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Fターム[4G012JL03]の内容

Fターム[4G012JL03]に分類される特許

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【課題】高膨張性を有する粉状の製鋼スラグの低膨張化をはかる安定化処理方法を提供する。
【解決手段】粒径1mm以下を60質量%以上含み、体積膨張率が3%以上の粉状の製鋼スラグについて、その含有水分量を10質量%以上25質量%以下に調整し、炭酸ガス純分量でスラグ1トン当たり、5Nm3/Hr以上100Nm3/Hr以下の炭酸ガスを含有するガスを供給して、5時間以上保持する。これにより、体積膨張率が1.5%以下を達成し、粉状スラグの自然砂あるいは砕砂等の土木用資材の代替使用を可能にする。 (もっと読む)


【課題】スラグからのフッ素溶出を効果的に抑制することができ、かつpHの上昇も抑えることができるスラグ処理方法を提供する。
【解決手段】製鋼スラグまたは高炉水砕スラグにリン酸成分を含有する水溶液を散布し、このリン酸成分とスラグ中のフッ素及びカルシウムにより難溶性化合物を生成させることで、スラグからのフッ素及びカルシウムの溶出が抑制されるようにする。難溶性化合物を生成させるためのカルシウム成分として、スラグに元々含まれるカルシウムを利用するので、処理後のスラグには溶出可能なカルシウム量が少なくなる。このため、フッ素溶出が抑制されるだけでなく、カルシウムの溶出による水や土壌のpH上昇も効果的に抑えられる。 (もっと読む)


【課題】発生直後の製鋼スラグを利材化に好適な状態まで速やかに改質・処理し、且つ環境面でも好ましい形態・条件で処理する。
【解決手段】溶融スラグにスラグ改質物質を添加した後、金属ボール群を収容した回転ドラム内に注入し、スラグを回転ドラム内で転動する金属ボール群と接触させて冷却するとともに、転動する金属ボール群による物理的作用により粉砕してスラグ粉砕物とする工程Aを有し、さらに好ましくは、この工程Aの下工程として、地金回収工程B、スラグ粉砕物中のカルシウム分の水和工程C、スラグ粉砕物中の未炭酸化Caの炭酸化処理工程Dのうちの1つ以上の工程を有する。スラグの用途に応じて粒状スラグに速やかに改質・処理でき、地金回収用の破砕処理やエージング処理も不要であり、且つ高pH溶出水を生じないなど、環境に優しいスラグ製品が得られる。 (もっと読む)


【課題】大掛かりな設備構成を要することなく、水砕スラグをセメントと混合してコンクリート用骨材として使用したとしても、コンクリート内部に気泡を生じさせることを防止可能にすると共に、自然環境下においても重金属類の溶出を抑制可能な溶融スラグ処理設備とこの設備を用いた溶融スラグ処理方法を提供する。
【解決手段】溶融炉1から発生する溶融スラグSを受け入れ水冷して水砕スラグを形成する水砕スラグ槽2と、この水砕スラグ槽2に配置され水砕スラグを搬出するスラグコンベア装置3と、このスラグコンベア装置3により搬出された水砕スラグを受け入れるスラグピット6とを有する。水砕スラグ槽2とスラグピット6との間に、スラグコンベア装置3により搬送された水砕スラグを安定化処理する安定化処理機構が設けられていて、この安定化処理機構はアルカリ水供給手段4と酸性水供給手段5とがこの順で設けられて構成されている。 (もっと読む)


【課題】フッ素を含有する製鋼スラグから水中へのフッ素溶出を抑制して、土壌環境基準に準拠した低フッ素溶出の製鋼スラグを製造する。
【解決手段】フッ素を含有する製鋼スラグを常温まで冷却した後、該製鋼スラグに燐酸又は燐酸塩の水溶液を添加する。この水溶液中には、水溶カルシウムイオンも存在させる。この水溶液中で、燐酸イオン、カルシウムイオン及びフッ素を反応させることより、フッ素を含有するアパタイト系化合物を形成して、これにフッ素を固定して不溶出化する。 (もっと読む)


【課題】発塵問題を生ずることがなく、処理工程で強アルカリ水を生成させることがなく、処理に長時間を必要とせず、スラグを有価物として回収することができる高温スラグの処理方法を提供する。
【解決手段】炉から排出されたCaOを含有する高温のスラグを、熱間状態から乾式冷却したうえ分級し、CaO含有率の低い粗大粒と、CaO含有率の高い微小粒とを得る。冷却は一次冷却と二次冷却との2段冷却とすることが好ましく、一次冷却は冷却ボックス2において冷却水を噴霧し、自由水を発生させない範囲での水冷却とすることができる。二次冷却は乾式冷却装置3における空冷方式が好ましい。二次冷却により破砕されたスラグを分級すれば、CaO含有率の低い粗大粒と、CaO含有率の高い微小粒とを得ることができる。 (もっと読む)


