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【課題】耐光性、透明性、色相、耐熱性、熱安定性、及び機械的強度に優れ、性能の安定したポリカーボネート樹脂を、効率的かつ安定的に製造する方法を提供する。
【解決手段】 触媒及び、原料モノマーとして炭酸ジエステル並びにジヒドロキシ化合物を用いて、複数の反応器で多段階で、エステル交換反応により重縮合させてポリカーボネート樹脂を製造する方法であって、
該ジヒドロキシ化合物が構造の一部に下記一般式(1)で表される部位を有するジヒドロキシ化合物を含み、
副生するモノヒドロキシ化合物の留出量が理論留出量の20%以上留出する反応器の少なくとも1つが、内容積20L以上の、熱媒体を用いた加熱手段及び還流冷却器を具備した反応器であり、該熱媒体の温度と反応器中の反応液の温度差が5℃以上であり、かつ、全反応段階で留出するモノマーの合計量が、原料モノマーの総量に対して10重量%以下であるポリカーボネート樹脂の製造方法。
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【課題】機械的強度に優れ、耐熱性があり、屈折率が小さく、アッベ数が大きく、複屈折が小さく、透明性に優れた、植物由来原料を含むポリカーボネートの製造方法およびその成形物を提供する。
【解決手段】分子内に少なくとも一つの連結基−CH−O−を有するジヒドロキシ化合物を少なくとも含むジヒドロキシ化合物を、重合触媒の存在下、炭酸ジエステルと反応させる工程を含むポリカーボネートの製造方法であって、分子内に少なくとも一つの連結基−CH−O−を有するジヒドロキシ化合物の蟻酸含有量が20ppm未満であるポリカーボネートの製造方法、分子内に少なくとも一つの連結基−CH−O−を有するジヒドロキシ化合物に由来する構成単位を含むポリカーボネートであり、該ポリカーボネートのアッベ数が50以上であり、且つ5%熱減量温度が340℃以上であるポリカーボネート又は該ポリカーボネートの組成物からなる成形物。 (もっと読む)


【課題】耐光性、透明性、色相、耐熱性、熱安定性、及び機械的強度に優れたポリカーボネート樹脂の提供。
【解決手段】式(1)の構造を有するジヒドロキシ化合物を含むジヒドロキシ化合物と、式(2)の炭酸ジエステルを、触媒の存在下、重縮合により得られるポリカーボネート樹脂であって、該触媒がリチウム及び長周期型周期表における2族からなる群より選ばれた少なくとも1種の金属を含む化合物であり、該金属を含む化合物量が金属量として該ジヒドロキシ化合物1mol当たり、20μmol以下であり、かつ、芳香族モノヒドロキシ化合物を700重量ppm以下含有することを特徴とするポリカーボネート樹脂。


(式(1)で表される部位が−CH−O−Hである場合を除く。)
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【課題】耐光性、透明性、色相、耐熱性、熱安定性、及び機械的強度に優れたポリカーボネート樹脂を提供することにある。
【解決手段】
構造の一部に下記一般式(1)で表される部位を有するジヒドロキシ化合物に由来する構造単位を少なくとも含むポリカーボネート樹脂であって、該ポリカーボネート樹脂から成形された成形体(厚さ3mm)の波長350nmにおける光線透過率が60%以上であることを特徴とするポリカーボネート樹脂。


(但し、上記一般式(1)で表される部位が−CH−O−Hの一部である場合を除く。) (もっと読む)


【課題】 耐光性、透明性、色相、耐熱性、熱安定性、及び機械的強度に優れたポリカーボネート樹脂を提供することにある。
【解決手段】 構造の一部に下記一般式(1)で表される部位を有するジヒドロキシ化合物に由来する構造単位を少なくとも含むポリカーボネート樹脂であって、該ポリカーボネート樹脂から成形された成形体(厚さ3mm)を、63℃、相対湿度50%の環境下にて、メタルハライドランプを用い、波長300nm〜400nmの放射照度1.5kW/m2で、100時間照射処理した後に、透過光で測定したASTM D1925−70に準
拠したイエローインデックス(YI)値が12以下であることを特徴とするポリカーボネート樹脂。


