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Fターム[4G019FA15]の内容

Fターム[4G019FA15]に分類される特許

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【課題】ガラスシール近傍の基材や濾過膜の浸食を有効に防止することができ、10年以上に渡る長期間の使用を前提とする多数回の薬洗に耐え得る、優れた耐食性を有するセラミックフィルタを提供する。
【解決手段】セラミック多孔体からなる隔壁24を有し、その隔壁24によってセル18が形成された基材12と、その平均細孔径が隔壁24の表面に比して小さいセラミック多孔体からなり、隔壁24の表面に配置された濾過膜14と、少なくとも基材12の端面SEを被覆するように配置されたガラスシール16とを備え、ガラスシール16が、シリカを55〜65mol%、ジルコニアを1〜10mol%含有し、カルシア、バリア及びストロンチアの群から選択される少なくとも1種のアルカリ土類金属酸化物を含有し、酸化亜鉛を実質的に含有しない無アルカリガラスにより構成されたものであるセラミックフィルタ10。 (もっと読む)


【課題】 ハニカムフィルタ等の各種基材に対して付着性が高く且つ優れた耐熱性を有しており、更に基材上に形成する被覆の薄膜化も可能であり、金属製のハニカムフィルタや高密度ハニカム等の基材に対しても高水準の付着性をもって優れた耐熱性を有する被覆を形成することが可能な金属酸化物ナノ多孔体を提供すること。
【解決手段】 2種以上の金属酸化物により構成される金属酸化物ナノ多孔体であって、
前記ナノ多孔体におけるセリアの含有量が10〜60質量%、ジルコニアの含有量が20〜90質量%、アルミナの含有量が70質量%以下であり、前記ナノ多孔体は直径が10nm以下のナノ細孔を有しており、且つ、前記ナノ細孔を構成する壁体において前記金属酸化物が均質に分散していることを特徴とする金属酸化物ナノ多孔体。 (もっと読む)


【課題】 機械的強度を損なうことなく、より大きな細孔容積を示す酸化アルミニウム−酸化チタン混合成形体を製造しうる方法を提供する。
【解決手段】 本発明の製造方法は、酸化アルミニウム粉末および粉末X線回折法による002面のピーク強度(I002)と200面のピーク強度(I200)との比(I002/I200)が2以下である酸化チタン粉末を、前記酸化アルミニウム粉末および前記酸化チタン粉末の合計量100質量部あたり5質量部以上の細孔付与剤と混合し、成形したのち、焼成することを特徴とする。例えば細孔付与剤は、メタクリル樹脂、オレフィン樹脂および結晶性セルロースから選ばれる樹脂の粉末である。耐圧強度が0.40daN/mm2以上であり、細孔容積が0.2cm3/g以上である成形体が得られ、これに酸化ルテニウムが担持されてなる塩化水素酸化用触媒は、その存在下に塩化水素を酸素と反応させて塩素を製造しうる。 (もっと読む)


【課題】表面性状の滑らかなサイアロンセラミックス多孔体、その製造方法及び用途を提供する。
【解決手段】βサイアロンを主成分とする表面性状が滑らかなサイアロンセラミックス多孔体であって、(1)βサイアロンの組成の一般式Si6−z Al8−zにおいて、そのZ値が0.1以上3以下、(2)アスペクト比が1以上4以下のβサイアロン結晶粒の割合がβサイアロン結晶粒全体に対し60%以上であり、好適には、気孔率が30%以上70%以下、平均気孔径が0.2ミクロン以上2ミクロン以下であることを特徴とするサイアロンセラミック多孔体、その製造方法、及び当該セラミックス多孔体からなる耐食性部材。
【効果】高気孔率と高強度を両立し、かつ表面性状の滑らかな特性を有するサイアロンセラミックス多孔体及びその部材を提供できる。 (もっと読む)


