説明

Fターム[4F401CA75]の内容

プラスチック廃棄物の分離、回収、処理 (20,047) | 高分子の処理操作 (5,351) | 分子鎖切断 (1,057) | 薬剤によるもの (200)

Fターム[4F401CA75]に分類される特許

181 - 200 / 200


【課題】プラスチックを処理する際の水素化分解反応の生成物である重質留分を無害化して有効に利用するプラスチックの処理方法を提供する。
【解決手段】本発明は、プラスチックと溶剤を混合、加熱して前記プラスチックを溶解する溶解工程と、この溶解工程で得られたプラスチック溶液を触媒の存在下で水素と反応させて、水素化分解反応を行う水素化分解工程と、この水素化分解工程で生成した水素化分解反応生成物を蒸留して、重質留分を得る蒸留工程と、この蒸留工程で得られた重質留分と石炭とを混合、加熱して、前記石炭を改質する加熱処理工程とを有する。 (もっと読む)


【課題】水素化分解反応の生成物である重質留分の処理を簡便に行なう方法を提供する。
【解決手段】プラスチックと溶剤を加熱,混合してプラスチック溶液を得る溶解工程と、溶解工程で得たプラスチック溶液と水素とを触媒の存在下で反応させて水素化分解反応を行なう水素化分解工程と、水素化分解工程で生成した水素化分解反応生成物を蒸留して反応生成物を分離,回収する蒸留工程とを有することを特徴とするプラスチックの処理方法において、蒸留工程で得られた重質留分の少なくとも一部を溶解工程へ返送する。 (もっと読む)


【課題】ベンゼン類を取得するほか、副生する分解油中の塩素濃度、すなわち有機塩素化合物の量を低減できるプラスチックの処理方法およびその処理装置ならびにベンゼン類の製造方法およびその製造装置を提供する。
【解決手段】本発明は、プラスチックと溶剤を混合、加熱して前記プラスチックを溶解する溶解工程(溶解槽1)と、溶解工程(溶解槽1)で得られた溶液に水を添加して、前記溶液中の水溶性塩素分を水に抽出後、この水を除去する水溶性塩素分抽出・除去工程(抽出器2)と、水溶性塩素分抽出・除去工程(抽出器2)により水溶性塩素分が除去された溶液と水素とを触媒の存在下で反応させて、水素化分解反応を行う水素化分解工程(水素化分解反応器3)とを有する。 (もっと読む)


【課題】 予め分別することなくプラスチックの廃棄物を一括処理して、種類ごとに再生材料を回収する。
【解決手段】 プラスチック廃棄物を一定の大きさに粉砕するステップと、粉砕されたプラスチックを加水分解するステップと、加水分解によってプラスチック廃棄物中に含まれる植物由来の生分解性プラスチックから生成した粗乳酸水溶液を抽出するステップと、粗乳酸水溶液の抽出後、残存する固体成分を粒度選別して粉体状の石油由来の生分解性プラスチックを選別するステップと、粉体状の石油由来の生分解性プラスチックの選別後、残存する固体成分の中から、不純物を除去して石油由来の化学合成系プラスチックを選別するステップとを有している。 (もっと読む)


本発明は廃ゴムや廃プラスチックの連続熱分解プロセス及びそのプロセスを実現する設備に関する。それは廃ゴムや廃プラスチックを利用してオイルなどの製品を製造する主要技術である。その熱分解過程では、触媒及び廃ゴムや廃プラスチックを押し出しながら輸送を行い空気や酸素を隔離した供給を実現し、上述の原料を密閉の熱分解室に給入させ、原料を供給口から排出口へ移動させ、且つこの過程中にて熱分解を完成し、最後に外界の気体と隔離できた排出機構から自動的に排出する。本発明は熱分解室の供給口と排出口に対して空気及び酸素を隔離することによって酸素が熱分解室に吸入されて不安全となることを完全に避けることができ、これによって連続供給の、工業的製造を実現した。更にオイル製品の比率は既存技術の19%から45%〜48%まで向上でき、且つ製造設備の損耗を低減できる。従って、製造コストを低減し、安全性を向上し、効率よい連続製造を実際に実現した。
(もっと読む)


【課題】 本発明は、ウレタン樹脂軽量物と熱可塑性樹脂軽量物を含む混合物から、ウレタン樹脂と熱可塑性樹脂を効率的に分別する方法及び装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 この発明の回収方法は、分解機構10を用いてウレタン樹脂と熱可塑性樹脂とを含む樹脂混合物に、ウレタン樹脂分解剤を反応させてウレタン樹脂を低分子化し、軟化点50℃以上のウレタン分解物を含む分解混合物を得る工程と、この工程で得られたウレタン分解物と熱可塑性樹脂を含む分解混合物を粉砕機構20により粉砕する工程と、この工程で得られるウレタン分解物と熱可塑性樹脂の粉砕物を、例えば風力分別のような分別機構30を用いて分別する工程とを有することを特徴とする方法である。 (もっと読む)


