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【課題】成形性を備えながら界面密着強度を向上させることが可能な合金化溶融亜鉛めっき鋼板及び生産性を向上させることが可能な合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】鋼板母材の表面に合金化溶融亜鉛めっき層を備え、鋼板母材が、質量%で、C:0.25%以下、Si:0.030%以上0.15%以下、Mn:0.030%以上3.0%以下、P:0.050%以下、S:0.010%以下、N:0.0060%以下、及び、sol.Al:0.10%以上0.80%以下、残部がFe及び不可避的不純物からなる化学組成を有し、合金化溶融亜鉛めっき層に、質量%で、Fe:8.0%以上15%以下、及び、Al:0.080%以上0.50%以下、が含有されるとともに、η相が存在せず、合金化溶融亜鉛めっき層と鋼板母材との界面剥離部における、鋼板母材側の粒径剥離面積率が5.0%以上である、合金化溶融亜鉛めっき鋼板とする。 (もっと読む)


【課題】SiやMnなど固溶強化元素の含有量が高い高張力鋼板を下地鋼板としても、不めっきを発生させることなく、めっき性の向上を可能する。
【解決手段】下地鋼板を、C:0.001〜0.20質量%、Si:0.10〜2.00質量%、Mn:1.00〜3.00質量%、Nb及びTiから選択される1種又は2種以上:0.01〜0.50質量%、Mo:0.01〜1.00質量%、残部:Fe及び不可避的不純物からなる高張力鋼板1で構成するとともに、溶融亜鉛めっき2との界面となる高張力鋼板1の表層部に、粒界酸化物或いは粒内酸化物を含む酸化層3を形成し、直径20nm以下のNb−Mo系或いはTi−Mo系析出物3aを1個/μm3 以上、好ましくは10個/μm3 以上分散させた領域を存在させる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、Nb/C原子比の如何にかかわらず、従来よりBH量を大きくできるNbを含有する極低炭素鋼の焼付け硬化性調整方法を提供することを目的としている。
【解決手段】加熱帯及び冷却帯からなる竪型焼鈍炉、並びにめっき槽を備えた連続溶融亜鉛めっき鋼板の製造ラインに、Nbを含有する極低炭素鋼帯を通板し、溶融亜鉛めっきを施す技術に改良を加えた。具体的には、前記冷却帯出側での鋼帯温度を550℃以下にすると共に、前記冷却帯内で該鋼帯が700〜550℃の範囲にある時の前記Nbを含有する極低炭素鋼帯の冷却速度を40℃/秒超えにする。 (もっと読む)


【課題】パラメータの調整が簡単でかつ高い合金化炉出力推定精度を有する合金化炉による合金化度制御方法および装置を提供することを目的とする。
【解決手段】入力項目および出力項目の実績データをデータベースとして蓄えるデータベース作成工程と、これからコーティングされる被めっき鋼板の前記入力項目のデータを要求点データとして入力する要求点データ入力工程と、前記データベース内の全データと前記要求点データとの距離計算を行い、この計算した距離が短い順にデータを近傍データとして1つまたは複数選択する近傍データ選択工程と、選択された近傍データに基づいて、これからコーティングされるめっき鋼板のための合金化炉の出力を決定する合金化炉出力決定工程と、コーティングを実施するごとに新たな実績データを、前記データベースに追加または更新するデータベース更新工程とを有する。 (もっと読む)


【課題】耐パウダリング性に優れた合金化溶融亜鉛めっき鋼板を提供すること。
【解決手段】本発明の合金化溶融亜鉛めっき鋼板は、Fe−Zn合金めっき層を少なくとも素地鋼板の片面に有し、前記めっき層の表面からめっき層深さ方向に300Å以上の厚みで、Al(原子%)/Zn(原子%)≧0.10である領域が存在するものであり、用いる素地鋼板としては、所定の化学成分組成を満たし、鋼中組織が、フェライトおよび/またはベイニティックフェライトの母相組織と、残留オーステナイトの第2相組織とを含む複合組織鋼板が例示される。 (もっと読む)


