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Fターム[4F205GN24]の内容

Fターム[4F205GN24]に分類される特許

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【課題】弾性率の高いセルロースアシレートフィルムを提供すること、および、温度や湿度変化によって端部の光り抜けが発生せず、また視野角特性変化が少なく環境湿度変化によって光学特性の変化と色味変化の少ない液晶表示装置を提供すること。
【解決手段】フィルム製造時の搬送方向、または搬送方向と直交する方向の少なくともいずれか一方の弾性率が4800MPa以上10000MPa以下であることを特徴とするセルロースアシレートフィルム。 (もっと読む)


【課題】ポリイミドフィルムの接着性の制御に関し、接着能力を改善したフィルムを安定的に供給するための接着性制御方法を提供しようとする。
【解決手段】ポリイミドの前駆体物質の有機溶媒溶液を含む組成物を、流延塗布後加熱しプレフィルムとした後、該プレフィルムを500℃以上630℃以下の温度で熱処理してポリイミドフィルムの接着性を制御することであり、ポリイミドの前駆体物質の有機溶媒溶液を含む組成物を、流延塗布後加熱しプレフィルムとした後、さらに熱処理によりポリイミドフィルムを製造する方法において、プレフィルムのイミド化率を70%以上、かつプレフィルム中の残揮発物量を40重量%以下に調節することにより、接着性を制御することである。
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【課題】厚みムラの無いTACフイルムを得る。
【解決手段】TAC及びジクロロメタンを主溶媒とする混合溶媒を含むドープを調製する。ドープを流延ダイ31の吐出口から流延ドラム32上に流延する。流延ダイ31の上流側に設置した減圧チャンバ68により、流延ビード69aの流延ドラム32側の幅方向にわたる領域の圧力を、流延ドラム32と反対の流延ビード69aの幅方向にわたる領域の圧力よりも低くする。また、エア供給部110〜112から減圧チャンバ68内にエアを供給する。これにより、減圧チャンバ68内の気流が制御され、気流ムラの発生を防止することができるので、流延ビード69aの形状が安定する。平面性に優れる流延膜69が得られるので、結果として、厚みムラの無いTACフイルムを得ることができる。 (もっと読む)


【課題】 光学フィルムの、ヘイズ上昇および切り粉発生を抑える。
【解決手段】 熱可塑性樹脂をダイのスリットから金属支持体上に流延して光学フィルムを製膜する製造方法において、樹脂がスリットを流れるときのせん断応力を0.01〜0.4[MPa]、通過時間を0.1〜2.0[sec]の範囲に設定する。そうすると、ドープ中のポリマー分子および添加されているマット剤等の粒子がせん断応力を受ける。すなわち、スリットを通過する間にポリマー分子および粒子がせん断応力を受けることにより流動するので、均一性が上昇する。そのため、具体的には、ダイのスリット間隙を、0.2〜3.0mmに設定する。また、スリット長さは、従来より長めの40〜250mmにすることが、切り粉減少およびヘイズ低減のためには好ましい。
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【課題】 本発明の目的は、本発明の目的は、高速運転時における管状体(ベルト)の皺を防止し、管状体(ベルト)の端面裂け、座屈に対する耐久性を向上した管状体(ベルト)及びその製造方法を提供することにある。
【解決手段】 本発明は、ポリイミド樹脂製の基材を有する管状体であって、管状体の端部の厚みが中央部の厚みの105%以上である管状体である。また、樹脂溶液を金型の内面に塗布し、乾燥、イミド転化して管状体を形成する管状体の製造方法であって、開口部端部の内径が中央部の内径よりも大きく設定された金型の内面に樹脂溶液を塗布し、走行体を金型内部で移動させて、両端部の厚みが中央部の厚みより大きい塗布膜を形成する工程を含む管状体の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】吸湿性、透湿性が小さく、環境温湿度変化に対して光学特性変化が少なく、かつムラのないフィルム平面性、面状に優れた環状ポリオレフィンフィルムの溶液流延製膜方法を提供する。
【解決手段】環状ポリオレフィンポリマーと溶媒とを含むドープを流延ダイから無端で走行する支持体上に流延し、支持体上にドープから流延膜69を形成し、流延膜69をフィルムとして剥ぎ取る環状ポリオレフィンフィルムの溶液流延製膜法であって、ドープを支持体に流延後15秒以内から3m/s以上15m/s以下の乾燥風57を流延膜69に当て、かつ乾燥風57が流延膜69にあたる前に、流延膜69表面上を漂う風が風速3m/s未満である溶液流延製膜方法。 (もっと読む)


