説明

Fターム[4G077EJ02]の内容

Fターム[4G077EJ02]に分類される特許

41 - 60 / 136


【課題】結晶基板の結晶状態を維持し且つ欠陥のない単結晶のナノワイヤを成長させることが可能なナノワイヤ作製方法を提供する。
【解決手段】フリースタンディングナノワイヤの成長を可能とする比較的狭い範囲の成長条件からあえてずらした成長条件でナノワイヤを成長させることにより、フリースタンディングナノワイヤに必要なサイドファセットの形成を不安定にし、結晶基板の表面と平行に且つ当該表面に沿ったナノワイヤの成長を可能とする。また、ナノワイヤの成長途中で、例えばドーパントを切り替えることにより、n型InPナノワイヤ3nとp型InPナノワイヤ3pを連設することができる。更に、平行な複数のナノワイヤを交差させて網状の半導体膜を得ることもできる。 (もっと読む)


【課題】結晶成長時に電場や磁場を印加することにより、酸化物単結晶を容易に製造するための酸化物単結晶の製造方法及び装置を提供する。
【解決手段】非一致溶融組成を有する酸化物単結晶の製造方法において、酸化物単結晶17の原料である融液5に対し、238800(A/m)以上の磁場を印加しながら酸化物単結晶17の結晶化を行う工程を有する。酸化物単結晶がランガサイトである場合、磁場や電場を印加すると、ランガサイトの初晶域がランガサイトの化学量論組成に近づき、ランガサイトの初晶が析出するのが促進されるので、ランガサイトの結晶化を容易に行うことが可能となる。 (もっと読む)


【課題】絞り工程でシード直径の制御性を向上させ、また更に、増径工程、定径工程で引き上げ途中の単結晶径の制御性を向上させ得る単結晶の育成方法を提供する。
【解決手段】CZ法によるシリコン単結晶の育成方法において、シード直径を減少させる絞り工程で、ルツボ回転数を、前記種結晶の回転方向に対して正方向または逆方向に0.1rpm以下とする。絞り工程およびこれに続く増径工程で、ルツボ回転数を、同じく0.1rpm以下とする。シリコン単結晶の育成を、0.1T以上0.4T以下の横磁場印加の下で行うこととする実施形態を採用することが望ましい。目標シード直径を各引上げ単結晶の重量での破断限界に応じた最小径とすることができるので、転位が抜け易く、かつ、ネック部での破断の危険性を著しく低減することができる。また、単結晶径の制御性を向上させて引上げ速度の変動を抑制し、製品歩留りを向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】引上げ装置との干渉を抑制でき、装置上における作業性及び作業安全性を向上できると共に、印加する磁場の調整代を良好に確保できること。
【解決手段】単結晶材料を溶融させる坩堝が内蔵された引上げ炉の外側に配置され、溶融した単結晶材料に磁場を印加する単結晶引上げ装置用超電導マグネット装置10において、超電導コイルを内包するクライオスタット17と、このクライオスタット17の外側周面18に設置され、超電導コイルを冷却する極低温冷凍機20を備えた冷凍機ポート19とを有し、クライオスタット外側面の領域における超伝導コイルにより発生する磁場の強度の弱い領域に極低温冷凍機20が設けられていることを特徴とするものである。 (もっと読む)


融液−固体界面の形状を制御することを容易にする、シリコン結晶を成長させるシステムが開示されている。当該結晶成長システムは、チョクラルスキー法により単結晶を成長させる半導体融液を含む加熱された坩堝を有する。上記融液から引き上げられたシード結晶上においてインゴットは成長する。当該方法は、上記融液に対してアンバランスなカスプ磁場を付加する工程と、上記融液からインゴットを引き上げつつ、インゴット及び坩堝を同じ方向に回転させる工程と、を有する。
(もっと読む)


【課題】鞍型形状のコイルを用いて印加する水平方向の磁場における、横磁場成分と縦磁場成分の割合を制御することで、引上げる単結晶の局所的な酸素濃度のばらつきを抑制し得る、シリコン単結晶の引上げ方法及び該方法により引上げられたインゴットから切り出され、外周研削及び面取り加工が施されたシリコン単結晶ウェーハを提供する。
【解決手段】石英ルツボ13の内壁面での半径をR、引上げる単結晶19の半径をr、磁場中心位置(X,Y,Z)を(0,0,0)とするとき、印加する磁場の縦磁場成分BZと横磁場成分BYとの関係が、(0,±R,−R)の位置において|縦磁場成分BZ/横磁場成分BY|≦1.1、(0,±R/2,−R/2)の位置において|縦磁場成分BZ/横磁場成分BY|≦0.25、(0,±r,−r)の位置において|縦磁場成分BZ/横磁場成分BY|≦0.25をそれぞれ満たす。 (もっと読む)