【課題】本発明は比較的低い温度で安価に製造することが可能な多孔質焼結体の製造方法および従来の方法によって得られる多孔質焼結体に比べて材料的特性劣化の少ない多孔質焼結体を提供する。さらにはその多孔質焼結体で構成されたパティキュレート捕獲用フィルタを提供する。
【解決手段】本発明の多孔質焼結体は多孔質組織構造を構成する平均粒径の異なる2種類のセラミック粒子の結合されたネック部に珪化鉄が偏析されていることを特徴とするものである。このような多孔質焼結体は、セラミック粒子と、セラミック粒子の平均粒径よりも大きな平均粒径の珪化鉄原料粒子とを含む原料を成形後に焼成して得ることができる。
本発明の焼結体の製造方法によれば従来の高温焼成プロセスで得られる多孔質焼結体と同等の微細構造を有する多孔質焼結体をより低温で焼結することができる。 (もっと読む)


d.50重量%から85重量%の総固形分を有する混合物を得るために、微粒子ジルコニアを溶媒と混合および混練することを含む付形性ドウを調製するステップ、
e.付形性ドウを押し出して、ジルコニア押出し品を形成するステップ、および
f.ジルコニア押出し品を乾燥および焼成するステップ
を含み、微粒子ジルコニアが、単斜晶ジルコニア以外のジルコニアを15重量%以下含むことを特徴とする、焼成ジルコニア押出し品を調製する方法。本発明により調製された焼成ジルコニウム押出し品は著しく改善された破砕強度を示し、広範囲の化学プロセスにおいて触媒または支持体として適する。 (もっと読む)


本発明に係る可視光応答型3次元微細セル構造光触媒フィルターは、気孔率が85容量%以上のスポンジ状多孔質構造体(A)表面に、アナタース型の酸化チタン皮膜が形成されてなり、且つ、前記スポンジ状多孔質構造体(A)が、(a)炭素、並びに、シリコン及び/またはシリコン合金、(b)シリコン、シリコン合金、炭素、からなる群より選ばれる少なくとも一種、並びに、炭化ケイ素、(c)シリコン、シリコン合金、炭素、炭化ケイ素、からなる群より選ばれる少なくとも一種、並びに、窒化ケイ素、(d)炭素、(e)チタン、バナジウム、クロム、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、銅、ルテニウム、ロジウム、パラジウム、銀、白金、金、からなる群より選ばれる何れか一種の金属、並びに、炭素、からなる群より選ばれる何れか一種を含むスポンジ状多孔質構造(B)からなるものである。
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【課題】本発明は、Al基の多孔質焼結体において、暗色のものを得ること、そのための製造方法の提供。
【解決手段】TiO(1.5≦x<2.0)を0.1〜10質量%含有し、残部がAlからなる連続した開気孔を有する暗色多孔質焼結体、そのAlの一部をMgOに置換した暗色多孔質焼結体。暗色多孔質焼結体を、真空チャック、成膜用治具、フィルターに用いる。 (もっと読む)


【課題】 ガスの透過性に優れるにも関わらず高い機械的強度を有し、かつ、ガス透過性の制御が容易な、機械的特性を有する実用性の高い気体透過性材料及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】 カーボン構造体、あるいは前期カーボン構造体に金属を被覆してなる期待透過性材料であり、前記カーボン構造体のカーボンとカーボンの間に空隙が形成され、ヘリウムリーク量が1×10−6Pa・m3/sec以上であり、かつ曲げ強さが10MPa以上である気体透過性材料である。カーボン構造体を作製する工程と、金属を被覆してなるカーボン構造体の場合は、カーボン構造体へ金属を被覆する工程よりなる気体透過性材料の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】本発明は、開気孔を有し、濾過機能を有する多孔質母材上に高い耐食性や、絶縁性、場合によっては導電性を有する被覆層を設けることによって、物理的・化学的に極めて安定で過酷な環境下で使用することが可能な耐久性に優れた多孔性複合基板を提供し、濾過フィルターとして、また電解用電極として、液体処理法等に有効に利用することを目的とする。
【解決手段】多孔質母材上にダイヤモンドの層を被覆した複合部材であって、該多孔質母材およびダイヤモンドを被覆した複合部材が開気孔を有し、濾過機能をもつことを特徴とする多孔質複合基板である。前記多孔質母材は絶縁体、半導体、金属である。 (もっと読む)


