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Fターム[4F205GN24]の内容

Fターム[4F205GN24]に分類される特許

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【課題】製造途中でフィルム表層の厚みムラの発生を早期に見つけこの見つけた結果を利用して多層ダイスから基材層と表層のポリイミド前駆体溶液を支持体へ押出す際に、表層部分のポリイミド前駆体溶液の押出す量を均一になるよう制御することで表層の厚みムラ発生の防止を目的とする多層ポリイミドフィルムの製法の提供。
【解決手段】多層ポリイミドフィルムの製法であって、製造途中でフィルム表層の厚みムラをシュリーレン法およびシャドーグラフ法から選択される方法により測定し、表層部分のポリイミド前駆体溶液の押出す量を均一になるよう制御することを行う、多層ポリイミドフィルムの製法。 (もっと読む)


【課題】異なる幅のフィルムを効率よく製造する。
【解決手段】流延ドラムは軸を中心に回転する。流延ドラムの周面はX方向へ走行する。流延ダイ30はドープを周面に吐出する。流延ダイ30の流出口から周面にかけて流延ビード40が形成される。減圧チャンバ36は、流延ビード40の背面側を減圧する。減圧チャンバ36には、流延ビード40のY方向の幅を幅データとして検出するセンサユニットが設けられる。制御部は、センサユニットが検出した幅データに基づき、流延ビード40の両端部40aのX方向の上流側に位置するように、耳サイドシール板71をY方向へ移動する。幅が異なる流延ビード40が形成されると、制御部は、新たな幅の幅データに基づき、新たな両端部40aのX方向の上流側に位置するように、耳サイドシール板71をY方向へ移動する。 (もっと読む)


【課題】50μmを超えるような厚いポリイミドフィルムを、コンパクトな装置で効率よく製造出来る方法を提供する。
【解決手段】基材上にポリイミド樹脂前駆体溶液を塗布し、形成された塗膜中の固形分濃度が50〜90質量%となるまで乾燥を行った後、これをスペーサーと伴巻きし、巻き状態でポリイミドを熱硬化した後、基材から剥離することを特徴とするポリイミドフィルムの製造方法。好ましくはスペーサーの厚みは0.5〜5mmである。 (もっと読む)


【課題】 液晶表示装置(LCD,液晶ディスプレイ)の偏光板用保護フィルム、位相差フィルム、視野角拡大フィルム、プラズマディスプレイに用いられる反射防止フィルムなどの各種機能フィルム等にも利用することができる光学フィルムについて、フィルムの平面性を均一に保ちながらも、広幅化に対応した幅手方向両端部までも使用可能な光学フィルムの製造することができて、生産性を大幅に向上させることができる、光学フィルムの製造方法を提供する。
【解決手段】 溶液流延製膜法による光学フィルムの製造方法において、流延支持体の幅手方向中央部に流延するドープの粘度よりも、流延支持体の幅手方向両端部に流延するドープの粘度を低くする。幅手方向中央部の流延ドープ粘度(V1 )(Pa・秒)と、幅手方向両端部の流延ドープ粘度(V2 )(Pa・秒)とが、式、 0.5×(V1)≦V2≦0.9×(V1) の関係を有している。 (もっと読む)


【課題】主に、樹脂成形品をパウダースラッシュ成形型から容易且つ効率的に脱型させ得るようにする。
【解決手段】加熱されたパウダースラッシュ成形型2に樹脂パウダーを供給することにより、パウダースラッシュ成形型2に樹脂パウダーを溶融付着させて樹脂成形品3を成形可能とすると共に、冷却固化された樹脂成形品3をパウダースラッシュ成形型2から引き剥がすことにより、脱型を行わせ得るよう構成されたパウダースラッシュ成形装置用型構造であって、樹脂成形品3の不要部位8に対応するパウダースラッシュ成形型2の不要部位成形部分9に、樹脂成形品3を部分的に剥離させるための剥離用エア11を吹出可能な剥離用エア吹出部12を設けると共に、剥離用エア吹出部12に対して、剥離用エア11を供給可能なエア供給回路部13を設けるようにしている。 (もっと読む)


