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Fターム[4K014AC17]の内容

Fターム[4K014AC17]に分類される特許

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【課題】 回転する攪拌羽根を有する機械式攪拌装置を用いて溶銑や溶鋼などの溶融鉄を精錬するに当たり、脱硫剤などの精錬用フラックスを効率良く溶融鉄中へ添加・分散させて、効率良く精錬を実施する。
【解決手段】 攪拌羽根4を備えた機械式攪拌装置を用い、攪拌羽根を回転させて溶融鉄3と精錬用フラックス7とを攪拌混合して溶融鉄を精錬するに際し、前記攪拌羽根の回転数と攪拌羽根の直径とが下記の(1)式の関係を満たすように調整する。但し、(1)式において、Fは、攪拌羽根の回転数(rpm)、Rは、攪拌羽根の直径(m)である。
F×R>200 …(1) (もっと読む)


【課題】製鋼工程の精錬処理時に発生する製鋼スラグの処理方法において,製鋼スラグを効率的に還元してスラグ中のトータル鉄の濃度を十分に低減させることにより,処理後のスラグの品質および外観を向上させる。
【解決手段】溶融製鋼スラグを溶銑が保持された反応容器に装入し,反応容器に装入された溶融製鋼スラグに,上吹きランスから酸素を吹き込みながらSiO含有物質および還元用の炭素含有物質を添加し,製鋼スラグ中のトータル鉄の濃度が1.5質量%以下となるまで,製鋼スラグの溶融状態を維持したまま製鋼スラグの改質処理および還元処理を行う際に,上吹きランスから吹き込まれた酸素による製鋼スラグのへこみ深さLと製鋼スラグの厚みLS0との比をL/LS0≦0.7とする。 (もっと読む)


【課題】脱珪反応の時期において熱補償を効果的に行なうことで、次工程の転炉での脱炭精錬における溶銑配合率の低下や熱余裕の不足等の問題を解消する溶銑の予備処理方法を提供する。
【解決手段】搬送容器内に保持されている溶銑が脱珪反応、脱燐反応を行なうようにした溶銑の予備処理において、前記脱珪反応の時期に、前記溶銑内に固体酸素を供給し、気体酸素を前記溶銑の浴面に吹き付けるとともに、前記溶銑内に気体酸素を吹き込み供給する。 (もっと読む)


【課題】 転炉型の精錬容器を用いて上吹きランスから酸素ガスを溶銑浴面に吹き付けて溶銑の脱燐処理を実施するに当たり、鉄スクラップなどの冷鉄源を配合しても脱燐反応を損なわず、且つ、生産性を低下させることなく、効率良く脱燐処理する。
【解決手段】 転炉型精錬容器2に収容された溶銑15にCaOを主体とする脱燐用精錬剤17を添加し、酸素ガスを上吹きして添加した前記脱燐用精錬剤を滓化させてスラグ16となし、溶銑に対して脱燐処理を施す、溶銑の脱燐処理方法において、冷鉄源を、脱燐精錬時間の30%が経過した時点から90%が経過する時点までの任意の時期に前記精錬容器内に上置き添加する。 (もっと読む)


【課題】高いMn歩留まりを確保しつつ、脱燐反応を促進させて効率的な溶銑の脱燐方法を提供する。
【解決手段】溶銑にCaO源を主体とする精錬剤と酸素源を添加して脱燐処理を行う方法において、処理後のスラグの塩基度が2.2超え3.5以下、T.Fe濃度が10〜30mass%となり、且つ溶銑の処理終点温度が1320℃以上となるように、溶銑を脱燐処理する。従来では操業上好ましくないと考えられてきた条件を敢えて組み合わせることにより、高いMn歩留まりを確保しつつ、脱燐反応を促進させて効率的な溶銑脱燐を行うことができる。 (もっと読む)


