説明

Fターム[4G070CC02]の内容

Fターム[4G070CC02]に分類される特許

41 - 60 / 62


流動床反応装置が、炉と、熱交換室と、粒子状物質を熱交換室から炉に移動させるために熱交換室の下部に接続された概ね鉛直姿勢の排出路と、粒子状物質を熱交換室から炉に対して、および、炉から熱交換室に対して送るための概ね鉛直姿勢の補助経路とを有する。流動化ガス用ノズルと、前記補助経路を炉に接続する流れ導管とが前記補助経路の下部に設けられ、前記補助経路を前記熱交換室に接続する流れ導管が補助経路の上部に設けられている。炉、熱交換室、排出路および補助経路が、炉と熱交換室の間に隣接して配設された排出路および補助経路を有する一体構造体を形成する。
(もっと読む)


オレフィンから不飽和酸を製造する方法を提供する。固定床接触部分酸化反応によりオレフィンから不飽和酸を製造する工程に使用可能なシェルアンドチューブ熱交換式反応器であって、前記反応器は1以上の各反応管を含み、それぞれの反応管は第1段階触媒によりオレフィンが酸化されて主として不飽和アルデヒドが形成される1以上の第1段階触媒層と、次いで、第2段階触媒により不飽和アルデヒドが酸化されて不飽和酸を生産する2以上の第2段階触媒層と、を備え、2以上の第2段階触媒層のうち第1段階触媒層に直ぐ隣接して配置された第2段階第1触媒層は最も高活性の第2段階触媒層の活性に比べて5ないし30%の活性を有することを特徴とする反応器、及びこの反応器を用いてオレフィンから不飽和酸を製造する方法。
(もっと読む)


【課題】 チャーの付着した不燃物をチャーと不燃物に効率よく分離する。
【解決手段】 チャーが付着した不燃物を流動層分離装置8に投入し、この流動層分離装置8内の流動層中に供給する空気流により流動する砂粒子群によりチャーの付着した不燃物からチャーを剥離させ、そして比重の小さいチャーと比重の大きい不燃物とに分離する流動層によるチャー・不燃物分離方法において、供給空気の温度をチャーの乾燥温度以上でかつチャーの燃焼温度未満とする。さらにチャーの捕集率を上げるためには、流動層上の空塔部速度をチャーの終末速度以上かつ砂粒子の終末速度未満にするとよい。 (もっと読む)


この固定床多管式反応器は、触媒が充填される複数本の反応管(3)と、前記反応管の半径方向の中心部近傍の温度を測定する触媒温度測定器(4)とを備える固定床多管式反応器であって、触媒温度測定器(4)が、複数本の反応管(3)のうち、その一部である複数本の反応管(3)にひとつずつ設けられ、かつそれらの測定位置が各反応管(3)の長手方向について異なっている。
(もっと読む)


【課題】発熱性または吸熱性気体反応を行う多管式反応器における熱移動のための熱媒循環量を少なくすると共に、反応管長手方向を横切る面における反応管内壁温度の分布を均一化する。
【解決手段】反応器1は触媒を充填された反応管3を備え、これら反応管は反応ガスに貫流されながら、反応ゾーン12で反応管の周りを液体熱媒が流れる。熱移動を改善するため反応管を囲んで多数のバッフル34が取り付けられている。本反応器において、次のようなバッフルを配置、形成する。すなわちこのバッフルによって、熱媒循環量がわずかでも、または反応管長手方向における温度差が大きくても、熱移動が十分大きく、管束横断面上の温度差が十分小さく維持されるものとする。熱媒流中の温度をさらに均一化するため、多管式反応器中の反応ゾーンに予熱ゾーン11を前置し、両者ゾーンは管束領域でたがいに液密に分離され、同一の熱媒流が両者を貫流するものとする。 (もっと読む)


【課題】一定の品質のカーボンナノチューブなどの生成物を高収量で得ることができる気相反応方法を提供する。
【解決手段】反応場に、粉状あるいは粒子状被反応物を装填する装填工程と、前記粉状あるいは粒子状被反応物を、反応工程における反応場の圧力よりも高い圧力下で、不活性ガスを導入しながら600℃以上まで加熱する加熱工程と、600℃以上かつ減圧下の反応場に反応ガスを導入しながら気相反応させる反応工程を有することを特徴とする気相反応方法。 (もっと読む)