(但し、上記一般式(1)で表される部位が−CH−O−Hの一部である場合を除く。) (もっと読む)


【課題】環境・資源保全について少しでも改良し、同時に落下に強く、テーバー磨耗性に優れた嵌合部およびヒンジ部から選ばれる少なくとも1つを有する容器分野に適した特性を有する資材部品を提供する。
【解決手段】下記構造式(1)で表される構造を有するジヒドロキシ化合物に由来する構成単位を含むポリカーボネートからなる嵌合部およびヒンジ部から選ばれる少なくとも1つを有する容器。


(但し、構造式(1)中の酸素原子に水素原子は結合しない。) (もっと読む)


【課題】成型品の表面硬度が高いポリカーボネート樹脂を得る。
【解決手段】分子中に少なくとも一般式(1)で表される繰返し単位を有し、且つ、下記(a)鉛筆硬度が、HB以上(b)特定の条件のメルトボリュームフローレイト(c)特定温度、異荷重下での特定メルトボリュームフローレイト比、を満たすことを特徴とするポリカーボネート樹脂。


(一般式(1)中、Xは、単結合、置換若しくは無置換のアルキレン基、置換若しくは無置換のアルキリデン基、置換若しくは無置換の硫黄原子、又は、酸素原子を示す。) (もっと読む)


【課題】 炭酸ジエステル及び/又はジヒドロキシ化合物の定量供給を安定して行うことができ、炭酸ジエステルとジヒドロキシ化合物との組成比に変動がない原料調製が可能となり、粘度平均分子量に変化が無く、末端水酸基濃度の振れが少なく、色相が良好で安定しており、耐熱性に優れて変動がないポリカーボネート樹脂の製造方法を提供する。
【解決手段】 原料調製槽に炭酸ジエステル及びジヒドロキシ化合物を供給し、混合物とする原料調製工程と、
前記混合物をポリカーボネートとする重縮合工程と、を含むポリカーボネートの製造方法において、
前記炭酸ジエステル及び/又は前記ジヒドロキシ化合物は、放圧管を具備したホッパーから、前記原料調製槽へ供給され、
前記ホッパーと前記原料調製槽は均圧管で結ばれており、
且つ前記ホッパー内の保有量を、前記ホッパーの有効容積の30%〜90%に維持するるポリカーボネート樹脂の製造方法。 (もっと読む)


【課題】高分子量を有し、好ましい態様においては、高融点を有し、熱安定性および色相にも優れる脂肪族ポリエステル樹脂、およびそれを効率的に製造する方法を提供する。
【解決手段】スルホン酸基含有化合物を触媒として、溶融重合工程とそれに続く固相重合工程を含む脂肪族ポリエステルの製造方法であって、溶融重合時のスルホン酸基含有化合物の添加量が、硫黄原子換算で原料モノマー対比300〜3000ppmであり、固相重合後のスルホン酸基含有化合物の含有量が、硫黄原子換算で生成ポリマー対比300〜3000ppmであり、かつ固相重合後のスルホン酸基含有化合物の残存率が50%超である脂肪族ポリエステル樹脂の製造方法。さらに、脂肪族ポリエステル樹脂に、1分子中に2個以上のスルホン酸基を有するスルホン酸基含有化合物を硫黄原子換算で生成ポリマー対比300〜3000ppm含有する脂肪族ポリエステル樹脂組成物である。 (もっと読む)