【課題】製鋼工程の精錬処理時に発生する製鋼スラグの処理方法において,スラグの溶融状態を維持しながら製鋼スラグの改質還元処理を行うことで,遊離CaOや気泡をほとんど含まない高品質のスラグを得るとともに製鋼スラグの外観を改善し,かつ,製鋼スラグ中の有価成分を十分に回収する。
【解決手段】溶融製鋼スラグを溶銑が保持された反応容器に装入し,反応容器に装入された溶融製鋼スラグにSiO含有改質材および還元用炭素源を添加し,製鋼スラグの溶融状態を維持したまま製鋼スラグの改質処理および還元処理を行う。 (もっと読む)


【課題】製鉄所等の鉄鋼製造プロセスで発生するスラグのうち、特に微粉スラグを含む粉体状スラグを主原料とするスラグを迅速に造粒する。
【解決手段】粉状のスラグに、自由水が存在し始める水分値未満で、かつ該水分値よりも5質量%少ない値以上の範囲となるように添加する水分量を調整し、機械的な攪拌を付与しつつ、ドライアイスを供給することを特徴とするスラグの造粒方法。 (もっと読む)


【課題】 溶融スラグを、モルタルまたはコンクリート用骨材として使用しても、溶融スラグ中の金属アルミニウムが水酸化カルシウムおよび水と反応して、モルタルまたはコンクリート中で水素ガスを発生することを予防し、均一な品質のモルタルまたはコンクリートを製造するのに有効に用いられる、生産性に優れ、経済的に有効な溶融スラグの処理方法を提供する。更に、前記方法により得られた溶融スラグを骨材として用いたモルタルまたはコンクリートを提供する。
【解決手段】 溶融スラグの処理方法は、溶融スラグに、生コンスラッジ水を散水し、溶融スラグに含有される金属アルミニウムを反応処理する方法である。前記生コンスラッジ水は、生コン工場またはコンクリート二次製品工場から発生する生コンスラッジ水が利用できる。 (もっと読む)


【課題】特殊な水粉水を使用しなくとも良好なCd溶出性をもつ銅製錬スラグを再現性よく産出できる製錬方法を提供する。
【解決手段】自溶炉及び転炉を用いる銅製錬法において、自溶炉への装入原料のCd濃度を0.015質量%以下に抑制することにより、自溶炉スラグのCd溶出量を環境庁告示基準の0.01mg/L以下とする。 (もっと読む)


【課題】 電気炉による製鋼スラグを道路用材料の路盤材やアスファルト骨材等とするため、新規設備や工程を不要として従来の工程を準用することで僅かな費用で製品の品質を損なうこと無く処理する還元性スラグの膨張特性の改質方法を提供する。
【解決手段】 電気炉の酸化精錬後に一定量の酸化性スラグを伴って電気炉から出鋼された溶鋼を現ヒートの還元精錬用の取鍋に移注し、その際に先行ヒートにて出鋼後に残る還元性スラグと残湯の全部を先行ヒートの取鍋から上記の現ヒートの還元精錬用の取鍋に移注し、次いで、この還元性スラグと残湯の全部を移注した取鍋から酸化性スラグ及び還元性スラグの混合物を直ちにスラグ鍋に移注することにより、これらの酸化性スラグ及び還元性スラグを溶融状態にて混合して混合スラグとした後、この混合スラグを土間あるいはスラグパン等の緩冷却工程へ排滓する。 (もっと読む)


【課題】 燐を含有する製鋼スラグを製鉄工程へリサイクルして再利用するに当たり、製鋼スラグに含有される燐を効率的に除去し、これにより復燐を発生させることなく、製鋼スラグに含有される鉄分及びCaO分を有効活用する。
【解決手段】 燐を含有する製鋼スラグを、冷却した後に磁力により磁着物28と非磁着物27とに分離して回収し、次いで、該非磁着物に還元剤を混合し、混合した後に加熱処理して、非磁着物に含有される燐酸化物を還元して気化除去し、燐酸化物を気化除去した後の非磁着物及び前記磁着物を製銑工程または製鋼工程にリサイクルする。 (もっと読む)


【課題】廃棄物の溶融処理により、溶融炉から排出されたスラグを再度溶融炉に投入しスラグの多段溶融処理を行うことにより、重金属を完全に還元した均一な組成の、安全で無公害なスラグを得る。また、補助剤を添加することにより、再資源化しやすい組成のスラグを得ることができるスラグの多段溶融法を提供する。
【解決手段】廃棄物の溶融処理により溶融炉から排出されたスラグ3を受ける排出スラグ受入設備4と、溶融処理により溶融炉から排出されたスラグを再度炉頂もしくはスラグ投入口より投入するスラグ再投入コンベア5、もしくは溶融炉を2段〜複数段設置した場合では、1段目の溶融炉から排出されたスラグを2段目の溶融炉へ搬送するスラグ搬送コンベア6を具えることを特長とする。 (もっと読む)