【課題】電子部品の基材フィルムとして好適な表面特性すなわち塗工スジのない、しかもクレータのような表面欠陥を有さない表面性を有し、機械特性と耐熱性を具備した高分子フィルム特にポリイミドフィルムを製造する方法を提供する。
【解決手段】高分子溶液、ないし高分子の前駆体溶液を支持体上に塗布、乾燥してフィルムを得る工程を含む流延製膜式高分子フィルム製造方法において、前記高分子溶液、ないし高分子の前駆体溶液を支持体上に塗布する塗布部の雰囲気が、露点5℃以上15℃未満に制御された15〜30℃の乾燥気体雰囲気であることを特徴とする高分子フィルムの製造方法。 (もっと読む)


【課題】 液晶表示素子すなわち偏光板の保護フィルムとして用いられる光学フィルムについて、フィルムの全幅にわたってムラがなく、リタデーション値が実質的にゼロであり、かつ優れた平面性をもつ光学フィルム、及びその製造方法、並びに安定した位相差値を確保できる光学フィルムを用いた偏光板を提供する。広範囲にわたり高コントラスト比を有する見やすい表示を実現可能な画像表示装置、特にIPSモードで動作する液晶表示装置を提供する。
【解決手段】 溶液流延製膜法による光学フィルムの製造方法は、ウェブの残留溶媒量が80〜120重量%で第1延伸工程を開始し、ウェブの残留溶媒量が10〜60重量%で第2延伸工程を開始することにより、フィルムの面内方向リタデーション(Ro)値が0以上5以下であり、かつフィルムの厚み方向リタデーション(Rt)値が−10以上10以下である光学フィルムを製造する。 (もっと読む)


【課題】 高温度下や高湿度下においても剥離することが無く、安定した位相差値を確保できる優れた品質を有する光学フィルムと、その製造方法を提供する。特に、上記光学フィルムを用いた広範囲にわたり高コントラスト比を有する見やすい表示を実現可能な画像表示装置、特にIPSモードで動作する液晶表示装置(LCD)を提供する。
【解決手段】 溶液流延製膜法による光学フィルムの製造方法で、搬送速度25〜120m/分における後乾燥時のフィルムへ当たる乾燥風の風速を0.3〜5m/秒とする。光学フィルムは、厚み方向リタデーション(Rt)を低減する添加剤を含有し、最終的に、面内方向リタデーション(Ro)=0〜5nm、かつ厚み方向リタデーション(Rt)=−10〜10nmを有している。 (もっと読む)


【課題】 偏光板用の保護フィルムとして使用する場合の、高温高湿における耐久性が向上したセルロースアシレートフィルムの提供。高温高湿における耐久性に優れる偏光板や光学補償機能の付いた偏光板、前記偏光板を用いた液晶表示装置の提供。
【解決手段】 添加剤を含有するセルロースアシレートフィルムであって、所定の方法で測定されたときの偏光子中への添加剤泳動量が0mg/m2以上100mg/m2以下であるセルロースアシレートフィルム、及び、溶媒を除いた全成分中に1質量%以上含まれる添加剤が、全て分子量とlogP値の積が1500以上であり、該添加剤の1種類以上を該固形分の総質量に対して1〜30質量%の範囲で含むセルロースアシレート溶液を流延製膜し作製するセルロースアシレートフィルムの製造方法、並びにこれらのセルロースアシレートフィルムを用いた偏光板及び液晶表示装置。 (もっと読む)