【課題】溶液流延製膜法により製造された光学フィルムについて、広幅のフィルムを取るために幅手方向(TD方向)に高延伸することにより、搬送方向(MD方向)に引裂き強度をアップさせ、光学フィルムを具備する偏光板のリワーク時のフィルムの剥離性を改善し、特定方向の破れを抑制し、偏光板のカール抑制、リワークでの破れ抑制を果たす。近年のフィルム幅の拡大、及びフィルムの高品質化の要求にも応えることができる光学フィルム、及び偏光板を提供する。
【解決手段】光学フィルムは、フィルム搬送方向(MD方向)の引裂き強度と、同幅手方向(TD方向)の引裂き強度との比:(MD引裂き強度/TD引裂き強度)が、1.1〜2.0、好ましくは1.5〜2.0である。延伸工程でのウェブの延伸率は20〜60%であることが好ましい。またフィルムの全製造工程で、MD方向収縮率+TD方向収縮率の和が、15〜50%であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】流延工程においてエア巻き込みの発生を抑える。
【解決手段】ドラム本体32aの回転により周面32cがX方向へ走行する。流延ダイ30がドープ21を周面32cへ吐出する。ドープ21は、流出口30aから周面32cにかけて流延ビード40を形成した後、周面32cに流延膜33を形成する。剥ぎ取りローラ34は、流延膜33を周面32cより剥ぎ取り、湿潤フィルム47としてテンタに送る。流延膜33が剥ぎ取られた後の周面32cは、除電ブラシ73によって除電される。除電後、周面32cは、電極棒70により再び帯電する。流延ダイ30は、帯電した周面32cに新たなドープ21を吐出する。 (もっと読む)


【課題】厚みムラの発生を抑えつつ、フィルムを製造する。
【解決手段】流延ダイ30からドープを流延ドラムの周面に向けて吐出し、流延ダイ30の流出口30aから周面にかけて流延ビード40を形成する。吸引装置の吸引により中空部60aを減圧し、流延ビード40の背面側を減圧する。減圧チャンバ36の中空部60a内には、X方向に1対の耳サイドシール板71を設け、1対の耳サイドシール71を両端部40aのX方向上流側に位置させて設ける。1対の耳サイドシール板71により、中空部60aを両端チャンバ部74、中央チャンバ部75の3区画に分ける。両端チャンバ部74の流延ダイ30の近傍に前方遮風部材90を設ける。前方遮風部材90により、流延ビード40の両端部40aの外側からの流入風400を遮断し、流延ビードの振動を抑え、製品としてのフィルムの厚みムラの発生を抑える。 (もっと読む)


【課題】フィルムを剥ぎ取った後に、フィルムの両側部の耳きりする部分を減らす、あるいはフィルムの両側部を耳きりする必要をなくす。
【解決手段】走行する無端の流延バンド22の上にポリマ溶液を流延して流延膜31を形成する。流延膜31に加熱された空気を吹き付けて溶剤の一部を蒸発させる。流延バンド22から流延膜31を剥ぎ取り湿潤フィルムを得る。流延膜31の側縁が流延バンド22の側縁から流延バンド22の幅方向に3mm以上100mm未満の範囲にあるようにポリマ溶液を流延する。流延バンド22の非流延部71の熱エネルギーが蓄積されることを防ぐ。流延膜の両側縁部が発泡することを防ぐ。 (もっと読む)


【課題】カワバリの発生を抑えて、異物故障の発生が少ないフイルムを製造する。
【解決手段】ドープ貯留装置21はドープ貯留タンク45と溶媒ガス供給部46とを備える。溶媒ガス供給部46は、溶液64を蒸発させて、溶媒ガス64aを生成する。ドープ38がドープ貯留タンク45から流延ダイに供給されると、溶媒ガス64aがドープ貯留タンク45内に供給される。このとき、溶媒ガス64aの供給速度はドープ38の供給速度以上とされる。 (もっと読む)