【課題】脱燐反応を促進させて溶銑を効率的に脱燐処理することができ、且つ脱燐・脱炭の両工程を含めたトータルのMn歩留まりを十分に高める溶銑精錬方法を提供する。
【解決手段】同一の転炉型容器を用い、溶銑にCaO源を主体とする精錬剤と酸素源を添加し、処理後のスラグの塩基度が2.2超え3.5以下、T.Fe濃度が10〜30mass%となり、且つ溶銑の処理終点温度が1320℃以上となるように脱燐処理を行った後、脱燐スラグの排滓率が60mass%以上となるように排滓し、引き続きMn鉱石を添加して脱炭処理を行う。 (もっと読む)


【課題】 1基の転炉を用いて溶銑から溶鋼を製造するに当たり、転炉の生産性を阻害することなく、冷鉄源の配合量を従来に比べて増大させることができ、且つ、装入した冷鉄源を効率的に溶解することのできる転炉製鋼方法を提供する。
【解決手段】 第一工程として冷鉄源15及び溶銑14を転炉2に装入し、第二工程として気体酸素を上吹きまたは底吹きするとともに炉底から不活性ガスを吹き込んで溶銑を攪拌しながら脱燐剤17を添加して溶銑の脱燐処理を実施し、第三工程として転炉を傾動させて第二工程で生成したスラグ16を炉外へ排出し、第四工程として転炉を元の直立した状態に戻して溶銑の脱炭吹錬を実施する転炉製鋼方法において、第二工程の終了時点には、第1工程で装入した冷鉄源の総質量に対して質量比で60%以下の冷鉄源が未溶解で残留するように、冷鉄源の転炉内への装入量を調整する。 (もっと読む)


【課題】 機械攪拌式脱硫装置を用いて溶銑を脱硫処理する際に、比較的簡便な設備を使用して、反応性に優れる細粒の脱硫剤を効率良く溶銑中へ添加し、脱硫剤の溶銑中での分散を促進させて、溶銑を効率良く脱硫する方法を提供する。
【解決手段】 攪拌羽根4によって攪拌されている溶銑3の浴面上に、溶銑トン当たり1.6kg/min以下の脱硫剤7の供給速度で、上吹きランス5を介して搬送用ガスとともに脱硫剤を上吹き添加して脱硫処理する。脱硫剤が溶銑中に分散されて、効率良く脱硫することができる。 (もっと読む)


【課題】 従来に比べて少ない石灰の使用量であっても、しかも、フッ素を含有する媒溶剤を使用しなくても、従来と同等の脱燐効率で脱燐処理する。
【解決手段】 CaOを主体とする媒溶剤を添加し、酸素源として気体酸素源及び/または固体酸素源を供給して、添加したCaOを主体とする媒溶剤を滓化させてスラグとなし、溶銑に対して脱燐処理を施す、溶銑の脱燐処理方法において、CaOを主体とする媒溶剤に加えて、酸化アルミニウムを含有する煉瓦屑と、酸化チタンを含有する物質と、を媒溶剤の一部として使用し、脱燐処理の開始直後から前記煉瓦屑を供給し、該煉瓦屑の供給が完了した後に前記酸化チタンを含有する物質を供給する。 (もっと読む)


【課題】製鋼スラグに含有される鉄分を分離回収して再利用する方法を提供する。
【解決手段】溶融状態の製鋼スラグに空気を吹き付けて、製鋼スラグに含有される鉄分を酸化させた後、冷却し、得られた凝固状態の製鋼スラグを粉砕してスラグ塊とし、スラグ塊を磁力によって磁着スラグ塊と非磁着スラグ塊とに分離して、磁着スラグ塊を回収する。 (もっと読む)


【課題】 Ni、Mo、Cuのうちの少なくとも1種以上を合金成分とする鉄スクラップと溶銑とを、鉄源として用い、これらの合金元素のうちの少なくとも1種以上を合金成分として含有する溶鋼を溶製するに際し、前記鉄スクラップの溶け残りを発生させることなく、前記鉄スクラップの使用量を最大限多くすることのできる精錬方法を提供する。
【解決手段】 Ni、Mo、Cuのうちの1種または2種以上を合金成分として含有する鉄スクラップを脱燐精錬用転炉1に装入し、次いで該脱燐精錬用転炉に溶銑8を装入して脱燐処理を実施し、その後、前記脱燐処理により得られた脱燐溶銑10を脱炭精錬用転炉4に装入して脱炭精錬を実施し、Ni、Mo、Cuのうちの1種または2種以上を合金成分として含有する溶鋼を溶製する。 (もっと読む)