【課題】一つまたはまたは一連の円筒形チャンバ中を回転する回転流動床を有する装置とその使用方法。
【解決手段】円筒形チャンバの固定円形壁(2)の周りに配置されたインジェクタ(12)から円形壁に沿って流体(13)を連続層状に噴射して、円筒形チャンバを通過する固体粒子群(17)を急速回転運動させ、遠心力によって固体粒子を円形壁に沿って濃縮し、中心ダクト(3)の周りに回転流動床を形成し、中心ダクトから流体を除去する。本発明装置は触媒重合、乾燥、回転流動床中に懸濁した固体粒子群のその他の処理や、回転流動床を通る流体の触媒変換方法に使用される。
(もっと読む)


【課題】反応器の長手方向に沿って発熱反応の温度を制御し、触媒床体積全体に亙って大きな反応速度及び触媒効率を維持する反応器を提供する。
【解決手段】供給物温度のガス状反応物に富む流れを、熱交換反応領域の熱交換通路へ導入し、前記反応物に富む流れを入口温度へ予熱し;前記入口温度に予熱した反応物に富む流れを、向流触媒含有反応通路へ導入し、前記反応物ガスを生成物ガスへ発熱的へ転化し、前記反応物ガスと生成物ガスとの生成物に富む混合物を形成し;前記反応通路からの熱を、平衡温度よりも低く前記ガス混合物を維持するのに有効な速度で熱交換通路へ間接的に移動させ;生成物ガスに富む流出物を排出温度で前記反応通路からの出口から回収する;ことを含む転化方法。 (もっと読む)


本発明は、高い吸熱性または発熱性反応が行われることを可能にする段状帯域を有する反応装置に関する。この装置は、各反応帯域への入口における新鮮なまたは再生された触媒の補給によりこれらの帯域間の触媒活性の相違を低減させ、一体型の熱交換器が提供される。本発明はまた、発熱性または吸熱性の気体および/または液体相の反応、特に、ディーゼルフラクションを生じさせるためのフラクションC2〜C12のオリゴマー化反応のためにこの装置を用いる化学転化法に関する。
(もっと読む)


本発明は、発熱気相反応を行う次のような多槽型ジャケット管反応装置(2、60、90、130)に関する。すなわちこのジャケット管反応装置は、気化冷却によって動作する少なくとも1つの反応ゾーン(I)と、循環冷却によって動作する少なくとも1つの反応ゾーン(II)と、場合によってはそのほかのゾーン(III、IV)とを持つ。このジャケット管反応装置の特徴は、気化冷却によって動作する反応ゾーン(I)が第1の反応ゾーンを形成し、この反応ゾーンに、気化冷却により動作するもう1つの反応ゾーン(II)、または循環冷却により動作する1つの反応ゾーン(II)が接続されていることである。これにより、反応が最も激しく行われる反応開始時に、正確に制御可能な温度で、かつとくに反応装置断面全体にわたって一定な温度で、強い冷却が行われる。またつづいて、循環冷却によって動作する再冷却ゾーンでは、熱媒を全体的には対向流として導くことにより、反応ガスの継続的冷却が得られる。
(もっと読む)


本発明は、一次反応および二次(またはそれ以上の)触媒毒反応が同一触媒上で起き、二次(またはそれ以上の)触媒毒反応速度が、一次反応速度よりも速いという条件で、多段階反応システムにおいて触媒の利用を延長させる方法を提供する。
(もっと読む)


本発明は、流動層(2)内で固体を生成することで微粒反応物質と反応するガス状汚染物質を排ガスから除去する方法およびそれに対応する設備に関するものである。反応物質のほぼ化学量論的消費によって、クリーンガス中の汚染物質を低濃度にするために、排ガスを下方から好ましくは中央ガス供給管(20)を介して反応炉(2)の混合チャンバ(21)に注入する。ガス供給管(20)は、反応炉の流動化用ガスが供給されることで流動化する反応物質から成る固定環状流動層(22)によって、少なくとも部分的に包囲されている。排ガスのガス速度と環状流動層(22)の流動化用ガスの速度とを調整することによって、ガス供給管(20)における粒子フルード数を1〜100とし、環状流動層(22)では0.02〜2とし、混合チャンバ(21)では0.3〜30とする。
(もっと読む)


成形粒子を充填して管内に充填床を形成することができる管内において使用するための成形粒子を選択するプロセス。充填床の1つ以上の特性の所望の値が定義される。成形粒子の寸法は、計算された寸法を有する成形粒子の管内の充填床が、所望の値の条件を満たすか、または実質的に満たすように計算され、成形粒子は、計算された寸法に従って選択される。充填床の特性は、成形粒子により占有される体積分率、充填密度、および充填床を貫流する気体の抵抗とすることができる。
(もっと読む)