【課題】助剤濾過方式において、使用済みのプレコート液を用いてプレコートを形成し、濾過寿命を延ばす。
【解決手段】原料ドープ41に濾過助剤溶液56を分散させて、第1濾過器47または第2濾過器48で濾過する。濾過器47内で濾材支持体60の上に濾過助剤を堆積させ、この濾材支持体60及び堆積層からなる濾材63を用いて原料ドープ41を濾過する。濾過圧力が高くなったところで、複数の濾過器47,48を切り替えて、使用済みの濾過器に洗浄液を流し、洗浄する。洗浄後に、プレコート液61を循環させて、濾過助剤を濾材支持体60上に堆積させてプレコート62aを形成する。使用済みのプレコート液は清澄度が高く、これを利用して次のプレコート62aを形成することにより、濾材63中への不純物の堆積が少なくなり、濾過寿命を延ばすことができる。 (もっと読む)


【課題】 セルロースエステルフィルムを生産するにあたり、光学値の変動が小さく、調整が可能な範囲となって、適正な光学値を備えたセルロースエステルフィルムが長期にわたって生産可能である、フィルム製造システムを提供する。
【解決手段】 使用前の多数のセルロースエステル材料ロットについて、セルロースエステルの粘度指標と同アシル基の置換度を、それぞれ2〜5のランクに分けて、粘度指標の数値成分とアシル基の置換度の数値成分のうちの一方を「行」とし、同他方を「列」として正方行列のマトリックスとして表示する。材料ロットの切替えの際、切替え前の材料ロットに対し、切替え後の材料ロットとして、上記マトリックス表示において、相互に隣り合う成分に属する材料ロットを連続して使用するように管理する。材料ロット切替え後の生産フィルムの光学特性値および膜厚の変動率が、平均値から±3%以内となるように品質管理を行なう。 (もっと読む)


【課題】ポリマーフィルムの傷やしわ等を防止する。
【解決手段】溶液製膜設備は、搬送手段として駆動ローラ48を備える。駆動ローラ48は、溶媒を含む状態でバンドから剥がされたポリマーフィルム12を搬送する。駆動ローラ48は、周方向に沿って形成された、断面略半円形状の谷部60および山部61を有する。谷部60および山部61は、軸方向に交互に並んでおり、そのピッチPv、Pmは0.01mm以上2mm以下、谷部60の底点60aから山部61の頂点61aまでの高さHv−mは0.01mm以上1mm以下となっている。谷部60および山部61の曲率半径Rv、Rmは、0.1mm以上0.5mm以下となっている。 (もっと読む)


【課題】高価なダイおよび塗布液支持体を用いず、また複雑な製造設備によらずに均一な厚みを有し、フィルム破断を起こすことなく、連続生産が可能で、安定した製造ができる、厚みが10μm以下のポリイミドフィルム製造装置およびその製造方法と、それらから得られるポリイミドフィルムを提供すること。
【解決手段】スリットダイ、ポリイミド前駆体溶液の塗布液支持体及び加熱イミド転化装置を備え、前記スリットダイには、該スリットダイの先端部と前記塗布液支持体表面との間隔を一定に保持するための間隔調整機構が備え付けられ、前記加熱イミド転化装置は、ポリイミド前駆体ゲルフィルムをロール表面に接触させてイミド転化を完結するための、少なくとも1個の加熱ロールを備えているポリイミドフィルム製造装置である。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は高CSで安定した連続製膜が可能であり、かつ耐熱性、光学特性、平滑性、位相差特性に優れた芳香族ポリカーボネートフィルムの製造方法、芳香族ポリカーボネートフィルム、及びそれを用いた有機エレクトロルミネッセンス素子用基板を提供することにある。
【解決手段】メチレンクロライド、及び炭素数1〜6の直鎖または分岐鎖状の脂肪族アルコールを4〜14質量部含有する混合溶媒に、芳香族ポリカーボネートを溶解させたドープ組成物を支持体に流延し、下記式(i)で表される残留溶媒濃度が35〜55%の状態でウェブを剥離した後、残留溶媒濃度が0.5〜35%の状態でウェブを幅保持、もしくは延伸することを特徴とする芳香族ポリカーボネートフィルムの製造方法。
式(i) 残留溶媒濃度(%)=溶媒量/(溶媒量+溶質量)×100 (もっと読む)


