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Fターム[4G031GA11]の内容

酸化物セラミックスの組成 (18,827) | 製法 (3,951) | 焼結方法 (1,683) | 焼結温度 (944)

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【課題】 高温負荷寿命の向上を実現し、信頼性の高いセラミック電子部品およびその製造方法を提供すること。
【解決手段】誘電体層および電極層を有するセラミック電子部品であって、誘電体層2が、ABO(AはBa、CaおよびSrから選ばれる少なくとも1つ、BはTiおよびZrから選ばれる少なくとも1つである)で表される化合物と、希土類元素の酸化物と、を含有する誘電体磁器組成物から構成されており、誘電体層2には、希土類元素の酸化物のみが偏析している偏析領域20が存在しており、誘電体層2の断面において、1.0×1.0μmの視野面積に対し、偏析領域20が占める面積の割合が0.45〜0.90%である。希土類元素の酸化物の含有量は1.0〜2.0モル%が好ましい。偏析領域の面積割合はたとえば焼成時の昇温速度を700〜2000℃/時間とすることで制御できる。 (もっと読む)


【課題】組成を変性することにより種々の使用に適合できる、きわめて良好な誘電特性および電気機械的特性を有するPb(Zr、Ti)O系、すなわちジルコン酸鉛PbTiOを基礎とする圧電セラミック材料。
【解決手段】高いレベルの圧電活性を得るためにPb(Zr、Ti)Oを基礎とする圧電セラミック材料を変性し、式A2+4+2−のペロフスカイトの結晶構造を有するジルコンチタン酸鉛(PZT)を基礎とし、Zr/Ti位置での異なる原子価のアクセプターイオンおよびドナーイオンの置換基を有する。 (もっと読む)


【課題】製造中に膜内にクラックの発生がなく、高い圧電ひずみ定数を有するとともに、下電極との密着性が良好である圧電体薄膜素子を提供する。さらに、このような圧電体薄膜素子を用いた高精細な印字が可能となるインクジェット記録ヘッドを提供することにある。
【解決手段】多結晶体からなる圧電体膜と、この圧電体膜を挟んで配置される上電極と下電極と、を備えた圧電体薄膜素子であって、前記圧電体膜の結晶体が、前記電極面に対して略垂直方向に形成されてなる。 (もっと読む)


【課題】
ジルコニア焼結体では、透光性と機械的強度の両特性に優れるものを得ることが困難であった。
【解決手段】
平均結晶粒径が1μm以下、相対密度が92%以上であり、結晶相が立方晶のみからなるジルコニア焼結体(一次焼結体)を1250℃以上1600℃以下、50MPa以上でHIP処理することにより、試料厚さ1mmにおける測定波長600nmの可視光に対する直線透過率が50%以上の透光性と平均曲げ強度が300MPa以上の高強度のジルコニア焼結体が得られる。前記の一次焼結体はイットリアを7mol%以上30mol%以下含有するジルコニア粉末成型体を1100℃以上1300℃以下で5時間以上保持、又は500℃/時以上の高速昇温することによって得られる。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、低温下で焼結して緻密なナノ結晶粒セラミック材料が得られる複合焼結助剤及びそれを用いて低温でナノ結晶セラミックを製造する方法を提供することにある。
【解決手段】Li、Na、Ga、In、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zn、Biから選ばれた1種又は多種の金属の酸化物を含む焼結助剤と、Mg、Ca、Al、Zr、Yから選ばれた1種又は多種の金属の酸化物を含む結晶粒成長抑制剤とからなる、ことを特徴とする複合焼結助剤。 (もっと読む)


【課題】高い精度を要求される構造部品として採用することが可能な制振部材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】チタン酸アルミニウム系の塑性セラミックスと、塑性セラミックスに含浸した樹脂とからなる。塑性セラミックスに樹脂を含浸させれば、マイクロクラックに樹脂が侵入し塑性セラミックスの結晶の動きを樹脂が拘束して高い剛性を発揮する一方、柱状結晶間に侵入した樹脂が振動エネルギーを吸収するから高い剛性と高い制振性を併せ持つ。塑性セラミックス材自体の剛性が高く、柱状結晶の結合が離れがたいので高い精度を要求される構造部品に適用することができる。 (もっと読む)


【課題】 高誘電率であり、比誘電率の温度変化率が小さくかつAC電界特性の小さい誘電体磁器およびそれを用いたコンデンサを提供する。
【解決手段】 チタン酸バリウムを主成分とする結晶相を主たる結晶相とする誘電体磁器であって、その結晶粒子の平均粒径が0.05〜0.2μmであり、前記イットリウムおよび前記マンガンの含有量が、前記誘電体磁器に含まれるバリウム1モルに対して、前記イットリウムがYO3/2換算で0.0014〜0.03モル、前記マンガンがMnO換算で0.0002〜0.045モルであり、前記マグネシウムの含有量が、前記チタン酸バリウム100質量部に対して、MgO換算で0.065〜0.34質量部であり、かつ、前記誘電体磁器のX線回折チャートにおいて、チタン酸バリウムの面指数(110)の回折強度に対するパイロクロアの面指数(222)の回折強度の割合が5.8〜20.0%である。 (もっと読む)