【課題】本発明は,外観品位に優れる合金化溶融亜鉛めっき鋼を提供する。
【解決手段】質量%で,
C;0.01%以下,
Si;0.2%以下,
Mn;2%以下,
P;0.02〜0.2%,
S;0.03%以下,
Al;0.005〜0.1%,
Ti;0.001〜0.05%,
Nb;0.001〜0.05%,
を含有し,残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼材の表面に,鉄−亜鉛合金被覆を有する合金化溶融亜鉛めっき鋼において,GDSによる鉄−亜鉛合金被覆中のPと(Fe+Zn)の積分強度比,I(P)/I(Fe+Zn)が0.025以下であることを特徴とする外観品位に優れる合金化溶融亜鉛めっき鋼。 (もっと読む)


【課題】めっき皮膜の密着性に優れた合金化溶融亜鉛めっき鋼板を提供する。
【解決手段】下地鋼板が、Si:0.1質量%以上2.0質量%以下、Mn:0.5質量%以上3.0質量%以下、P:0.01質量%以上0.15質量%以下のうちの1種類以上を含む合金化溶融亜鉛めっき鋼板であって、めっき前の下地鋼板表面に存在するSi、Mn、Pのうちの1種類以上の元素を含む酸化物の少なくとも一部が、めっき皮膜/下地鋼板界面から隔離されてめっき皮膜中に存在する。前記めっき皮膜/下地鋼板界面から隔離されてめっき皮膜中に存在するSi、Mn、Pのうちの1種類以上の元素を含む酸化物は粒子状であって、該粒子状酸化物は、めっき皮膜/下地鋼板界面に平行方向の平均長さが500nm以下である。 (もっと読む)


【課題】60g/m以上のめっき付着量を有し、かつ、耐パウダリング性に優れた合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】鋼板を焼鈍した後、0.01〜0.30質量%のアルミニウムを含有する溶融亜鉛浴に浸漬してめっき処理を行い、さらにめっき層の合金化処理をζ相が主体となるように行う合金化溶融亜鉛めっき鋼板を製造するに際し、前記焼鈍前の鋼板表面に深さが1μm以上15μm以下の凹部を鋼板表面全体に対する面積率として20〜80%存在させ、更に厚さが5nm以上の鉄系酸化物層を形成させる。例えば、前記凹部と前記鉄系酸化物層は、酸化剤として過酸化水素と、酸として塩酸とを含有した酸性溶液に鋼板を接触させることで形成することができる。 (もっと読む)


【課題】プレス成形時の摺動性とアルカリ脱脂性を両立させた合金化溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】表面に平坦部が形成された亜鉛―鉄合金めっき層を有し、硫黄を含有する酸性溶液との接触により形成された酸化物層を少なくとも前記平坦部に有する合金化溶融亜鉛めっき鋼板において、前記平坦部に形成された酸化物層の厚みが25nm以上であり、かつ前記めっき層の表面のX線光電子分光法で測定した硫黄のS2pピークと亜鉛のZn3pピークの強度から求めたSとZnの原子濃度比S/Znが0.2以下であることを特徴とする合金化溶融亜鉛めっき鋼板。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、優れた耐食性と成形性を有する、亜鉛系めっき鋼材からなる、鋼製成形品を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明は、亜鉛系めっき層を有する鋼材であって、基材である鋼材とめっき層界面の鋼材側に亜鉛拡散相が存在することを特徴とする。本発明において、前記亜鉛拡散相中の亜鉛量が片面当り1g/m以上60g/m以下であることが望ましい。本発明において、前記亜鉛拡散相の厚みが1μm以上30μm以下であることが望ましい。本発明において、前記亜鉛拡散相に含まれる亜鉛量が、前記めっき層に含まれる亜鉛量と比べて、質量%で1〜100%であることが望ましい。 (もっと読む)