【課題】無欠陥結晶(完全結晶)の取得率とその確実性を向上させることができるようなCZ法シリコン単結晶引上げ装置及び方法を提供する。
【解決手段】シリコン融液の中からシリコン単結晶を引上げる単結晶引上げ装置であって、前記シリコン単結晶の周囲を囲繞する熱遮蔽体を備える単結晶引上げ装置でシリコン単結晶の引き上げを行う場合に、前記熱遮蔽体底面から融液液面までの距離であるGAPの変化量を追跡し、当該変化量を最小限に押さえ込むことによって、シリコン単結晶から切出されるシリコンウエハの面内における結晶欠陥分布の再現性を高める方法を使用する。一例として、GAPの距離Lを、メルトレベル検出装置からの実測値に基づいて精密にフィードバック制御すると共に、結晶引上げ速度Vについても精密に制御することにより、製造されたシリコンインゴットの広い領域にわたって無欠陥結晶領域が形成される。 (もっと読む)


【課題】CZ法により直径450mmのシリコン単結晶を育成するに際し、テイル部での有転位化の発生を抑制し、歩留りおよび生産性を向上させることができるシリコン単結晶の育成方法を提供する。
【解決手段】CZ法により直径Dが450mmの直胴部11cを有するシリコン単結晶11を育成する際に、直胴部11cに続いて形成するテイル部11dの長さを100mm以上にする。そのテイル部11dの形成時に、0.1T以上の横磁場を印加する。 (もっと読む)


【課題】CZ法によりシリコン単結晶を育成するに際し、肩形成工程での有転位化を抑制して歩留り、生産性を向上させることができる肩形成方法を提供する。
【解決手段】シリコン単結晶の育成時に、ネック部9からボディ部12に至る間のテーパー角を少なくとも2段階(β1〜β4まで4段階)に変更する方法であって、最初は、外乱を抑えるために肩部11の角度を小さく維持し、続いて、段階的に角度を大きくして肩部を広げる操作を行うことにより、各段階での外乱を最小限に抑え、有転位化を抑制しつつ肩部を単結晶の直径方向に広げてくことが可能となる。外乱を小さくするためにはテーパー角の変更の段階数が多いほど望ましい。この肩形成方法は、直径450mmの大口径のシリコン単結晶の育成においても好適に利用できる。さらに横磁場を印加することにより、前記の効果に加えて、点欠陥のないシリコン単結晶を、高い生産効率で育成することができる。 (もっと読む)


【課題】無欠陥結晶(完全結晶)の取得率とその確実性を向上させることができるようなCZ法シリコン単結晶引上げ装置及び方法を提供する。
【解決手段】シリコン融液の中からシリコン単結晶を引上げる単結晶引上げ装置であって、前記シリコン単結晶の周囲を囲繞する熱遮蔽体を備える単結晶引上げ装置でシリコン単結晶の引き上げを行う場合に、シリコン融液の中から引上げられているシリコン単結晶中に無欠陥結晶領域を形成する際に、前記熱遮蔽体底面から融液液面までの距離であるGAPの制御の精密度を増すことによってシリコン単結晶の引上げ速度の増減の許容幅を大きくする方法を使用する。一例として、GAPの距離Lを、メルトレベル検出装置からの実測値に基づいて精密にフィードバック制御すると共に、結晶引上げ速度Vについても精密に制御することにより、製造されたシリコンインゴットの広い領域にわたって無欠陥結晶領域が形成される。 (もっと読む)


【課題】大口径のシリコン単結晶を引き上げる場合であっても、安定した単結晶の引上げが可能で、良好な結晶品質を確保することができる製造方法および装置を提供する。
【解決手段】CZ法を用いて、結晶原料をヒータ4により溶融したのち加熱しつつ、石英ルツボ3に収容された融液2から引上げられる単結晶11を熱遮蔽体10で囲繞し、前記単結晶11を凝固させながらシリコン単結晶を製造する方法であって、前記単結晶11の直径をD(mm)とし、前記熱遮蔽体10の下端開口径をFd(mm)、前記石英ルツボ3の内径をCd(mm)、および前記ヒータ4の内径をHd(mm)とした場合に、下記(1)〜(3)式を満足する。1.1×D≦Fd≦1.9×D・・・(1)、1.9×D≦Cd≦3.5×D・・・(2)、2.3×D≦Hd≦4.2×D・・・(3) (もっと読む)


【課題】CZ法によりシリコン単結晶を育成するに際し、肩形成工程での有転位化を抑制して歩留りを向上させ、生産性を高めることができる肩形成方法を提供する。
【解決手段】CZ法による直径450mmのシリコン単結晶の育成時に、ネック部9からボディ部12に至る間の高さ(肩部11の高さ)hを100mm以上とする。この肩形成方法は、所定強さの横磁場を印加した条件下で適用すれば、肩形成工程での有転位化を抑制し、欠陥のないシリコン単結晶を高い生産効率で育成することができる。 (もっと読む)


