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Fターム[4K014AC17]の内容

Fターム[4K014AC17]に分類される特許

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【課題】 機械攪拌式脱硫装置を用いて溶銑を脱硫処理する際に、反応性に優れる細粒の脱硫剤を効率良く溶銑中へ添加し、溶銑を効率良く脱硫する方法を提供する。
【解決手段】 機械攪拌式脱硫装置を用いた溶銑の脱硫方法において、攪拌羽根4によって攪拌されている溶銑3の浴面上に、脱硫剤7を、上吹きランス5を介して搬送用ガスと共に上吹き添加して脱硫処理を行う。その際に、前記脱硫剤の添加完了後、更に、上吹きランスから搬送用ガスを溶銑表面に向けて吹き付けること、及び、溶銑の浴面に衝突する搬送用ガスの流速を10m/秒以上とするなどにより、脱硫反応を効率良く行うことができる。 (もっと読む)


【課題】蛍石等のハロゲン化物を使うことなく、高効率で、生産性の高い溶銑脱りん処理方法を提供する。
【解決手段】転炉型の溶銑予備処理炉において、脱りん処理後の目標塩基度を1.8〜2.2とし、微粉CaOの供給速度を、処理2分後に目標塩基度が1.0〜1.4、5分後に1.4〜1.8となりように制御することにより、初期のスラグの凝結を防止し、後半のスロッピングを防止する。処理前の珪素濃度が高い場合には、粒径5mm以上の転炉滓の上方添加を行っても良い。 (もっと読む)


【課題】蛍石に代表されるハロゲン化物を使用しない転炉型溶銑脱燐処理において、高能率で低燐濃度の溶銑を製造することと、転炉炉内の地金、スラグの付着量を低減することを両立する溶銑の脱燐方法を提供する。
【解決手段】転炉に収容された溶銑に酸素ガスを12分間以内供給し、蛍石に代表されるハロゲン化物を用いることなく、溶銑を脱燐処理する。この際、粒径が150μm以下の粉状の生石灰5kg/溶銑トン以上を、酸素ガスとともに、テーパーノズルを中心ノズルを除いて4以上12以下備える上吹きランスを介して、溶銑の表面に吹き付けて脱燐を行う。 (もっと読む)


【課題】 機械攪拌式脱硫装置を用いて溶銑を脱硫処理する際に、比較的簡便な設備を使用して、反応性に優れる細粒の脱硫剤を効率良く溶銑中へ添加し、脱硫剤の溶銑中での分散を促進させて、溶銑を効率良く脱硫する。
【解決手段】 機械攪拌式脱硫装置のインペラー4により、その浴面に渦を形成して攪拌されている、処理容器2内の溶銑3の浴面に向けて、上吹きランス5を介して搬送用ガスとともに脱硫剤7を鉛直方向から上吹き添加して溶銑を脱硫するにあたり、渦を形成する溶銑浴面のうちで、水平面に対する傾斜角度が10°〜35°となる位置に、前記脱硫剤を上吹きする。 (もっと読む)


【課題】蛍石を使用せず、低燐鋼を効率よく製造する溶銑脱燐方法を提供する。
【解決手段】上底吹き転炉を用いて、滓化促進剤である蛍石を使用せずに酸素源およびCaO源を供給して溶銑から燐を除去する方法であって、脱燐吹錬終了後に転炉から採取したスラグを分析して得られるCaOとSiOとの質量%比が1.8以上2.4以下となる条件下において、上吹きランスから吹き付ける酸素が溶銑浴面に形成する火点面積と前記転炉内の溶銑浴表面積との比を0.15以上とする。CaO源として、粒径を3mm以下に調整した粉体CaO源を用い、上吹きランスから炉内の溶銑に吹き付けることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】上底吹転炉を用いて溶銑を脱燐する際に、ハロゲン化カルシウムを添加しなくともCaO源の滓化を促進でき、吹錬初期のスピッチングを抑制しながら溶銑中の[P]濃度を例えば0.020%以下に低減しながら、安定かつ継続的に操業する。
【解決手段】上底吹転炉を用いて、脱燐剤に実質的にフッ素を含まない副原料のみを使用して溶銑を脱燐する方法において、吹錬前または吹錬初期に、装入塩基度が0.4以上1.5以下の範囲までは、粒径0.5mm以上30mm以下の塊状CaO源を添加し、脱燐吹錬終了時の塩基度が1.8以上2.8以下となるように粒径が60メッシュ以下の粉状CaO源を上吹きランスより溶銑へ吹き付け、スラグ中のT−Feを3%以上15%以下とし、脱燐処理後に転炉から溶銑鍋へ出湯した直後の鍋中の溶銑の温度を1320℃以上1380℃以下に制御するとともに、吹錬終了時のスラグ中(Al)濃度が3%以上10%以下となるように吹錬前または吹錬初期にAl源を装入する。 (もっと読む)