【課題】皮膜の加熱処理に起因する表面異物欠陥の発生を抑制する無端ベルト製造方法を提供すること。
【解決手段】溶剤を含む皮膜形成樹脂溶液を塗布することにより筒状芯体外周面に形成された塗膜を乾燥させて皮膜を形成する乾燥工程と、前記筒状芯体外周面に形成された前記皮膜に、温度が250℃以上の熱風を吹き付けて、前記皮膜を加熱する加熱工程とを少なくとも経て、無端ベルトを製造する無端ベルト製造方法において、前記皮膜に吹き付けられる熱風の単位体積当たりに存在する粒子径0.5μm以上の粒子数が、35300個/m3以下であることを特徴とする無端ベルト製造方法。 (もっと読む)


【課題】 液晶表示装置(LCD)に用いられる偏光板用保護フィルム、位相差フィルムなどの各種機能フィルム等に利用することができる光学フィルムについて、薄膜での品質向上、すなわち押され故障防止を果たす。高速製膜を行なっても押され故障防止効果があり、生産性向上に寄与することができる光学フィルムの製造方法を提供する。該方法によって製造されかつLCDの視認性の劣化を生じさせない光学フィルムを提供する。さらには、この光学フィルムを用いて優れた光学特性を有する偏光板を提供する。
【解決手段】 溶液流延製膜法による厚さ60μm以下の光学フィルムを製造する方法であって、剥離後のウェブの搬送において、表面エネルギーが25mN/m以上、65mN/m以下であるロールを使用する。 (もっと読む)


【課題】 液晶表示装置(LCD)に用いられる偏光板用保護フィルム、位相差フィルムなどの各種機能フィルム等に利用することができる光学フィルムについて、薄膜での品質向上、すなわち押され故障防止を果たす。高速製膜を行なっても押され故障防止効果があり、生産性向上に寄与することができる光学フィルムの製造方法を提供する。該方法によって製造されかつLCDの視認性の劣化を生じさせない光学フィルムを提供する。さらには、この光学フィルムを用いて優れた光学特性を有する偏光板を提供する。
【解決手段】 溶液流延製膜法による厚さ60μm以下の光学フィルムを製造する方法であって、剥離後のウェブの搬送において、表面エネルギーが25mN/m以上、65mN/m以下であるロールを、前記剥離ロールの後に配置された搬送ロールのうちの少なくとも1つの搬送ロールとして使用する。 (もっと読む)


【課題】固体電解質を溶液製膜法により連続的にフィルム化してイオン伝導性に優れた固体電解質フィルムを製造する。
【解決手段】固体電解質及び有機溶媒を含むドープ24を流延ダイ81から走行する流延バンド82に流延する。流延バンド82に、流延バンドの走行方向に第1〜第4送風ダクト91〜94を順次設ける。送風ダクト91から乾燥風301を流延膜24aのエアー面24bに送る。形成されてから60秒以内の流延膜24aのエアー面24b側にスキン層24cが生成する。スキン層24cは、流延膜24aの流延バンド82側と異なる表面張力を備える。乾燥後の流延膜24aをフィルム62として剥がし、延伸乾燥する。テンタ乾燥後にフィルム62を乾燥室69に送り、複数のローラ68で支持しながら乾燥を進める。流延膜24aにスキン層24cの生成により、表面が、平滑且つ平面性に優れ、緻密構造の固体電解質フィルム62が得られる。 (もっと読む)


【課題】一定品質かつ平面性に優れ、イオン伝導度の高い固体電解質フィルムを連続的に製造する。
【解決手段】固体電解質と有機溶媒とを含むドープを支持バンド400で支持された支持フィルム111の上に流延して流延膜24aを形成する。流延膜24aを第1液浴槽405に送った後、支持フィルム111からフィルム410として剥ぎ取る。フィルム410の乾燥をテンタ64により促進させた後、第2液浴槽420に送ってから、乾燥室69で複数のローラに巻き掛けながら搬送する間に十分に乾燥する。続けて、フィルム410を、複数の温度制御ローラ200aを有する温度調整室200と、水蒸気により調湿する加湿室205とに送り込む。各液65a,65bの蒸発によりフィルム410中の有機溶媒は確実に蒸発し、加熱・加湿によりフィルム410を軟化させてフィルム変形を矯正することが出来る。 (もっと読む)