【課題】 機械的強度および生体親和性が高く、気孔内に骨芽細胞等が侵入、定着、成長やすく、生体内での代謝が容易な多孔質構造を持つ生体材料用の焼結体およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 気孔が非球形でかつ連通している多孔質構造からなり、気孔率が50〜90%である生体材料用の焼結体、および無機質粉末と重合性モノマーとを混合、起泡させたのちモノマーを重合させ多孔質重合体とし、該多孔質重合体に応力を加え変形させた状態を保ったまま焼成する焼結体の製造方法の提供である。 (もっと読む)


骨材としての炭化珪素粒子2が、窒化珪素3を結合材として、炭化珪素粒子2相互間に細孔5を保持した状態で結合してなる多孔質材料1であって、細孔5内の窒化珪素3表面に窒化珪素柱状体(窒化珪素ウィスカー)が存在しないか、又は不可避的に存在するとしても、太さが2μmより大きく且つアスペクト比が10より小さい柱状体の数が、太さが2μm以下またはアスペクト比が10以上である柱状体の数よりも多いことを特徴とする多孔質材料1。耐熱性及びガス透過性に優れた多孔質材料及びその製造方法、並びにハニカム構造体を提供する。
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【課題】耐酸化性に優れた炭化珪素質多孔体と、その製造方法を提供すること。
【解決手段】炭化珪素質多孔体10は、骨材としての炭化珪素粒子1と、その炭化珪素粒子1どうしを結合する結合材としての金属珪素粒子2と、を含み、炭化珪素粒子1の間に細孔4が形成されてなるものであり、結合材である金属珪素粒子2の表面の少なくとも一部が、珪素と炭素とを含む相3で覆われている。 (もっと読む)


【課題】 本発明の課題は、軽量でかつ高強度な無機質板を提供することにある。
【解決手段】 水硬性無機質材料15〜35質量%と、ガラス質含有材料1〜15質量%と、骨材20〜45質量%と、補強繊維20〜30質量%とを主成分とした原料混合物の硬化層を表裏層とし、水硬性無機質材料15〜35質量%と、ガラス質含有材料1〜15質量%と、骨材10〜30質量%と、補強繊維20〜30質量%と、可燃性有機成分および/または無機質軽量体15〜30質量%とを主成分とした原料混合物の硬化層を芯層とした軽量無機質板を提供する。該無機質板の芯層は多孔構造になり軽量化が実現されるが、表裏層は緻密になり高強度、耐凍結融解性に優れ、表面意匠性にも優れたものとなる。 (もっと読む)


【課題】
焼成時において繊維状が維持され、形状保持効果を有するとともに、焼結助剤として機能させ得る鉱物繊維を具備したシート状触媒担体用構造体及びその製造方法を提供する。
【解決手段】
無機充填材及び無機結合剤などを所定量の水に混入させてスラリーを生成するスラリー生成工程S1と、スラリーに凝集剤を添加してフロックを生成するフロック生成工程S2と、フロックを抄造してシート状の多孔質構造体を得るシート化工程S3と、該シート状の多孔質構造体を焼成してシート状の触媒構造体を得る焼成工程S5とを有するシート状触媒担体用構造体の製造方法において、スラリー生成工程S1は、無機充填材及び無機結合剤の他、焼成工程S5における焼成温度直前まで繊維状を保持するとともに、焼成温度にて溶融して焼結作用を生じる鉱物繊維をスラリー中に含有させたものである。 (もっと読む)