【課題】転炉型の精錬容器を用いた溶銑脱りん方法において、簡便な方法で炉内脱りん反応の進行度合いを一定の範囲内に制御し、処理後のP濃度のばらつきの少ない効率的な溶銑脱りん方法を提供する。
【解決手段】転炉型の精錬容器を用いた溶銑の脱りん処理方法において、排ガスの分析値と排ガス流量から所定の式により計算される脱炭酸素効率の実績値が、あらかじめ処理パターンごとに設定した目標変化曲線に追従するように、ランス高さ、送酸速度、底吹ガス種類と量のうちのいずれか1つもしくは2以上を調整することを特徴とする溶銑脱りん方法。 (もっと読む)


【課題】 機械攪拌式脱硫装置を用いて溶銑を脱硫処理するにあたり、脱硫剤の添加に伴う溶銑温度の低下を抑制し、脱硫剤の凝集を防止するとともに、脱硫剤の溶銑中における分散を促進させて、短時間で効率的に脱硫処理する。
【解決手段】 本発明の脱硫方法は、機械攪拌式脱硫装置を用いた溶銑3の脱硫方法において、攪拌羽根4によって攪拌されている溶銑の浴面上に、バーナーの火炎で加熱した脱硫剤12を上吹きランス5から上吹き添加する。この場合に、上吹きランス先端の中心部に設けた中心孔から搬送用ガスとともに脱硫剤を上吹き添加し、前記中心孔の周囲に設けた周囲孔から、酸素含有ガスと、炭化水素系のガス燃料、炭化水素系の液体燃料、炭素系の固体燃料のうちの何れか1種以上と、を供給して上吹きランス先端に火炎を形成し、該火炎によって前記脱硫剤を加熱することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 溶銑を脱燐処理して低燐溶銑を製造するにあたり、気体酸素源の溶銑浴面への供給によってCaOを主体とする脱燐精錬剤の高い滓化促進作用が得られるとともに、気体酸素源が溶銑浴面と衝突して形成される火点での酸化反応に伴う温度上昇を抑制することができ、且つ、溶銑中の炭素濃度の低下を抑制する。
【解決手段】 本発明の低燐溶銑の製造方法は、溶銑を保持した容器内に酸素源とCaOを主体とする脱燐精錬剤とを添加して溶銑の脱燐処理を行うことにより低燐溶銑を製造する方法において、溶銑浴面に浴面上方から気体酸素源を供給するとともに、該気体酸素源が溶銑浴面と衝突して形成される火点にプラスチック及び石炭のうちの少なくとも1種を供給することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】燐濃度P[wt%]が0.09%以上である溶銑に対して脱燐剤をキャリアガスと共に吹き込んで該溶銑の燐濃度P[wt%]を0.06以下とするに際し、スラグフォーミングとスラグ付着を同時に防止する技術を提供する。
【解決手段】前記脱燐剤は下記の組成を満たすものとする。総石灰原単位としてのCaO原単位[kg/ton]を20以下とする。前記脱燐剤の吹込速度VINJ[kg/min]を600以下とする。前記脱燐剤と前記キャリアガスとの比である固気比RINJ[kg/Nm]を30〜46とする。
CaO[wt%]:14〜18
SiO[wt%]:5〜8
t.Fe[wt%]:48〜55
O[wt%]:19〜25
CaO/O:0.75〜1.10
C/S:2.2〜3.0 (もっと読む)