【課題】 多量のSi、Mnを含有する鋼板を原板として合金化溶融亜鉛めっき鋼板を製造するに、めっき原板の表面に形成するプレFe系めっき層を、Znめっき付着量との関係で調整し、Si,Mnを含まないFe層とZn層との間で低温で合金化させて、高強度でしかも加工性に優れためっき鋼板を得る。
【解決手段】 C:0.05〜0.25質量%,Si:0.6〜2.0質量%,Mn:0.8〜3.0質量%を含む鋼板にFe系めっきを施した後、700〜900℃で焼鈍し、その後、2〜200℃/秒の平均冷却速度で350〜500℃まで冷却し、その温度域に0〜20分保持しもしくは保持することなく、次いで下記式(1)を満たす付着量で溶融Znめっきを施し、直ちに、又は460〜530℃の温度域で2秒〜2分保持後、5℃/秒以上の冷却速度で250℃以下に冷却することにより、δ1相単相のめっき層を形成する。
0.08≦[Fe付着量]/([Fe付着量]+[Zn付着量])≦0.15 ・・・(1) (もっと読む)


【課題】 スポット溶接性、塗装性、加工性に優れた溶融亜鉛メッキ鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 鋼板上にNi−Al−Zn−Fe合金層を介して、NiおよびAlを含有するZnメッキ層が形成されていることを特徴とするスポット溶接性、塗装性、加工性に優れた溶融亜鉛メッキ鋼板。また、前記のメッキ構造を得る方法として、鋼板表面を清浄化後、0.05〜0.5g/m2 のNiプレメッキを施し、無酸化あるいは還元性雰囲気中で板温度430〜500℃に30℃/sec以上の昇温速度で急速加熱を行なった後、Al濃度0.1〜0.2質量%、Ni濃度0.001〜0.05質量%含有するZnメッキ浴中で溶融メッキすることを特徴とするスポット溶接性、塗装性、加工性に優れた溶融亜鉛メッキ鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】耐食性及び加工性に優れたZn系めっき鋼板と、該鋼板を、めっき浴や浴内ロール等の周辺機器を交換することなく製造できる製造方法を提供する。
【解決手段】(a)鋼板表面に施されためっき層内に、溶射して形成される、粒径が平均円相当径で0.5〜50μmの、Znに比べてイオン化傾向の高い金属及び/又は該金属からなる金属間化合物が、めっき層全体に対して、平均体積%で0.2〜30%の割合で分散して存在し、かつ、(b)めっき層表面に存在するクレーターの最大深さが、平均めっき層厚の20%未満であることを特徴とする耐食性及び加工性に優れたZn系めっき鋼板であって、溶融状態のめっき層に、上記金属及び/又は金属間化合物を溶射して製造する。 (もっと読む)


【課題】 高張力合金化溶融亜鉛めっき鋼板における耐パウダリング性を向上させること。
【解決手段】 耐パウダリングに優れた高張力合金化溶融亜鉛めっき鋼板は、めっき層の面方向のうちの少なくともいずれか一方向に延びるクラックが、平均間隔15μm以下でめっき層中に多数存在するところに特徴がある。垂直荷重29.4N/mm2で測定しためっき層表面の動摩擦係数は0.130以下であることが好ましい。めっき層表面の中心線平均粗さRa75が0.8μm以下であり、X線回折法を用いて測定されためっき層中のζ相の回折強度Iζとδ1相の回折強度Iδ1との比であるIζ/Iδ1が0.1以下であることはより好ましい実施態様である。 (もっと読む)