【課題】静電容量の温度特性を示すX7R特性(EIA規格)およびB特性(EIAJ規格)をいずれも満足することができ、且つ、静電容量および絶縁抵抗の電圧依存性が小さく、絶縁破壊耐力に優れ、内部電極層としてNiまたはNi合金が使用可能な積層コンデンサなどの電子部品と、その電子部品の誘電体層として用いて好適な誘電体磁器組成物およびその製造方法を提供すること。
【解決手段】チタン酸バリウムと、M成分(ただし、Mはマンガン酸化物、鉄酸化物、コバルト酸化物およびニッケル酸化物の群から選択される少なくとも1種類以上の成分)とを主成分とし、強誘電体相領域を有する誘電体磁器組成物であって、前記強誘電体相領域における前記M成分の濃度が、外側から中心に向けて変化している。 (もっと読む)


【課題】BF−BKT系セラミックスよりもリーク電流が低減されたセラミックス、及びその原料液、並びにそのセラミックスの製造方法を提供する。
【解決手段】本発明に係るセラミックスは、ビスマス及び鉄を含み、酸化物である第1の材料と、ビスマス、カリウム、及びチタンを含み、酸化物である第2の材料と、ビスマス及びマンガンを含み、酸化物である第3の材料と、を含み、前記第1の材料、前記第2の材料、及び前記第3の材料は固容している。 (もっと読む)


【課題】一般式:ABO3で表されるペロブスカイト型構造を有する誘電体磁器組成物であって、A/B比(モル比)が1以下で、結晶性に優れ、高い誘電率を有する誘電体磁器組成物を確実に、しかも効率よく製造することが可能な誘電体磁器組成物の製造方法を提供する。
【解決手段】第1の工程で、Aサイト元素化合物と、Bサイト元素化合物を、モル比:A/Bが1を超える割合で配合し、焼成することにより、一般式:ABO3で表されるペロブスカイト型複合酸化物を合成した後、第2の工程で、このペロブスカイト型複合酸化物に、Zr化合物を、ZrがBサイト成分の一部と考えた場合に、全体としての前記、モル比:A/Bが1以下となるような割合で混合してセラミック原料とする。
好ましくは、第2の工程において、モル比:A/Bが1未満になるような割合で前記Zr化合物を混合する。 (もっと読む)


【課題】鉛を含むものにおいて、多面体形状の結晶粒子をより容易に作製する。
【解決手段】本発明の結晶粒子の製造方法は、リチウムとホウ素とを含む添加材料と鉛を含む材料とを混合した混合材料を作製する混合工程と、混合材料を所定の焼成温度で焼成することにより多面体形状の結晶粒子を生成させる第1焼成工程と、を含むものである。また、混合工程のあと、混合材料によって構成される成形体を作製する成形工程を含むものとしてもよく、焼成工程のあと、焼成後の仮焼体を解砕して結晶粒子を得るものとしてもよい。この結晶粒子を基体上に固着させることにより、結晶方位を所定方向に揃えたテンプレート層を準備し、リチウムとホウ素とを含む添加材料と鉛を含む材料とを混合した混合材料によって構成されるマトリックス層をテンプレート層上に形成し、これを焼成して結晶配向セラミックスを製造することができる。 (もっと読む)


【課題】通常のチタニウム源粉末またはアルミニウム源粉末を用いて耐熱性に優れたチタン酸アルミニウム系セラミックスを製造し得る方法を提供すること。
【解決手段】本発明は、チタニウム源粉末およびアルミニウム源粉末を含む原材料混合物を焼成するチタン酸アルミニウム系セラミックスの製造方法であって、前記原材料混合物100重量部中の酸化物換算のニオブ含有量が0.2質量部以上2.5質量部以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】鉛を含む結晶配向セラミックスにおいて、より配向性の高いものをより容易に作製する。
【解決手段】本発明の結晶配向セラミックスの製造方法は、結晶方位を所定方向に揃えたテンプレート層を準備する準備工程と、リチウムとホウ素とを含む添加材料と鉛を含む材料とを混合した混合材料によって構成されるマトリックス層をテンプレート層上に形成した成形体を作製する形成工程と、形成工程によって得られた成形体を所定の焼成温度で焼成する焼成工程と、を含むものである。また、焼成工程のあと、成形体を加熱してリチウムとホウ素とを除去するポストアニール工程、を含むものとしてもよい。 (もっと読む)