【課題】本発明は、設備費や処理コストの高いLF装置や真空脱ガス装置を使うことなく、また環境に悪影響を与えることなく、より簡便に、高効率でかつ安定して脱硫処理する精錬方法を提供する。
【解決手段】溶鉄を脱硫精錬するに際し、脱硫剤を添加して脱硫を施しながら、溶鉄表面を覆った脱硫スラグの上部から水素ガスまたは水素ガスを30体積%以上含む不活性ガス(水素含有ガス)を吹き付ける。または、第一工程として脱硫剤を添加して脱硫を施し、第二工程として溶鉄表面を覆った第一工程の脱硫スラグの一部あるいは全部を残し、該スラグ上部から水素含有ガスを吹き付ける。水素含有ガスを吹き付けることにより、脱硫スラグからの気化脱硫が進行するので、溶鉄からスラグへの脱硫が継続し、優れた脱硫能力を発揮する。また、脱硫剤として実質的にフッ素を含まないフラックスを使用する。さらに、発生したスラグを、再度脱硫剤として用いる。 (もっと読む)


【課題】 比較的簡便に製造可能であり、1300℃以下の低温の溶銑であっても、高効率の脱硫処理を可能にする、CaOを主成分とする脱硫剤を提供する。
【解決手段】 本発明に係る脱硫剤は、CaOを主成分とし且つCaF2を含有するCaO含有粉状体と、Al23及びSiO2を主に含有し且つ予め溶融した後に固化した固体粉状物質と、を含有することを特徴とする。この場合、前記固体粉状物質の配合比率を5質量%以上「100−10X」質量%以下とする(XはCaO含有粉状体のCaF2含有量(質量%))、或いは、前記固体粉状物質として高炉で溶銑を製造する際に副産物として生成される高炉スラグとすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、設備費や処理コストの高いLF装置や真空脱ガス装置を使うことなく、また環境に悪影響を与えることなく、より簡便に、高効率でかつ安定して脱硫処理する精錬方法を提供する。
【解決手段】 溶鉄を脱硫精錬するに際し、第一工程として脱硫剤を添加して脱硫を施し、第二工程として溶鉄表面を覆った第一工程で生成した脱硫スラグの一部あるいは全部を残し、水素ガスまたは水素ガスを1体積%以上含むアルゴンガスをプラズマガスとして該スラグ上面に照射する。また、脱硫剤として実質的にフッ素を含まないフラックスを使用する。さらに、発生したスラグを、再度脱硫剤として用いる。 (もっと読む)


【課題】蛍石を使用せず、低燐鋼を効率よく製造する溶銑脱燐方法を提供する。
【解決手段】上底吹き転炉を用いて、滓化促進剤である蛍石を使用せずに酸素源および精錬剤により脱燐吹錬を行うにあたり、脱燐吹錬終了時のスラグ塩基度(CaO/SiO)が1.80〜2.40、(MnO)が10.0〜15.0質量%、(T.Fe)≧8.0質量%になるようにスラグ組成を調整する。底吹撹拌動力を2600〜4000watt/Tとして脱燐吹錬を行ってもよいし、精錬剤がMn鉱石を2〜4kg/Tおよび鉄鉱石を4kg/T以上含んでもよいし、精錬剤が粒径3mm以下に調整された粉体CaOを含み、上吹きランスから炉内の溶銑に当この粉体CaOを吹き付けながら脱燐吹錬してもよい。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、設備費や処理コストの高いLF装置や真空脱ガス装置を使うことなく、また環境に悪影響を与えることなく、より簡便に、高効率でかつ安定して脱硫処理する精錬方法を提供する。
【解決手段】 溶鉄を脱硫精錬するに際し、第一工程として脱硫剤を添加して脱硫を施し、第二工程として溶鉄表面を覆った第一工程の脱硫スラグの一部あるいは全部を残し、該スラグ上部から酸素ガスまたは酸素ガスを81体積%以上含む不活性ガスを吹き付けて、第二工程後の溶鉄中S濃度を第一工程後のS濃度よりも低くする。また、第二工程に引き続き、さらに第三工程として脱酸剤により溶鉄とスラグを脱酸する。また、さらに脱硫剤として実質的にフッ素を含まないフラックスを使用する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、精錬容器の形状を問わず、製鋼工程でのスクラップ消費量を低下させることなく、また、脱りん剤にCaF2を用いない場合でも、効率良くCaO源の滓化を促進し、安価にかつ高効率に溶銑を脱りん処理する精錬方法を提供する。
【解決手段】Si含有量0.1質量%以上の溶銑にCaO源と酸素源を添加して脱りん精錬を行うに際し、溶鋼を製造する際に発生するスラグを再利用する目的で脱りん精錬容器に予め入れ置きするおよび/または溶銑装入後に添加するスラグ中のCaO分を除き、CaO源の添加量を全精錬期間中に添加するCaO源添加量の30質量%以下(ゼロを含む)とする精練前半と、CaO源の添加量を全精錬期間中に添加するCaO源添加量の70質量%以上とする精練後半に分け、後半の開始時点は、溶銑中のSi含有量が0.1質量%未満とする。 (もっと読む)


