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Fターム[4K013CF02]の内容

溶融状態での鋼の処理 (7,585) | CA−CE以外の処理、装置 (561) | スラグの処理 (135) | スラグからの成分の回収 (23)

Fターム[4K013CF02]に分類される特許

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【課題】AOD、MRP、AOD-L、MRP-L、CLU、ASM、Conarc−ステンレス鋼等の転炉プロセスまたはVOD、SS-VOD、RH、上吹RH等の真空プロセスからの酸化クロム含有スラグから金属クロムを回収するための方法を提供する。
【解決手段】転炉または真空設備内での吹込み過程または処理過程の最後に発生するスラグが還元されることなく排滓されまたは除滓され、このスラグが電気炉に装入され、この電気炉にさらに屑鉄および場合によっては残留粉塵からなる通常の装入材料が装入され、付加的に炭素および場合によってはケイ素が添加され、溶解時に、添加されたスラグ中に含まれた酸化クロムが炭素とケイ素とによって金属クロムへと直接に還元される。 (もっと読む)


【課題】鉄鋼スラグ中の有価成分を効率的に回収する方法を提供する。
【解決手段】鉄鋼スラグを硫酸浸出した後、生成したCaSO、SiOを固液分離する工程と、固液分離後の浸出溶液を乾燥固化し、この固化物を600〜900℃の温度に加熱する工程と、前記固化物を水浸出した後、浸出溶液と、Fe,Al,P,Mn,Mgの化合物を含む残渣とに固液分離して回収する工程とを含むことを特徴とする、鉄鋼スラグ中の有価成分の回収方法である。
また、鉄鋼スラグを硫酸浸出した後、生成したCaSO、SiOを固液分離する工程と、固液分離後の浸出溶液を乾燥固化し、前記固化物を熱水浸出した後、浸出溶液と、Fe,Al,P,Mn,Mgの化合物を含む残渣とに固液分離して回収する工程とを特徴とする、鉄鋼スラグ中の有価成分の回収方法である。 (もっと読む)


【課題】製鋼スラグを有効利用できる処理方法を提供する。
【解決手段】製鋼スラグを有機酸溶液中で攪拌後、固液分離して、Fe2O3含有量が40質量%以上である高鉄含有物を回収する製鋼スラグの処理方法。
有機酸溶液としては、サリチル酸メタノール溶液を使用することが好ましい。
高鉄含有物は、製鋼原料、セメントクリンカー用原料及び/又はコンクリート用混和材として使用することができる。 (もっと読む)


【課題】鉄鋼スラグからリチウムを回収する方法およびリチウム回収装置を提供する。
【解決手段】鉄鋼スラグと水とを耐圧密閉容器に装入する装入ステップと(ステップS101)、前記耐圧密閉容器を加温して、収容される水を所定の高温高圧水とする加温ステップと(ステップS103)、前記加温ステップで生成した前記高温高圧水と前記鉄鋼スラグとの接触により前記鉄鋼スラグ中のリチウムを前記高温高圧水中に溶出させる溶出ステップと(ステップS104)、前記溶出ステップ後、リチウムを溶出した高温高圧水を前記耐圧密閉容器からリチウム回収手段に排出する排出ステップと(ステップS105)、前記リチウム回収手段に排出され、収容される処理水中に共存する他の無機成分を除去する除去ステップと(ステップS106)、を含む。 (もっと読む)


【課題】粗脱炭で生成されるスラグの熱を電気炉での溶解に有効利用することができ、またスラグ中に含まれるクロム分を溶銑の成分として利用することができるステンレス鋼の製造方法を提供する。
【解決手段】ステンレス鋼の溶銑2を転炉4で酸素吹精して粗脱炭し、粗脱炭で生成されるスラグ10を容器11に排滓する。排滓されたスラグ10をホットチャージ状態で電気炉に装入し、装入されたスラグ10をステンレス製鋼用の原料とともに溶解する。当該原料の組成を、FeCr:10重量%以上、Si:0.5〜1.5重量%とし、FeCr中のSi含有量を3重量%以上とすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】クロムを含有する廃棄物を特別な処理装置を用いずに処理し、クロムを鋼材成分として回収する処理方法を提供する。
【解決手段】二次精錬が行われる取鍋1の溶融スラグ3中に、クロムを含有する廃棄物4を入れ、還元剤を添加することにより、廃棄物4中のクロムを還元して、廃棄物4を処理する。クロムを含有する廃棄物4を溶融還元処理することでクロムを直接溶鋼成分として回収する。廃棄物4に含まれるクロム酸濃度を0.5%以下とすることで、土壌への6価Cr溶出基準0.05mg/lを下回るようになり、通常のスラグと同様の処理が可能になる。 (もっと読む)


