B≦3.0、(II)A<2.4、(III)0.0005≦Nx−Ny≦0.0050 (もっと読む)


【課題】支持体表面における異物の生成を抑制することを目的とする。
【解決手段】流延ドラム32が回転し、その周面32aが走行方向A1に走行する。流延ダイ30は流延ドラム32上にドープ21を流出する。流出されるドープ21は、流延ビード21aを形成しながら、周面32aに流延膜33を形成する。減圧チャンバ36は、流延ビード21aの背面側を所定値まで減圧する。減圧チャンバ36は、流延ビード21aに近接して配される遮風シール88を有する。 (もっと読む)


【課題】省エネルギであり、製膜速度の早い溶液製膜設備を提供する。
【解決手段】溶液製膜設備100は、冷却して、流延膜102に自己支持性を発現させる流延ドラム101を有し、吸着設備110と回収設備120とを接続する。吸着設備110は、乾燥室22からの乾燥処理後空気26に吸着剤を用いる吸着処理を行い、乾燥処理前空気27を乾燥室22へ送る。脱着工程により、蒸気40は溶媒化合物を含む脱着蒸気42となる。脱着蒸気42はコンデンサ52に送られる。伝熱媒体51は、コンデンサ52にて脱着蒸気42から奪った熱をプレ加熱器125へ送る。回収設備120は、テンタ105から乾燥処理後空気200を冷却する。乾燥処理後空気200中の溶媒化合物は凝縮し、乾燥処理後空気200は乾燥処理前空気201となる。プレ加熱器125では、脱着蒸気42から奪った熱により乾燥処理前空気201を加熱する。 (もっと読む)


【課題】ダイから吐出される積層ドープの厚さムラを抑えつつ、高速の積層流延法を行う。
【解決手段】フィードブロック(70)は流路(131)〜(133)を有する。合流部(135)にて、流路(132)、(133)が流路(131)に接続する。各ドープ(54)、(59)、(64)は流路(131)〜(133)を通じて、合流部(135)にて積層ドープ(80)が形成される。流路132上の入口(132a)の近傍、ピン(138)の上流側におけるドープ(59)の流速をU1,U2とするときに、ポンプ47とピン(138)とを制御して、U2/U1が3以上10以下である場合には、積層ドープ(80)内のドープ(54)とドープ(59)との界面の乱れが抑制され、界面の乱れに起因する積層ドープ(80)の厚みムラを抑制することができる。高速の積層流延法では、界面の乱れが誘発しやすいため本発明が有効である。 (もっと読む)


【課題】 液晶表示装置の偏光板保護フィルムに好適なセルロースエステルフィルムについて、広幅の薄膜フィルムをドラム方式で製膜することを可能にし、ドープ流延部の振動や、リボンの振動によるキャスト横段故障(フィルム長手方向のムラ)を抑える。エアの巻き込み量を減少し、フィルムの生産性を向上する。
【解決手段】 溶液流延製膜法によるセルロースエステルフィルムの製造方法において、冷却ドラム(1)上への流延ダイ(2)によるドープ流延位置を、冷却ドラム(1)の最上部を基準点0度としかつドラムの回転方向1周を360度に分割して表示した場合に、180度〜340度の範囲の位置とし、冷却ドラム(1)上のフィルム(ウェブ)(10)の剥離位置を、ドープ流延位置を基準点0度としかつドラムの回転方向1周を360度に分割して表示した場合に、ドープ流延位置から180度〜330度の範囲の位置とする。 (もっと読む)