【課題】脱燐剤を酸素とともに溶銑に上吹きすることにより、高い脱燐処理能率および脱燐反応効率を得ることのできる溶銑の処理方法を提供する。
【解決手段】高炉から出銑後に脱珪処理した溶銑を転炉型脱燐炉にて脱燐処理するに際して、脱珪処理溶銑を、溶銑が収容された溶銑鍋から上記脱燐炉に装入する前に、脱珪処理で生成したスラグを除去することなく、または上記スラグの一部を除去後、脱燐炉に装入し、CaO含有粉状脱燐剤を上吹きランスから酸素をキャリアガスとして溶銑に吹き付けることにより脱燐処理を行う溶銑の処理方法である。脱珪処理は、トーピードカーから溶銑鍋への溶銑払出し時に脱珪剤を投入するなどの方法により行うのが好ましく、また、脱珪剤として、転炉脱炭スラグを用いることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 溶銑を脱燐処理するに当たり、フッ素を含有する媒溶剤を使用しなくても、少ない石灰の使用量で、従来と同等の脱燐効率及び鉄歩留りで脱燐処理する。
【解決手段】 CaOを主体とする脱燐精錬剤を添加し、酸素源として気体酸素源及び固体酸素源を供給して、添加したCaOを主体とする脱燐精錬剤を滓化させてスラグとなし、溶銑に対して脱燐処理を施す、溶銑の脱燐処理方法において、前記気体酸素源が供給されている場所と同一場所の溶銑浴面に、前記固体酸素源の少なくとも一部を、搬送ガスを用いて供給する。その際に、気体酸素源を供給している溶銑の浴面に、CaOを主体とする脱燐精錬剤を供給する、或いは、固体酸素源として、粒度が1mm以下の焼結鉱、ミルスケール、砂鉄、集塵ダスト、鉄鉱石のうちの何れか1種または2種以上を使用することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、耐火物の損耗、精錬能の低下を伴わずにCaO分の滓化不良問題を解決する上で、最も重要であるにもかかわらず従来明らかにされていない精錬材中の固相の存在形態の指針を、定量的に提示することを目的とする。
【解決手段】 30mass%以上の2CaO・Fe23を含む精錬材である。また2CaO・Fe23の30mass%以上の相中に、Si、Alのいずれか一方または双方を含む。さらに50mass%以下のCaO・Fe23を含む。これら精錬材を用いることを特徴とする溶銑の精錬方法である。 (もっと読む)


【課題】酸素上吹きを併用する溶銑脱燐方法において、脱炭反応に起因するCOガス発生及び発塵に対処して設備増強を伴うことなく、脱燐効率を向上させる方法を提供する。
【解決手段】(1)攪拌用羽根を回転させて機械的に溶銑を攪拌する装置を用いて脱燐処理を行う溶銑の脱燐方法において、溶銑上のスラグ面上方からランスを用いて気体酸素を上吹きしつつ、ランスの高さ位置および酸素流量を、脱炭反応に起因するダスト発生量の増加により集塵機能力を増強する必要が生じない範囲内に調整し、機械的攪拌動力を増大することなく脱燐反応を促進させる溶銑の脱燐方法である。(2)前記(1)の方法において、気体酸素のジェットにより形成される溶銑のくぼみ深さの計算値が30〜40mmの範囲となるように、気体酸素を上吹きすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 蛍石などのフッ素源を使用しなくてもCaO系媒溶剤を迅速に滓化させることができ、溶銑を効率的に且つ安価に脱燐することのできる脱燐処理方法を提供する。
【解決手段】 CaO、SiO2 及び酸化鉄を主成分とし、CaO、SiO2 及び酸化鉄中のT.Feの各含有量が下記の(1)式の関係を満足し、且つCaO含有量とSiO2含有量との比が1.5〜5.0の範囲である粉粒状の脱燐用媒溶剤34を、上吹きランス5の軸心部に配置した中心孔から酸素含有ガスとともに溶銑32に吹き付けると同時に、中心孔の周囲に配置した第1の周囲孔から炭化水素系のガス燃料または液体燃料を供給して火炎を形成し、この火炎によって脱燐用媒溶剤を加熱・溶融するとともに、第1の周囲孔の外側に配置した第2の周囲孔から酸素含有ガスを溶銑に吹き付けて脱燐する。
T.Fe≧4×CaO/SiO2+4 …(1) (もっと読む)