【課題】他の特性に影響を与えずに実効偏析係数を改善することにより、比抵抗歩留りを改善したシリコン単結晶引上げ方法を提供する。
【解決手段】ワイヤケーブルを回転させつつ引上げるシリコン単結晶の製造方法において、単結晶棒中の成長軸方向におけるドーパントの実行偏析係数が小さくなるように、単結晶棒の成長軸方向の当該結晶位置に応じてシリコン溶融液に印加する水平磁場強度を変化させもので、磁場を印加しないで単結晶を引上げ成長した場合の実効偏析係数の変化(A)に対して、成長軸方向の位置に応じて磁場強度を変化させて磁場を印加することにより(B)、ドーパントの偏析係数による単結晶棒の成長軸方向の実効偏析係数の増大を低減することができ、その結果、引上げ成長された単結晶棒の比抵抗がある程度長い区間においてほぼ同じ値に維持される(C)。 (もっと読む)


【課題】Si−Cr−C溶液を用いた溶液法により、高速かつ安定にSiC単結晶を成長させることができるSiC単結晶の製造方法を提供する。
【解決手段】Si‐Cr融液にCを溶解させたSi−Cr−C溶液からSiC種結晶上にSiC単結晶を成長させる方法において、上記Si−Cr−C溶液に直流磁場を印加する。望ましくは、該Si−Cr融液はCr30〜70at%および残部Siから成る。望ましくは、上記直流磁場の強度は0.015T〜0.15Tである。 (もっと読む)


【課題】HMCZ法により育成されたシリコン単結晶の格子間酸素濃度を高精度に制御し、高品質のシリコン単結晶を製造する方法およびその製造装置を提供する。
【解決手段】石英ルツボ5a内に収容したシリコン原料融液2に、磁場印加装置10により水平磁場を印加しながら単結晶3の引き上げを行う水平磁場印加CZ法により単結晶を製造する方法において、前記磁場印加装置10により発生した磁場の中心位置を測定し、該測定された磁場の中心位置と前記単結晶3の回転軸となる引上軸との位置合せをした後に単結晶を製造する。 (もっと読む)


【課題】鞍型コイルを用いたHMCZ法において問題となる引上げ中の結晶径の急増現象を阻止して、安定な結晶引上げを可能にする。坩堝回転数を上げずに酸素濃度を上昇させることにより、MCZ法において坩堝回転数を上げたときに問題となる酸素濃度の面内分布の悪化を回避する。
【解決手段】チャンバ7内の坩堝1に収容された原料融液13に水平磁場を印加するために、坩堝1を挟んで対向配置されたコイル30a,30bを、チャンバの外形に沿って湾曲した鞍型コイルとする。コイル30a,30bの中心線C−Cの坩堝1内の原料融液13の表面からの位置を、予め測定した結晶径の急増が発生しない位置に設定するとともに、結晶成長の後半においてより深い位置とする。 (もっと読む)


【課題】石英坩堝の表面に形成される気泡等に起因する微小欠陥や単結晶の有転位化を低減できるシリコン単結晶の引上げ方法を提供する。
【解決手段】CZ法により育成されるシリコン単結晶4の原料となるシリコン融液3を収容する石英坩堝1と、この石英坩堝1の外周面および外底面を保持するグラファイトサセプタ2と、これらを囲繞しシリコン融液3を加熱するヒータ5とを配したシリコン単結晶4の引上げ装置において、シリコン単結晶4の引上げを開始する前に、シリコン融液3を収容する石英坩堝1を回転させ、周期的に回転方向を反転させる。 (もっと読む)


【課題】磁界印加シリコン単結晶育成において、磁界の発生手段として、希土類系永久磁石を用いることによって、装置価格(イニシャルコスト)および運用経費(ランニングコスト)が安価で操作も容易な磁界印加シリコン結晶育成方法および装置を提供する。
【解決手段】シリコン融液6に磁界を印加してシリコン結晶9を育成する磁界印加シリコン結晶育成装置において、磁界を発生させる磁界発生手段として永久磁石3,3’を備える。シリコン融液6をるつぼ5に収納し、永久磁石3,3’の発生する磁界をるつぼ5に印加する。永久磁石3,3’には、希土類系永久磁石を用いる。 (もっと読む)


【課題】炭素ドープ結晶引き上げにおいてSiC発生を低減し、炭素粉末をCドープで使用可能とし、炭素ドープ単結晶の品質低下の防止を図り、有転位化の低減を図る方法を提供する。
【解決手段】チョクラルスキー法によりチャンバ内において炭素をドープしてシリコン単結晶を製造する方法であって、ルツボ3内にシリコン原料Sを配置する工程において、炭素ドープ剤を、ルツボ内面3aに対して5cm以上離れた位置、つまり、領域範囲K3内に配置し、この状態で配置工程後にシリコン原料Sを溶融する溶融工程をおこなう。 (もっと読む)


【課題】酸素濃度分布の均一化を図り、かつ、高酸素濃度結晶を引上げることができるシリコン単結晶の引上げ方法を提供する。
【解決手段】カスプ磁場における2つの上下コイルの磁場強度比(上コイル出力/下コイル出力)xと、前記単結晶の中心軸上においてシリコン融液面の高さ位置を0としたときの前記上下コイルにより形成される磁場の中心位置MP(mm)が、下記式の関係を満たすように引上げ条件を制御する。MP<90.9x−140.9 (もっと読む)


41 - 60 / 136