【課題】目的物を回収するためのプロセスを大幅に簡略化する。
【解決手段】熱硬化性樹脂を架橋部の熱分解温度以下のメタノールによって分解することによりスチレンマレイン酸共重合体メチルエステルとグリコールを生成し、スチレンマレイン酸共重合体メチルエステルとグリコールを固液分離することにより、グリコールとメタノールを液相、スチレンマレイン酸共重合体メチルエステルを固相として分離し、分離されたスチレンマレイン酸共重合体メチルエステルにスチレンを加えることによりスチレンマレイン酸共重合体メチルエステルのスチレン溶液として回収する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、繊維強化プラスチックに含まれる繊維および充填材を、その質と回収率を保持しつつ、効率的かつ低コストで分離回収する方法ならびに当該方法により回収された繊維や充填材を再利用した成形品を提供することを目的とする。
【解決手段】(A)繊維強化プラスチックを処理溶液により溶解処理した後、不溶物として残った繊維と前記処理溶液とを分離回収する工程、(B)前記(A)工程で分離回収した前記繊維を水中で機械的に攪拌洗浄し、脱水した後、前記繊維と前記繊維に付着していた充填材を含む洗浄排水とを分離回収する工程、および(C)前記(A)工程で分離回収した前記処理溶液および/または前記(B)工程で分離回収した前記洗浄排水に含まれる充填材を回収する工程、を有することを特徴とする、繊維強化プラスチックに含まれる繊維および充填材の分離回収方法。 (もっと読む)


【課題】有害ガスの発生が無く、かつ、 200℃程度の廃熱で、簡単にPVCなどの廃棄物から水素やメタンなどの燃料ガスを発生できる手法を提供する。
【解決手段】PVC(ポリ塩化ビニール)廃棄物にCaOなどの酸化物を添加して粉砕処理し、PVC中の塩素をCaOによって固定化し、その後、その産物を200℃程度で加熱することによる、有害ガスの発生も無く、水素やメタンガスの燃料ガスを発生させる方法。 (もっと読む)


【課題】 多量の乳酸を溶液状態で回収する。
【解決手段】 乳酸系生分解性プラスチックを含む廃棄物を被処理物として投入量の総重量の20%の水とともに処理チャンバー1内に投入して密閉した後(ステップS1)、処理チャンバー1内を140℃に加熱し(ステップS2)、処理チャンバー1内の圧力を、140℃の加熱温度での飽和水蒸気圧に保ち、被処理物の加水分解反応の加熱モードを進行させる(ステップS3)。被処理物の加熱モード終了後、冷却モードで(ステップS4)、予め定められた飽和水蒸気圧曲線に従って蒸気圧を下降させることにより、圧力と温度を制御し、処理チャンバー1内の水蒸気を乳酸水溶液に凝結させ(ステップS5)、抽出された乳酸水溶液を回収し(ステップS6)、処理チャンバー1内に残存する固形物を回収する(ステップS7)。 (もっと読む)


【課題】PET由来のPBTを活用したポリアルキレンテレフタレートを含み、また有用な性能特性を持つ新規な成形組成物を提供する。
【解決手段】成形組成物であって、(a)(1)ポリエチレンテレフタレートおよびポリエチレンテレフタレート共重合体類から構成される群から選択されるポリエチレンテレフタレート成分から誘導され、(2)前記ポリエチレンテレフタレート成分から誘導される少なくとも1つの残基を含む、5〜90重量%の変性ポリブチレンテレフタレートランダム共重合体と、(b)5〜40重量%のポリアルキレンテレフタレート成分とを含み、前記変性ポリブチレンテレフタレートランダム共重合体と、前記ポリアルキレンテレフタレート成分と、任意に少なくとも1つの添加剤の量が合計で100重量%である成形組成物。前記組成物および前記組成物から作られる物品の製造方法。 (もっと読む)


本発明は、ポリエステルのリサイクル方法であって、リサイコロド(recycoled)すべき出発原料ポリマーをアルキレンジオールとブレンドすることによりブレンド物を形成するステップと、このブレンド物を溶融するステップと、この溶融ブレンド物を、第1滞留時間、第1温度、および剪断の条件下で保持することによりクラッキングされたポリマーを生成させるステップとを含む方法に関する。このクラッキングされたポリマーブレンド物は、次いで、濾過し、冷却し、そして所望の分子量に到達するまで固相重合が起こるような条件下で保持してもよい。 (もっと読む)


PETを含む供給材料をエタノールと反応させ、エチレングリコール、並びにジエチルイソフタレート及び/又はジエチルテレフタレートのような芳香族ジエチルエステルを回収する、PETのエタノリシス法を開示する。PET、又はテレフタレートモノマー及びエチレングリコールモノマーを含むターポリマーをエタノールと反応させて、エタノール、ジエチルテレフタレート、エチレングリコール、及び場合によってはジエチルイソフタレートを回収する。回収されたジエチル成分は、液相酸化にかけて芳香族カルボン酸を製造することができる。また、回収されたジエチル成分の液相酸化によって酢酸を製造することもできる。芳香族カルボン酸を用いてポリマーを形成することができる。
(もっと読む)


