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Fターム[4K018AD03]の内容

粉末冶金 (46,959) | 製造目的化合物基合金 (657) | −C,−CN,−CNOを基とする合金 (410) | W、Mo化合物を基とする合金 (34)

Fターム[4K018AD03]に分類される特許

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【課題】工具素材に適した超硬合金であって、偏摩耗を低減して、工具寿命の延命に寄与することができる超硬合金を提供する。
【解決手段】炭化タングステン(WC)の粒子間がコバルト(Co)を主体とする結合相により結合された超硬合金であって、WC粒子は、平均粒径が0.1μm以上0.5μm以下、結合相は、Coを5質量%以上12質量%以下含有する。結合相は、平均厚みが0.14μm以下であり、かつ結合相全体に対して、結合相の厚みが0.5μm以上である割合が0.15%以下である。本発明超硬合金は、超微粒のWC粒子(図1(I)において灰色部分)間に結合相(同黒色部分)が薄くかつ均一的に存在し、結合相がミクロに凝集したり、偏在したりしていない。このような組織を有する超硬合金をマイクロドリルに利用すると、偏摩耗を抑制できて、長期に亘り位置精度に優れる加工が行える。 (もっと読む)


【課題】 高速かつ断続切削加工においても長寿命な切削工具を提供する。
【解決手段】 WCを80〜94質量%、Coを5〜15質量%、Tiを炭化物換算量で0.1〜5質量%、Nbを炭化物換算量で0.1〜10質量%、TiおよびNbを除く周期表第4、5および6族金属の群から選ばれる少なくとも1種の炭化物(WCを除く)、窒化物および炭窒化物のうちの少なくとも1種を0〜10質量%の割合で含有して、WC相と、B1型固溶相と、前記Coを主体とする結合相とからなり、かつ前記B1型固溶相は単一構造からなるとともに前記Tiと前記Nbの濃度が最高となる位置が異なる超硬合金からなる切削工具である。 (もっと読む)


【課題】鋼の高速断続切削において優れた耐欠損性、耐熱塑性変形性、耐摩耗性を発揮する表面被覆WC基超硬合金製切削工具を提供する。
【解決手段】結合相成分としてCoを4〜12質量%含有し、硬質相成分としてTi、Ta、Nb、Wのうち2種以上の成分からなる複合炭窒化物のうちの1種を5〜30質量%を含有し、残部WCからなるWC超硬合金を工具基体とする表面被覆WC基超硬合金製切削工具において、工具基体表面から5〜30μmの深さ領域では結合相成分が富化され、結合相中にはRe含有量3〜20質量%のReが固溶し、さらに、硬質相を構成するWCおよび複合炭窒化物粒内の界面近傍に、平均Re含有量が0.2〜7質量%のRe富化領域が形成されている。 (もっと読む)


少なくとも1つの焼結した多結晶超硬構造(22、24)と、超硬合金を含む支持体(30)とを接触させて、プレコンパクトアセンブリー(40)を形成することと、プレコンパクトアセンブリー(40)を超硬材料が熱力学的に安定的な圧力および温度に曝露し、超硬先端部のためのプレフォーム体を形成することと、プレフォーム体を処理し、超硬先端部を形成することとを含む、回転機械ツールのための超硬先端部を作製する方法。
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【課題】切刃部が局部的に高温に曝されるようなTi基合金、Ni基合金、Co基合金等の耐熱合金の切削加工において、すぐれた耐熱塑性変形性を備えることにより、長期の使用に亘ってすぐれた切削性能を発揮する切削工具を提供する。
【解決手段】 55〜90質量%のCuと残部がCoおよび不可避不純物からなる配合組成を有する結合材を4〜12質量%含有し、あるいはさらに、VC、Cr、TiC、TaC、NbCのうちの1種以上を合計0.1〜2質量%含有し、残部がWCおよび不可避不純物からなる配合組成を有する圧粉体の焼結体で構成され、必要に応じて、その表面を、Tiの炭化物、窒化物、炭窒化物、TiとAlの複合窒化物のいずれか1種または2種以上の単層、複層からなる硬質被覆層が蒸着形成されてなる切削工具。 (もっと読む)


複合体回転切削工具及び複合体回転切削工具ブランク材などの複合体物品、及びかかる物品の製造方法を開示する。複合体物品は伸長部を含む。伸長部は、第1の超硬合金から構成される第1の領域、及び第1の領域に自生結合している、第2の超硬合金から構成される第2の領域を含む。第1の超硬合金及び第2の超硬合金の少なくとも1つは、超硬合金分散相及び超硬合金連続相を含むハイブリッド超硬合金である。超硬合金分散相及び超硬合金連続相の少なくとも1つは、立方晶炭化物を含む相の重量を基準として少なくとも0.5重量%の立方晶炭化物を含む。 (もっと読む)