【課題】 燐を含有する製鋼スラグ中の燐を回収・濃化して、燐含有量の高い燐酸資源原料を安価に且つ効率的に製造する方法を提供する。
【解決手段】 燐を含有する製鋼スラグを、炭素、珪素、アルミニウムのうちの1種以上を含有する還元剤を用いて還元することにより、前記製鋼スラグ中の鉄酸化物及び燐酸化物が還元されて得られる、燐を0.5質量%以上含有する燐含有溶銑に対し、供給する酸素源の40体積%以上の酸素源を酸素ガスとして上吹きランスを介して溶銑に吹き付けて供給するとともに、供給する石灰源の純CaO換算の40質量%以上を前記上吹きランスを介して搬送用ガスとともに溶銑に吹き付けて供給し、石灰源の滓化促進剤としてフッ素源を使用することなく、酸素源及び石灰源を供給して脱燐処理を施し、生成される脱燐スラグ中の燐酸濃度を10質量%以上に濃縮させ、該脱燐スラグを回収して燐酸資源原料とする。 (もっと読む)


【課題】製鋼スラグ中の小径粒鉄を鉄源として安定して効率的に利用する方法を提供する。
【解決手段】製鋼スラグを破砕し磁力選別して得た小径粒鉄を、溶銑予備処理後の取鍋内または混銑車内の溶銑の表面スラグ上に上置きするように散布し、表面スラグと結合し取り込ませた後に、溶銑と共に転炉または電気炉に装入し、脱炭精錬を行うことを特徴とする製鋼スラグから回収した鉄源の利用方法である。前記小径粒鉄は、径が10mm以下であると好ましい。小径粒鉄が10質量%以下の水分を含有してもかまわない。これにより、回収した粒鉄を飛散することなく溶鉄に添加でき、脱炭精錬で鉄分が溶鋼中に回収され、その後の精錬の負荷にも悪影響を与えることなく、効率的に鉄源を利用できる。 (もっと読む)


【課題】ステンレス精錬の脱炭にてスラグ移行したCr酸化物を溶鋼中に回収する。
【解決手段】酸素吹精して炭素を0.03%以下とし、スラグ移行したCr酸化物をSi合金鉄で還元して溶鋼中に回収する操作において、Si合金鉄は、総吹精量の関数として予め算出した投入量を添加し、その算出方法は、本操業の前に、総吹精量が異なる予備操業を複数回行い、一の予備操業で任意量のSi合金鉄で精錬し、所定含有率を超えるCr酸化物がスラグに残存した場合は、更に必要なSi合金鉄と既に投入したSi合金鉄を合算して本来の投入量を求め、他の予備操業で任意量のSi合金鉄で精錬し、Si合金鉄投入量が過剰であって溶融合金のSi濃度が所定濃度を超えた場合は、添加したSi合金鉄と溶鋼の過剰Si濃度の差から溶鋼のSi濃度を所定濃度以下にするための本来の投入量を求め、各予備操業で吹精量とSi合金鉄投入量の関数を回帰式として得る。 (もっと読む)


【課題】 AlレスTi−REM脱酸した極低炭素鋼の連続鋳造において,連続鋳造の取鍋交換部近傍でも安定的にノズル閉塞を防止するための方法を提供する。
【解決手段】 溶鋼のAl濃度が0.015質量%以下のTi−REM脱酸した極低炭素鋼を鋳造するに当たり,取鍋中のスラグ成分を以下の値にして鋳造することを特徴とする連続鋳造方法。このため、出鋼後のスラグに金属Al,金属Tiもしくはその合金を改質剤として取鍋流出スラグ1ton当たり金属Alもしくは金属Ti換算で50〜200kgを添加し,さらに出鋼中もしくは出鋼後のスラグにCaOやCaOを含むフラックスを取鍋流出スラグ1ton当たりCaO換算で200〜500kg添加すると好ましい。
FeO+MnO≦14質量%
Al23≦40質量% (もっと読む)