【課題】 課題のひとつは、焼成温度の低温化を図ると共に、例えば高い圧電特性を有するセラミックス組成物およびその製造方法を提供することにある。
【解決手段】セラミックス組成物は、チタン酸バリウム系セラミックスからなる主成分と、酸化バリウムおよび酸化ホウ素を含む副成分と、を含む。
セラミックス組成物の製造方法は、チタン酸バリウム系セラミックスからなる主成分の原料粉体を準備する工程と、酸化バリウムおよび酸化ホウ素を含む副成分の原料粉体を準備する工程と、前記主成分の原料粉体と前記副成分の原料粉体とを混合して原料混合物を得る工程と、前記原料混合物を焼成する工程と、を含む。 (もっと読む)


【課題】誘電体セラミック層が薄層化されても、信頼性、特に負荷試験における寿命特性に優れた、積層セラミックコンデンサを実現できる、誘電体セラミックを提供する。
【解決手段】主成分がBa(Ti,Mn)O系または(Ba,Ca)(Ti,Mn)O系であり、副成分として、R(Rは、La、Ce、Pr、Nd、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、Luおよび/またはY)と、M(Mは、Fe、Co、V、W、Cr、Mo、Cu、Alおよび/またはMg)と、Siとを含む、誘電体セラミック。各主成分粒子11の断面上における、RおよびMの少なくとも一方が存在している領域12の面積割合が、平均値で10%以下である。 (もっと読む)


【課題】 Agを主成分としPd含有比率が5質量%以下の内部電極層を使用できるとともに、圧電特性に優れ、絶縁性の経時的劣化を抑制できる積層型電子部品およびその製法を提供する。
【解決手段】 圧電磁器中に内部電極層3を有する積層型電子部品であって、圧電磁器が、SbおよびNbのうち少なくとも1種類と、Pb、Zr、Ti、ZnおよびBiとを含有するチタン酸ジルコン酸鉛系結晶の結晶粒子からなるとともに、チタン酸ジルコン酸鉛系結晶の結晶粒子の粒界には、非晶質相およびチタン酸ジルコン酸鉛系結晶以外の結晶相が実質的に存在せず、かつ密度が7.7g/cm以上であり、内部電極層3が、金属成分としてAgを主成分とし、Pdの含有比率が5質量%以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】誘電体セラミック層が薄層化されても、信頼性、特に負荷試験における寿命特性に優れた、積層セラミックコンデンサを実現できる、誘電体セラミックを提供する。
【解決手段】主成分が(Ba,R)(Ti,Mn)O系または(Ba,Ca,R)(Ti,Mn)O系(Rは、La、Ce、Pr、Nd、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、Luおよび/またはY)であり、副成分として、M(Mは、Fe、Co、V、W、Cr、Mo、Cu、Alおよび/またはMg)と、Siとを含む、誘電体セラミック。各主成分粒子11の断面上における、Mが存在している領域12の面積割合が、平均値で10%以下である。 (もっと読む)


【課題】従来のピンク色の着色ジルコニア焼結体は、ピンク系統の色調を呈しているものの、明度と色調のバランスが不十分であり、ジルコニアが本来有する高級な質感を十分に発揮するものではなかった。
【解決手段】安定化剤としてYを2〜5モル%、酸化エルビウムを1〜3重量%、Alを0.5重量%未満含む着色ジルコニア焼結体では、マンセル表色系における明度Vが6〜9、色相Hが1RP〜5RP、彩度Cが0.5〜3であり、なおかつ焼結密度が6.05g/cm以上の高級な質感及び真珠調の光沢を有するピンク色に着色したジルコニア焼結体となる。 (もっと読む)


【課題】従来のオレンジ色の着色ジルコニア焼結体は、肌色味(茶色味)の強い色調を呈し、明度と色相のバランスが不十分であり、ジルコニアが有する高級な質感を十分に発揮するものではなかった。
【解決手段】安定化剤としてYを2〜5モル%、着色剤として酸化プラセオジウムを3重量%以下、又は酸化エルビウム及び/又は酸化テルビウムを併せて3重量%以下、Alを0.5重量%未満であるオレンジ色ジルコニア焼結体では、マンセル表色系における明度Vが6〜8、色相Hが1Y〜2Y、彩度Cが5〜9であり、なおかつ焼結密度が6.02g/cm以上の高級な質感及び真珠調の光沢を有する肌色味(茶色味)のないオレンジ色に着色したジルコニア焼結体となる。 (もっと読む)


【課題】熱電変換材料の素材として好適な熱伝導率の低いチタン酸ストロンチウム焼結体とその製造方法。
【解決手段】焼結体を構成する粒子の平均粒子径が1〜200nm、好ましくは1〜100nmであり、且つ密度が理論密度の90%以上、好ましくは95〜100%であり、熱伝導率が1〜6W/mKであるチタン酸ストロンチウム焼結体。平均一次粒子径が1〜60nmのチタン酸ストロンチウム粉末を、20〜400MPの圧力下、700〜1000℃の焼結温度で0.5分〜24時間の焼結時間という条件下で放電プラズマ焼結法を用いて焼結させる。 (もっと読む)


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