【課題】 複雑形状の焼結部材における巣(気孔、マクロポア)の発生を著しく抑えることができる射出成形を利用した焼結部材の製造方法を提供する。
【解決手段】 射出成形原料として、超硬合金、サーメットと結合材からなる原料粉末を用い、射出成形によって成形体を成形し、さらに、成形体を焼結する焼結部材の製造方法において、前記原料粉末をバインダとともに、アルコールまたは水の溶液中において同時に湿式粉砕することによって混合物スラリーを生成し、該混合物スラリーを噴霧乾燥することによって均一微細な顆粒を調製し、この均一微細な顆粒を前記射出成形原料として用いる。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、基材と被覆層との密着性が向上した表面被覆切削工具を提供することにある。
【解決手段】本発明の表面被覆切削工具は、超硬合金からなる基材とそれを被覆する1層以上の被覆層とを備えるものであって、該基材は、該被覆層と接する表面部にWとCoとの複炭化物を主成分とする、厚みが0.005μm以上0.1μm未満の基材表面層を有し、該被覆層のうち該基材と接する最下層は、Coを含む層であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ニアネットシェイプ成形法を効果的に実現して工数低減,製造設備,原料等に関するコスト低減及び工期短縮が図れる超硬ホブの製造方法を提供する。
【解決手段】原料配合→混合/造粒→原料完成の手順を踏む原料調整工程を経て、CIP成形→焼結→仕上の手順を踏む成形・焼結・加工工程により焼成体からなる超硬ホブを製造する方法において、前記CIP成形時に、CIP成形用型枠10における内筒12の内周面に切刃成形用の切刃型16を取り付けた状態で加圧成形し、成形圧開放時には、前記切刃型が内筒から分離して成形体20A側に残置し、成形体脱型後に、前記切刃型を成形体から剥離する。 (もっと読む)


【課題】基材を被覆するダイヤモンド膜の欠損及び剥離が起り難く、かつ高速切削に用いても摩耗し難いような、長寿命のダイヤモンド被覆切削インサートと、該ダイヤモンド被覆切削インサートを備える切削工具とを提供すること。
【解決手段】母材と、タングステン、コバルト、チタン、タンタル、ニオブ、炭素及び窒素を含有し、かつタングステンを30〜50質量%、コバルトを1質量%以下及びチタンを15〜35質量%の範囲内で含有し、かつ厚みが5〜30μmであり、前記母材の表面に形成された固溶体層とを有する基材、
及び前記基材を被覆するダイヤモンド膜を備えたダイヤモンド被覆切削インサート。 (もっと読む)


【課題】鋼のフライス加工に対して向上した性能を持つ被膜付き切削工具を提供する。
【解決手段】鋼の湿式または乾式フライス加工に特に有用な、被膜付き超硬合金インサート(切削工具)であって、WC、NbCおよびTaC、W合金化Coバインダー相を含んでなる超硬合金ボディならびに等軸粒子を持つTiCxyzの最内層、柱状粒子を持つTiCxyz層およびαAl23層を含んでなる被膜により特徴づけられる。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、汎用性に優れかつ長く安定した工具寿命を有する刃先交換型切削チップを提供することにある。
【解決手段】本発明の刃先交換型切削チップは、硬質相と、1種以上の鉄系金属からなる結合相とを含む硬質材料からなり、かつ接合部分がなく一体となって構成されているものであって、該刃先交換型切削チップは、複数の刃先を備え、該硬質材料の全体に対する該結合相の濃度をA1質量%として表わす場合、該複数の刃先のうち、該結合相の濃度が最も高くなる刃先におけるその結合相の濃度と、該結合相の濃度が最も低くなる刃先におけるその結合相の濃度との差がA1×0.02質量%未満となることを特徴としている。 (もっと読む)


【目的】
プリント基板穴あけ工具に使用される超硬合金は耐摩耗性と耐チッピング性が重視される。そこで、耐摩耗性と耐チッピング性に優れたプリント基板穴あけ工具用超硬合金を提供する。
【解決手段】
WCを主成分とした硬質相と、CoおよびNiの少なくとも1種を主成分とする結合相とからなる超硬合金において、超硬合金の断面組織における硬質相の平均粒径の5倍を1辺とする正方形に占める結合相の面積率の平均値は6〜17面積%であり、超硬合金の断面組織における硬質相の平均粒径の5倍を1辺とする正方形に占める結合相の面積率の標準偏差は3.5面積%以下である超硬合金。 (もっと読む)