【課題】 屑鉄を主原料とする電炉製鋼方法において、原料中のMnは大半が酸化スラグと共に廃棄されている。該Mnの一部を製品溶鋼に還元回収する。
【解決手段】 原料溶解に引き続き通常の酸化精錬を行い、酸化性スラグの過半を炉内に残留させ、出鋼に際して該スラグを溶鋼と共にレードルに移す。同時に該スラグ中の低級酸化物量に対応した還元剤を投入する。レードルに上下気密カバーを装着して減圧し、ガスバブリングを行って還元精錬し、スラグ中のMnを還元回収する。
酸化精錬による脱リンの多くは復リンしP含有量は増加するが、中心偏析が発生せず且つ凝固組織がチル晶と柱状晶から成る連続鋳造方法により鋼片とする。その結果不純物Pの有害元素としての作用が軽減される。
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【課題】耐孔食性と熱間加工性に優れる二相ステンレス鋼とその製造方法を提案する。
【解決手段】質量mass%で、C:0.030%以下、Ni:3〜10%、Cr:20〜28%、Mo:2〜5%、N:0.05〜0.40%、Al:0.001〜0.05%、Mg:0.0001〜0.0050%、Ca:0.0005%以下の成分組成を有し、鋼中に含まれる非金属介在物が、MgO・Al、Al、MgO、MnO−Al系酸化物、CaO濃度が40%以下のCaO−Al系酸化物のうちの1種または2種以上からなり、全非金属介在物に対するCaO−Al系酸化物の個数比率が40%以下、全非金属介在物におけるCaO濃度が10mass%以下であり、60℃、20%NaCl水溶液中における孔食電位Vc’10が600mV(vsSCE)以上である二相ステンレス鋼。 (もっと読む)


【課題】炭素含有量の少ない含クロム溶鋼を高効率で製造可能な含クロム溶鋼の製造方法を提供する。
【解決手段】精錬炉の内部に収容した含クロム溶鋼中に酸素ガスおよび非酸化性ガスを含む混合ガスを吹き込んで脱炭する大気精錬後に、該精錬炉内を減圧して含クロム溶鋼中に酸素ガスを含む攪拌ガスを吹き込んで脱炭および溶鋼の昇熱を行なうと共に脱炭後に還元剤を投入する減圧精錬を行なう。この場合に、減圧精錬では、前記精錬炉内を2,500〜7,000Paまで減圧し、溶鋼の昇熱に必要な酸素ガス量を、精錬炉内の含クロム溶鋼1,000kg当り28〜43m3/h(0℃、1気圧換算)で溶鋼中へ吹き込む。 (もっと読む)


【課題】ステンレス電気炉スラグ中に含有されたクロムを低濃度まで効率的に還元及び回収することができる、含酸化クロムスラグからのクロム金属還元方法を提供する。
【解決手段】ステンレス製鋼工程中、電気炉スラグに含有されたクロムを還元させる工程において、スラグを液状に維持しつつ、粉体アルミニウムドロスの投入量を、溶鋼1トンあたり10kg〜20kgの範囲、または
【数4】


式を満すように、電気炉スラグ中に吹き込む。 (もっと読む)


【課題】 作業性に優れるとともに有価金属の損失を抑えることができ、また簡単に加工性を向上できるステンレス鋼の溶製方法を提供する。
【解決手段】 電気炉で原料を溶解してステンレス溶銑を生成し(a1)、ステンレス溶銑を転炉へ出鋼後造滓材を投入して粗精錬および成分調整する(a2〜a5)。転炉で生成されるスラグとステンレス溶鋼とを取鍋へ出鋼し、VODでスラグが存する状態のまま減圧下でステンレス溶鋼に酸素ガスを吹き込んで脱炭精錬する(a6,a7)。脱炭後、スラグ層の上からFeSiを投入してスラグ中のCrを還元回収するとともにステンレス溶鋼を脱酸する(a8)。脱酸後、大気圧下でAlワイヤをステンレス溶鋼中へ装入し、ステンレス鋼中の非金属介在物をC系介在物のみにする(a9,a10)。 (もっと読む)