【課題】溶銑予備処理として行われる脱燐処理において、CaF等のF源を含まない媒溶剤を用いて効率的な溶銑予備脱燐を行う。
【解決手段】CaO源添加前に酸素源を添加してスラグ中の酸化鉄濃度を高めておくことにより、F源を添加しなくても脱燐反応効率が飛躍的に向上することを見出しなされたもので、溶銑にCaO源である媒溶剤を添加する前に酸素源、好ましくは気体酸素を供給することでスラグ中の酸化鉄濃度を高めておき、しかる後、CaO源である媒溶剤を添加することを特徴とし、好ましくは、媒溶剤添加前に、0.010≦B/A≦0.50(但し、A:脱燐処理に要する媒溶剤中の全CaO量[kg/T]、B:気体酸素換算の酸素供給量[Nm/T])を満足する量の酸素源を供給する。 (もっと読む)


【課題】 転炉型容器を用い、上吹きランスから酸素ガスを供給して溶銑の脱燐処理を実施するに当たり、容器の内壁面への地金の付着を防止するのみならず、発生する排ガス中のCOガスの燃焼熱を溶銑に着熱させる。
【解決手段】 先端部と側面部とにノズル孔を有する上吹きランス2を用い、側面部のノズル孔19から酸素ガスを供給して内壁面に付着した地金5を溶解するとともに発生するガスを二次燃焼させながら、先端部のノズル孔18から酸素ガスを供給して溶銑3を脱燐処理するに際し、側面部のノズル孔を複数の高さ位置に放射状に配置するとともに、溶銑浴面に最も近い位置に配置される側面部のノズル孔の角度を下向きに30°〜70°の範囲とし、該ノズル孔よりも上方位置に配置される側面部のノズル孔の角度を下向きに0°〜50°の範囲で且つ溶銑に最も近い側面部のノズル孔の下向き角度よりも小さくする。 (もっと読む)


【課題】脱りん炉および脱炭炉により行われる転炉工程において、これらのサイクルタイムの変化に関わらず脱炭炉を効率的に稼働させる操業方法を提供する。
【解決手段】脱りん炉9の脱りん処理のサイクルタイムが脱炭処理のサイクルタイム以下の場合に、脱炭炉への溶銑装入を脱りん炉への溶銑装入開始から次の関係を満たす時間Tが経過した後に行う。
Th+Tp≦T≦Th+Tp+(T2−T1−Td+Tt)
Thは脱りん炉への溶銑装入所要時間、Tpは溶銑入り溶銑鍋の吊り上げから脱炭炉への溶銑装入までの時間、Ttは脱りん処理および調質処理に要する時間、Tdは溶銑入り溶銑鍋15の吊り上げから溶銑鍋が脱りん炉からの溶銑受け入れ可能になるまでの時間、T1は脱りん炉のサイクルタイム、T2は脱炭炉のサイクルタイムである。 (もっと読む)


【課題】 転炉から発生するダスト全体を無駄なく有効に再利用できる方法を提供する。
【解決手段】 転炉で発生するダストを回収して再利用する方法であって、吹錬時に発生する排ガス集塵系列回収ダストは粗粒と細粒に分別し、このうち粗粒ダストは転炉原料または溶銑予備処理原料とし、細粒ダストは焼結鉱またはペレットの原料とし、他方溶銑装入時および出鋼時に、前記排ガス集塵系統とは別に設けた集塵系列で回収したダストは、溶銑の脱珪剤若しくは脱燐剤として使用する。 (もっと読む)


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