【課題】流動床反応器において発熱化学平衡反応を行うための改良された方法を提供することにある。特に、本発明は、空時収量が改良された、すなわち、従来技術から公知の方法に用いられるものと同一反応容量及び同一反応時間において収量が増大する反応方法を提供することを目的とする。
【解決手段】流動床反応器内で発熱化学平衡反応を行う方法であって、流動床反応器の流動床における流動方向に沿って温度分布が存在し、最低温度と最高温度との温度差が10K以上であることを特徴とする方法。 (もっと読む)


サイクロンリアクター(10)において、化合物を合成しかつ反応させる方法が、開示および記載される。触媒粒子、液体触媒、および/または液体反応物質を含有し得る液体キャリアが、提供され得る。この液体キャリアは、サイクロンリアクター(10)内で渦巻き層(38)に形成され得る。また、少なくとも1種の反応物質を含有する反応物質組成物が、渦巻き層(38)の少なくとも一部分を通して射出され得、これにより、反応物質の少なくとも一部は、反応生成物に変換される。このサイクロンリアクター(10)は、微妙な温度制御により、反応物質の触媒との接触を向上させ、それにより、反応の収率および選択性を上昇させる。 (もっと読む)


スラリーバブルコラム反応器(11)用の熱交換システムはコラムの長手方向に熱交換流体を伝達するための一般に平行な熱交換チューブ(16)のバンドルと、熱交換流体をチューブ(16)に供給する又は熱交換流体をチューブ(16)から除去するためのチューブバンドルの一端のヘッダー(24)と、分配導管(26)を介してヘッダー(24)に接続される2つ又はそれ以上のサブヘッダー(25)を具備している。サブヘッダー(25)はチューブ(16)にも接続され、それにより、ヘッダー(24)をチューブ(16)に接続する。サブヘッダー(25)はチューブ(16)の長手方向の少なくとも2つの異なる位置及びチューブ(16)の横断方向の少なくとも2つの異なる位置に設けられる。
(もっと読む)


本発明は、平行に配置され、それぞれの間隙(2)により分離されている、2個以上の垂直なサーモプレート(1)を使用して、反応器中で、不均一粒子状触媒の存在で、流体反応混合物の反応を監視、制御および/または調節する方法に関する。前記間隙(2)は不均一粒子状触媒を含有し、流体反応混合物が通過する。本発明は調節信号として1個以上の間隙(2)で、それぞれの間隙(2)の高さにより分配されて配置される2個以上の測定点で決定される温度を選択することを特徴とする。
(もっと読む)


−前駆化合物および/またはC−前駆化合物の気相中での部分酸化を不均一系粒子状触媒の存在下で、2枚以上の、垂直で、互いに平行な、そのつどギャップ(2)を形成しながら配置された熱金属板プレート(1)を有する反応器中で行うことによる(メタ)アクロレインおよび/または(メタ)アクリル酸の製造法であって、その際、ギャップ(2)に不均一系粒子状触媒が導入されておりかつ気体状の反応混合物がギャップ(2)を通過する方法において、1つ以上のギャップ(2)において各々のギャップ(2)の高さにわたり分布して配置されている1つ以上の測定点で測定されるモニタリング値、制御値および/または調節値として1つ以上の温度値を選択することにより該方法をモニタリングし、制御しかつ/または調節することを特徴とする製造法を提案する。
(もっと読む)


【課題】オレフィンのオリゴマー化等の反応において、反応原料の組成変動や変化にもかかわらず、反応の活性度および変換効率を高めること。
【解決手段】固体リン酸またはゼオライト触媒の存在下におけるオレフィンのオリゴマー化またはアルキル化のような酸触媒化連続炭化水素変換反応において、炭化水素原料は水和化されるとともに、水和化の程度は原料の組成に従って調整される。具体的なプロセスにおいて、最初にアルカリ洗浄槽へオレフィン原料および苛性剤等を供給し、水洗後、沈殿槽で水を分離し、さらにコアレッサーで微小水滴を除去する。原料をリアクターに送る前にオンライン・アナライザーで原料組成を分析し、前工程にフィードバックし、水洗温度や水和化条件を変更する。各工程での除去物はリサイクルする。 (もっと読む)


本発明は、触媒装置(1)内の一定の最小量よりも多い、可燃物質などの化学反応手段を含む流体量を処理するための方法に関する。この方法は、入口(2)を通して前記流体量を触媒装置(1)に送る工程、熱伝達により少なくとも1つの反応通路区画(4)を含む前記触媒装置(1)の1つまたは複数の通路区画(3、5)内の温度を制御する工程、および出口(28)を通じて触媒装置から処理済み流体量を放出する工程を有する。本発明は、さらに、この方法の触媒装置および使用、および触媒装置にも関する。

(もっと読む)


41 - 60 / 62