【課題】着脱の自動化が可能な二重管ランスの接続機構6を提供する。
【解決手段】フレキシブル配管5の先と二重管ランス8とが双方に設けたフランジ1,2を介して接続され、双方のフランジ1,2には、双方のフランジ1,2を接続する際に、所定の位置で接続可能とするための位置決め機構3と、フレキシブル配管5の先と二重管ランス8とが接続するための嵌合機構4a,4bと、を有する。 (もっと読む)


【課題】溶銑の脱りん吹錬において、りん濃度を適正に制御するために必要なCaO含有脱りん剤の供給量および供給期間を制御する吹錬制御方法、ならびに、該吹錬制御方法を用いた鋼の製造方法を提供すること。
【解決手段】溶銑2の浴面に、酸素を吹き付けるとともに粉状CaO含有脱りん剤8を吹き付ける、吹錬制御方法であって、吹錬期間に対する、粉状CaO含有脱りん剤の吹き付け期間の割合が、任意の下限値以上になるように、粉状CaO含有脱りん剤の供給量および供給速度を制御することを特徴とする、吹錬制御方法、ならびに、該吹錬制御方法を用いた鋼の製造方法とする。 (もっと読む)


【課題】溶銑中の燐が低減された脱燐溶銑を効率よく得ることができると共に、脱燐処理後のスラグ中の未滓化石灰を低減することができる脱燐溶銑の製造方法を提供する。
【解決手段】圧力下で溶銑2に脱燐処理を施す脱燐溶銑の製造方法であって、耐火物反応容器1中の溶銑2を、耐火物反応容器1を加圧状態とすることで加圧する加圧工程と、加圧状態とした耐火物反応容器1中の溶銑2に、酸素源を供給すると共に、石灰を主成分とする石灰源を供給する反応物質供給工程と、を含み、反応物質供給工程の溶銑2において、xを圧力とし、CaOをSiOで割った値(CaO/SiO)である塩基度を、1.89x−1.21以上1.5以下に制御することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、小規模な設備改造だけで安価に、細粒の脱硫剤の添加歩留りを従来より向上可能な溶銑への脱硫剤供給装置及び脱硫剤供給方法を提供することを目的としている。
【解決手段】回転翼を備えた取鍋内に保持した溶銑に自然落下で添加する脱硫剤の搬送及び投入経路を備えた溶銑への脱硫剤供給装置を改良した。その内容は、前記搬送経路の途中で脱硫剤の供給管を分岐して、別の搬送経路を形成する分配手段を設けると共に、該分岐した供給管を経由して脱硫剤を溶銑に吹き付ける上吹きランスを前記取鍋の上方に追設したものである。また、この装置を用いた脱硫剤供給方法についても発明をなした。 (もっと読む)


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