【課題】 転炉出鋼時に普通鋼或いは低硫鋼のS含有量が目標S濃度の上限を外れた場合、製造工程に撹乱を生ずることなく、且つ、製造コストの上昇を抑えしかも安定してこれらのS含有量を目標上限以下に低減することのできる脱硫方法を提供する。
【解決手段】 溶銑の脱炭精錬により得た溶鋼を転炉から取鍋に出鋼し、取鍋内溶鋼の湯面上に存在するスラグの還元処理を行った後、溶鋼をRH真空脱ガス装置にて二次精錬するに当たり、RH真空脱ガス装置にて溶鋼中にAlを投入して溶鋼を脱酸した後、RH真空脱ガス装置に設けた上吹きランスから、真空脱ガス槽内の溶鋼湯面に向けてCaOを48〜58mass%、Al23 を42〜52mass%含有し、CaF2 を含有しない脱硫用プリメルトフラックスを吹き付けて溶鋼を脱硫する。その際に、脱硫用プリメルトフラックスを吹き付ける前に、真空脱ガス槽内の溶鋼にMgOを投入することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 鉄屑を主原料とする電炉製鋼方法において、原料に含まれていたMnは大半が酸化スラグと共に廃棄されている。該Mnの一部を製品溶鋼に還元回収するとともにスラグ量の削減を通して省資源、省エネを図る。
【解決手段】 原料溶解に引き続き酸化精錬において通常の処理を行い、酸化性スラグの過半を炉内に残留させ、出鋼に際して該スラグを溶鋼と共にレードルに移す。同時に該スラグ中の低級酸化物量に対応した還元剤を投入する。レードルに上下気密カバーを装着して減圧し、ガスバブリングを行って還元精錬し、スラグ中のMnを還元回収する。
酸化精錬による脱リンの多くは復リンしP含有量は増加するが、中心偏析が発生しない連続鋳造方法により鋼片とする。その結果不純物Pの有害元素としての作用が軽減され且つ合金鋼かが発揮される。
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【課題】製鋼工程の精錬処理時に発生する製鋼スラグの処理方法において,製鋼スラグを効率的に還元してスラグ中のトータル鉄の濃度を十分に低減させることにより,処理後のスラグの品質および外観を向上させる。
【解決手段】溶融製鋼スラグを溶銑が保持された反応容器に装入し,反応容器に装入された溶融製鋼スラグに,上吹きランスから酸素を吹き込みながらSiO含有物質および還元用の炭素含有物質を添加し,製鋼スラグ中のトータル鉄の濃度が1.5質量%以下となるまで,製鋼スラグの溶融状態を維持したまま製鋼スラグの改質処理および還元処理を行う際に,上吹きランスから吹き込まれた酸素による製鋼スラグのへこみ深さLと製鋼スラグの厚みLS0との比をL/LS0≦0.7とする。 (もっと読む)


本発明は、加工処理スラグを生成するために、金属酸化物含有の生の冶金スラグを形成する際の出発物質を加工処理する方法を提供する。その方法は、反応混合物を得るために生スラグと還元剤を混合するステップと、溶融金属と溶融加工処理スラグを得るために還元剤にスラグ中の金属酸化物を減少させるように反応混合物を加熱するステップと、を含む。本方法はさらに、溶融金属から溶融加工処理スラグを分離するステップと、固体の加工処理スラグを得るように溶融加工処理スラグを固化する、もしくは放置固化するステップと、を含む。本加工処理スラグ生成物は、所望のように、レンガ製造もしくは成分調合済みのコンクリートを形成するために使用される充てん剤、セメントを増量し、または混合セメントを製造する増量剤、もしくは工場の建造または建設に使用のための骨材となりうる。
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【課題】 溶融還元製錬によりフェロマンガン或いはシリコマンガンを製造する際に発生するスラグを製鋼工程で使用するに当たり、当該スラグ中のマンガン酸化物を極めて高い還元率で還元することが可能な回収方法を提供する。
【解決手段】 溶融還元製錬によってフェロマンガン或いはシリコマンガンを製造する際に発生したスラグからマンガンを回収する方法であって、製鋼工程の取鍋精錬炉1で溶鋼9を不活性ガス雰囲気下で精錬する際に、溶鋼上に添加されている前記スラグ10を溶融させ、前記スラグ中のマンガン酸化物を還元して溶鋼中に回収する。その際に、前記スラグを、取鍋精錬炉における溶鋼の精錬開始前か精錬途中で添加することが好ましい。 (もっと読む)


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