【課題】 高強度・高延性のバランス、成形性に優れた合金化溶融亜鉛めっき鋼板とその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.25、Mn:0.5〜3.0、Si:0.2〜1.2、Al:0.3〜2.0以下、P:0.1以下、S:0.1以下、N:0.02以下、Ni:0.2〜1.5、Cu:0〜0.5を含有する母材に設けた、合金化溶融亜鉛めっき皮膜のFeの重量%を8〜18、かつめっき皮膜の平均付着量Mav(g/m2)と最大付着量Mmax(g/m2)との関係が(i)式を満足するように構成する。 Mmax≦4.5×Mav ・・・(i) 製造に当たっては、焼鈍、冷却、一定温度範囲保持などの工程を経た鋼板をめっきする際に、母材鋼板中のSiとAlの濃度の和をW(質量%)、溶融亜鉛浴侵入直前のスナウト内雰囲気ガスの露点をV(℃)とすると、WとVが下記(ii)式を満足するようにする。 V≦−35−4.5×W・・・(ii)めっき工程を経た鋼板を鋼板温度が420〜600℃の範囲で5〜100s合金化処理をする。 (もっと読む)


【課題】 筋模様等の表面欠陥の発生を抑制できるP含有高強度合金化溶融亜鉛めっき用鋼板を提供する並びに合金化溶融亜鉛めっき鋼板を提供する。
【解決手段】 質量%で,C:0.0001〜0.004%,Si:0.001〜0.10%,Mn:0.20%以上,P:0.02%以上,S:0.015%以下,Al:0.008%以下,Ti:0.002〜0.10%,N:0.0005〜0.004%を含有し,さらに,Ce,La,Nd,Pr,Smの一種または二種以上を合計で0.0001〜0.01%含有し,残部Feおよび不可避不純物からなることを特徴とする合金化溶融亜鉛めっき用鋼板であり,必要に応じて,更に,質量%で,Nb:0.002〜0.10%を含有させる.また,これら合金化溶融亜鉛めっき用鋼板にAl:0.05〜0.5質量%,Fe:7〜15質量%,残部がZnおよび不可避的不純物からなる合金化溶融亜鉛めっき層を形成させる. (もっと読む)


【要 約】
【課 題】 不めっき欠陥の発生を防止することが可能な加工性およびめっき密着性に優れた高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板の提供。
【解決手段】 合金化溶融亜鉛めっき層中の亜鉛−鉄合金相のX線回折における、Γ相の回折強度またはζ相の回折強度と、δ相の回析強度との比が、それぞれΓ(2.59Å)/δ(2.13Å)≦0.008 ×〔{鋼中P含有量(wt%)}-0.8〕、ζ(1.26Å)/δ(2.13Å)≦0.03、を満たす。ここで、Γ(2.59Å):結晶格子面間隔d=2.59ÅのΓ相の回折強度、ζ(1.26Å):結晶格子面間隔d=1.26Åのζ相の回折強度、δ(2.13Å):結晶格子面間隔d=2.13Åのδ相の回析強度である。 (もっと読む)


【要 約】
【課 題】 めっき層中合金相を、直接、精度良く定量することが可能なめっき被覆金属材のめっき層中合金相(合金化溶融亜鉛めっき鋼板を例にとればζ相,δ1 相,Γ相が該当する)の定量方法を提供する。
【解決手段】 合金化溶融亜鉛めっき鋼板をアノードとし、硫酸亜鉛−塩化ナトリウム水溶液中で、電位:−940 〜−920mV vs SCEの電位の範囲内で電解操作を行い、流れた電気量に基づきめっき層中ζ相を定量する。 (もっと読む)


【課題】 外観およびめっき密着性に優れた溶融Zn−Al−Mg系合金めっき鋼材を製造する方法を提供する。
【解決手段】 鋼材を酸洗する工程と、鉄よりも電気化学的に貴な金属元素を含有する濃度が0.5質量%以上の処理液で前記鋼材を処理することにより当該金属元素を鋼材表面に付着させる溶液処理工程と、前記溶液処理工程を経た鋼材を酸素濃度が5000ppm以下である非酸化性雰囲気下で、50〜500℃の加熱温度下で乾燥させる乾燥工程と、前記乾燥工程を経た鋼材を、酸素濃度が5000ppm以下である非酸化性雰囲気下でAl:0.5〜20質量%、Mg:0.5〜6質量%を含有する溶融めっき浴を用いてめっきするめっき工程とを備える。 (もっと読む)


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