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官能化ポリフェニレンエーテル樹脂の製造方法
【課題】本発明は、官能化PPEを製造方法の改良に関し、また該方法により製造されたポリフェニレンエーテル樹脂及び該樹脂を含有するブレンドに関する。
【解決手段】本方法は、反応溶液中で含酸素ガスと金属錯体触媒を用いて1種類以上の一価フェノール化学種を酸化カップリングしてPPEを生成させ、反応溶媒の脱揮のための1以上の単離段階の前及び/又はその間にPPEを官能化することからなる。
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ポリフェニレンエーテル樹脂組成物、変性低分子量ポリフェニレンエーテルの製造方法、変性低分子量ポリフェニレンエーテル、プリプレグ、及び積層体
【課題】誘電特性を維持したまま、流動性、耐熱性及び寸法安定性の優れた樹脂組成物、及びその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】末端に水酸基を有する、数平均分子量が1000〜4000の低分子量ポリフェニレンエーテル(A)、エポキシ基及び/又はイソシアネート基と不飽和二重結合基とを分子中に有するビニル系化合物(B)、及び不飽和二重結合基を分子中に2個以上有する架橋型硬化剤(C)を含むことを特徴とするポリフェニルエーテル樹脂組成物を用いる。
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ポリフェニレンエーテル樹脂の脱色方法及び分子量増大の最小化方法
【課題】 ポリフェニレンエーテルの脱色法及び分子量増大の最小化方法の提供。
【解決手段】 分子内の特定の位置に別のヒドロキシ基又は二重結合もしくは芳香族結合を有するヒドロキシ化合物を溶融状態又は溶液中のポリフェニレンエーテルと接触させる。脱色剤として使用されるヒドロキシ化合物の具体例はベンゾピナコール、ベンゾイン及びアセトインである。
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縮合系共重合体
【課題】 アリル原料化合物と酸素求核剤とを反応させ、原料化合物とは異なる新たなアリル化合物を製造する際に、反応性の低い酸素求核剤に対しても十分に高い活性を発現する新たな触媒系を用いて、より様々なアリル化合物を効率的に製造できるようにする。
【解決手段】 周期表の第8〜10族に属する遷移金属からなる群より選ばれる一以上の遷移金属化合物と、多座ホスファイト化合物とを含む触媒の存在下、アリル原料化合物と酸素求核剤とを反応させることによって、アリル原料化合物とは異なる組成式を示す新たなアリル化合物を製造する。
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ポリフェニレンエーテル樹脂組成物、プリプレグ、積層板
【課題】誘電特性を低下させることなく、プリプレグ製造時の利便性を高めるべく分子量の小さいPPEを用いても、耐熱性や成形性などの高い積層板を得ることができるポリフェニレンエーテル樹脂組成物を提供する。
【解決手段】ポリフェニレンエーテル樹脂組成物は、ポリフェニレンエーテルと架橋型硬化剤を含む組成物であって、当該ポリフェニレンエーテルが下記式(I)で表され、且つその数平均分子量が1000〜7000の範囲にあるポリフェニレンエーテルと、数平均分子量が9000〜18000の範囲にあるポリフェニレンエーテルと、を含有する。
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ポリ(アリールエーテルケトン)の可逆的誘導体化
本開示の実施態様は(アリールエーテルケトン)(PAEK)の可逆的可溶化のシステムおよび方法を提供する。チオアセタール化法は,PAEKと異なり、一般的溶媒に実質的に可溶性であるポリ(アリールエーテルチオアセタール)にPAEKを修飾するために使用される。この修飾が、ゲル透過クロマトグラフィーのような選択される分析法をPAEKに対してより容易に実施させる。チオアセタール化は、脱保護反応により逆転させて、実質的な崩壊を伴わずに最初のPAEKを回収することができ、それによりPAEKの非破壊的特性決定を可能にする。有利には、チオアセタール化法は一般に、PAEKを可溶化する現在知られた方法と異なり、広範なPAEKに適用可能である。PAEKの可溶化は更に、PAEKの利用性を拡大し、それによりPAEKの化学的修飾に対する更なる経路を開き、並びに溶液からPAEKを加工する(processing)可能性を許す。 (もっと読む)
難燃剤ハロゲン化ポリマー組成物
ハロゲン化アリールエーテルオリゴマーは、アリールエーテルオリゴマーのハロゲン化によって作られ、そして可燃性の高分子物質に対する難燃剤として有用である。一般的に、ハロゲン化アリールエーテルオリゴマーは、次の繰返しモノマー単位を含む。