【課題】メソポア構造を表面及び内面に有するリン酸カルシウム多孔質材料、蛋白質等の吸着・固定用担体、及びその製造法を提供する。
【解決手段】リン酸カルシウムの多孔体からなる基材において、該多孔体の表面及び気孔内面に数ナノメートルからサブミクロンの範囲の気孔からなるメソポア構造を有することを特徴とするリン酸カルシウム多孔質材料、上記リン酸カルシウムの多孔体が、数十ミクロン〜300ミクロンの範囲の気孔径の開気孔を有し、気孔率が、30〜85%である上記リン酸カルシウム多孔質材料、上記のリン酸カルシウム多孔質材料からなることを特徴とする生理活性物質の吸着・固定用担体、及びその製造方法。
【効果】 蛋白質等の吸着担体として有用なメソ気孔を有するアパタイトセラミックス多孔質材料を提供できる。 (もっと読む)


【課題】圧縮強度と密度の比が少なくとも約7000psi/g/ccである炭素フォームを包含する、特に複合材料機械類または他の高温用途に有用な炭素フォームの提供。
【解決手段】重合体状フォームブロック、特にフェノール系フォームブロックを不活性または空気を排除した雰囲気中、温度約500℃から、より好ましくは少なくとも約800℃〜約3200℃で炭化させ、密度が約0.05〜約0.4であり、圧縮強度が少なくとも約2000psiであり、気孔率が約65%〜約95%、細孔の細孔容積の少なくとも約90%が約10〜約150ミクロンの直径を有し、縦横比が平均約1.0〜約1.5であるような調整可能なセル構造を有することで高温用途に十分な密度、圧縮強度が得られる。 (もっと読む)


【課題】 断熱性に極めて優れるとともに、軽量安価なうえ廃棄も可能な不燃性発泡板材を提供する。
【解決手段】
シロキサン及びシラノール塩多分子量溶液を500乃至600℃の高温雰囲気中に液滴若しくは噴霧させて形成させた所要粒径のシロキサン及びシラノール塩多分子量発泡バルーンが55乃至90%容積割合と、シロキサン及びシラノール塩多分子量溶液10乃至45%容積割合とを、所要の形状及び寸法の型枠内に注入充填し且その全面に亘って3乃至30kg/cmの加圧と而も350乃至600℃の加熱により焼成をなし、独立気泡構造で且かさ比重が0.2以下に形成されてなる不燃性発泡板材。 (もっと読む)


超高周波電磁波を使用するセラミックス材料の高密度化およびそのための容器に関する。焼結させる材料を容器中に配置し、マイクロ波を使用して焼結することにより、ある気孔率を有するセラミックス部品を製造する方法であって、前記マイクロ波は、1kWまでの電磁出力を有するマルチモードで、真空波長5cm〜20cmの範囲の電磁波によって、焼結させる材料に焼結エネルギーを導入し、前記容器は、該容器の構造のための第1の材料から構成されることに加えて、特に、非金属、常磁性、フェロ磁性または反強磁性の材料の混合物または混晶を含む第2の材料(32)から構成される。
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【課題】隔壁の堆積物の増加に伴う圧力損失の上昇を抑制することができ、かつ隔壁の堆積物の量を比較的簡易にかつ正確に検知することができるハニカムフィルタ及びその製造方法を提供する。
【解決手段】一の方向に延びる複数のセルを形成する隔壁2と、端部42、44においてセル3を交互に目封じする目封じ部4とを備えるハニカムフィルタ1であって、隔壁2が気孔率35〜75%の多孔質の基材からなり、前記基材の水銀圧入法により測定される平均細孔径を(A)μm、バブルポイント法により測定される平均細孔径を(B)μmとした場合に、{(A−B)/B}*100で表される平均細孔径差率が35(%)以下であり、平均細孔径(B)が15〜30μmであり、かつ、バブルポイント法で測定される最大細孔径が150μm以下であるハニカムフィルタを提供する。 (もっと読む)


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