【課題】固体電解質を連続的にフィルム化して、一定品質かつイオン伝導性や平面性に優れたフィルムを連続的に製造する。
【解決手段】固体電解質と有機溶媒とを含むドープ24を流延バンド82上に流延して流延膜24aを形成した後、流延膜24aを流延バンド82からフィルム62として剥ぎ取る。フィルム62をテンタ64に送り、その両側端部をクリップ64aで把持し幅方向に延伸しながら乾燥した後、乾燥室69に送り、複数のローラ68で支持しながら乾燥する。温度制御ローラ200aを配した温度調整室200と水蒸気により調湿する加湿室205とにフィルム62を連続的に送る。加熱及び加湿によりフィルム62を軟化させて形状変形を矯正する。平面性や平滑性に優れ、一定品質であり、燃料電池に用いると優れたイオン伝導性を示す固体電解質フィルムを連続して大量に製造することができる。 (もっと読む)


【課題】フィルムの流れ方向および幅方向ともに物性差がほとんどなく、諸物性の均一性に優れた高分子フィルムの製造方法およびその利用を提供する。
【解決手段】 本発明の高分子フィルムの製造方法は、高分子樹脂からなるゲルフィルム両端部110を固定した状態で、加熱炉内でゲルフィルム中央部120に生じる収縮力に逆らう応力を応力負荷部320により上記ゲルフィルム中央部に負荷するので、当該ゲルフィルム中央部を強制的に後進させることができる。それゆえ、ゲルフィルムの焼成時に生じるボーイング現象を抑制することが可能となり、フィルムの流れ方向および幅方向ともに諸物性を均一化することができる。 (もっと読む)


【課題】 大型、複雑形状の金型であっても効率的に冷却できるとともに、冷却水による金型の破損を防止することができるパウダースラッシュ成形機及びパウダースラッシュ成形方法を提供する。
【解決手段】 金型加熱部と、パウダースラッシュ部と、冷却部と、を備えたパウダースラッシュ成形機において、冷却部は、金型に対して冷却水を吹き付けるための冷却水吹出部と、金型に対して冷却エアーを吹き付けるための冷却エアー吹出部と、を備えるとともに、冷却水吹出部及び冷却エアー吹出部の吹出方向を変えるための可変手段を備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 横段の発生がほとんどないセルロースエステルフィルム、特に偏光板用保護フィルムに有用なセルロースエステルフィルムの製造方法を提供する。
【解決手段】 溶液流延製膜方法によりセルロースエステルフィルムを製造する方法において、ダイからドープを無限移行する無端の金属支持体上に流延した流延膜に対して上流及び/または下流側から当たる風をその最大風速の水平方向成分が4m/sec以下となるようにして、且つ流延膜の幅手全体に当たる風の風速の偏差が±20%以内となるようにすることを特徴とするセルロースエステルフィルムの製造方法。 (もっと読む)


【課題】カラー画像形成装置において正確な転写を実現することができ、長期間安定して高品質の転写画像を得ることができるポリイミド系樹脂ベルト及びその製造方法を提供する。
【解決手段】誘電率が7〜12の範囲を有し、ベルトのいずれの箇所においても面方向の誘電率の異方性を表す指標:MOR−cの最大値が1.2以下である面方向に等方性の誘電率を持ったポリイミド系樹脂ベルトであって、(1)重力加速度の0.5〜5.0倍程度の遠心加速度で回転する円筒金型の内周面に導電性フィラーを均一に分散させた液体原料をスプレー法で均一な厚さで塗布する工程、(2)該円筒金型を重力加速度の0.5〜5.0倍程度の遠心加速度で回転させたまま100〜140℃程度の温度で加熱して、不揮発分濃度を35重量%以上の皮膜を形成する工程、(3)該皮膜を円筒金型の内周面に付着した状態のまま約250℃以上で加熱する工程により製造する。 (もっと読む)


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