(Rは水素又はアルキル、特にC1〜C4のアルキルであり、Halはハロゲンであり、mは少なくとも1であり、nは0〜3であり、そしてxは少なくとも2である)
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耐溶剤性ポリフェニレンエーテルの製造方法
【課題】耐溶剤性及び耐熱性に優れたポリフェニレンエーテルを、微粉の発生やスケールの発生を抑制しながら、効率良く安定に製造する方法を提供すること。
【解決手段】特定の構造を有する混合フェノール化合物を、触媒の存在下、少なくとも1種以上のポリフェニレンエーテルの良溶媒及び少なくとも1種以上のポリフェニレンエーテルの貧溶媒からなる混合溶媒中で、酸素含有ガスを用いて酸化カップリングし、重合体を沈殿析出させるポリフェニレンエーテルの製造方法であって、沈殿析出後に重合温度を上昇させる、ポリフェニレンエーテルの製造方法。
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ポリ(アリーレンエーテル)組成物を溶媒から分離する方法、及びそれによって製造されるポリ(アリーレンエーテル)組成物
ポリ(アリーレンエーテル)を溶媒から分離する方法は、脱揮押出機を用いてポリ(アリーレンエーテル)含有溶液を処理して押出組成物を形成し、押出組成物を水中に浸漬しない冷却装置を用いて押出組成物を冷却することを含む。本組成物を用いて、ポリ(アリーレンエーテル)を、それをその中で製造した溶媒含有反応混合物から単離するか、又は多成分ポリ(アリーレンエーテル)含有熱可塑性組成物から溶媒を除去することができる。 (もっと読む)
熱硬化性ポリウレタン樹脂組成物
【課題】耐熱性、電気特性、機械物性、寸法安定性に優れる硬化物が得られ、硬化前の保存安定性も優れ、各種耐熱性コーティング材料や電気絶縁材料等の分野に公的に用いることができる熱硬化性樹脂組成物を提供する。
【解決手段】特定の構造を有するポリウレタン樹脂(A)と、エポキシ樹脂(B)と、水酸基の水素原子がアシル基で置換された構造を有するフェノキシ樹脂(C)とを含有することを特徴とする熱硬化性ポリウレタン樹脂組成物。
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芳香族系高分子、およびその用途
【課題】燃料電池用プロトン伝導膜として、高度の発電性能を実現する芳香族系高分子を提供する。
【解決手段】[1]芳香族環を有する繰返し単位からなる芳香族系高分子であって、該繰返し単位の芳香環の一部または全部に超強酸基を有し、且つ該繰返し単位の芳香環の一部または全部に2価の基で中断されていてもよいフルオロアルキル基を有する芳香族系高分子。
[2]フルオロアルキル基が下記一般式(2)で表される[1]の芳香族系高分子。
(式中、Vは水素原子またはフッ素原子を表し、V1、V2は互いに独立にフッ素原子、水素原子またはトリフルオロメチル基をし、Uは直接結合または2価の基を表す。)
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臭素化ポリフェニレンオキシド及び難燃剤としてのその使用
ポリブロモアリールエーテルのための溶媒に、(1)構造HO−Ar−X1X2X3X4X5の少なくとも1つの化合物(式中、Arはアリール基であり、X1、X2、X3、X4及びX5は独立して、水素及び臭素からなる群から選択され、但し、X1、X2、X3、X4及びX5の少なくとも1つは臭素である)、(2)少なくとも1つのアルカリ又は水酸化アルカリ金属、及び、(3)少なくとも1つの重合開始剤の混合物を加えるステップ(但し、ポリブロモアリールエーテルのための前記溶媒は臭化アルカリ金属のための非溶媒である)を含む、ポリブロモアリールエーテルを調製するためのプロセス、このプロセスによって調製されるポリブロモアリールエーテル。本発明はまた、ポリマー樹脂と、本発明の方法によって調製されるポリブロモアリールエーテルとの混合物を含む組成物に関連する。 (もっと読む)
フェニレンエーテルオリゴマー体混合物の製造方法
【課題】 フェニレンエーテル構造の優れた電気特性、耐熱性、難燃性の特徴を生かし、更に他樹脂との相溶性および汎用溶剤への溶解性が著しく高く、用途に応じて修飾容易なフェノール性水酸基を有し、かつ工業製造可能なフェニレンエーテルオリゴマー体混合物の製造方法を提供する。
【解決手段】 特定の2価フェノール化合物と特定の1価フェノール化合物を混合し、溶媒および銅アミン触媒存在下で酸化重合することを特徴とした、2官能性フェニレンエーテルオリゴマー体と単官能フェニレンエーテルオリゴマー体を含有するフェニレンエーテルオリゴマー体混合物の製造方法。
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多層高分子電解質膜、膜/電極接合体及びそれを用いた燃料電池
【課題】メタノール透過抑制性と電極との接合性が良好で、燃料電池、特にダイレクトメタノール型燃料電池に適した高分子電解質膜及びその用途を提供する。