【課題】 液晶表示装置の偏光板保護フィルムに好適なセルロースエステルフィルムについて、広幅の薄膜フィルムをドラム方式で製膜することを可能にし、ドープ流延部の振動や、リボンの振動によるキャスト横段故障(フィルム長手方向のムラ)を抑える。フィルムの生産性を向上する。フィルム幅手方向の収縮を小さくすることができ、しかもリタデーションの値を低くする。光学特性に優れた、幅の広い液晶表示装置用セルロースエステルフィルムを製造する。
【解決手段】 膜厚が10μm以上、50μm以下のセルロースエステルフィルムを得る、溶液流延製膜法によるセルロースエステルフィルムの製造方法において、テンター(5)でのフィルム搬送速度が、冷却ドラム(1)表面の移動速度の1.21〜2.0倍の速度である。冷却ドラム(1)の直径が2.0〜10.0m、周速度が50〜120m/minであることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 偏光板保護フィルムに適した光学フィルム、及びその製造方法を提供する。また偏光板用保護フィルム自身が偏光散乱異方性を有することで、ディスプレイの光学特性、特に輝度が向上でき、生産性及び耐久性に優れた偏光板用保護フィルム、および該偏光板用保護フィルムを用いた偏光板、並びに該偏光板を用いた液晶表示装置を提供する。
【解決手段】 溶液流延製膜法による光学フィルムの製造方法は、ドープが支持体上に流延されてから0.2秒以上、30秒以内の間に下式を満たす条件で、支持体上のウェブを乾燥させる。
30≦Z≦−5.40T+420
Z:ウェブ残留溶剤量(重量%)、Z={(M−N)/N}×100、
M:ウェブ重量、N:重量Mのウェブの乾燥後の重量、T:膜平均温度(℃) (もっと読む)


【課題】インプリントリソグラフィで使用するインプリント可能媒体のディスペンサ、および関連する方法を提供する。
【解決手段】インプリント可能媒体のディスペンサは、チャンバと、ノズルと、チャンバに接続され、駆動されてインプリント可能媒体がノズルから分配されるようにチャンバ内に圧力波を発生するように構成されたアクチュエータとを含む。インプリント可能媒体のディスペンサは、アクチュエータが駆動されるときに発生する過渡振動信号を受信し、過渡振動信号を監視することによってインプリント可能媒体のディスペンサの動作を監視するように構成された監視装置を含む制御回路を備える。 (もっと読む)


【課題】欠陥や表面の凹凸が少ない良好な品質のフィルムを高速かつ安定に製造する。
【解決手段】流延ダイ33の吐出口からドープを走行する流延ドラム34の上に流延する。流延ドラム34は電気的に非接地とする。電圧印加装置36から直流高電圧を流延ドラム34に印加して、その表面に電場を発生させる。含有するポリマー等に応じてドープは帯電しているので、吐出口を出た後のドープであるビードは流延ドラム34に引き付けられる。これにより、ビードと流延ドラム34との付着性が向上してエアの巻き込みが抑制される。流延ドラム34から剥ぎ取った流延膜12を乾燥すると、空隙等の欠陥が少なく、優れた平面性を示す品質が良好なフィルムを高速かつ安定して製造することができる。 (もっと読む)


【課題】正面及び膜厚方向レターデーションの発現性に優れ、高温暴露時のコントラストムラを低減させる光学フィルムを提供すること、また、微小領域の軸バラツキからくる光学ムラを低減し、液晶パネル搭載時の表示ムラを低減すること、さらにまた、コントラストが高く、表示ムラが小さく、かつ環境湿度変化があっても視野角特性変化の少ない液晶表示装置及び液晶表示装置に使用する偏光板の提供すること。
【解決手段】光弾性係数が-5×10-13(1/Pa)〜5×10-13(1/Pa)であり、測定した面内、厚さ方向のレターデーションRe、Rthが下記式(I)、(II)を満たし、フィルムの最小弾性率が3000Mpa以上であることを特徴とする光学用フィルム。
(I) 20nm≦Re≦400nm
(II) 70nm≦Rth≦500nm (もっと読む)


【課題】欠陥や表面の凹凸が少ない良好な品質のフィルムを高速かつ安定に製造する。
【解決手段】外周面に電気絶縁膜70を有する流延ドラム34を設ける。吐出口よりも上流側に設けた電極バー50に直流高電圧を与えて流延ドラム34に向かって放電させる。ビードは静電引力により帯電する流延ドラム34に引き寄せられる。これにより、ビードと流延ドラム34との付着性が向上してエアの巻き込みが抑制される。流延ドラム34から剥ぎ取った流延膜12を乾燥すると、空隙等の欠陥が少なく、優れた平面性を示す品質が良好なフィルムを高速かつ安定して製造することができる。 (もっと読む)


【課題】TACフイルムのフイルム故障の発生原因を追究する。
【解決手段】ドープ製造ライン10に第2近赤外分光分析計102を設ける。第2近赤外分光分析計102は、ドープ9の添加剤成分量を測定し、この添加剤成分量情報を情報記憶装置103に送る。情報記憶装置103は、ドープ9が製品のTACフイルムになる過程をシミュレーションすることができ、このシミュレーションに基づいてドープ9上の測定位置からTACフイルム上の測定対応位置を算出する。情報記憶装置103は、ドープ9の添加剤成分量情報と、TACフイルム39上の測定対応位置情報とを関連付けてメモリ106に記録する。 (もっと読む)