【課題】耐摩耗性と耐熱亀裂性とに優れる被覆切削工具及びその製造方法を提供する。
【解決手段】被覆切削工具は、微粒のWC粒子10pを硬質相とするWC基超硬合金からなる微粒層1pと粗粒のWC粒子10gを硬質相とするWC基超硬合金からなる粗粒層1gとが積層された基材1と、基材1表面に形成された被覆膜2とを具える。微粒層1pのWC粒子10pは、平均粒径1μm超3μm未満、粗粒層1gのWC粒子10gは、平均粒径1μm超3μm以下で、WC粒子10pよりも大きい。微粒層1pが基材表面側に配され、この上に被覆膜2が物理蒸着法により形成される。被覆膜2を構成する結晶粒20の中には、微粒層1pのWC粒子10pに直接接して成長した結晶粒20pが存在し、この結晶粒20pの粒径は、微粒層1pのWC粒子10pと同程度の大きさである。この被覆切削工具は、希ガスのイオンを用いたボンバードメント処理を基材1表面に施した後、被覆膜2を形成することで製造される。 (もっと読む)


【課題】結合相富化表面領域を伴う超硬合金及びテクスチャー加工されたα−Al23層を組合せたα−Al23が被覆された切削工具インサートが開示されている。
【解決手段】α−Al23層は2〜9μmの範囲内の厚みを有し、2〜12の長さ/幅比を有する柱状粒子で構成されている。これは、強い(104)成長テクスチャー及び(012)、(110)及び(113)回折ピークの低い強度を特徴とする。テクスチャー加工されたα−Al23は好ましくは、2〜10μmの厚みをもつMTCVDTi(C,N)層の上に被覆される。アルミナ層が最上層である場合、それを1μm未満のRa値まで湿式ブラストさせて工具に光沢のある黒色の外観を与えることが可能である。 (もっと読む)


【課題】耐弧成分の測定方法から導電成分が固溶した耐弧成分を把握し、耐電圧特性や遮断特性を向上させる。
【解決手段】真空の絶縁容器2内に接離自在の一対の接点13a、13bを有する真空バルブに用いられる導電成分と耐弧成分と必要により補助成分とで構成される真空バルブ用接点材料において、湿式化学分析法により求めた耐弧成分の含有率をAとし、光学顕微鏡の組織写真から求めた耐弧成分の含有率をBとしたとき、これらの間には、B≧1.1×Aの関係があり、前記耐弧成分に前記導電成分が固溶し、遮断特性、耐電圧特性を向上させることを特徴とする。 (もっと読む)


炭化タングステン、炭化チタン、ニッケルおよびコバルト、モリブデンおよびクロムを含む超硬合金工具が開示される。前記材料の組成は、良好な耐食性ならびに高い硬度および耐摩耗性を与える。これらの性質は、冷間成形加工用の工具の製造にとって特に興味深い。これらの材料で製造された冷間成形工具は、長期間安定した性能を有するであろう。
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【課題】硬質粒子を分散した耐摩耗性に優れる複合材料に対して成形助剤を利用することなく、最終製品形状に成形する方法と、軽量性及び機能性を付与するために複合材料を多孔質化する方法及び該方法により作製した硬質材料を提供する。
【解決手段】複合材料の素地となる金属相にアルミナイド金属間化合物を用い、硬質粒子とアルミナイド金属間化合物を構成する遷移金属粉末とアルミニウム粉末を混合して加熱することで、アルミニウムの軟化あるいは溶融現象を利用して最終製品形状に成形し、更に、加熱時に遷移金属とアルミニウムの混合体からアルミナイド金属間化合物が合成される際に生じる体積変化により、気孔を導入させるとともに、残存するアルミニウムが蒸発除去されることを利用して多孔質化させる、硬質材料の作製方法、及びその硬質材料製品。 (もっと読む)


【課題】硬度、破壊靱性に優れた超硬合金とその製造方法を提供する。
【解決手段】少なくともWCからなる硬質相と、Coと0.01〜1.0質量%のClとを含有する結合相と具備することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 超硬合金の靭性を高めつつ、表面における耐摩耗性と耐変形性を高めた超硬合金を提供する。
【解決手段】 WC粒子2間を結合相3で結合した超硬合金1であって、超硬合金1の断面組織を観察した場合に、内部において、多角形状でかつ角部の曲率半径が50nm以上の丸みを呈するWC粒子2aがWC粒子2全体に対して50面積%以上の割合で含まれているとともに、WC粒子2間のネック成長部4の平均長さが、超硬合金1の内部よりも表面において長い超硬合金1である。
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