【解決手段】2つ以上の層を積層してなる多層高分子電解質膜であって、それぞれの層が異なる高分子電解質で構成されており、該高分子電解質層の少なくとも一つが、下記の化学式1で示される構成成分を含有するスルホン酸基含有ポリマーであることを特徴とする高分子電解質膜。
(ただし、Xは水素又は1価のカチオン種、Yはスルホン基又はケトン基、Ar1は芳香族化合物を示す。)
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芳香族求核置換反応によるテレケリックオリゴマーの合成に有用な末端封止化合物、該末端封止化合物を含有するテレケリックオリゴマー、および上記テレケリックオリゴマーとポリアリーレンとのブロック共重合体
【課題】テレケリックポリアリーレンオリゴマーの末端封止化合物として新規ハロゲン化芳香族化合物を組込むことにより、高強度・高弾性芳香族重合体の延性を改善すること。
【解決手段】下記一般式(1)で表される特定の新規ハロゲン化芳香族化合物が、テレケリック芳香族オリゴマーの調製の際、末端封止化合物として有用である。
上記式中、Xはフッ素を除くハロゲン原子等を示し;Yはフッ素原子または−NO2 で表される基を示し;Zは酸素原子または硫黄原子、−SO2−等からなる群から選ばれる2価の電子吸引基を示し;W1およびW2は独立に水素原子または、−COAr、−CONHAr、-COO、−COOAr、−CN、および−SO2Arからなる群から選ばれる1価の電子吸引基を示し、Arはフェニル基またはナフチル基を示し;R1およびR2は独立に水素原子、アルキル基、アリール基、アルコキシ基またはアリーロキシ基を示す。
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芳香族ポリエーテルコポリマーおよびポリマーブレンドならびにこれを含む燃料電池
ピリジンおよびテトラメチルビフェニル部分を有する高温ポリマー電解質膜を、提供する。好ましいポリマーは、良好な機械的特性、高い熱安定性および酸化安定性ならびに強酸での高いドーピング能力を示し得る。さらに提供するのは、PEMFCタイプの単一の電池上のMEAである。
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酵素による重合性モノマーの重合方法
【課題】 有機溶剤中で、酵素を変性、失活させずにモノマーを重合して高分子量のポリフェノールを得る方法を提供する。
【解決手段】 フェノール類(a)の重合方法において、 フェノール類(a)と水非混和性有機溶剤(b)からなる連続相(A)、並びに酵素(c)、界面活性剤(d)および水からなる逆ミセル相(B)からなる反応系中で、フェノール類(a)を重合させることを特徴とする重合方法。
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芳香族化合物を重縮合・重付加して得られる重合体
【課題】芳香族化合物を重縮合・重付加して得られる重合体を提供することを目的とする。
【解決手段】一般式(I)で表わされる芳香族化合物を重縮合・重付加して得られる重合体である。
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ポリ(アリーレンエーテル)ブロック共重合体組成物、方法および物品
ポリ(アリーレンエーテル)ブロック共重合体およびそれらの調製のための方法が提供される。ブロック共重合体は、ポリ(アリーレンエーテル)、活性化芳香族炭酸エステル、および重合体から誘導される構造単位を含み、重合体は、ポリ(アルキレンエーテル)、ヒドロキシ末端ポリエステル、ヒドロキシアリール末端ポリシロキサン、またはハイドロキノンから誘導される繰り返し単位を含むポリカーボネートである。 (もっと読む)
オリゴマー及びポリマーの芳香族ホスホン酸、そのブレンド、その製造方法及び高分子電解質としての使用方法
本発明は、一般式(I):
【化1】
[但し、Xが−P=O(OH)2であり、
Yがカルボニル又はスルホニルであり、
R1、R5が相互に独立して、2価又は多価で、置換又は無置換の、ヘテロ原子非含有又はヘテロ原子含有芳香族基であり、
m、o、sが相互に独立して、それぞれ0又は1であり、
n、q、tが相互に独立して、それぞれ0又は1〜8までの整数であり、且つn及びsが同時に0ではなく、
r、vが相互に独立して、それぞれ0〜1までであり、且つr及びvの合計が0.95〜1.05であり、
pが0であるか、又は≧1の整数であり、且つ
基Xが、R1及びR5での置換基であり、そして基Yが、ポリマー又はオリゴマー鎖の一部である。]
で表される単位から作成されるハロゲン非含有のオリゴマー又はポリマーのホスホン酸、かかる化合物の製造方法、更には、一般式(I)で表される1種以上の化合物と、>150℃の沸点を有する窒素非含有溶剤と、を含むハロゲン非含有混合物に関する。
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