【課題】 製鉄所等の鉄鋼製造プロセスで発生するスラグのうち、特に微粉スラグを含む粉状スラグを主原料とするスラグを迅速に造粒する。
【解決手段】 篩下粒径5mm以下を20質量%以上含む粉状スラグについて、自由水が存在し始める水分値未満で、かつ該水分値よりも5質量%少ない値以上の範囲となるように水分量を調整し、機械的な攪拌を付与し、炭酸ガスを含有したガスを供給することを特徴とするスラグの造粒方法。 (もっと読む)


【課題】 少ない処理コストで生産性の高い製鋼スラグの安定化処理を可能とすることができるうえに、更にはCO2排出量も削減することができる製鋼スラグの処理方法を提供すること。
【解決手段】 製鋼スラグ中に存在するCaO分を炭酸化するに際し、製鋼スラグに機械攪拌を付与しつつ、CO2ガスを供給して炭酸化反応を行わせしめる製鋼スラグの処理方法であって、製鋼スラグ中に10〜40mmの粒状物を含む状態で攪拌するようにした。また、攪拌容器への空間充填率ηを0.03〜0.15とすることで高い生産性を得る。更に、η、容器径D、回転数ω、水分Mと処理前フリーライム濃度、処理後目標フリーライム濃度から処理時間を特定する。更には、処理生産性Qの目標値と処理前フリーライム濃度、処理後目標フリーライム濃度からD、ωの関係を特定することを可能にした。 (もっと読む)


【課題】本発明は、建物の床面、屋根材を広範囲にかつ速やかに加熱することを課題とする。
【解決手段】フェライト系無機質粒状物または破砕物を水硬性無機材料または合成樹脂および/またはゴムおよび/またはアスファルトまたは陶磁器原料であるバインダーによって結着した電磁波加熱性組成物からなる建築物の床材料または屋根材を提供する。このような床材料または屋根材に電磁波を放射すると、フェライト系無機質が発熱し、該床材料または屋根材は非接触的に急速加熱される。 (もっと読む)


【課題】 溶融スラグを、モルタルまたはコンクリート用骨材として使用しても、溶融スラグ中の金属アルミニウムが水酸化カルシウムおよび水と反応して、モルタルまたはコンクリート中で水素ガスを発生することを予防し、均一な品質のモルタルまたはコンクリートを製造するのに有効に用いられる、生産性に優れ、経済的に有効な溶融スラグの処理方法を提供する。更に、前記方法により得られた溶融スラグを骨材として用いたモルタルまたはコンクリートを提供する。
【解決手段】 溶融スラグの処理方法は、溶融スラグを、生コンスラッジ水に浸漬し、溶融スラグに含有される金属アルミニウムを反応処理して、モルタルまたはコンクリート用骨材を製造する。前記生コンスラッジ水は、生コン工場またはコンクリート二次製品工場から発生する生コンスラッジ水が利用できる。 (もっと読む)


【課題】 アルミニウム含有スラグを手間をかけずにコンクリート骨材としても使用できるように形成する。
【解決手段】 廃棄物溶融スラグWを対象として処理する水砕スラグ処理方法において、スラグW中のアルミニウムに、皮膜形成自在な流体Rを接触させてアルミニウム表面から水素ガスが発生し難い皮膜を形成する。 (もっと読む)


【課題】改質電気炉酸化スラグ粒状物または破砕物を、電磁波によって加熱することにより、広範囲にかつ急速に該組成物を加熱することができ、またニクロム線等を配線する必要もなく、非接触的に加熱が行われるので法面、鉄道枕木等の加熱構造を簡単にすることができる。
【解決手段】フェライト系無機質粒状物または破砕物を水硬性無機材料または合成樹脂および/またはゴムおよび/またはアスファルトまたは陶磁器原料であるバインダーによって結着した組成物を提供する。このような組成物を鉄道枕木材料または法面被覆材料または配水管または配水管の被覆管の材料または水槽の壁材または陶磁器材料として提供する。このような組成物に電磁波を及ぼすと、フェライト系無機質が発熱し、組成物は急速に加熱される。 (もっと読む)


【課題】貯蔵や輸送過程での鉄鋼スラグの固結を充分に抑制することが可能な鉄鋼スラグ用の固結防止剤を提供する。
【解決手段】カルボキシル基及び/又はその塩を2つ有する単量体と、カルボキシル基及び/又はその塩を1つ有する単量体とを共重合して得られる高分子化合物を含有する固結防止剤であって、該高分子化合物は、その原料である全単量体に対し、該カルボキシル基を2つ有する単量体を1〜60モル%含み、該カルボキシル基を1つ有する単量体を30〜99モル%含む鉄鋼スラグ用固結防止剤。 (もっと読む)


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