【課題】高分子量、高融点を有し、かつ熱安定性の高いポリ乳酸ステレオコンプレックスを形成するポリ乳酸ブロック共重合体を製造する方法を提供する。
【解決手段】ポリ−L−乳酸とポリ−D−乳酸を混合して、ステレオコンプレックス形成率(Sc)が30%以下となる混合物とし、当該混合物を固相重合することにより、重量平均分子量が10万以上であり、ステレオコンプレックス形成率(Sc)が75〜100%であるポリ乳酸ブロック共重合体の製造方法を特徴とするポリ乳酸ブロック共重合体を製造することができる。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、上記の課題を解決し、染色した際に改善された色の深みと鮮明性とを呈する繊維が得られるポリエステル組成物の製造方法及びその繊維を提供することにある。
【解決手段】テレフタル酸を主とするジカルボン酸成分とエチレングリコールを主とするジオール成分からエステル化反応を行いオリゴマーを生成する工程と、当該オリゴマーに対して重縮合反応を行う工程を有する製造工程にて製造されるポリエステル組成物の製造方法において、
アルカリ金属化合物及び/又はアルカリ土類金属化合物と特定のリン化合物とを、該ジカルボン酸成分に対して、アルカリ金属原子及び/又はアルカリ金属原子が0.1〜2.0モル%の範囲で含有するように添加し、且つリン化合物を下記式(1)を満足するように添加することを特徴とするポリエステル組成物の製造方法。
0.5≦P/M≦2.0 ・・・(1)
[上記数式(1)において、Pはリン化合物添加によるリン原子のモル量を表し、Mはアルカリ金属化合物及び/又はアルカリ土類金属化合物の添加によるアルカリ金属原子及び/又はアルカリ金属原子のモル量を表す。] (もっと読む)


【課題】熱安定性に優れたアミド結合を分子鎖に有する高分子量ポリグリコール酸系樹脂、その製造方法およびその用途を提供する
【解決手段】末端官能基がカルボキシル基である割合が90%を超えるグリコール酸オリゴマーと、ポリイソシアネート化合物とを反応させて得られ、下記式(1)で表わされる構成単位を含むポリグリコール酸系樹脂。
【化1】


(式(1)において、Rはポリイソシアネート残基であって、炭素数1〜20の脂肪族炭化水素基、脂環構造を含む炭素数3〜20の炭化水素基または芳香環を含む炭素数6〜20の炭化水素基を表す。) (もっと読む)


【課題】耐熱性、射出成形性、熱賦形性、離型性などに優れた、高結晶性かつ高透明性を有するポリエステル樹脂、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】ポリエステル樹脂中のカルシウム、リチウム、バリウム、ストロンチウムからなる群から選ばれる元素の含有量が4mol/t以上30mol/t以下であり、またポリエステル樹脂10gを100gのオルトクロロフェノールに溶解し、高速遠心分離機により異物を分離した時の元素含有量の変化率が75%以下、さらにポリエステル樹脂2gを20mlのフェノール/1,1,2,2−テトラクロロエタンの3/2(容積比)混合溶液に溶解し、光路長20mmのセルを用いて測定した溶液ヘイズが7%以下であることを特徴とする結晶性ポリエステル樹脂。 (もっと読む)


【課題】高流動性を有する芳香族ポリカーボネート樹脂を提供する。
【解決手段】一般式(1)で表される化合物から選ばれる少なくとも一種と、一般式(2)で表される化合物から選ばれる少なくとも一種とを、ホスゲンもしくは炭酸ジエステルによりカーボネート結合させてなり、全ビスフェノールに対する一般式(2)で表される化合物のモル分率が1〜90%である光学材料用芳香族ポリカーボネート樹脂が得られる。