【課題】 液晶表示装置(LCD)あるいは有機EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレー等の各種の表示装置に用いられる偏光板用保護フィルム、より詳しくは、輝度向上機能付き偏光板用保護フィルム、輝度向上機能と偏光板保護機能が一体化されたフィルムを少なくとも片面に備えた偏光板、及びそれを用いた液晶表示装置の作製に使用する光学フィルムの製造装置を提供する。
【解決手段】 熱可塑性樹脂と、有機溶媒と、不定形粒子とを含むドープを、流延ダイのマニホールド部およびスリット部を通って支持体上に流延して、溶液流延製膜法により光学フィルムを製造する装置は、流延ダイのマニホールド部入口の断面積に対し、マニホールド部の任意箇所での断面積が、マニホールド部の全長にわたってマニホールド部入口の断面積の0.1%〜300%である。 (もっと読む)


【課題】多層流延により製膜を行う際にドープ中の添加剤成分量を精度よく調節する。
【解決手段】ドープ製造ライン10に、基層用、支持体側外層用、エア側外層用ドープ流路48〜50を設ける。各流路48〜50の途中に、添加剤63,68,69を投入する第1〜第3添加剤投入装置52〜54を設ける。添加剤投入前の原料ドープ35の成分量を第1近赤外分光分析計110によりオンライン測定して、各添加剤63,68,69を投入する第1〜第3補正添加量を決定する。各補正添加量に基づき調製された各層用ドープ43〜45の成分量を第2〜第4近赤外分光分析計112,128,130によりオンライン測定する。各層用ドープ43〜45の添加剤63,68,69の成分量が目標値に達していない場合には、第1〜第3補正添加量を補正する。多層流延により製膜を行う際に、各層用ドープ43〜45中の添加剤成分量を精度よく調節することができる。 (もっと読む)


【課題】マット剤の凝集を防止する。
【解決手段】ドープ製造設備10には、第4タンク33から溶液製膜設備40へポリマー溶液22を送液する第1送液ラインL1が設けられている。第1送液ラインL1には、上流側から順に、ポリマー溶液22に対して希釈液である希釈液34を添加するための第1添加口41と、ポリマー溶液22と希釈液34とをインライン混合して混合液42を生成する第1インラインミキサ43と、混合液42にマット剤、セルロースアシレート、希釈液からなるマット剤液36を添加するための第2添加口44と、混合液42とマット剤液36とを混合して第1ドープ45を生成する第2インラインミキサ46とが設けられている。マット剤を含む液体のセルロースアシレート濃度が低下することがないので、マット剤の凝集を防止できる。 (もっと読む)


【課題】硬化時間が短い処方を成型する高サイクル成型に対しても、硬度や引張り強度、厚みのバラツキ無く、安定したブレード部材を成型できるブレード部材製造装置、回転成形体、および電子写真装置用ブレードを提供する。
【解決手段】本発明のブレード部材製造装置は、遠心成型金型20の一端側を加熱する固定ヒータ23を有する。固定ヒータ23で遠心成型金型20の一端側を加熱することにより、遠心成型金型20内の、一端側の雰囲気温度と他端側の雰囲気温度とが同等の温度となるようにする。 (もっと読む)


【課題】ドープ中の添加剤成分量を精度よく調節する。
【解決手段】添加剤36を原料ドープ35に投入する添加剤投入装置19を設ける。添加剤投入装置19の上流側に第1近赤外分光分析計100を設け、下流側に第2近赤外分光分析計102を設ける。第1近赤外分光分析計100から出力される吸光度スペクトルデータに基づき原料ドープ35の成分量を求め、添加剤36の補正添加量を決定する。決定された補正添加量に基づきドープ9を調製する。第2近赤外分光分析計102から出力される吸光度スペクトルデータに基づきドープ9の成分量を求め、添加剤36の成分量が目標値に達していない場合には、補正添加量の補正を行う。これにより、ドープ中の添加剤成分量を精度よく調節することができる。 (もっと読む)


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