【課題】芳香族アミンの発生を抑制し、ウレタン樹脂の再生を容易にすることができる分解方法を提供する。
【解決手段】 ウレタン樹脂のウレタン結合を分解することのできる分解性と、アミノ基を有する化合物と反応し捕捉する捕捉性の両方を有する分解剤でウレタン樹脂を分解する。このような分解剤としては、カルボキシル基、カルボキシル基の塩、エステル基、及び酸無水物基の内の少なくとも1種を有する分解剤、あるいはイソシアネート基、エポキシ基の内の少なくとも1種を有する分解剤をもちいることができる。 (もっと読む)


本発明は、イソシアネート付加体の後処理方法であって、
a)イソシアネート付加体を純粋なアンモニアと反応させる工程と、
b)工程a)で得られる反応生成物を後処理する工程と、
c)これにより形成されるアミンをイソシアネートの製造に循環させる工程と、
を含むことを特徴とするイソシアネート付加体の後処理方法を提供する。 (もっと読む)


本発明は、架橋高分子材料において、ポリマー鎖の可逆性連鎖開裂を誘発する方法を提供する。ポリマー主鎖の可逆性開裂は、より少ない応力状態において結合が再編成する際に、高分子材料における応力を除去することができる。本発明は、可逆性連鎖開裂することができる高分子材料の製造方法、本発明の方法によって製造された材料、本発明の材料および方法に有用な可逆性連鎖開裂基を含有する線状モノマーも提供する。本発明の方法は、高分子被覆剤、歯科材料、繊維強化材料および光学材料を包含するがそれらに限定されない種々の高分子材料に適用することができる。
(もっと読む)


本発明は、許容できる費用で、かつ高いエネルギー効率で信頼できる純度および組成の有用な物質を製造するための廃棄物および低価値製品の加工に関する。具体的には、本発明は、本来ならほとんど商業的価値がない臓物、動物糞堆肥、都市の下水スラッジなどのさまざまな原料を、ガス、油、特殊化学物質、および炭素固体を含む有用な物質に転化する多段階方法を含む。この方法は、イオウおよびナトリウムの制御された添加によって達成される還元環境下に原料を熱および圧力にかけ、さまざまな成分を分離し、次いで1つもしくはそれ以上のその成分に熱および圧力をかける。本発明はさらに、廃棄物を有用な物質へ転化する多段階方法を実施するための装置、およびこの方法から生じる少なくとも1つの油製品を含む。 (もっと読む)


実質的に自立的な方法において液体燃料を製造するために、気体燃料として、またはフィッシャー−トロプシュリアクター中へのフィードとして使用される合成ガスを製造するための方法及び装置。一実施形態において、炭質材料の粒子の水中スラリー、及び内部供給源からの水素は、メタンに富む発生炉ガスが発生する条件下で水素添加ガス化リアクター中に供給され、水素及び一酸化炭素を含む合成ガスが発生する条件下で蒸気改質装置中に供給される。蒸気熱分解改質装置により発生する水素の一部は、水素精製フィルターを通して水素ガス化リアクター中に供給され、これから得られる水素が、内部供給源からの水素を構成する。蒸気熱分解改質装置により発生する残りの合成ガスは、電気及び/またはプロセス熱を発生させるための気体燃料を燃料とするエンジンの燃料として使用されるか、または液体燃料が製造される条件下でフィッシャー−トロプシュリアクター中に供給される。水素添加ガス化リアクターから、そして液体燃料が製造されるならばフィッシャー−トロプシュリアクターからの熱を蒸気発生装置および蒸気熱分解改質装置に移すために溶融塩ループが使用される。本発明のもう一つ別の実施形態において、炭質材料は、水素及び蒸気の両方の存在下で同時に加熱されて、単段において蒸気熱分解及び水素添加ガス化を受け得る。
(もっと読む)


本発明は、廃棄PETのリサイクル手法に関し、該手法は、他の工程とともに、廃棄PETの粒子を理論量または過剰な量の強い塩基金属とアルコール反応溶媒の沸騰温度で好ましくは大気圧下で反応させ、アルコール反応溶媒に吸収された塩基およびエチレングリコールから金属との反応によりテレフタル酸塩を得る鹸化反応工程からなる。この反応から、エチレングリコール、商品価値の高いテレフタル酸およびテレフタル酸塩を得ることが可能である。 (もっと読む)


重合体原料を1種以上の無機塩触媒と接触させて、液体生成物及び幾つかの実施態様では非凝縮性ガスを含む全生成物を製造する方法に関する。無機塩触媒は、生成物の時間分析で測定して、50〜500℃の温度範囲の放出ガスの放出ガス変曲点を示す。 (もっと読む)


181 - 200 / 200