(式中、Xは、単結合、酸素原子、硫黄原子、スルホン基、炭素数2〜10のアルキリデン基、炭素数5〜12のシクロアルキリデン基、炭素数7〜15のアリールアルキリデン基、フルオレニリデン基またはα,α,α’,α’−テトラメチルキシリデン基である。)
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【課題】本発明の目的は、光弾性定数が低く、且つゲル数が少ないポリカーボネートのフィルム、シート、板などのフィルム状物を提供することである。
【解決手段】メタンスルホン酸イオンの含有量が8.0ppm以下である環状アセタール系ジオール類(A)と、芳香族ジオール類(B)または脂肪族ジオール類(C)をジオール成分とし、そのモル比(A/(B+C))が10/90〜90/10の範囲である、溶融重合により得られたポリカーボネート樹脂からなるフィルム状物。
【化1】
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【課題】異物の発生や成形時における金型汚れが低減し、アルカリ溶出排水中への重金属含有量が低減され、かつ、色調、熱安定性、染色性に優れた共重合ポリエステルおよびその製造方法。
【解決手段】テレフタル酸またはそのエステル形成性誘導体成分とエチレングリコール成分、金属スルホイソフタル酸またはそのエステル形成性誘導体成分を全ジカルボン酸成分に対して0.1〜10モル%、および重量平均分子量400〜6000のポリオキシアルキレングリコール0.1〜5.0重量%をエステル化反応、またはエステル交換反応し、次いで減圧下で重縮合反応して共重合ポリエステルを製造するに際して、エステル化またはエステル交換反応触媒として、リチウム化合物、ナトリウム化合物、マグネシウム化合物、カルシウム化合物、チタン化合物、マンガン化合物、コバルト化合物、アルミニウム化合物より選ばれる1種以上を、また重縮合反応触媒としてチタン化合物、アルミニウム化合物より選ばれる1種以上を用いるとともに、減圧を開始してからポリエステルが目標とする重合度に到達するまでの間に色調調整剤を共重合ポリエステルの全質量を基準として0.01〜20ppm添加することを特徴とする共重合ポリエステルの製造方法により達成できる。 (もっと読む)


【課題】環境・資源保全上の問題も解決した上で、透明性を有する遮音部材に適した特性を有する遮音部材を提供する。
【解決手段】下記一般式(1)で表されるジヒドロキシ化合物に由来する構成単位を含むポリカーボネート樹脂からなる遮音部材。
【化1】
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【課題】本発明の目的は、col−a値、col−L値、熱安定性、重合反応性、成形性等に全く影響を及ぼすことなく、col−b値のみを極めて顕著に改善できるポリエチレンテレフタレートの製造方法を提供することにある。
【解決手段】上記課題はエステル交換反応工程と溶融重縮合反応工程を含むポリエチレンテレフタレートの製造方法であって、
ジメチルテレフタレート、エチレングリコールを原料として用い、チタン化合物aから選ばれる少なくとも1種の化合物をエステル交換触媒として用いてエステル交換反応工程を行い、ゲルマニウム化合物、チタン化合物b及びアンチモン化合物からなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物を重縮合触媒として用い、ジブチルホスフェート、テレフタル酸及びアルカリ金属化合物若しくはアルカリ土類金属化合物からなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物を添加して溶融重縮合反応工程を行うことを特徴とするポリエチレンテレフタレートの製造方法によって解決することができる。 (もっと読む)


【課題】 取り扱い性に優れたであるポリカーボネートポリオールを提供すること。
【解決手段】 トリシクロデカンジメタノールに由来するジオール残基と、脂肪族ジオールに由来するジオール残基とを有するポリカーボネートポリオールであって、前記トリシクロデカンジメタノールに由来するジオール残基と前記脂肪族ジオールに由来するジオール残基とのモル比が、80/20〜20/80であるポリカーボネートポリオールとする。
前記脂肪族ジオールとしては、炭素数4〜7の直鎖炭化水素を主鎖とするジオールが好ましい。また、トリシクロデカンジメタノールに由来するジオール残基と脂肪族ジオールに由来するジオール残基とのモル比において、一方のジオール残基が他方のジオール残基よりも多い方が好ましい。 (もっと読む)


【課題】縮重合およびラジカル重合を適正に制御することにより、耐熱性、均質性に優れた高品質ポリエステルを製造可能な技術を提供する。
【解決手段】脂肪族グリコールおよび脂肪族ジカルボン酸を主原料とし、これに添加物として、脂肪族グリコールと直鎖の炭素数が等しくかつ総炭素数差が1以下の不飽和グリコールおよび脂肪族ジカルボン酸と直鎖の炭素数が等しくかつ総炭素数差が1以下の不飽和ジカルボン酸の少なくとも一つを添加して混合し、エステル化反応およびこれに続く減圧環境下における縮重合反応により重量平均分子量20,000以上の直鎖状ポリマーを合成し、ラジカル重合開始剤の添加と二軸攪拌機を用いた混合によりラジカル重合反応を行いポリマー中の不飽和炭素間に架橋を形成することを特徴とする、ポリエステルの製造方法。 (もっと読む)


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