【課題】離型層における加熱時の酸化劣化部分を避けて、酸化劣化していない離型層領域における最大領域に樹脂溶液を塗布することにより、樹脂成形体の破損を防止するとともに、金型の使用効率を向上できる樹脂溶液の塗布装置、および該塗布装置を用いた環状シームレス成形体の製造方法を提供すること。
【解決手段】金型2の表面に有する離型層の上に樹脂溶液4を塗布する樹脂溶液塗布装置であって、樹脂溶液を吐出するディスペンサー1;および金型ごとの情報に基づいて、該ディスペンサーによる塗布領域(4,5)を制御する塗布領域制御手段6を有する塗布装置、および該塗布装置を用いた環状シームレス成形体の製造方法。 (もっと読む)


【課題】減圧チャンバを有するダイスを用いた溶液流延装置で溶液流延法により光学用フィルムを製造する時、流延時にダイスから吐出したリボンの揺れを抑制し、膜厚のムラを防止した光学用フィルムの製造方法、光学用フィルム、偏光板及び液晶表示装置の提供。
【解決手段】原料の樹脂を溶媒に溶解させたドープを吐出するダイスと、前記ダイスから吐出した前記ドープのリボンを流延する無端支持体と、前記ダイスの上流側に配設された減圧チャンバとを有する溶液流延装置を使用し光学用フィルムを製造する光学用フィルムの製造方法において、前記減圧チャンバの内部に、前記減圧チャンバの内部を幅方向に分割するジャマ板を有し、前記ジャマ板は前記ドープのリボンと平行に配設されており、前記ジャマ板は中央部に、前記ジャマ板の全幅の5%〜50%の幅を持つ凸部を有することを特徴とする光学用フィルムの製造方法。 (もっと読む)


【課題】面内レターデーションReの分布が幅方向に略均一のフイルムを製造する。
【解決手段】TACフイルム3は、幅方向の両側縁部3a、3bから中央部3cにかけて膜厚が薄くなる、いわゆる船底状の膜厚プロファイルを有する。TACフイルム3は、膜厚プロファイルに起因して、船底状の面内レターデーションReプロファイルを有する。TACフイルム3をテンタ部5に導入する。テンタ部5では、クリップ32a、32bにより両側縁部3a、3bを把持して、幅方向にTACフイルム3を延伸し、延伸前後における幅方向における面内レターデーションReの増大量分布と、膜厚プロファイルに起因する幅方向におけるレターデーションReの変化量分布とを、相殺する。 (もっと読む)


【課題】ドープ供給配管に付着している旧ドープを新ドープで効率良く置換する。
【解決手段】溶液製膜設備で既に送液された旧ドープが付着しているドープ供給配管71に新ドープ81を送液する。新ドープ81の送液に並行して副ドープ78を送液する。副ドープ78はドープ供給配管71の内壁に接するように流れる。ドープ供給配管71内で主液流79と副液流80とが形成される。ドープ供給配管71の内壁付近においても副ドープ78は新ドープ81より移動抵抗が小さい。副ドープ78を加えて新ドープ81で置換する。旧ドープが効率良く置換される。旧ドープは、新ドープ81に効率良く置換される。 (もっと読む)


【課題】面内レターデーションReの低減、スジムラやスリキズの発生を抑制し、適切な光学特性を有する環状オレフィンフィルムの製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】環状オレフィン系樹脂を含む膜状物を搬送して加熱領域内を通過させることにより、該膜状物を加熱する工程を含む環状オレフィンフィルムの製造方法であって、該加熱領域内の温度における該膜状物の弾性率が300MPa〜3000MPaであり、搬送テンションが10〜50(N/フィルム1m幅)であることを特徴とする環状オレフィンフィルムの製造方法。 (もっと読む)


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